「アルピニスト講座」「やまあるき講座」実技講習参加の方は、必ず、年間掛け捨ての「山岳保険」にご加入ください。
山岳ガイド「風の谷」のメンバーで作られた「チーム風の谷」は、ネパールヒマラヤ・タパピーク(6012m)の登頂を目指して 4月25日深夜から5月8日早朝にかけて、ダウラギリ山塊での登山活動を行います。この間の全ての日本国内の活動・業務は休止します。
ネパール タパピーク
★★★「アルピニスト講座」「やまあるき講座」の実技講習会は、全て予定通り、実施しています。一名でもお申し込みがあれば、必ず講座を実施いたします!★★★
2025年1月30日 アルピニスト講座実技講習会・やまあるき講座実技講習会スケジュールを更新しました。
「行ってきました」は随時更新します。
★山岳ガイド「風の谷」へのお問い合わせ、参加申込、活動への質問、についてはnrh09361@nifty.comにメールをお送りください。
電話でのお問い合わせは ☎090—2248-9244 にご連絡ください。
このページを初めて見ていただいた方、まずは、 机上講習会 に来ませんか?どの講習会も講習費は 無料、申込も不要(直接、会場に来てください) です。
■今年こそ挑戦!はじめての岩登り
登山道を乗り越えた登山、バリエーションルートを目指す登山を行う上で「岩登り」の技術は必ず身に着けたい技術です。現在の多様化する岩登りの様々な姿の紹介から、北岳、剣岳、谷川岳一の倉沢等の本格的なバリエーションルートへの挑戦するためのレベルアップの方法、岩登りの基礎の学び方、絶対に用意したい岩登りの用具などについて判りやすくお話しします。
・日時 4月17日(木)午後7:00~(午後6:30開場)
・場所 武蔵野公会堂第1会議室(吉祥寺駅南口下車徒歩3分)
・対象 50歳以下
・講習費無料 申込み不要(直接、会場に来てください)
※カモシカスポーツより「風の谷」ガイド紹介割引券を参加者に配布します!
1月30日更新 5月25日までの募集 6月29日までの予定が出ています。
■はじめての『やまあるき』入門講座 「『やまあるき』の始め方、楽しみ方」
これから「やまあるき」を始めよう!という方のための講習会です。「山登りをやってみたい」「高尾山には行ったことがあるけれど、もう少し大きな山、高い山にも行ってみたい!」そんな方が、仲間を作り、最低限の登山用具を準備し実際に山登りをするための講座です。「『やまあるき』の始め方、楽しみ方」をお伝えします。また東京近郊の「やまあるき」初心者が楽しめる山も紹介します。
・日時 3月27日(木)午後2:00~(午後1:30開場)
・場所 武蔵野公会堂第1会議室(吉祥寺駅南口下車徒歩3分)
・講習費無料 申込み不要(直接、会場へ来てください)
1月30日更新 5月28日までの募集 6月4日までの予定が出ています。
雑誌「山と渓谷」誌に表題の名前で二年間にわたって連載されてきた物を、大幅に加筆して出版されています。奥多摩に54年間通い続けた、筆者が、見た、感じた、体験した、登り続けた奥多摩の魅力と、その変遷をお伝えします。
山と渓谷社発行 1600円
※2018年10月15日、山岳ガイド「風の谷」主宰の山田哲哉は 「日本ペンクラブ(国際ペンクラブ日本支部)会員 に「山岳紀行、山岳エッセイ」部門でなりました。これからも山岳文学、山岳哲学、「人は何故、山に登るのか?」を文章を通じても表現していきます。
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「山岳ガイド「風の谷」」主宰・山田哲哉。 1954年8月生れ。ここ5年間、ライトエクスペディション(5000m、6000mの登頂)、トレッキングで毎年、必ずネパールヒマラヤを訪れている。 パミール、天山、ネパールヒマラヤ、アンデス、南米、アフリカに足跡を残すが、最も好み、通う場所は、奥秩父の谷と北アルプス北部の冬季。1996年、(社)日本アルパインガイド協会(現在の日本山岳ガイド協会)に入会。 年間230日前後、山に登っている。他のガイド、および教室との一番の違いは、アルピニスト講座でのテント、雪洞、ツェルトでの宿泊を基本としていること、一切のいわゆる「ツアー登山」には協力しないことです。 主たる著書「縦走登山」(山と渓谷社)、「奥秩父、山、谷、峠そして人」(東京新聞出版局)、「山は真剣勝負」(東京新聞出版局)・・その他、単著三冊、共著二冊。現在、山岳ガイドステージⅡ(国内では全シーズン、全ルートのガイドが可能。) |
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(常勤ガイド)古谷朋之。 1973年8月生れ。山岳ガイド「風の谷」が頼るKAZEエクスペディション社長・創立者。知る人ぞ知るアピ・サイパル・ナムナニの2000年代初頭の7000m代の極めて困難な高峰を野沢井歩、岩崎洋らと次々と登頂した実力者。 海外登山、トレッキングの手配は大ベテラン。5月のタルプチュリ登頂の主役。 |
今年から雪山登山を始めた方の初体験講習の最終は、山小屋泊の赤岳。赤岳を目標にして雪山登山を始めた人にも、赤岳を出発点に雪山登山を本格化させる人にも一つの指標となる山です。穏やかな風と高めの気温のお陰で、登頂時は雪の中でしたが、全員無事、登頂しました。
南アルプスの女王・仙丈岳地蔵尾根に行ってきました。伊那谷を挟んで中央アルプスが銀屏風の様に眺められ、2000m地点にテントを張り超早朝出発。地蔵岳で夜明けを迎え、美しい雪稜を辿り、苦闘の末、富士山、北岳、間ノ岳・・・日本の標高第一位から第三位の山と対峙する仙丈岳に立ちました。実に14時間の行動を経て往復しました。
「諏訪富士」とも言われる大きな山容の山は、最初は美しいカラマツ林、ウラジロモミの急斜面を登り、背後にグングン広がる南北中央アルプス、八ヶ岳の大展望が広がります。最後に森林限界を越え、360度の展望の広がる広大な山頂に立ちました。
とうとう誰にも会わなかった貸し切りの鷲ヶ峰。春の暖かさに覆われ、周囲の山と雪景色を堪能した一日でした。
雪山初体験の人の為の天狗岳登頂。あいにくの曇り空の下、小雪舞う山頂に立ちました。
今年から雪山登山を始める人のための北横岳、三つ岳。真っ青な空の下、真っ白な樹氷の森を抜けて南北中央アルプスの雪の大展望の中、全員、山頂に立ちました。
北岳の予定でしたが、南岸低気圧と日本海低気圧の二つ玉低気圧の通過で荒天が予想され、八ヶ岳杣添尾根に転進。2500m付近にテントを張り、拠点として、横岳奥ノ院、硫黄岳を往復。美しい雲海を背に、降り出した雪の中、硫黄岳にも登頂しました。再び冬型になった八ヶ岳の三日間でした。
二日間、一瞬も止まず降り続けた雪。朝の気温はマイナス16度。雪の北八ヶ岳は展望は何もなかったものの、凍てついて石膏細工の様になった樹氷の森の中を延々とラッセルする山旅でした。それだけに赤々と燃えるマキストーブの高見石小屋の暖かさが身に沁みました。
鹿島槍ヶ岳を目指して爺が岳南峰に登頂しました。扇沢橋からいきなりのワカンラッセル。1650m、2150mにテントを張り、ときおり胸までのラッセルを続け、暴風雪に31日は停滞。わずか二時間程度の晴れ間を縫って暴風雪の爺が岳に登頂しました。
谷川岳深雪雪上訓練は、関越道の大事故渋滞に巻き込まれ、初日は天神山下にテントを張り雪山テント生活体験で終了。夜半から風雪となり、ヘッドランプで出発。交代でラッセルし、視界も効かず登高を断念。半雪洞+ツェルト体験、ラッセル訓練をしました。
富士山雪上訓練。「五合目に雪はない」と聞いていたけど、前夜、降って馬返しから雪道です。五合目にテントを張り、砂交じりのバーンで最初の訓練。登山靴での歩行、アイゼン歩行を繰り返し、早めにテントに入ります。翌早朝、ヘッドランプで出発。六合目で相模湾を赤々と染めて日の出。六合目で基礎訓練の上、吉田大沢を七合目下まで登り、滑落停止、ザイルワーク、歩行の再確認。良い訓練ができました。
東京都桧原村柏木野と山梨県上野原市井戸を結ぶ生藤山、三国峠越え・・行ってきました。雪と見まごう霜が一面に降りた南秋川から落ち葉がにぎやかな万六尾根を登り、連行峰で甲武相県境尾根に立ちました。茅丸からは見事な富士山が見え、明るい雑木林を生藤山、三国峠と辿り、桂の木の大木が素晴らしい軍刀利神社へと峠越えしました。
袖平山から蛭が岳、檜洞丸・・・丹沢主稜を神ノ川から一周しました。二日間、完全な快晴!袖平山の下で頭を出した真っ白な富士山は、終始、姿を変えながら一緒でした。冠雪した南アルプス、黒々とした奥秩父と素晴らしい展望でした。丹沢山脈最高峰・蛭が岳山頂そのものにある蛭が岳山荘に泊まったため、富士山に沈む夕陽、富士山を赤く染める日の出、京浜地区の夜景も見事でした。檜洞丸のブナの巨樹と明るい笹原の道でした。
この時期、恒例の八ヶ岳ビバーク訓練・・・、当初、赤岳天狗尾根を予定していましたが、強烈な冬型の到来で美ノ森が強烈な風で、県堺尾根に転進。小天狗付近から、地吹雪混じりの雪に、大天狗を越えた2500m付近にドーム型ツェルトでビバーク。翌朝、奥秩父を真っ赤に染める朝焼けの中、登り続け、赤岳に立ちました。山頂では風の中、ブロッケンが見えました。
谷川連峰最高峰・仙ノ倉山を目指して越後湯沢・元橋から平元新道を登りました。駐車場から「雪」。ブナの美しい登りは「山の家」の前では膝程度の積雪。テントは一晩中、雪が降っていました。平標山を目指しましたが、通常、1時間のところを二時間。平標山を越えた箇所で風雪が強く撤退しました。雪山第一弾として、充実した二日間でした。
那須連峰・三本槍ヶ岳、朝日岳。強烈な風と今年最初の雪の道を峰ノ茶屋を越えて、暖かい温泉の三斗小屋大黒屋に泊まり、霧氷とエビのシッポが埋め尽くした美しい道を辿りました。
「風の谷」は山田哲哉ガイドの主宰する登山教室です。本格的な挑戦的な登山を主体とする「アルピニスト講座」(50歳以下の方を対象)と、全くの初心者とユッタリした山歩きをしたい方のための「やまあるき講座」(,年齢不問。)の二つを行っています。
★「アルピニスト講座」では、雪山、岩登り、沢登りを中心に「登山道を一歩外れた時から本物の登山が始まった!」を基本にしてあらゆる登山にチャレンジします。また、岩登り初体験講習、沢登り初体験講習、雪上訓練等を徹底的に行い、意欲ある仲間に登山技術を丁寧に教えています。「アルピニスト講座」の他のガイドとの大きな違いは、テント、雪洞、ツェルト泊を基本とする事です。山小屋利用の講座は「雪山入門編」と「沢登り入門編」の二回だけです。大きな山の中で大焚き火を囲んで泊まって山を楽しみましょう!
★「やまあるき講座」は四季を通じて、山を楽しみ学ぶための講習です。年齢不問、全くの初心者が対象です。南北アルプス、中央アルプス、八ヶ岳等にも出かけますが、最も好きなのは奥多摩、奥秩父、大菩薩、丹沢の山々です。雪の季節の北八ヶ岳等も「風の谷」の多く訪れる場所です。ここ三年ほど、かつて、あまり訪れなかった北関東、東北南部の山にも足を伸ばしています。これから「やまあるき」の第一歩を踏み出す方!ぜひ、「やまあるき講座」におこしください。「やまあるき講座」ではテント泊等は一切行いません。宿泊を伴う登山の際には食事付きの山小屋利用です。
★年一回程度を基本に㈱KAZEエクスペディションの兄弟的な支援の元に、ネパールを中心に、6000mを中心とする「登頂エクスペディション登山」を行なっています。2016年5月のタルプチュリ峰登頂、2017年12月~18年1月のタパピーク(5252mまで)の連続遠征をハズミに、2019年5月ネパール・トロンピーク(6144m)への挑戦(敗退)を行い、2021年5月に再び、トロンピークへの再挑戦を予定しています。 また、年一回程度、ネパール、モンゴル、キナバル、キリマンジャロ等のトレッキングも行なっています。この際にはアルピニスト講座」「やまあるき講座」の垣根を取り払い、一緒の行動です。