【実技講習会参加申込みの方へ】
山行実施前は体調管理に十分に気を付けて、発熱、「風邪」を疑わせる症状の参加のある方は参加を辞退してください。集合時にパルスオキシメーターによる血中酸素飽和度(SPO2)の計測を主宰者が行います。ご協力ください。
「風の谷」やまあるき講座の宿泊を伴う全ての山行に参加される方、全員に主宰者から「コロナ抗原検査キット」を送付します。参加される方は、山行前に抗原検査(自宅で唾液検査5分で、自分自身で結果を知る事ができるキットです)を必ず実施し、陰性を必ず確認してください。ご協力ください。
※このページを見ていただいた方!まずは「風の谷」の机上講習会への参加ををお勧めいたします。
実際の「やまあるき」の雰囲気も判り、実技講習会でお持ちいただきたい装備等も実物を手にお話しできます。ぜひ!
「高尾山に登った。楽しかった」「御岳山に行ってみた。次はどこに行こうかな?」ピクニック、観光から一歩前に。
山靴を初めて履く人の最初の一歩をしるすための登山教室です。主に向かうのは、奥多摩の山々。
大菩薩、奥秩父、北八ヶ岳も大好きな山域です。夏を中心に南北アルプス、八ヶ岳にも向かいます。
近郊の日帰り登山と一泊~二泊程度の山小屋泊まりの登山とを行います。
平日が中心の登山ですので、どうしても年齢は高くなります。ガイドブックのコースタイムの2~3割増し程度のゆっくりペースで歩きます。
冬も軽アイゼン等を使って行ける「雪の山歩き」も行っています。
春のカタクリの咲く奥多摩から夏雲湧く南アルプス、北アルプスの3000mの山々、北欧を思わせる森林高地・北八ヶ岳の樹氷の森の散策までを楽しみます。
最も好きな山は、やはり奥秩父。原生林と渓谷の魅力の重厚な山々こそ「やまあるき」の故郷と思っています。
基本は「全くの初心者」の山歩き。頂上だけでなく、木々や、花、雲の美しさにも足を止める登山教室を目指します。
参加者は一名でも実技講習は行います。定員は8人。アシスタントガイドを配置した状況で13名で定員としています。平均7人前後のパーティーでの山歩きです。
紅葉の季節が始まりました。標高の高い山から少しずつ、確実に、色とりどりの鮮やかなモミジやカエデが、やがて全山を染め上げます、見上げる彼方の山は頭に白い物を被せ、冷たい雨が都心に降った翌日、富士山が真っ白に姿を変えています。下がってくる気温。短くなる日照時間と大変ですが、冴えわたった展望が待っています。
山は最後の紅葉が燃えています。そして、高い山から少しずつ白い物が降りてきて辺りを埋めて行きます。寒さの訪れと共にカーンと冴えてくる展望。青よりも黒に近い空に巻雲がたなびきます。奥秩父の名山の晩秋の秘密の道、金色に黄葉した奥多摩のカラマツ林、歴史ある峠への訪問、そして新雪の秘湯の静かな忘年会が待ってます。
冬がやってきました。高い山では雪の季節がやってきました。東京近郊の山々では乾いた晴天の下、葉を落として丸裸になった明るい雑木林の上に真っ白な富士山が頭を出します。北八ヶ岳や中信の山々では北欧を思わせる真っ白な森林高地の中にモンスターの様な樹氷の森が見られます。寒さを跳ね除けて美しい冬の山を歩こう!
安全で快適な「やまあるき」に不可欠な地形図の知識。スマホアプリの登場で、登山の必携品ではなくなった地図とコンパス。地図の歴史。地図が作られるまで、実際の山の中での地図からの情報収集。そう!地図は山の情報の宝箱なんです。視界ゼロの下での地形図を使っての方角の出し方、山座同定の方法についてもお話しします。※お持ちの方はシルヴァコンパスをお持ちください。
奥多摩、奥秩父、北八ヶ岳・・・「やまあるき」で親しむ山々は冬を迎えると、どうなるのか?東京近郊の山は、冬型の気圧配置の下乾いた晴天が続き、葉を落とした雑木林の上に真っ白な富士山が見事です。年明けから雪が登山道に積もり、輝く白い山と、冴えた展望が待っています。森林高地の北八ヶ岳等では樹氷の森と凍結した小さな湖、静かに煙を上げる雪の山小屋がひっそりと僕達の訪れを待っています。「雪のある季節の『やまあるき』」の魅力、楽しさ、独特の困難、そして冬・雪の季節ならの独 得の装備などについてお話しします。
10月4日から3月6日の予定です(アルファベット表記の物は現在、募集中のプラン)
多摩川水源地帯の黒々とした原生林の中に大きく聳える2109mの奥多摩最高峰・唐松尾山。奥秩父主脈路から山の神土で別れ、コメツガの重厚な道をトラバースしながら多摩川水源の小さな沢を越えて天然カラマツの中を辿りつく山頂は小さな看板があるだけの静寂の地です。北側・埼玉側に一歩踏み込むと足元に大きく広がる荒川水源滝川流域の大きな眺め!更に遮る物も無い360度の展望の待つ西御殿岩にも登ります。広々とした草原の将監峠に立ち、降ります。 歩行6時間半
浅間山塊周辺の独得の山容を見せる山々の中で、上信越道を通るクルマからクッキリと見える鼻の形をした鼻曲山。登山口に素朴な霧積温泉を持ち、剣ノ峰、角落山等の鋭い山から連なる十六曲峠で尾根に出ます。周囲は美しい広葉樹の森で色づき始めた紅葉がステキです。鼻曲峠で碓氷峠からの道を併せ、最後の斜面を登れば浅間山、浅間隠山に手が届きそうな近さです。 歩行4時間半
遠くから西上州の山々を見る時、大海を行くタンカーの様なテーブル状の山・荒船山。荒船不動から潤いに満ちた、かつては交通の要衝だった星尾峠の道を辿り、登り着くのは灌木と草原の広大な山上の大平原です。まるでサバンナの様な平原を歩き続け、その北端に立てば足元がスッパリと切れ落ち、真正面に神津牧場を従えた巨大な浅間山が聳え立ちます。往路を戻り、平原のピーク・京塚山に立てば、奥秩父、八ヶ岳の展望が見事です。 歩行4時間 ※「やまあるき」初心者向き
整備された登山道を登山する事が中心の「やまあるき」でも、岩場や、いわゆる破線ルートを歩く事があります。そんな時、安全に岩場を登下降する基本的な岩登りの基礎ができていると安心です。また、危険個所の通過のためのザイルの使用、仲間を確保する技術、急な岩場をスムーズに下降する懸垂下降の技術等を学びます。日和田山の岩場は、小さな岩場ですが、支点が整備され、落石などの心配が少なく、全くの岩場初心者が安心して練習するのに向いています。最初は「こんな岩、登れない」・・と言っている方も最後は岩場を楽しむ余裕ができます。 ※岩登り装備全部レンタル
大菩薩峠の南に2000m近い標高を保ちながら黒々と南下する小金沢連嶺。明るい秋の花が咲く湯ノ沢峠が出発点です。背後に富士山を見ながら登りだす風化した花崗岩の砂が眩しい白谷丸からブナの重厚な森の黒岳、明るい草原で南アルプスの見事な川胡桃ノ頭から秀麗富嶽十二景の一つ牛奥ノ雁が腹摺山で大きく聳える富士山と南アルプスと対面します。更に連嶺最高点・原生林の小金沢山を越えて狼平から石丸峠の大草原を横断し大菩薩峠に至る充実の大縦走です。歩行5時間
この時期「風の谷」が必ず行く牛ノ寝。大菩薩と奥多摩を結ぶ「牛が寝そべった様な」山容の長大な広々とした尾根です。その大部分が広葉樹に覆われ、大菩薩峠から石丸峠を越えて尾根に入れば標高1400m前後を緩やかに上下し、ブナの巨木を点在させ続く色とりどりの紅葉のトンネルの道です。石丸峠からの大展望、急な登下降の無い歩きやすい道は「やまあるき」初心者でも十分に楽しめます。 歩行5時間
奥秩父主脈から北に離れ群馬県境付近に聳える両神山。四方に岩稜を伸ばし重厚な原生林に覆われた山容は重厚で畏怖さえ感じさせます。南面の白井差から登る新道は、危険個所、岩場を上手に避け、昇龍ノ滝をはじめ見事な渓谷美の後、水晶の落ちる水晶坂、ブナの林立するブナ平を経て樹林帯から飛び出して遮る物も無い剣ヶ峰に登り着く最高のルートです。全山広葉樹で覆われ錦秋の紅葉の中です。歩行4時間半
奥秩父西部の原生林と岩峰の見事な日本百名山・金峰山と瑞牆山。晩秋の今、澄み切った空気と新雪を迎えた八ヶ岳、南アルプスの大展望が見事です。通常、金峰山から瑞牆山へは富士見平に降り、大きく瑞牆山へと登り返すのですが、今回、瑞牆山から東に大日岩から北に伸びる尾根に合流する東尾根から登ります。東尾根は苔むした原生林の中に微かな踏み跡(「風の谷」の設置した目印あり)があります。瑞牆山荘前から森林限界を越えた千代ノ吹き上げを越え、暖かく食事の美味しい「風の谷」と親しい金峰山小屋に宿泊します。金峰山小屋からは、翌日、辿るルートが一望できます。、翌朝、大展望の尾根を大日岩へと向かいます。花崗岩の巨大ドーム・大日岩を越えて美しい八丁平から2250mピークまで登り、東尾根を地図とコンパスを頼りに登ります。フカフカの苔と原生林の尾根を辿り、ヒョッコリと明るい大展望の待つ瑞牆山に立ちます。新ルートから奥秩父二つの「百名山」に登るプランです。 歩行1日目5時間半2日目7時間 ※危険個所は少ないです
奥多摩三山の中核、美しい三角錐の御前山は晩秋の今、紅葉が全山を覆います。奥多摩湖に映る色とりどりの広葉樹の紅葉の中を大ブナ尾根を登り、ブナの巨樹の急斜面を登り惣岳山で奥多摩主脈に立ちます。ここからはカラマツの黄葉の金色の中を最後の登りを制して北面が大きく開け、雲取山から川苔山等が大きく見える御前山山頂に到着します。下りは緩やかに南へ北秋川へと湯久保尾根を辿ります。 歩行5時間
日本三大峠の一つ・雁坂峠は奥秩父主脈のちょうど真ん中にあります。標高2000mを越える甲州(山梨)と武州(埼玉)を分ける峠は明るく眩しい展望の南面と、苔むした原生林に覆われた北面の対比が見事です。峠沢に沿った古くからの峠道を美しい渓谷美を堪能しながら高度を上げ、軌道跡を広葉樹の森の中に辿れば、一気に草原の中に放り出されるように飛び出します。背後に大きく広がる富士山、南アルプスの展望を楽しみながら広大な草原の雁坂峠へと登り着きます。展望と峠を吹き抜ける風を堪能して平日無人の雁坂小屋へと降ります。小屋は寝具持参、自炊の小屋ですが荒川源流滝川に突き出すような場所にあり秩父の展望と夜景が見事です。ガイドとみんなで作る食事と夜空を堪能し、翌朝、改めて朝の峠に立ちましょう。 歩行1日目4時間2日目3時間半 ※シュラフ、食器が必要です。先着4名までシュラフレンタル可能。
東京、神奈川、山梨の三県を分け三頭山から高尾山へと伸びる甲武相国境尾根。三県を分ける三国峠を越え東京檜原村から神奈川相模原市へと秋川から鶴川上流へと向かう歴史ある峠は落ち葉と頭を白く染めた富士山に出会う展望の道です。尾根は連行峰、茅丸、生藤山、三国山と1000m前後の優れた展望のステキな峰が続きます。鶴川側は大きな桂のご神木の見事なく軍刀利神社へと降り着きます。 歩行4時間
鬼怒川源流、鬼怒川温泉の奥にある奥鬼怒温泉郷。唯一「ここは山小屋です」と謳う日光沢温泉は、女夫淵温泉から美しい鬼怒川源流を遡り初めて到達できる桃源郷です。道の左右に凍結した青氷の滝をかけた登りの後にある熱い温泉。透明な湯と白濁した硫黄臭の強い二つの温泉です。この素朴な湯宿で忘年会を行います。翌朝、オロオソロシの滝展望台を経て、山上の高層湿原・鬼怒沼湿原を訪ねます。新雪が眩しい樹氷の森と、凍結し薄く雪化粧した広大な眩しい広がりは初冬だけの素晴らしい景色です。楽しかった一年の山を振り返る日光沢温泉です。 歩行1日目2時間2日目5時間 ※軽アイゼンとスパッツが必要です。
雲取山から奥多摩駅へと長々と伸びる石尾根の最後の高まりである六つ石山。一面をカヤトで覆われた広々とした山頂からは西へと少しずつ標高を上げて行く石尾根の上の雲取山と大菩薩、富士山、南アルプスの展望台です。奥多摩湖下の水根集落から杉・檜の急坂を辿り飛び出すハンノキ尾根。この尾根は広々とした防火帯が刻まれ背後の大岳山、御前山を見ながら辿る明るい尾根です。尾根の最後に大きな山頂へと登り着きます。360度の展望を楽しみ、広葉樹の森を抜けて奥多摩駅へと向かいます。日原街道と、青梅街道の分岐の交差点へと降り着きます。 歩行5時間半
南北八ヶ岳を分ける夏沢峠の下に静かに湯煙を上げる鉱泉宿・夏沢鉱泉。ここを拠点に荒々しい爆裂火口が口を開ける広々とした山頂を持つ硫黄岳と、箕冠山、根石岳を越えて立つ美しい二つの頂上からなる天狗岳。八ヶ岳の中核を目指すプランです。初日、夏沢鉱泉から鬱蒼とした原生林の道をオーレン小屋を越えて夏沢峠に立ちます。峠の上で飛び出す荒々しい森林限界を越えた剥き出しの斜面。左手に凍てついた爆裂火口が見える中を大きなケルンを頼りに登り続けて立つ硫黄岳。南北中央アルプスの大展望が強い風の中に見られます。夏沢鉱泉で大きなお風呂と鍋料理で暖まり、翌朝、昨日の道をオーレン小屋へと辿り、広大な樹氷の原生林の広がりの中を登り続け立つ箕冠山。ここで森から抜け出し、根石岳を越えて向う天狗岳。硫黄岳以上の大展望が待っています。 歩行1日目4時間2日目4時間半 ※スパッツとアイゼンor軽アイゼン+ピッケル(レンタル有)orストックが必要です。
茅野から高遠に向かう杖突峠の上に聳える守屋山は南アルプスが諏訪湖へと没する最後の高まりの山です。美しいブナの森を持ち、かつて放牧の行われた草原の山頂からは正面の八ヶ岳、背後の南アルプス、中央・北アルプスと広大な展望と足元の諏訪湖が見事です。「日本で一番たくさんの『百名山』の見える山」の広大な展望を楽しみましょう! 歩行3時間半 ※軽アイゼンorチェーンスパイク+スパッツが必要 ※危険個所がなく、雪の「やまあるき」初体験に向いています。
八ヶ岳連峰から北に続く霧ヶ峰、美ヶ原へと続く山脈は、穏やかな広大な雪原となって広がっています。夏の喧騒が嘘の様な車山肩からは既に南北中央アルプス、八ヶ岳の広大な展望が待っています。ゆるやかに登る広々とした雪の道を登れば、大きな気象レーダードームが現れ、霧ヶ峰山頂に立ちます。スキー場の脇を下り、雪原と化した湿原を越えて蝶々見山に立ちます。前方に続く八島湿原と美ヶ原へと続く尾根が見事です。沢渡に降り再び車山肩へと登ります。 歩行4時間 ※軽アイゼンorチェーンスパイク+スパッツが必要 ※雪の「やまあるき」初体験に向いています。
参加申込書の内容(箇条書きで可)を nrh09361@nifty.com にメールしてください。(過去に参加経験のある方は氏名と希望コースのみをメールしてください。)メールに添付して計画書、その他、必要な事項をお伝えします。
郵送の方は 〒180-0013東京都武蔵野市西久保1-37-4山岳ガイド「風の谷」 あて 申込書をお送りください。計画書、その他を(郵送、メール希望の方法で)お送りします。
(申し込まれて数日たっても計画書の届かない場合にはトラブルの可能性があります。必ずご連絡下さい。)
また、講習内容に不安や不明な点のある場合は 携帯090-2248-9244 におかけください。特に月曜日、金曜日は講習内容に関係なく、登山に関する、あらゆる相談にお答えしています。
※初めて御参加いただく方は遅くとも、6日前程度にはお申込みください。(初回は装備の準備、その他に思わぬ時間のかかる場合があります。)何回のも来ていただいている方も、できるだけ、お早めに!
申込書は全て記入してください(携帯電話お持ちの方、必ず記入してください。非常時の連絡に必要です)。体調不良時の無理な参加はおやめください。
・参加できない状況となった時は至急ご連絡ください。参加前日夕刻以降は携帯電話090-2248-9244 にご連絡ください。キャンセルは必ずガイド自身に電話の肉声で!メールでのキャンセルは受け付けません。
・計画書到着後のキャンセルにはキャンセル料金が発生する場合があります。
・事故に際しては全力で救助にあたりますが、保障については山岳保険の範囲(遭難捜索費用を保障する内容)の範囲に限らせていただきます。