Preface/Monologue1999年3月


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2 Mar 1999
一昨日は東海道線湯河原駅から岩戸山という低山を海岸縁から尾根伝いに登った。山道だったのが立派な林道になって社員保養施設が出てきたり、沼津アルプスの命名者の方にお会いしたりと変化に富んだ(?)山歩きだった。

その勢いをかって、昨日、仕事帰りに新橋駅から「新都市交通ゆりかもめ」に乗ってお台場海浜公園に行く。威張るようなものではなく、単なる買い物。
駅を下りると、夜のせいか余計に近未来的に感じる建築物群の奧に「デックス東京ビーチ」とネオンが控えめに輝いているビルがあって、人気の少ない空中連絡通路を5分ほど歩いていくと、いつの間にか船のデッキのような木造の床をぎしぎしと踏んでいることに気がつく。もう目指す建物は目の前で、その2階にTHE NATURE COMPANYがあるのだった。

店員さんに聞いてみると、どうもいったんU.S.に撤退したという話は嘘らしく、最初に経営していたJR西日本が手を引いた時点で尾鰭がついてそういう話になったらしい。でも現在の経営主体に変わったときに引き継いだ店舗は相模原と福岡だけで、その他の数店舗はやはりCLOSEしたようだ。

しかし時間が経ちすぎたのか、日本の購買層に合わせ切ったせいか、開店当時よりちょっとsense of wonderに欠けている気がする。おもちゃ屋と雑貨屋を足して二で割ったような性格が強まっていて、かつての「自然」というキーワードで幅広く商品をまとめた視野の広さはあまり感じられない。最初のころはまるで小さな博物館のようだった。無理なく売れるものを並べると、このへんが無難なものになるのだろう。
 でも久しぶりなのでなかなか嬉しい。ロゴマーク入りのマグカップと、バーゲン中のcolumbiaのフリースジャケットを買って帰る。最近少々浪費気味か?

同じビルの一階にはmont-bellがかなり広い面積を占めていて、山歩き用品を手広く揃えているし、その向かいにはcolemanやTHE NORTH FACEを取りそろえた店があって、山屋には意外と楽しいところだった。
5 Mar 1999
昨日、クライミングジムに行き、垂壁で足を滑らせてマットのないところに左足踵から落下し、左足甲の靱帯を痛める。
こういう落ち方をしたのはこれで二度目で、前回はなんということもなかったので今回も直後はそれほどのことと思わず、さらに一時間以上クライミングを続けたのだが、靴を履き替えた帰宅途上は足を引きずりっぱなしで、明けた本日はまともに歩けず、歩いても誰よりも遅いという状態になっていた。

 医者に行ってレントゲン写真を撮ってもらったところ、骨には別状無しとのことで一安心だが、クライミングはしばらくお休みだな、せっかく昨日勢い込んで回数券まで買ったのに....
12 Mar 1999
先週木曜日に痛めた左足靱帯がまだ痛い。足首の周囲がときおりきしみだすので、やはりクライミングは当分無理か。歩くのさえ、とくに階段の下りとかはおっかなびっくりだし....
こういう状態なので、クライミング再開の意欲はあるものの、やはりマットが壁から遠い垂壁を登るのは二の足を踏むだろうと思う。

この二週間、土日になると天気が悪くなる。そろそろ一泊山行でもしようかな、と思っていたのに、足は痛いわ天気は悪いわ、加えて仕事で土曜出勤しなきゃならないわで踏んだり蹴ったり。今月の内に榛名山周辺とか丹沢とか行ってみたいのだけど、希望だけで終わりそうな気がする。
19 Mar 1999
あいかわらず足首と膝が痛い。恐ろしいことに、足の裏、それも土踏まずの前の膨らんだところ(ここのことを何というのだろう?)が痛い。たくさん歩いた後に痛くなるところだ。いったいどうなっていることやら。

ほんとに今年の3月は菜種梅雨に祟られている。でも足が痛くて長旅はできないから、かえって悔しがらずに済むというものかも。
27 Mar 1999
あー左足が痛い。もう3週間を越すというのに!

本日、ようやく昨年12月に高尾山行の際に城山の先で買った「かりん」を果実酒に漬け込んだ。
果実酒は果実が新鮮であればあるほどいいということだが、冷蔵庫に4ヶ月近く入れていたとはいえ、ホワイトリカーに漬けるために輪切りにしてみると変わらない香りがあたりに漂って、かりんの香りの良さに改めて感心する。4つ買ったうちの2つは最初から虫に食われていてさすがにこれだけ日が経つともう使いものにならなくなっていたが、他の2つは身も固いままで、材料に使用するにはじゅうぶんだった。半年後には熟成したのが飲めるのでちょうど秋には飲み頃になる。今から楽しみだ。

まだたくさんリカーや氷砂糖が残っているので、6月になったら梅酒を作ろうと思う。もうひとつ果実酒用の空いた大瓶があるので準備は万端だ。あとは実を手に入れるだけ。前に作ったとき同様、梅雨のころには散歩がてら奥多摩辺りに行って、1キロ500円くらいのを手に入れてきたいものだと思う。

今日は天気が悪かったので一日家にいてNHK衛星放送でサッカーばかり見ていた(関東で土曜日に天気が良かったのは何週間前のことだろう?)。全体にj1は波乱の日だったが、勝ったとはいえエスパルスはもうちょっと気合いを入れないと。嬉しかったのは元ジェフのマスロバルが加入したアビスパがマリノス相手に生き生きとした面白いサッカーをして、しかも勝ってしまったこと。それにベルマーレが根性の試合運びで優勝候補の一つのジュビロに勝ってしまったこと。今季のベルマーレは応援したくなる要素が一杯なので、嬉しい結果だった。

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