「風の谷」アルピニスト講座のテント泊、ツェルト泊の山行に参加される方、全員に主宰者から「コロナ抗原検査キット」を送付します。参加される方は、山行前に抗原検査(自宅で唾液検査5分で、自分自身で結果を知る事ができるキットです)を必ず実施し、陰性を必ず確認してください。ご協力ください。
・実技講習会、参加申込みの方は、登山実施前に異常のある場合は、参加辞退を前提に必ず、お申し出ください。
・家族、同居の方などに「風邪」を疑わせる症状のある方は、参加辞退を前提に必ず、お申し出ください。
★★★「アルピニスト講座」「やまあるき講座」の実技講習会は、全て予定通り、実施しています。一名でもお申し込みがあれば、必ず講座を実施いたします!★★★
2023年5月20日 アルピニスト講座実技講習会・やまあるき講座実技講習会スケジュールを更新しました。
「行ってきました」は随時更新します。
★山岳ガイド「風の谷」へのお問い合わせ、参加申込、活動への質問、についてはnrh09361@nifty.comにメールをお送りください。
電話でのお問い合わせは ☎090—2248-9244 にご連絡ください。
このページを初めて見ていただいた方、まずは、 机上講習会 に来ませんか?どの講習会も講習費は 無料、申込も不要(直接、会場に来てください) です。
■第二回 今年こそ挑戦!はじめての「沢登り」
どんな小さな流れでも、山の中の川、谷、沢はその中の随所に美しい滝と釜、流れが創り出す独特の風景をもっています。水源を求めて滝を攀じ登り、釜を「へつり」、登高する沢登りは、これからの季節、爽快!の一言につきます。体力さえあれば、誰でも取り組めるステキな冒険・沢登りに挑戦しましょう!沢登りの楽しさ、魅力、独特の困難と危険、沢登りの為に必要な装備(雪山に比べるとずっと安価です)について判りやすくお話しします。
・日時 6月15日(木)午後7:00~(途中、参加可)
・場所 武蔵野公会堂第1会議室(吉祥寺駅南口下車徒歩3分)
・対象 50歳以下の沢登り未経験者・初心者
・講習費無料 申込み不要(直接、会場に来てください)
※カモシカスポーツからの紹介割引券を配布。
■第三回 今年こそ挑戦!はじめての「泊まって沢登り」
谷を、沢を遡り、山頂を目指す沢登りで、大きな長い沢を遡行する時、谷の中の宿泊が待っています。安全な泊場、空が開け快適なビバーク地を見つける方法、谷の中に泊って過ごす沢登りの魅力、楽しみ方、独特の工夫、必要な装備についてお話しします。また、「泊まって沢登り」に適した沢を紹介します。
・日時 7月13日(木)午後7:00~(途中、参加可)
・場所 武蔵野公会堂第3会議室(吉祥寺駅南口下車徒歩3分)
・対象 50歳以下の沢登り未経験者・初心者
・講習費無料 申込み不要(直接、会場に来てください)
※カモシカスポーツからの紹介割引券を配布。
5月20日更新 8月13日までの募集 9月18日までの予定が出ています。
■はじめての『やまあるき』入門講座 「中高年の登山医学」
どんなに健康に気を付けていても、ある年齢なれば必ず一つや二つは健康上の不安を抱えているもの。また、大きな病気を経験して「もう、山には行けないかな?」と悩む人もいます。そんな人の登山の可能性について考えます。「登山中に具合が悪くなったらどうしよう?」等の登山中の体調管理、膝、腰等、登山を続けてきた人が必ず経験する体の故障についてもお話しします。また、登山の為のトレーニングについてもお伝えします。
・日時 6月15日(木)午後2:00~(1:30開場)
・場所 武蔵野公会堂第4会議室(吉祥寺駅南口下車徒歩3分)
・講習費無料 申込み不要(直接、会場へ来てください)
※受付でSPO2の測定します。会場内ではマスクの着用をお願いします。
■はじめての「やまあるき」入門講座 「今年こそ挑戦!はじめての3000m」
日本には3000mを越える山頂を持つ南北アルプス、もう少しで3000mの中央アルプス、八ヶ岳等の高山があります。「槍ヶ岳?あんな尖った山、ワタシには一生無理!」と言う方も多いのですが、優れた施設を持つ山小屋の充実や整備された登山道など、初心者でも登りやすい面もあります。森林限界を越えた山の剥き出しの自然、遮る物も無い展望など素晴らしい世界が待っています。高山の魅力、楽しさ、独特の危険などについてお話しします。
・日時 7月13日(木)午後2:00~(1:30開場)
・場所 武蔵野公会堂第3会議室(吉祥寺駅南口下車徒歩3分)
・講習費無料 申込み不要(直接、会場へ来てください)
※受付でSPO2の測定します。会場内ではマスクの着用をお願いします。
5月20日更新 8月2日までの募集 9月13日までの予定が出ています。
雑誌「山と渓谷」誌に表題の名前で二年間にわたって連載されてきた物を、大幅に加筆して出版されています。奥多摩に54年間通い続けた、筆者が、見た、感じた、体験した、登り続けた奥多摩の魅力と、その変遷をお伝えします。
山と渓谷社発行 1600円
※2018年10月15日、山岳ガイド「風の谷」主宰の山田哲哉は 「日本ペンクラブ(国際ペンクラブ日本支部)会員 に「山岳紀行、山岳エッセイ」部門でなりました。これからも山岳文学、山岳哲学、「人は何故、山に登るのか?」を文章を通じても表現していきます。
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「山岳ガイド「風の谷」」主宰・山田哲哉。 1954年8月生れ。ここ5年間、ライトエクスペディション(5000m、6000mの登頂)、トレッキングで毎年、必ずネパールヒマラヤを訪れている。 パミール、天山、ネパールヒマラヤ、アンデス、南米、アフリカに足跡を残すが、最も好み、通う場所は、奥秩父の谷と北アルプス北部の冬季。1996年、(社)日本アルパインガイド協会(現在の日本山岳ガイド協会)に入会。 年間230日前後、山に登っている。他のガイド、および教室との一番の違いは、アルピニスト講座でのテント、雪洞、ツェルトでの宿泊を基本としていること、一切のいわゆる「ツアー登山」には協力しないことです。 主たる著書「縦走登山」(山と渓谷社)、「奥秩父、山、谷、峠そして人」(東京新聞出版局)、「山は真剣勝負」(東京新聞出版局)・・その他、単著三冊、共著二冊。現在、山岳ガイドステージⅡ(国内では全シーズン、全ルートのガイドが可能。) |
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(常勤ガイド)古谷朋之。 1973年8月生れ。山岳ガイド「風の谷」が頼るKAZEエクスペディション社長・創立者。知る人ぞ知るアピ・サイパル・ナムナニの2000年代初頭の7000m代の極めて困難な高峰を野沢井歩、岩崎洋らと次々と登頂した実力者。 海外登山、トレッキングの手配は大ベテラン。5月のタルプチュリ登頂の主役。 |
二日間ともガスが濃く、濡れ気味の岩場でしたが、基礎的な講習と並行して、亀ルートや中央カンテにも挑戦しました。
久しぶりの谷沿いの道は、キレイに晴れて、鳥の声が賑やかでした。百尋ノ滝から先は、ミツバツツジ、ヤマツツジ、シロヤシオが咲く中、山頂直下からは雲取山、飛龍山、大菩薩が見事でした。
ネパール・トロンピーク(6144m)を目指してトロンパス越え。毎日、降り続いた雨、雪。三年間準備して挑もうとガンバッタ、トロンピークは深雪と雪崩の危険でダケメでした。
日和田山でネパールに向けてのフィックスロープの登下降訓練と、岩登り初体験講習をやりました。ネパール組は、岩場から山頂までフィックスロープを張り替えながら、三重手袋での器具の操作等をやりました。初体験組は数多くのルートを登りました。
新緑には、まだ早い萌木色の美しい広葉樹の森から不思議なウノタワにて登り、カタクリ咲く尾根を奥多摩・長沢背稜を北側から見る大持山に立ちました。
毎年、この時期に訪れる檜原村の真ん中を走る浅間尾根・・・行ってきました。可愛らしい馬頭観音、カタクリの花、頭だけ出した真っ白な富士山が見事でした。
北八ヶ岳・シラビソ小屋を足掛かりに稲子岳、カモシカケ原・・・行ってきました。八ヶ岳主脈から僅かに離れた位置なので、天狗岳、硫黄岳が見事でした。
山梨県上野原市から東京都檜原村の二つの文化を分け、鶴川と南秋川をつなぐ峠が越える笹尾根。明るい広葉樹の森の上には頭だけ出した富士山が真っ白です。
阿弥陀岳御小屋尾根ネパール・フィックスロープ訓練。当初予定の赤岳南峰リッジは雪崩の可能性があり、転進。背後に真っ青な空に真っ白な北アルプス、木曽御嶽が見事でした。
当初予定の瑞牆山が融雪で全山氷漬けとの話を聞き、北横岳に転進。前夜の降雪と樹氷が張り付き、見事な「白」の世界でした。
東京都最高峰、唯一の2000m峰・雲取山。春の陽気に一気に雪解けが進みました。一転して凍り付いた北側斜面を雲取山荘に泊り、東京最大の原生林のブナの路を日原へと降りました。
8人が入れる大きな雪洞は、ローソクの灯りがキラキラ。静かで快適でした。無風快晴の唐松岳は360度の雪景色でした。
夏には喧騒が支配する上高地も静寂と真っ青な空と、大正池に写る穂高連峰の絵の様な世界が広がっていました。
八ヶ岳南端の権現岳・・・誰もいない甲斐小泉ルートからラッセルして登りました。
八ヶ岳南端の権現岳を目指しましたが、三ツ頭で断念。背後に聳える富士山、金峰山、左手の南アルプス、中央アルプス、木曽御嶽山、槍・穂高が見事でした。
南アルプス最北端!諏訪湖の上に聳える守屋山・・・。冬型の影響で北アルプス、八ヶ岳はダメだったけど、見事な展望の山でした。
19日の悪天を予想して1450mにデポを作り、往復を目指しましたが昼頃から降雪。ミゾレ、雨となり、撤退しました。翌朝も大雨。ズブヌレで下山しました。
特別に明けてもらった森林限界に建つ金峰山小屋からマイナス19度の気温の中、グイグイと開ける展望と共に、誰もいない山頂に立ちました。富士山、南アルプスも見事でした。
ほぼ全員、今シーズンからアイゼンを履いた人たちが快晴の赤岳に登頂しました。ここから、本物の雪山へと向かってほしいです。
南アルプス入口の歴史ある峠・夜叉神峠と高谷山・・・。強い寒風に風花の舞う中をソソクサと歩きました。夜叉神峠展望台からは着いた時は北岳を筆頭に白峰三山がカーンと見えましたが、数分で雪雲に隠れました。
「風の谷」は山田哲哉ガイドの主宰する登山教室です。本格的な挑戦的な登山を主体とする「アルピニスト講座」(50歳以下の方を対象)と、全くの初心者とユッタリした山歩きをしたい方のための「やまあるき講座」(,年齢不問。)の二つを行っています。
★「アルピニスト講座」では、雪山、岩登り、沢登りを中心に「登山道を一歩外れた時から本物の登山が始まった!」を基本にしてあらゆる登山にチャレンジします。また、岩登り初体験講習、沢登り初体験講習、雪上訓練等を徹底的に行い、意欲ある仲間に登山技術を丁寧に教えています。「アルピニスト講座」の他のガイドとの大きな違いは、テント、雪洞、ツェルト泊を基本とする事です。山小屋利用の講座は「雪山入門編」と「沢登り入門編」の二回だけです。大きな山の中で大焚き火を囲んで泊まって山を楽しみましょう!
★「やまあるき講座」は四季を通じて、山を楽しみ学ぶための講習です。年齢不問、全くの初心者が対象です。南北アルプス、中央アルプス、八ヶ岳等にも出かけますが、最も好きなのは奥多摩、奥秩父、大菩薩、丹沢の山々です。雪の季節の北八ヶ岳等も「風の谷」の多く訪れる場所です。ここ三年ほど、かつて、あまり訪れなかった北関東、東北南部の山にも足を伸ばしています。これから「やまあるき」の第一歩を踏み出す方!ぜひ、「やまあるき講座」におこしください。「やまあるき講座」ではテント泊等は一切行いません。宿泊を伴う登山の際には食事付きの山小屋利用です。
★年一回程度を基本に㈱KAZEエクスペディションの兄弟的な支援の元に、ネパールを中心に、6000mを中心とする「登頂エクスペディション登山」を行なっています。2016年5月のタルプチュリ峰登頂、2017年12月~18年1月のタパピーク(5252mまで)の連続遠征をハズミに、2019年5月ネパール・トロンピーク(6144m)への挑戦(敗退)を行い、2021年5月に再び、トロンピークへの再挑戦を予定しています。 また、年一回程度、ネパール、モンゴル、キナバル、キリマンジャロ等のトレッキングも行なっています。この際にはアルピニスト講座」「やまあるき講座」の垣根を取り払い、一緒の行動です。