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2007 A-12,1: 豊倉 賢  「 2008年1月以降の2tc-pmtについて 」

1)はじめに
  2007年は、tc-pmtを始めた当初に予定した3年間が無事に終了した年で、次ぎはどの方向に進めたら良いか卒業生と相談しながら模索した一年であった。豊倉が早稲田大学で一緒に晶析研究を始めた頃の卒業生は最初に就職した職場で定年を迎え、新しい活躍をしている人が多くなっている。また、1969年米国より帰国以降の卒業生はそれぞれが所属する職場の責任ある立場で活躍しており、日本のみでなく世界の発展に貢献している。比較的新しい卒業生は、それぞれの職場で高度に進んだ新時代をリードする重責を果たして活躍している。これからの人間社会を考えると、人類は月面での生活や新しい再生医療などの上に、現在では想像できないような社会を構築しつつ活躍していくことと予想している。そのような時代においても、研究室の卒業生は化学に精通した研究者・技術者としてオリジナルなアイデイアの上に独創的な発想に基づいた理論・技術等を提案して、新しい時代の人間社会構築に貢献することと期待されている。研究室のホームページはこのような活動を支援する環境構築の一翼を担うものであり、2tc-pmtにおいても独創的な活動を支援するHPにしなければならないと思っている。

2)tc-pmtと2tc-pmt
  先月掲載した2007A-11,1にも記述したが、2tc-pmtは近い将来軌道に乗ると期待される「 卒業生によって運営される研究室ホームページC-PMT 」が軌道に乗るまでの移行期間中のホームページで、それに関連した記事は10月の「2007A-10,1」に掲載しているので、2tc-pmtへの寄稿その他で関心のある人はそれをご覧下さい。

  これまでtc-pmtに掲載した記事は、卒業生と豊倉が偶数月、奇数月に分けて記述してきたが、これからはその区別をすることなく、記述内容によって、分類A,B,Cに分けて寄稿した記事を豊倉が受け取り、掲載予定月の前月20日迄に掲載準備の出来たものを、予定月に掲載する。その詳細は次の項目3)をご覧いただくことにして、ここでは、豊倉が、2008年以降の2tc-pmt分類Bに掲載する記事について記述する。

  豊倉がホームページに掲載する記事は、これから毎月1件(あるいは2件程度)分類A,B,Cのいずれかに掲載するようにする。特に最近、学会で活動する研究者の年代が若返り、新しい研究テーマに対して取り組む人が多くなって、良い傾向は見られるようになった。しかし、その一方で化学製品を生産する技術に関連する生産プラントやプロセスの設計、(建設)、運転等についての研究を置き去りにする傾向が見られるように感じられる。世界の晶析研究者・技術者が工業晶析に関する学会等に所属して組織活動を行うようになったのは1970年頃からであり、その当初から日本の晶析グループの活動は世界から注目されていた。それは、日本における特徴有る晶析研究成果の評価と戦後の日本における経済成長に貢献した生産技術の発展に対する晶析研究者グループの貢献に関心が高かったからである。しかし、そのことに対する日本国内研究者の関心は低く、それを喚起するために、その辺の経緯を2tc-pmtに掲載する必要が有ると考える。

  国内外から評価された日本国内で構築された晶析理論・技術の発展は豊倉研究室および豊倉研究室と連携した研究グループによるものが多く、それらは1992年に出版された「晶析工学の進歩」および豊倉が早稲田大学を退職したときに、早稲田大学大隈講堂で開催された「晶析国際シンポジウムの講演要旨集(1998)」および豊倉退職時の記念会実行委員会が発行した「二十一世紀への贈りもの C-PMT(1999)」に掲載されている。現在これらの図書は豊倉のところに数冊有るに過ぎないが、その内容を2008年1月より、順次紹介する。

3)2tc-pmtへの寄稿依頼
  研究室ホームページ(2tc-PMT)は、研究室卒業生のみでなく、研究室の活動に関心のある人で、しかも、これまでのホームページに掲載されてる記事内容に対して意見のある人達にも本HPに執筆を依頼する。その主な掲載対象記事は、豊倉と学会や委員会などで晶析研究・技術の発展に関する活動を一緒に行ってきた方々のそれらを纏めたものです。今までに掲載された記事は、既にご覧いただいたことと思いますが、これまでに掲載された記事とバランスのとれた新しい記事が増えることを期待してます。しかし、これまで卒業生が記述した対象や内容を越えたものでも、将来の技術開発、社会の発展に貢献すると期待されるものであれば大歓迎です。

  執筆いただいた記事は、分類A, 分類B, 分類C(分類C の内容は執筆者の近況を中心に書いたものが対象で、晶析研究や技術に直接関連するものは分類B、その他社会、教育、経済、政治等分類などB・Cには入らないものは分類Aにします。)・・・に従って分類します。また、寄稿された記事の掲載は原則として月中の15日までにメールの送信にて寄稿されたもので、通常の処理で20日迄に掲載準備の完了したものは翌月1日に掲載します。この掲載記事には記事番号(番号は「掲載年(分類)−(掲載月)、(掲載順)」とします。)を付けます。従いまして2008年1月掲載の記事番号は次のように致します。
 

2008A,( or B, or C)ー 1、1 or  2・・(掲載順)

記事の長さはご自由ですが、目安としてA4用紙2〜5ページとして下さい。豊倉は寄稿執筆者の紹介記事を書いて寄稿記事と一緒に掲載します。また、執筆者の略歴も記事と同時に掲載しますので、寄稿時に原稿と一緒に略歴をお送り下さい。なお、寄稿・執筆に対して不明なことがありましたら、豊倉に問い合わせ下さい。

メールアドレスは tc-pmt@tech.email.ne.jp です。


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