創刊の辞
「日本の常識は世界の非常識」から脱却するために。
一、日本のマスコミが報道しない中国社会の荒廃ぶり
九三年に中国全土で五百人以上が参加した農民暴動が八百三十件以上、うち、五千人以上が二十一件だったという。生活の苦しさと役人の私腹を肥やすための不法な徴税に怒ってのことである。
二、国際社会で真の友人を得るには
「インド独立の為に日本人が共に血を流してくれたことを忘れません」
三、悲しいメキシコ人
メキシコ人は固有の文化・文明そのものをスペイン人に破壊されてしまった。日本人も戦国時代に同じ運命に陥る危険があった。
四、中国の軍事力増強に貢献する日本の経済援助
核ミサイルや兵力を迅速に移動するためには、鉄道、幹線道路などの輸送網、通信網の整備が不可欠で、その部分の強化に日本のODAが使われている可能性がある。
五、国際交渉の常識
日本の国内常識では、交渉においても「誠意と信用」が基本だが、国際社会ではこれが非常識となってしまう場合がある。
六、事実把握と論理的思考能力
ロシア革命後の家庭崩壊をも評価する夫婦別姓論者。
七、国際派日本人に問われる Identity
中国の国父孫文「ところが、日本人がロシア人に勝ったのです。アジアの全民族は、大きな驚きと喜びを感じ、とても大きな希望を抱いたのであります」
八、Intellectual Honesty(知的誠実さ)
大江健三郎は昔の北朝鮮賛美を今、どう反省しているのか?