デトニのお気軽写真館8
2001年9月4日アップ
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屋島とわいらいとぞ〜ん
2001年7月13日撮影(キャノンS10ディジタルカメラ)
Yashima Cable
屋島登山鉄道
屋島登山口←→屋島山上 1929年開通・最急勾配447‰・高低差256m・軌間1,067mm・全長858m
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久々の琴電訪問のとき、リンク先琴電フォトギャラリーのお〜のさん(本当にお世話になりました!)オススメの(拙者も何度も琴電訪問をしましたが、遠くから眺めるだけでした)屋島ケーブルに行って来ました。有料ながら、山頂まで立派な道路(ここにも、トワイラな場所が・・・)があり・・・琴電屋島駅からケーブル乗り場が400mくらい離れ、山上駅も屋島寺などの名所から遠いという悪条件も伴って平日は「乗客より係員が多い」状態が続いています。琴電系列とはいえ、その本体の経営すら苦しい状況で「良くぞ残っている!」という印象です。登山口駅前には、かつての賑わいを思わせる旅館、土産物屋、休憩所などの廃墟が異様な雰囲気で残っている。 ケーブルカーは、比較的長寿車が多い。こちらも1950年に更新されているとはいえ「50年選手」です!
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東南アジア某国の大使公館といった風情の登山口駅。2階のギャラリー窓が洒落ている。お見せ出来ないのが残念ですが、右横にあるトイレが、又異様な雰囲気です!特徴ある屋島の山容がみえます。 |
「無料休憩所」・・・う〜ん?どこで休憩するの?1階部分は廃墟だが2階には洗濯物が! |
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空き缶の捨て場と化した・・・「水呑み場」でしょうか?建物の中には、昔日の賑わいの跡が異様な雰囲気で残っている。 |
2号車「辨慶」の車内。床材は、塩ビシートに張り替えられている。蛍光灯も多分・・・改造でしょう。1号車は当然「義経」です(^.^) |
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「登坂中」の「辨慶」車内。ちゃんと、乗務員さんが居るが・・・人件費負担だけでもタイヘン(・・;)です。 |
「義経」と交換。あちらの乗客も3名だった。ハンドブレーキのハンドルがやけに大きい。 |
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交換場所のクロッシング部分。何だか・・・足元が拡がっている気分です(゚.゚)。当然のことながら、交換後はロープが2本になる。 |
眼下に広がる讃岐平野。え〜・・・琴電は? |
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屋島山上駅に停車する「辨慶」1950年日立製の外観は、十和田2400や京王2600、そして眼下の750などの兄弟と良く似ている。 |
屋島山上駅の出札口。壊れたテレビの中が熱帯魚の水槽になっていたり・・・何だか不思議な空間です。 |
屋島山上駅の全景。避雷針は、ともかく・・・ゴジラを迎え撃つ「特別攻撃隊」のようなデザインは何を意味するのだろう?建物そのものはそれほど大きく無いが、実に凝った造りになっている。中2階の存在が特に目を惹く。階上は、その昔「展望レストラン」だったらしい。外階段と「丸窓」の位置を覚えていて欲しい。
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1階ホール内部は、ご覧の通りの優雅な造りです。中2階への階段は、塞がれてしまっている。これまた、半分見えない丸窓にはステンドグラスでもはめられていたのだろうか?上の写真と見比べると・・・階段が「内外対照」であることが判る。中2階は、単なる「ホール」の役目だけだったのだろうか?駅舎ほど古くはないが、時の流れから取り残されたようなポスターが貼ってあった。
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