デトニのお気軽写真館7

TDL(東京ディズニーランド)よりTFL(宝塚ファミリーランド)

(頑張れ関西私鉄)

2001年8月26日アップ

今でこそ、私鉄の経営する鉄道博物館などは珍しくなくなった。しかし、「元祖」はここ!阪急の経営する「宝塚ファミリーランド」内にある電車館です。開設は、1957年とのことです。拙者は、1977〜79にかけて訪れたが・・・その後どうなっているのか・・・ご存知の方、いらっしゃいますでしょうか?

電車館外観。木造モルタルの地味な建物です。左には、さりげなくブリル台車が置かれている。建物の右半分は別の展示館だった気がする。

屋外に展示される、京都市電N5号です。堀川べりを走っていた「N電」です。写真上にはモノレール・・・下の線路も1本(?_?)どんなものが走っていたいたか覚えていません。

なんと言っても、展示の目玉は「コレ」です。

カットボディといってもこの存在感!!拙者がタッチの差で現役の姿にお目にかかれなかった憧れの名車です。特徴ある屋根上のジャンパー、アメリカナイズされたセンターバッファー(貫通幌枠)、室内は重厚なニス塗りにデッドマン付きの東洋電機製マスコンが光ります。阪急正雀工場の手により、忠実に復元されたようです。ほんのり点灯した前照灯(これもアメリカ製)が、泣かせます。非力なストロボによるド・アンダーポジですが・・・補正で何とか見られるようになりました。

 

歴代の阪急車輌の模型(1/50?)がずらり並びます!床に水打ちしてあるところが渋い!

301号(実物)カットボディの車内。明治時代の応接間のような室内灯が目を引きます。

1950年頃一時期に採用された「アメリカ博色」。電車は800形と思われます。「マルーンの阪急」としては、珍しい存在です。

「P6」こと101号の1/50模型。全鋼製車初期のため、19Mで50t を超すヘビー級電車だった。

「P-6」一統の中で異彩を放っていた「貴賓車」フキ500の1/25?模型。太い間柱がいかにも「アメリカン」です。原形の車内には、大理石のマントルピースが備えてあった!本来の意味での使用は、どれくらいあったであろうか?

ほかにも色々とお見せしたいものがありましたが、この辺で失礼致します。


すべて1977−3−3撮影

アサヒペンタックスSPU SMCタクマー24ミリ/35ミリF3.5 KR(サンパックGN14マニュアルストロボ併用)


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