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白い影〜その物語のはじまりと命の記憶〜

■言い出したらきりがないウラのウラ

基本的に,素晴らしいドラマだったと思うのですよ。ほんと。でもね,気になるところは多々あるわけで。

  • マフラー
    本編での直江先生はチェック柄のマフラーをしていたはずなのに,ボートの上で手編み風の黒いマフラーをしている。
    そのとき私の脳裏をかけめぐったのは,『それは誰が編んだものなのか』ということ。
    考えられる選択肢は二つ。一つは倫子。北海道で渡したもの。
    もう一つはお母さん。たぶん,最後の別れには行っているはずだから,そのとき渡されたもの。
    私は瞬時に倫子が編んだものだと断定していた。
    と,するとである。支笏湖に飛び込むシーンがあれば,マフラーを渡すシーンもあるんじゃないかと。
    ただその期待だけで,この選択肢に決めたのだ。
    。。。しかし,期待は見事に裏切られた。七瀬先生の奥様だった。
    そりゃあ倫子が「Y.NAOE」などというのを刺繍したりするはずはないよ,とは思ったんだけどね。
    ちなみに,北海道でしていたチェックのマフラーはあのとき支笏湖でもらったものだったんでしょうか。
    まあ,もらったのは『ストール』のようでしたから,違うのかもしれないけれど,さて,私と同じように本編と見比べた人がいるのかどうか。
  • 入水シーン
    何もない湖に2年前のボートが重なるシーンはドキドキしたよ。
    『ああ,やるんだな』と思って。
    はじめ,そのシーンがあると知って『見たくない』と思ったのは事実。
    吉田Dの『直江は見られたくなかったんだよ』という意見に賛成だったから。
    その意見で納得できたから。
    でも,今はあってよかったな,と思う。
    ガラスのボートを握ってたから。そのシーンが倫子のシーンにつながるから。
    そのときは,見事なくらい10話の直江先生だったから。
  • リアル
    手術シーンが多いのも驚いたが,血だの,臓器だの,脊髄だの,バンバンでてくる。
    挙句の果てには胎児まで。
    何故? 何故それほどまでに今回はリアルなのか?
    福澤Dだから? 真夜中の雨もあったせい?
    外科医としての直江庸介を鮮明にしたかったのだ,ということに,私の結論は落ち着いた。
    。。。しかし,言っておきたいのは胎児の映像を見た夫が『人形だ』と口走ったばかりに 私のテンションは一瞬にして異常に下がったってこと(もちろんすぐに復活したけどね)。
  • ネクタイ
    大学病院ではネクタイを締めてたんだね。
    そんな直江先生は初めてだったからちょっと驚いた。
  • 恋人
    思えば倫子もナースだが,長野でもナースに手を出した。
    三樹子に『長野で恋人いなかったの?』と聞かれたとき,直江先生はこのナースのことを思い出したのだろうか。恋人とは言えない存在のように思えるけれど。
    まともにつきあっていた女性はいなかったのかなぁ。。。
    それに,行田病院ではナースに手を出さなかったのだろうか。
    ま,三樹子がすぐ近づいたんだろうから,その必要もなかったかな。
  • 自己満足
    ああいうときの患者が若いかっこいい先生に言うことは決まっている。
    直江先生はやらないと思ったんだけど,眠ってからやるってところが彼の美学か。
    でも,本人が知らないところでやっても,直江先生の自己満足なんじゃないかなぁ。
    いくら彼女が望んだ未来だとしても,本人が知らないんじゃどうしようもないんじゃ。
  • タクシー
    病院の前から乗ったタクシー。まさかそのまま支笏湖まで飛ばしたとは思わないけれど, 空港まで行って最終の飛行機に乗ったのだろうか。ポケットにはかろうじて財布が入っていたと。
  • ナレーション
    いちいちナレーションが入ったので,直江先生の心情を考える手間が省けた。
    しかし,その手間は私にとっては必要不可欠なものだったのに。だから,とても残念。
    だって,直江先生を理解したいがために追いかけてるわけなんだし。
    ナレーションがなくて視聴者が考えられたほうが広がりが出たんじゃないかな。
    本編と同じように。
    時間が短いから,ナレーションが必要だったのもわかる。
    私はどうしても,中居くんが直江先生を解説しているように聞こえてしまった。
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