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■勝手に想像してみるストーリー

直江は何といってマンションに誘ったのか
 

直江が倫子を受け入れた後の場面は、次の日の朝だった。
二人で直江の部屋にいたからには、川原でたんぽぽをバケツに入れた後、向かったことになる。

パターン2(2001.10.02作成)(2001.11.10改訂)
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  直江の行動 倫子の行動
3日前 日勤 日勤 告白するもふられる
2日前 日勤 七瀬先生がたずねてくる 夜勤 昼間三樹子にくぎをさされる
1日前 (年休) 七瀬先生を見送る 夜勤明け たんぽぽを探す
当日 休日 ボートで流されてる 日勤 たんぽぽを探す
次日 日勤 日勤

まずは事実をチェックする。
あの場所に行く前、倫子はいつもの川原でたんぽぽを探していた。
多分勤務の帰り。もしかしたら休みの日かも。時間は午後。そこにバイクを置いていく。
バッグはバイクにかけていない。たんぽぽの咲く土手に行ったとき、バックは持っていない。
バイクの中か。
で、川原からあの場所はちょっと距離がある。とはいっても歩いて10分くらいか。
たんぽぽの咲く土手に着いたのは夕方。

直江は前々日は日勤。夕方から七瀬先生とマンションへ。
次の日は休み。マンションから七瀬先生との待ち合わせ場所に。おそばは昼食?
夜、七瀬先生を見送り、酒を呷り、明け方近くになってボートに。
ボートにゆられることほぼ一日。ということは、2日休んだってこと?
おそらく七瀬先生が来た次の日は休みを取り、ボートに乗った日はもともと休日だったのだろう。
そうしないと「無断欠勤」になる。これはやばいでしょう。
たんぽぽの咲く土手に着いたのは夕方。

次の日の朝、たんぽぽはマンションにあり、倫子もいる。倫子はバッグを持って出かける。
そして、三樹子が電話をしようとしたとき、既に二人はマンションの外を歩いている。
いつもの朝よりも早い出勤だ。それにいつもはタクシーなのに歩いている。
そしてその日の帰り、倫子は病院からバイクで帰宅。
ということは、朝はバイクで病院に行ったってこと。
でも、マンションを出た二人は並んで歩いてたよね?
そこにバイクはなかったわけで。。。

そしてすべてのつじつまをあわせるべく、私は考えた。

。。。しばら〜く抱き合った後、

倫子「たんぽぽをもって帰らないと」
直江「そうだな」

。。。けっこうあたりは暗くなってくる。
。。。倫子がたんぽぽをバケツに入れ終わると、必然的に動きが止まるだろうが、まあ、その雰囲気をきまずいと思うこともなく、倫子はたんぽぽをうれしそうに眺めているし、直江はそんな倫子を見ている。


倫子「ここ、子供たちが連れてきてくれたんです」
直江「歩いてきたのか」
倫子「バイクはいつもの川原に置いてきました」

。。。直江は黙って歩き出す。川原に向かって。倫子も黙ってついていく。
。。。バイクに到着。沈黙。名残惜しそうな倫子。


直江「食事いくか」
倫子「え、でも」
直江「バイクは置いていっても大丈夫だろう。荷物だけ持っていけばいい」
倫子「これ(たんぽぽ)は」
直江「マンションに置いていくか」
倫子「いいんですか」
直江「ああ」

。。。ひとまずマンションに行ってたんぽぽを置く。
。。。バイクは放置するのに、たんぽぽは後生大事に持っていくのかとつっこまれそうだが、たんぽぽはもうバケツに入れちゃったので、お水をたくさんあげておかないといけない。先生の連れて行くような"洒落た"レストランにはバケツ入りのたんぽぽは持っていけないだろう。
。。。二人で食事をする。この食事はどこだったんだろう。そして、何を話したんだろう。
倫子はちょっと先生の言動に混乱している。拒絶されたはずなのにいきなり抱き締められた。どういうことなんだろう。私を受け入れてくれたのだろうか。でも、先生は私を抱き締めたときからとても穏やかな顔をしている。やさしく微笑んでいる。
「どうしてだかわからないけれど、先生のそばにいよう」 倫子は何も聞かないことにする。
会話に困ったら
 倫子「先生はどうしてボートに乗っていたんですか」
 直江「気がついたら流されてた」
このくらいの会話はするかも。食事の帰り、タクシーでマンションへ。

。。。マンションに入って、倫子はたんぽぽへ。直江は台所へ。
   倫子はソファに座っているような気がする。直江が横に来てコーヒーを入れる。ん、待てよ。缶ビールもありかな?
。。。しばらくすると、直江は窓際に行き夜景を見ながらタバコを吸う。
。。。倫子が直江の横に立つ。二人でだまって夜景をしばらく見ている。先生のそばにいようと決めた倫子は、それでも聞かずにいられないのではないだろうか。

倫子「先生のそばにいてもいいんですか」
直江「ん」

あとはNNさんのBBSにるうさんが書かれていた「帰りたくない」「帰したくない」の『無言の大合唱』。
『無言の大合唱』とは実に言いえて妙。あの二人は会話が弾まない感じだものな。でも、直江先生が倫子に感情的になるのはあまり想像できない。今まで感情を抑えてた分だけ爆発したのかしら。
倫子の寝顔を見ながら『本当によかったのだろうか』と自問しつつ、でも確かに直江は彼女によって救われた気がしている。

次の日の朝、たんぽぽを見て微笑む倫子を見て、直江が微笑む。『これでよかったのだ』と。

朝。
直江は先に起きて(既に身支度はキッチリ)、コーヒーを入れている。


倫子「おはようございます」
直江「ん」

。。。直江先生は朝食をとるタイプには見えない。朝はコーヒーだけだろう。
。。。倫子もお腹はすいているだろうが、冷蔵庫に買い置きがあるとも思えない。


倫子「先生、私バイクを取ってから病院に行きます」

。。。直江は何も言わず、一緒にマンションを出る。
多分、倫子がバイクに乗って病院に向かったのを見届けてから直江はタクシーをひろって病院に行くんだろう。
。。。それでも、きっといつもよりは早く病院に着くんだよね。
考えてみれば、2話で行きがけに倫子をタクシーに乗せて謝ったときも、彼にしてみればいつもよりは早い出勤だったらしい(患者さんに言われている)。このときは倫子に謝らないといけないと思って、早めに出たのだろうか。

そして二人で一緒に石倉さんの病室に向かうんだな。倫子はたんぽぽを抱えて。そんな倫子を直江は後ろからやさしい瞳で見つめながら、あの渡り廊下を歩いている。

終わり♪

パターン1(2001.06.29作成)
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。。。しばら〜く抱き合ったまま と、倫子が思い出したように

「あ、たんぽぽを持って帰らないと」
「そうだな」

。。。直江はそばで待っている あたりはすっかり薄暗くなる
。。。二人で歩き出す。無言。
。。。マンションが見えるところまで来る(必然的にそうなるように歩いてきたんだな)

「(マンションに)寄っていくか?」 。。。無言のままマンションに入っていくかも?
「え、いいんですか?」 。。。直江にもう来るなと言われたので
「ああ」。。。決まり文句

深読みしなければ、このまま二人でマンションに行く。この際、バイクもボートもそのままだ! 恋する二人に他のものは目に入らない。
川原に乗り捨てたバイクは、翌朝二人で早めにでかけたので、行きがけにピックアップしたのじゃないかな。

終わり♪

最後に二人が別れたのはどこだったのか
 

支笏湖で1泊した次の日、ゆっくり朝食をとった後、空港に向かうのが順当だろう。
このため、二人が別れたのは空港ではないだろうか。直江にしてみれば今生の別れなのだ。可能な限り最後まで一緒にいたいと思うだろう。
多分、自分も札幌に戻るようなことを言って、二人で戻ったのだろう。
実際は、倫子を送った後(多分)実家に帰り、次の日再び支笏湖に行ったのではないだろうか。

もう一つ考えられるのは、倫子は夜勤を入れていたので朝早く支笏湖を発たなければならなかった。直江はバス停まで見送る。その後、すぐ直江は湖にボートを漕ぎ出したということも考えられる。
しかし、君は明日帰るんだと言われたとき、倫子は若干意外そうな顔をして、それから「じゃあ東京で」と言った。次の日帰る予定になっていなかったのなら、夜勤は入れていなかったのかもしれない。この推測は外れか。

「じゃあ行きます」
「ああ」
「先生もなるべく早く帰ってきてくださいね」
「分かった」。。。無言で微笑むだけかもしれない。できない約束はしなくなっていたので。

 

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