詰将棋おもちゃ箱記録に挑戦!

記録展示室 No.185 Estalightさん 「廻旋」

記録に挑戦!
記録に挑戦!
棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)
出題時のコメント:
七対子図式 80手台

記録展示室No.185 Estalight「廻旋」

使用駒飛〜歩各2枚づつの七対子図式、これまでの長手数記録は西嶋悠太さんの57手
本作は80手台ということで、七対子図式の長手数記録作品(87手)です。

作者「記録展示室No.176を鑑賞した際に、龍追いにすれば記録更新が狙えると思い、作成した図です。」

西嶋作は都七対子煙が狙いですが、単に七対子図式ならば馬ノコや龍追いなど趣向を絡めれば長手数化の可能性は広がります。 本作は95・15二枚の角からわかるように、回転型の龍追いにより長手数記録を更新しました。

本作のおもしろいところは、時計回り、反時計回り、両方の回転が登場すること。 最初93飛成、52玉、82龍から時計回りの龍追いが始まりますが、キーになる13歩は時計回りの回転では取ることができません。 そのためにどこかで反転して反時計回りにする必要があるわけです。 93飛成に74玉なら73龍以下、また82龍に53玉なら42龍以下、すぐに反時計回りになって早いので、まずは時計回りに逃げるのが最長。 では、どこで反転させるのか、手順を進めていきましょう。

  93飛成、52玉、82龍、43玉、42龍、34玉、33龍、25玉、
  24龍、36玉、26龍、47玉、37龍、58玉、48龍、67玉、
  68龍、76玉、77龍、85玉、86龍、74玉、

ここで84龍、63玉、73龍と続けて追うと無限ループに陥るので、ここが反転させるチャンスです。 83龍、75玉、84龍、76玉となれば、反時計回りの龍追いが始まります。

  83龍、75玉、84龍、76玉、86龍、67玉、77龍、58玉、
  68龍、47玉、48龍、36玉、37龍、25玉、26龍、34玉、
  24龍、43玉、13龍、52玉、22龍、63玉、62龍、74玉、

反時計回りに1回転して、13歩を取ることができました。 次は、この歩をどこで使うのかがポイントです。

  73龍、85玉、84龍、76玉、86龍、67玉、77龍、58玉、
  68龍、47玉、48龍、36玉、37龍、25玉、26龍、34玉、
  24龍、43玉、44歩、52玉、22龍、63玉、62龍、74玉、

正解は44歩。 これで43を塞げたので、もう1回転すれば収束します。

  73龍、85玉、84龍、76玉、86龍、67玉、77龍、58玉、
  68龍、47玉、48龍、36玉、37龍、25玉、26龍、34(14)玉、
  24龍 まで87手

両方向の龍追い4回転で87手。 七対子図式の長手数記録を大幅に更新しました。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

蛇塚の坂本さん:
龍のグルグル回りは判るが最初に右回りか左回りかどこで駒補充するか其れをどう使うかが、難しかった。
山下誠さん:
4四に打つ1歩を入手するためだけに追い掛け回す非効率さが楽しい。

24龍まで91手解。 迂回手順か変別解と思われるので、正解扱いです。

たくぼんさん:
やはり無意味な成駒が無いというのは凄いと思います
名越健将さん:
シンプルだけど奥深い。 13歩の入手(41手目13龍)と65手目44歩が鍵
松崎一郎さん:
竜が玉を追いかけ回す(右回りに一周、スイッチバックして左回りに二周半)。 七対子図式の長手数記録ですか?。

はい。そうです。

池田俊哉さん:
回転型龍追いで、途中回転方向が逆になるのは面白い
七対子図式として全部生駒にしているところもこだわりか

成駒なしだと七対子であることがわかりやすくていいですね。

おかもとさん:
なるほど、初形と詰め上がりが七対子。 77手詰にしたかったかも。

七対子は使用駒の趣向なので、初形から詰め上がりまで、全局面七対子図式。

ootanowatasi67さん:
貴重な1歩入手のため、何回転も。 目が廻りました。
小山邦明さん:
七対子図式という感じはしませんが、面白いくるくる手順で記録達成ですね。
占魚亭さん:
13歩を持駒にするための楽しい龍追い。 もっと廻したかったなぁ。

記録展示室No.185 解答:10名 全員正解(下記)

  池田俊哉さん  ootanowatasi67さん  おかもとさん  小山邦明さん
  占魚亭さん  たくぼんさん  名越健将さん  蛇塚の坂本さん
  松崎一郎さん  山下誠さん  

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。