15日 17日 18日 19日

16日 晴れ

朝のオタワ 運河の街だ
4:00 私が日記をアップして寝ようとすると、テツが起きてきて何処かへ行った。多分タバコだろう。世界中何処へ行ってもタバコを吸うことに困難が伴う時代になった。私は20年以上前に止めている。経済的問題と、”周りへの気遣い”が大変だから…。 タバコだろうが、酒だろうが、いやあらゆることに、自分の行為に伴うリスクを自覚せねばならない時代になったのだ。「環境問題」とは、詰まるところそういうことだろう…。
「ありました! 来てました、8つ!」声を殺しながら部屋に戻ってきた。
テツのこの声に全員が起き出し、ロビーへ降りる。あった、片隅に7つのバックと、一つ知らないバックが…。
うちの荷物をレベル5の部屋に運ぶ。良かった! 全てOKだ。タバコを吸うことも、たまには役立つ。 
だけど、まだ困っている人が何処かに一人はいる…?
6:00 結局、眠れなくなってしまった。シャワーを浴びて散歩に。外はもう明るい。
7:30 直ぐ目の前のSEARS に行き、カフェでサンドウィッチとコーヒー。英国で安くて美味いサンドウィッチに出会ってから、英国系の場所ではサンドウィッチに当たりが多い。ここのもとても美味い! 一つの理由は野菜が新鮮で美味いからだろう。
ユースの前庭の椅子に座り読書。心地よい。
9:00 大使館に電話、無事着いた事、荷物に問題はあったが全てOKになったことなど報告。
ユースの中を散策。このユースは元牢屋だったところを改造してホテルにしている。
”街の怖いところ探索”「ミステリーツアー」の団体客もひっきりなしに訪れる。こういうものを観光資源として有効利用する発想は是非見習った方がいい。ちなみにツアーの先導役は、黒い魔女ののような服を着て、カンテラを提げている。
11:45 大使館のTさんと待ち合わせ。ByWard Market で打ち合わせをしながら日本食をご馳走になる。赤いパプリカの天ぷらが美味しいのに驚く。
今夜の「ヤマハ・吹奏楽オーケストラ」演奏会の招待券を頂く。クラシック・コンサートなど久しぶりだ。まして海外で…。ラッキー!!
練り歩きコース、ステージなど下見。 
チンドン屋の練り歩きは「デモ」扱いなのだそうだ。しかもアメリカ大使館の直ぐ脇。色々気を付ける必要がある。
練り歩きとステージの間が短いから、ステージ用の太鼓衣装を下に着込む必要がありそうだ…。暑くなると大変だ。
14:00 陽射しはかなり強い。暑い! ユースに戻り、新曲の練習や仕込み。あとは昼寝するもの、買い物に出かける者、それぞれだ。
会場入り口テント 国立アートセンター コンサート
19:20 全員で「National Arts Centre」に向かう。
19:40
2千人規模の大ホール。会場入り口に凄い人だかり、それも若い人が多いから、日本で言うと有名タレントのコンサートのよう…。会場を間違えたかと心配するほど。なんでも、ブラスバンドのコンテストが開催されていて、その出場者達が見に来ているそうだ。開演前から会場は凄い熱気だ。
ブラスオーケストラの海外コンサートに、大勢の地元ブラスバンドの人達に混じってチンドン屋が…。感無量!
こちらで太鼓をお借りする、太鼓グループの方たちとお会いする。軽く打ち合わせ。
20:00 開演。
いやー、面白かった! 何せ一曲終るごとにスタンディングだし…。 「リベルタンゴ」 ジャズ風 日本民謡 バラエティーに富んでいる。
とりわけ、トランペットソロの方は、こちらでは有名なジャズメンらしく、サービス精神旺盛。色々笑わせてくれる。堪能!
22:00 夕飯を食いに昨夜のパブに。遅くまで飯が食える店があるのは、本当に助かる。


17日に