パッケージいろいろ


DIP(Dual Inline Package)はICのパッケージとしてもっとも基本になるものです。 しかしDIPと言ってもピン数もいろいろあれば大きさもいろいろあります。さらに ピギーパックと言ってROMのソケットがついたものまでありバラエティーに富んでいます。



最近多く使われるのがSOP(Small Outline Package)です。薄くて小型なのでIC・LSIの パッケージとしては主流になっています。4方向にリードが出ているものはQFP (Quad Flat Package)と呼ばれています。



これもSOPの仲間ですが、超小型のパッケージです。大きさは約3mmしかありません。



これはBGA(Ball Grid Array)というパッケージです。端子は半田ボールでできてい ます。多ピンのICでも小型にできるのが特徴です。



パワーICのパッケージです。放熱フィンが付いています。SOPのICは太いリードが 出ていますがこれが放熱フィンになっています。



これはカメラのオートフォーカス用の受光ICです。光がチップに入るように 透明のパッケージに入っています。



これは信号伝達用のフォトカプラーです。中には発光素子と受光素子が入っていて 光で信号を伝えます。発光素子と受光素子の間は透明樹脂で光の道ができています。 効率よく光を伝えるため白い樹脂でモールドしています。



これは超高周波用のICで、セラミックパッケージに入っています。



パワートランジスタのパッケージです。



大電力用サイリスタです。エレベータのモーターとか電車のモーターを駆動するのに 使われています。





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