雑感 2001/05 |
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コーランを冒すというのは、当然やってはいけないことだ。 コーランの重さを知らない者がしたのなら、これは人を敬う心を忘れた、哀れな人間のすることだろう。無分別この上ない。 むしろ十分に知っていて、なおかつ過ちを犯したと考える方が普通のような気がする。『犯人にとって』コーランかそれ以上の重みを持つものとは、なんだろうか。 この事件が起こった富山では、住民とイスラム教徒との間に回避すべき摩擦が拡大しているようであり、中には不幸にも怒りを蔵する人も、いるかもしれない。 いずれにせよ、非常に悲しいできごとだ。いち早く、在富山のムスリムと住民との間に、真の友愛と協調が築かれる日を望む。 富山は、エルサレムではない。
昨日「検索サイトにこのHPって引っかかっているんだろーか?」と思って、"Winged-White"で調べてみると――釣りのフライ(疑似餌)のホームページさんにヒット!("Wing White"というフライの説明(?)にヒットしたようです) おおーっ! 『フライ』まで一緒なのかっ!! 偶然の一致にしては、なかなかそそります。 『有翼の、白』をイメージしたつもりだったんですが、やっぱり変かナァ、この英語。(さらに不可算名詞っぽかったりしますな。なんせ、色だもん。) で、その後いくつかの検索サイトに登録しておきました。結構ほったらかしだったのです、実は……。
昨夜、物置にしている隣の部屋で、やけにガサガサ音がする。 1匹の子猫を発見。さらに2匹。親猫までも。壁に開いた穴から侵入し、住処にしようとしていたらしい。 子猫は皆、片手に乗りそうなほど小さい。多分自分で走り回りはじめたばかりだろう。悪意や恐れの微塵も感じられない、きょとんとした顔で首をかしげ、こちらを見ている。メチャメチャかわいかったんだけど……。 追い出した。すまない。 一匹の子猫は弟が捕まえて、裏の路地に離してやった。彼(彼女?)は、しばらく伏せていたが、とぼとぼと親猫がいるだろう方向に歩き去っていった。 今日、穴は塞いだんだけども……ちゃんと親には会えただろうか。怯えを残していないだろうか。 追い出しておいて心配するのも、偽善じみてはいるけれど。
スゴイ映像だった。 冒頭のモノローグを少し見逃した。 ほぼサイレンスで、しかもどんどんカットアップするんで、 『自主制作映画かなー?』と、最初は勘違いしていた。 でも。 撮り方が、違う。アングルが違う。露出が違う。構成が違う。 途中から制作費が違うことにも気づいて、 アレ?アレ?アレ? 『――こんな映画を撮るのは、不可能だ!!』 道楽レベルの映像なんてものじゃないし、それにしてはまず採算が取れないコンセプト。 最後の最後でNHKドラマ、しかも1974年の作品と知り、ビックリしました。 恐るべしNHK。そして制作者(たしか佐々木晋一郎という人)。 本当に質の高いものは、いつまでも鮮やかなんだなぁ。 脱帽です。
なんだかスゴイですね。 なにより、小泉首相の弁論がイイ。気迫がなんか違う。 見ていて胸のすく思いです。(古参の自民党議員より、野党議員の拍手の方が多いってのが、シブイ。) 政治って実は面白いんじゃないかという、主権在民の国では本来当たり前のことを、やっと感じさせてくれたような気もします。 が、『ファッショ?』という懸念もまた、大事だと思います。 政治に参加意識を持つことはいいことだと思いますが、小泉首相の主張全てを彼の熱意や彼への好意だけで支持するというのは別問題だからです。 (まあ、僕は今のところ、それほど心配してませんけど。「民は賢にして愚、愚にして賢」、ヤルときゃヤルダロ、と常々思ってますし……。) 『あふれる情熱』と『冷静な判断力』の、両面を必要とするものが政治で、それが我々一人一人に委ねられているのが、真の民主主義の姿だと僕は思います。 小泉首相の重要な役割の一つに、政治を国民の手に取り戻すことが挙げられると……そうなると、いいなぁ。 P.S.外務大臣、ガンバレ。 フライングで足元を掬われないように! まるで「お笑い外務省(byテリー伊藤)」の、情報戦の役に立たない税金ドロボウどもならば……蹴散らせ〜イ! P.S.2なんだかなぁ。 今回の一件、どうも先の太平洋戦争直前の首相人事(→東条内閣成立)に、な〜んか似ているような気も……。 まあ、大政翼賛会も無いもんだし、別に石油を禁輸されてるわけでも無し、杞憂というか、他人の空似だよな、多分。
ただ今、脱稿しました。 明日、最終チェックをして、ラスト2章をアップしようと思います。 ご覧いただいた方、ご感想を頂いた方、ありがとうございました。 (うだうだと言い訳を書きたいところですが、こいつはイケマセンね。) ――今後、自分なりにすこーしずつ修正を加えていきたいと思っています。基本的に、内容にはあまり手を入れたくないんですが……。 ですので、予告無しの変更は、ご海容ください。 案としては、ブラウズ『大禍時』に、ペタペタ辞書リンクを付けたりもしたいと思っています。(各章ごとに、アニメ仕様の『これまでのあらすじ』を作れたら、面白いかナァ……)
先日、家族で奈良の『山辺の道』に行ったのですが、途中のお寺で、妙なもの(?)を見かけました。 『不動明王』のお堂の本尊が、鏡だったのです。 鏡って、神社の専売特許じゃ、ないの〜???? まあ、仏教もガンダーラ以前には仏像はなかったのだし、鏡の方が原始仏教らしいかも知れなかったり、だいたい不動明王自体がブッダの教えに関係あるのかどうかもギモンで……。 うーん。ますますこんがらがってます、僕は。 他にも、帝釈天はインドラ神だよね、多神教だから当然ここは神社だよな――と思って、拍手打ったらやっぱり寺だったとか……。 ややこしくてたまら〜ん。 しかし、多様性を包含する神仏習合のおおらかさは、ややもすれば一面的・排他的になりがちな原理主義とは、一味違う良さも持っています。むしろ現代の価値観には、前者の方がマッチしているのではないかとも思えます。 いいじゃん、寺で拍手打ってもさ(←こりゃダメか)。 (参考:→数々のギモン【多神教??】)
MDなんか、核廃絶を唱える日本が主導でやったらええやん。 アメリカの説得を待つまでも無い。 その上で核保有国の矛盾した論理を、メッタ切りにしたれ。 『核の傘なんぞ、いりまへん』て。 そして核抑止だの言う『ならず者国家』どもから、迷惑料とったれ。 『生存権の、侵害ですー』て。 ざけんなよ、ヌクリアー・ウエポン。 どうしてん、技術立国・ニッポン。 (↑「オマエがやれ!」と言われそーby長渕剛) しかし……、SDIも結局中途半端やったし、完全性なんか期待できるんかな、ブッシュはん。中途半端で核軍拡競争再開やったら、アホらしゅうて賛成でけんなぁ。 もし、MD完成後、本気で核廃絶する気があるんやったら、大々賛成やねんけどなぁ。(アメリカさんやったら、でけるはずやろ?) で、なんで今日は大阪弁やねん?←ノーモアヒロシマやから。 (参考:→
【数々のコネタ】)
先週末、久々にTVで『ザ・フライ』をやってたので、見てました。 あららら、『ザ・フライ』の転送装置も、プラズマを使ってたのネ〜。(くっ、転ブは当初、記憶媒体の原子化からスタートしてたのだ……。十年前の設定に戻そっかなぁ。)
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