パッケージコードの付け方


パッケージコードはEIAJ(日本電子機械工業会)で付け方を決めており、次の形式と なっています。  

ABC−D−EF

記号の意味は次の通りです。
A:パッケージ付加形状(英字0/1文字)
無: スタンダードパッケージ
S: スタンダードパッケージのリードピッチを縮小(シュリンク)したパッケージ
E: スタンダードパッケージのリードピッチを拡大したバッケージ
H: パッケージの一部にヒートシンクを有するパッケージ
W: パッケージの一部に透過牲の窓を有するパッケージあるいは透過性の樹脂で封止されたパッケージ
T: パッケージ取付け高さが1.27mm以下のパッケージ
B:パッケージ形状(英字3文字)
SIP :SIP型パッケージ
ZIP :ZIP型パッケージ
DIP :DIP型パッケージ
PGA :PGA型パッケージ
SOP :SOP型パッケージ
QFP :QFP型パッケージ
SOJ :SOJ型パッケージ
QFJ :QFJ型パッケージ(PLCC型パッケージ)
C:リード数(数字1〜3文字)
リードの本数
D:パッケージ材質(英字1文字)
P: プラスチックパッケージ
C: 積層セラミックパッケージ
G: ガラス封止パッケージ
M: 金属パッケージ
E:パッケージ呼び寸法(英数字0/3/4文字)
SIPの場合 無
ZIPの場合 パッケージの取り付け高さ(mil)
DIPの場合 パッケージの取り付け幅(mil)
PGAの場合 (正方形S/長考形R)+(リードマトリックスサイズ)+ (キャビティーアップU/ダウンD)
SOPの場合 マウントパッド列間隔(mil)
TSOPの場合 パッケージ最外側寸法(mm)
QFPの場合 パッケージサイズ(mm)
SOJの場合 パッケージ本体悔(mil)
QFJの場合 (正方形S/長方形R)+(パッケージサイズ(mil))
F:追番(英字1文字)
上記以外の分類

パッケージコード表示例

SDIP40−P−600A
DIP外形でリードピッチ1.778mm、600mil幅の40リードのプラスチックパッケージ
PGA144-C-S15U
PGA外形で15列のリ−ドマトリックスをもった144リードのキャビティーアップセラミックパッケージ
QFP80-P-1420
QFP外形で14×20の長方形パッケージで80リードのプラスチックパッケージ

パッケージいろいろ

パッケージ外観図

半導体雑学辞典



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