過去の特別ショーの記録1
(書き方は現在進行形になっています)



「東京ディズニーシー1stアニバーサリー」(2002年9月4日〜10月21日)



東京ディズニーシー1stアニバーサリー・セレブレーション/Tokyo DisneySea 1st Anniversary Celebration
(上演時間約20分)

ファースト・アニバーサリーはオープン1周年を記念して2002年9月4日〜10月20日までの期間限定で開催されているスペシャルイベントです。 1日3回メディテレーニアンハーバーの小島リドアイルで開催されます(11:00、12:15、16: 15)。
このショーはディズニーキャラとエンターテイナーたちが、シーの7つのテーマポートを表現するミュージカルショーです。ショーは グーフィーが水上スキーをしながら登場し、続いてミッキーとミニーがイルカ型のジェットスキーを操縦して颯爽と登場します(画像右)。ミッキー達はハーバー内を2周位 しますが、ジェットスキーを操縦しながら片手をあげてゲストに手を振るミッキーはかなり格好いいです。

ミュージカルは「Tokyo Disney Sea  A world of wonders for you and me  Fly the sail chart a cours  to a sea of  To a sea of dreams〜」で始まる「東京ディズニーシー組曲」(
「東京ディズニーシー ミュージック・アルバム」に収録)を使い、トランジットスチーマーライン(船)に乗って到着したエンターテイナー達がショーの登場順に降りてきます。
アメリカン・ウォーターフロントのストリート・パフォーマンス(アトモスフィア)”タップ・ハッピー・トゥー”の白人の男女のタップダンスで始まり、最後のロストリバーデルタの”レインフォレスト・モンキーズ”のアクロバットまで、各テーマポートのストリート・パフォーマンスのエンターテイナーを中心に歌、踊り、パフォーマンスで各テーマポートを表現します(マーメイドラグーンは人魚のアリエル、エリック王子、王子の愛犬マックスがマーメイドラグーン専用の大きな船の 上からゲストに挨拶します)。
各テーマポートのエンターテイナーはリピーターでないとわかりづらいと思います。ミステリアスアイランドの全身岩男”ロックピープル”のような、管理人も初めて見るレアなエンターテイナーも登場します)。

各テーマポートの紹介が終わると、ミッキーとミニーがジェットスキーから1周年記念の飾り付けをした大きな船に乗り換えて再び登場し、ミッキーが挨拶した後、ディズニーキャラやエンターテイナーと共に1周年記念のオリジナル曲「Thanks to you!」を合唱し、カイト、
1st Anniversaryと書かれた空飛ぶ横断幕、花火も演出に加わりフィナーレを迎えます(下の画像。リドアイル内で撮影)。

「Thanks to you!」の歌詞(ファースト・アニバーサリー・バージョン)

Thanks to you 胸いっぱいの
Thanks to you 思い出かさね
祝おうこの日を あなたに会えた 素晴らしい魔法の日を

果てしなく続く 波の向こう 冒険が君を誘う
知らない世界は ロマンティックな 物語をあなたに届けるの

Thanks to you 分かち合おう
Thanks to you この喜びを
祝おうこの日を あなたに会えた 素晴らしい魔法の日を
Thanks to you
Thanks to you
Thanks to you


このショーの見やすい場所ですが、リドアイル内かリドアイル周辺でリドアイルの中央の広場が見える場所がお薦め。リドアイル内で見る場合はキャストの指示に従って並びましょう。1時間半位 前から並べばリドアイル内に入れます。リドアイル内は壁を背にする場所以外は着席で入れ替え制ですが1,000人ちょっとしか入れませんので、管理人が行った日(入園制限がかかった土曜日)は 11:00の回は開園直後、12:15の回は11:00の回が始まる前から並び初め、管理人が1回目を待っている時には、既に2回目の列の最後尾がポンテ・ベッキオ(ベッキオ橋)の上に伸びていました(エレクトリックレイルウェイの高架の下から並びます。人数確認をしているので列の途中で同行者と合流することはできません、全員揃っていないと並べません)。3回目はポルト・パラディーゾが終わったら即並ぶといいと思います。リドアイル内への入場はだいたい1時間位 前から始まりますが、時間が決まっている訳ではなく”準備が整い次第”となります。
リドアイル以外の場所の 場所取りは1時間以上 前から確保しましょう(プロメテウス火山も噴火しますので、火山が見える位 置を確保しましょう)。

 



ディズニーシー・シンフォニー(スペシャルバージョン)/DisneySea Symphony
(スペシャルバージョンの上演時間約12分30秒)

メディテレーニアンハーバーで夜に1回開催される「ディズニーシー・シンフォニー」は、1940年/昭和15年公開の驚異のフルカラーアニメ映画「ファンタジア」をモチーフにした、夜空とハーバーの水上を舞台に、指揮者ミッキーが奏でる光と音と水のシンフォニーです。ミッキーが映画「ファンタジア」に登場する”魔法使いの弟子”のとんがり帽子の赤い衣装でハーバーに浮かぶアーミラリー天球(天球儀)「サンスフィア」の上に登場し、周囲の3つのアーミラリー天球をオーケストラの指揮棒を使って指揮をします。アーミラリー天球はパイロ(仕掛け花火)や噴水で応え(「ファンタジア」ではミッキーは”ほうき”を指揮します )、最後はプロメテウス火山まで参加してフィナーレを迎えます。


2002年9月4日〜10月20日まで 「ディズニーシー・シンフォニー」はオープン1周年記念のスペシャルバージョンになっています。スペシャルバージョンは1時間半〜1時間前から場所取りする価値があります。
このスペシャルバージョンは、 通常のシンフォニーが終わった後一端暗くなり、「and now」と始まる静かなナレーションから始まります。
追加部分は特別 な演出と共に日本語の1周年記念の歌「Thanks to you!」(ファースト・アニバーサリーで使っている曲と同じですが、冒頭に歌詞が追加され前半はバラード調のソロバージョン)が流れて始まり、曲がアップテンポに変わったところでファンタジアの衣装からシーオリジナルの”提督スタイル”の衣装に着替えたミッキーが再び登場します。最後にミッキーが挨拶をしますが、感謝の気持ちがゲストにストレートに伝わる1周年記念らしい演出です(スペシャルバージョンはわずか約4分30秒ですが良くできています)。スペシャルバージョンはリピーターにも評判が良く、泣けた!という人や、もう通 常のシンフォニーじゃ満足できない。。。という人もいます^^ 
なお、この スペシャルバージョンは曲の最も盛り上がる後半部分、具体的には歌詞の「Thanks to you 分かち合おう」の部分から緑色のレーザー光線を使用します。レーザーはミッキーに向けてプロメテウス火山の左右の山腹2カ所から照射されますが、正面 ( ホテルミラコスタ正面〜インフォメーションボード前周辺)から見ないとレーザー光線の軌跡が良く見えません、管理人は通 常のシンフォニーの場合1時間以上前からの場所取りをお薦めしていませんが、スペシャルバージョンに限って1時間〜1時間半前位 からの場所取りをお薦めします(右下の画像はホテルミラコスタ正面 から撮影しました、中央がミッキーです) 。

ちなみに、「Thanks to you!」のソロバージョンは
島田歌穂(しまだ・かほ)さんが歌って います。歌穂さんは多数の舞台・ミュージカル(「レ・ミゼラブル」のエポニース役等)で活躍中の女優で、最近ではブロードウェイにゆかりがある日本のエンターテ イナーが結集したチャリティーコンサート「Thank you! Broadway! vol.2 」 に参加していました(歌手としても高島正伸主演のドラマ「HOTEL」の主題歌を歌っています)。 情感あふれる透き通るような声は素晴らしいです。「Thanks to you!」のCD化の予定はないそうで残念です。 2002/9/9

「Thanks to you!」の歌詞(シンフォニー・バージョン)

出会いは昨日のことのように  新しい夢を みつけたくて
きらめく水平線に  笑顔あふれる旅を始めた

(以下、セレブレーション・バージョンと同じ)
Thanks to you 胸いっぱいの
Thanks to you 思い出かさね
祝おうこの日を あなたに会えた 素晴らしい魔法の日を

果てしなく続く 波の向こう 冒険が君を誘う
知らない世界は ロマンティックな 物語をあなたに届けるの

Thanks to you 分かち合おう
Thanks to you この喜びを
祝おうこの日を あなたに会えた 素晴らしい魔法の日を
Thanks to you
Thanks to you
Thanks to you



ハーバーサイド・クリスマス/HARBORSIDE CHRISTMAS」 (2002年11月4日〜12月25日)

2001年のシーのクリスマスは、アメリカン・ウォーターフロントのツリーと飾り付けがある程度で特別なショーも無い地味なもので、ランドの華やかなクリスマスファンタジーに比べると寂しい感じでした。 しかし、今年(2002年)のシーのクリスマスは違います。飾り付けは特に変わりませんが、アメリカン・ウォーターフロントのクリスマス・スクエアのツリーの前に特設ステージが設置され、3つのショーが1日8回も開催され華やかでにぎやかな、そして大人が楽しめるクリスマスになりました。

アメリカン・ウォーターフロントでは「SSコロンビア号」の処女航海を記念するセレモニー「セイル・アウェイ」も1日5回開催されるので、「ハーバー・サイドクリスマス」の期間中は1日13回も屋外でショーをやっています。この期間中のアメリカン・ウォーターフロントはシーの中で一番人口密度が高くなります。各ショーは特設ステージ「クリスマス・スクエア・ステージ」の前の鑑賞エリアで見ますが、完全入れ替え制です(定員約2,000人。右の画像は「キャロリング・クリスマス」のステージの様子。ツリー=15mの後ろに見えるのは豪華客船「SSコロンビア号」)。

ショー待ちのスタンバイの列はエレクトリックレールウェイの駅の方まで伸び、各ショーの前には駅の前では列が4回折り返して4重になってしまう事もあります(4重になると2,000人に近いので、3重目の後ろの方や、4重目に並ぶとは鑑賞エリアに入れたとしても、ステージに向かって左の端のツリーが良く見えないエリアになります)。

ちなみに、次の次のショーのスタンバイの列は「クリスマス・スクエア・ステージ」の左後方のエリア(セイリングデイ・ブッフェの右横、(サンタクロースと一緒に写真が撮れる「サンタクロースのフォトロケーション」の裏)に並び、次のショーの列が鑑賞エリアに入るとエレクトリックレールウェイの駅方面に移動して改めて並びます。鑑賞エリア内に入れた場合は座って見ますが、地面に座って見るのでお尻が冷たくなり、すぐそこが海なので風も冷たいです。夜が寒いのは当然ですが、日中は暖かくてもこの時期は午後3時位から日が傾いてしまうのでどんどん寒くなるので男女、大人子供を問わず寒さ対策が必要です。マフラーや手袋に加え、ブランケットやショールを用意すれば寒さがしのげます。使い捨てカイロがあっても良い位です(現地でブランケットが欲しくなった場合は、メディテレーニアン・ハーバーにあるショップ「フィガロズ・クロージアー」で買えます。3,600円)。鑑賞エリア内に座って見る場合は、普通のシートでは地面の冷たさがお尻にダイレクトに伝わるのでなるべく厚めのシート(折り畳んだ新聞でもいい)を用意しましょう。

この時期のアメリカン・ウォーターフロントには特設ワゴンも設置され、クリスマスグッズを販売するギフトワゴンと暖かい飲み物が飲めるスナックワゴン2つが期間限定で設置されています。スナックワゴンはスーベニアカップ付きのチョコレートムースと紅茶(各380円。形・プリントデザイン共に違います)を売っているワゴンとなぜか「すしロール」(アナゴとキュウリの太巻き。330 円)を売っているワゴンがあります。チョコレートムースと紅茶のスーベニアカップは大人気で、週末の日中はスーベニアカップ狙いのゲストが行列して買うのに30分待ちなんて事もあります(初日は60分待ちもあったそうです)。ちなみに、ここの紅茶用のカップは同じアメリカン・ウォーターフロントの「スモークチキン・レグ」(350円)を売っている常設ワゴン(「バーナクル・ビルズ」)と「すしロール」のワゴンでも買えます(380円。「すしロール」のワゴンはグリーンティー)。「チョコレートムース」はコンビニの味ですが「すしロール」と「スモークチキン・レグ」は普通においしいです。


マクダックス・デパートメントストア・プレゼンツ クリスマス・イン・ニューヨーク
(1日3回、約20分、鑑賞エリアは入れ替え制)

特設ステージ「クリスマス・スクエア・ステージ」で1日3回開催されるハーバーサイドクリスマスのメインのスペシャルショーです。このショーは1940年代のニューヨークでマクダック・デパートメントストアを経営する大金持ちのあひる=スクルージ・マクダックは、クリスマスセールの宣伝のために、"ゴージャス"で"洗練された"クリスマスのショーを計画したという設定になっています。「クリスマス・イン・ニューヨーク」はスクルージ・マクダックがスポンサーなので”マクダックス・デパートメントストア・プレゼンツ”となっているのです。

ショーは、ビッグバンド(生バンド6人)をバックにステージに「ホワイトクリスマス」、「ジングルベル」、「サンタが町にやってくる」等の定番クリスマスソング(英語)やスウィング・ジャズ風のクリスマスナンバーが流れます。最初は白人シンガーたち(10名)が華麗な歌やダンスを披露した後、スクルージが登場してクリスマス向け商品の売り込みを始めます。後半は真っ赤なベストやドレスを着たミッキーとミニーが登場して「ジングルベル」から始まるクリスマスソング・メドレーが始まり、エンディングは、スウィング・ジャズ風にアレンジされたクリスマスソングにのって繰り広げられるタップや舞台一杯に広がって踊るダンサー16人のラインダンスに続き、最後は真っ白な衣装に着替えたミッキーや赤いドレスのミニーを含めて出演者全員でオリジナル・ソング「クリスマス・イン・ニューヨーク」を歌い上げます。ダンサーの踊りも本格的ですがミッキーとミニーも本格的なダンスを見せてくれます。
このショーは「アンコール!」に雰囲気が似ていますが、バンドからミッキーやミニーまで入れると約40名も出演する豪華なショーで、まるでラスベガスのホテルのディナーショーを見ているようなおしゃれな大人のショーです。このショーは1日3回上演がありますが(12:55、17:30、19:30)、照明が美しい17:30以降の回をお薦めします。

東京23区内や千葉方面に勤務している方なら仕事が終わってから行っても、舞浜駅に18:40位までに着いていれば「クリスマス・イン・ニューヨーク」の19:30の回(終了19:50位)、20:15からハーバーで始まる「ディズニーシー・シンフォニー」(終了20:23頃)、「キャロリング・クリスマス」の20:40の回(終了20:55頃)が見れますよ(「プライムナイトパスポート」を使って入園すればお得です)。この場合食事は「クリスマス・イン・ニューヨーク」が終わってから「キャロリング・クリスマス」が始まる前までの待ち時間に「ニューヨーク・デリ」で簡単に済ませるか、「キャロリング・クリスマス」を見終わってからアメリカン・ウォーターフロントを出てゆっくり食べて下さい。後で食べる場合は待ち時間はクリスマスグッズを売っている「マクダック・デパートメントストア」でショッピングして過ごす事をお薦めします。デパート内は人が一杯いますが暖かいのでほっとします。
欲張れば平日の閉園間際は空くので帰る前に人気アトラクションに乗る事だって可能です^^ 舞浜駅到着時間は「駅前探検倶楽部」でチェックしましょう。


ハーバーサイド・クリスマス・グリーティング&ライティングセレモニー
(1日3回、約20分。3回目はライティングセレモニー=点灯式を行うため5分延長。鑑賞エリアは入れ替え制)


ミッキー、ミニー、ドナルド、ビアンカの大冒険のビアンカ、バーナード達がタウンカー(クラシックなオープンカー。時速約5km)に乗ってパレードしてゲストにグリーティング=挨拶します。スノーマンやサンタクロースの大きなバルーンも登場します。

パレードのコース(=グリーティング・ルート)はブロードウェイ・ミュージックシアターの前から始まり、アメリカン・ウォーターフロントの大通りブロードウェイをハーバー方面に進みます。ブロードウェイの入り口に立つコロンブス像前でSSコロンビア号方面に左折して特設ステージ「クリスマス・スクエア・ステージ」に向かい、ステージ裏でキャラクターが降りてステージ上からゲストに挨拶します(パレードのクリスマス・スクエア到着はスタートしてから6〜7分後)。ステージ上では、ディズニーキャラが紹介され、ダンスもあります。このショーは、ディズニーの5大キャラに加え、チップ&デールやビアンカ、バーナード、デイジー・ダッグも登場するのでキャラクター好きの方はこのショーをお薦めします。1日3回(9:30、11:00、16:20)上演がありますが、3回目(16:20)のグリーティングは夕方なのではそのままツリーのライティングセレモニー=点灯式をやります。会場がウェーブをやって協力し、ウェーブがステージに来たらミニーがツリーに点灯します。点灯式が終わったらハーバーサイドのクリスマスをお祝いするパーティーが始まります。

このショーはキャラが多数出演して楽しいのでハーバーサイドクリスマスのショーでは1番人気で、特に点灯式がある3回目(16:20)は人気があるため14時台から並び初め、「ポルト・パラディーゾ」が終わった15時位から本格的に並び初めます。リピーターやキャラクター重視派なら14時台から並ぶのも良いと思いますが、初めてシーに来る方は2時間以上も待つのは非効率なのでお薦めできませんので、「ポルト・パラディーゾ」が終わってから並ぶことをお薦めします(ただし「ポルト・パラディーゾ」はアメリカンウォーターに近いエリアで見て、終わったら即並びましょう)。なお、立ち見エリアもできます。立ち見なら30分位前に行けば結構良いポジションを確保できます。しかし立って見る場所はわかりづらく、かつ限られているのでキャストに場所を確認して下さい。もし、直前に行った場合は15:40の「セイル・アウェイ」が終わった16:00以降は「セイル・アウェイ」を見ていたゲストが合流して大混雑になるので、遅くても16:00前には行って下さい。

キャラクター重視派はグリーティングがお薦めですが、ムード重視派の方には暗くなって照明が美しい17:30以降の「クリスマス・イン・ニューヨーク」をお薦めします。「クリスマス・イン・ニューヨーク」を良い場所で見るためには、グリーティングは1回目か2回目(9:30、11:00)を見て、16:20の3回目のグリーティングはパスするか立ち見(すぐ鑑賞エリアから離れて列に並べるようにステージに向かって右側の立ち見エリアで見る)にして「クリスマス・イン・ニューヨーク」のスタンバイの列に並ぶ事をお薦めします。

ちなみに、3回目のグリーティングを見てから「クリスマス・イン・ニューヨーク」の列に並ぶと鑑賞エリアのかなり端の方になってしまいますので、続けて両方共良い場所で見る事は空いている平日を除けば無理です。そこで、両方共良い場所で見たい方には、グリーティングの3回目を見たら「クリスマス・イン・ニューヨーク」の17:30の回はパスして18:30頃から19:30の回の列に並ぶ事お薦めします(「キャロリング・クリスマス」の1回目は18:40から15分間ですから、「クリスマス・イン・ニューヨーク」の列が2重程度なら「キャロリング・クリスマス」を見てから並ぶ事も可能です。ただし、この場合もすぐ鑑賞エリアから出て並べるように、「キャロリング・クリスマス」はなるべくステージに向かって中央〜右側で見て下さい)。


キャロリング・クリスマス
(1日2回、約15分、鑑賞エリアは入れ替え制)

特設ステージ「クリスマス・スクエア・ステージ」で1日2回(18:40、20:40)開催されるハーバーサイドクリスマスの夜限定のショーです。美しくライトアップされたツリーをバックに、「ドッグサイド・ポーターズ」(赤いポーターの衣装を着た4人の男性シンガー)または「シンギング・ゴンドリエ」(男女2人のベテランシンガーのデュエット)と子供達の聖歌隊「ハーバーサイド・キャロラース」(画像右)がクリスマスソングや讃美歌を歌います。

最初は「ドッグサイド・ポーターズ」が「The Christmas Song」、「The Most Wonderful Time Of The Year」の順で歌い、途中から「ハーバーサイド・キャロラース」が登場し、讃美歌114番「あめなるかみには」、「O Chistmas Tree」、「Carol of the Bells」、讃美歌106番 「あら野のはてに/Gloria」の順番で讃美歌・クリスマスソングを歌います(英語。一部日本語)。後半は全員で「Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow」(映画「ダイハード」のラストで流れるクリスマスソング)で始まるクリスカス・メドレーを歌い、ハンドベルも使った「Silver Bells」も歌います。最後は「I Wish You A Merry Christmas」を歌い上げます。
このショーはディズニーキャラが登場しないので他の2つのショーに比べると並んでいる人は少なく、30分位前に行っても鑑賞エリアの中央付近を確保でき、直前に行っても鑑賞エリア内に余裕で座れます。このショーはクリスマスらしいショーでムードがあって良いと思います。ハーモニーが美しいです。

ハーバーサイドクリスマス期間中の「セイル・アウェイ」もクリスマスバージョンになります。また、この時期は期間限定のクリスマスグッズが「マクダック・デパートメント」を中心に 買えます。




スペシャルイベント「アリエルのシーサイドトレジャー」海と仲間とカーニバル(2003年5月10日〜8月31日)


アリエルのシーサイドトレジャー/Ariel's Seaside Treasure
(上演時間約25分、1日2回12:00と16:35から開催。「ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル」は14:30から従来通りハーバーで開催)。

「アリエルのシーサイド トレジャー」は2003年5月10日(土)から8月31日まで開催されているスペシャルイベントです(右下の画像はショーの最後に船に乗ってハーバー内を1周した時撮影したアリエルとエリック王子、エリックの愛犬マックス=熊並にでかい^^)。
このショーは「エリック王子と結婚した人魚姫アリエルは、プリンス・エリックや地上の友達と夢のような生活を送っていますが、親友の鯛のフランダーやカニのセバスチャンたちと一緒に海の中を飛び回っていた頃を懐かしむ毎日を過ごしています。父であるトリトン王が、寂しさのあまりすっかり元気をなくしているという噂も聞こえてきます。そこでアリエルは、アリエルが大好きな海の仲間たちとゲストの皆さんに一緒になって楽しんでもらうためのお祭りを開くことにしました」というストーリーになっています。

このショーはハーバーの水上で行われますが、ハーバー中央に浮かぶ中央ステージがホテルミラコスタ正面広場(ピアッツァ・トポリーノ/ミッキー広場)を向いていて、しかもアリエルが大きな貝殻の中に座って登場し、後ろからは見えないため鑑賞エリアが決まっています。中央ステージの真横になるリドアイルとトランジットスチーマーラインの乗り場(ザンビーニ・ブラザーズ・リストンテ近く)を結ぶ線より後ろ(プロメテウス火山側)は鑑賞エリア外になります(鑑賞エリアは、パークのエントランスで配布されている「DisneySEA GUIDE」に具体的な場所が載っています)。
鑑賞エリア内でもアリエルを始めキャラクターは上陸しませんが、ハーバー沿いの4カ所でパフォーマーが登場してゲストと一緒にダンスを踊りますので、どうせ見るなら目の前でダンサーが踊るこの4カ所で見た方が楽しいです(座って見るエリアと立ち見エリアがありますが、座って見るエリアでないと隣の人との間に空間がないので踊れません)。立ち見エリアで見る場合も少しでも体を動かすと楽しいと思います。

(1)ホテルミラコスタ正面広場周辺(ピアッツァ・トポリーノ/ミッキー広場)=トリトン・チーム(10分後から始まるダンス・タイムでチーム毎に指名されて踊ります)
(2)ハーバー右側周辺(カフェ・ポルトフィーノ
前付近)=フランダー・チーム
(3)ハーバー左側周辺(リドアイル手前、レガリーニワゴン付近)=セバスチャン・チーム
(4)リドアイル=エリック・チーム

開演15分前のアナウンスが流れた後、案内役のカーニバルマスターさんとポルト・パラディーゾの市長(メイヤー)が乗った船が登場しダンスの振り付けの練習を約10分間します(アリエルが市長/メイヤーに、メディテレーニアン・ハーバーが海と地上を結びつけるお祭りにぴったりの場所だと思ってハーバーを使わせて欲しいとお願いしたというストーリーになっています)。練習と言ってもプレショーと言ってよい内容なので、このショーはプレショー10分、本編25分、合計約35分のショーだと思って下さい(本編開始5分前にプレショーは終了します)。

ショーは最初の数分はイルカのジェットスキーに曳かれた竜の落とし子型ボートに乗った半魚人やカーニバルマスターさんやカリブのカーニバル風の衣装を着たミッキー達が乗った船”ミッキー号”(正式名称不明)が陽気なサンバのリズムに乗って登場します。始まった直後(2分弱後位)に半魚人3人組が緑色の竜の落とし子型ボートからハーバーに飛びこむ”シー初の水中パフォーマンス”を見せてくれます。

 
”水中パフォーマンス”は注意して見ていないと気づきません。最初の2分間だけ3人乗りの緑色の竜の落とし子号に注目して下さい。飛び込む場所は中央ステージ正面方向の水面(海面)です。


その後、エリック王子、エリック王子の愛犬マックスや人魚が一杯乗っている”プリンス・エリック号”が登場し、”セバスチャン号”(
アリエルの見張り役で王室専属音楽家のカニのセバスチャン)、”トリトン王号”(アリエルの父、海の王トリトン)、”フランダー号”(アリエルの親友鯛のフランダー)が続いて登場します。

  
画像上の一番左が”ミッキー号”(ビッグ5キャラ&カーニバルマスター号)。ミッキーとミニーの間にいるのがカーニバルマスターさんです。ミッキーとミニーの近くにいて、良くしゃべるのでかなり目立ちます。セバスチャンやフランダーはまったくしゃべらず、アリエルも主役なのにめったにしゃべらないので、”カーニバルマスターさんのシーサイドトレジャー”みたいです。アリエルの仲間達の紹介もアリエルではなく、ミッキーがやります(進行役という役割)。

アリエルは水上ステージの貝殻の中から開始約8分後に登場して台座が360度回転しますが、水上ステージのアリエルはどのエリアから見ても遠いです。


上の画像がフランダー・チームから見たほぼ見たままの大きさの水上ステージです。

その後エリック王子と愛犬マックスが船に乗り「プリンス・エリック号」も加わって各船がハーバー内を周回を始めるとダンス・タイムになり、カーニバルマスターさんがジャンプ!ジャンプ!となんと84回も連呼してみんなで飛び跳ねてダンスをします^^;
シャボン玉も一杯飛びます。最後は水上ステージで放射状に噴水やパイロ(花火)があがり、その後アリエルが「エリック号」に乗ってハーバー内を一周してショーは終了します。”ミッキー号”を正面で見るにはホテルミラコスタ正面広場(ピアッツァ・トポリーノ/ミッキー広場)=トリトン・エリアがお薦めですが、船まで遠いので近くで見るならホテルミラコスタ正面広場の左右のエリアをお薦めします。

  
最後の決めポーズの時のミッキー達=画像上の左の船はミラコスタ正面を向いています(噴水と花火は約17分後)。

このショーはディズニーの従来のショーやアトラクションと違ってストーリーは単純で、単なるお祭りだと思って見て下さい。見てるだけだといまいち面白くないです、少しでも体を動かすと楽しいと思います。
座って見るエリアは1時間半前までに行って確保して下さい(初めてシーに行く場合は1時間以上前から待つのは非効率なのでお薦めできません)。座って見るエリアは、途中(約10分後から約5分間)で「さあみなさん!その場から立ち上がっちゃって下さい!」と言われて立って踊れる時間が用意されています(ダンス・タイムが終わると「座って下さい」と言われます)。立ち見エリアであれば30分前に行けばそこそこ見れます。
ちなみに「アリエルのシーサイド トレジャー」期間中は、アリエルがフロートに乗ってゲストに挨拶するキャラクター・グリーティングが1日3回あります。場所はハーバー右側エリアになりますが、時間はどこにも載っていませんので、インフォメーションボード担当のキャストやハーバー右側エリア付近のキャストに聞いてみて下さい(午前9時台、10時台、午後1時台に開催)。
最後に、「マーメイドラグーンシアター」と同様、
このショーも映画「リトルマーメイド」のビデオを見てから行けばキャラクターや使われている音楽がわかるので魅力が倍増します。せっかく行くのですから見た事がない方はぜひ、見た事がある方も改めて、ビデオを見て予習してから行く事をお薦めします。


東京ディズニーシー・サーマーフィエスタ「ホットラテンナイト」(2003年7月18日〜8月31日)

ホット ラテン ナイト/HOT LATIN NIGHT

今年のシーの夏は、子供も楽しめる「アリエルのシーサイドトレジャー」に加えて”ラテン”をテーマにした大人が楽しめるお祭り「ホットラテンナイト」で演出します。舞台は1930年代の中央アメリカの秘境のジャングルを再現したロストリバーデルタ。この夏祭り”東京ディズニーシー・サマー・フィエスタ”は、ストリート・パーティー”フィエスタ・ノーチェ”と2つのレストランのライブショーが主な催しになっています(7月18日〜8月31日まで開催)。
ストリート・パーティー”フィエスタ・ノーチェ”は1日3回(18:10、19:40、21:00)ユカタン・ベースキャンプを出発してハンガーステージまで陽気なダンサーが踊りながら練り歩きます(約7分でハンガーステージ前に到着)。ハンガーステージ前(ポートディズカバリー寄り出口前)ではグーフィーとチップ&デールが参加して10分弱のミニショーを開催します。ミニショーはダンスをゲスト(通路でやるので3列しか見れません、ダンス参加は実質最前列のみ)と一緒に踊るショーで。特別な演出はありません。グーフィーとチップ&デールが参加する時間も数分間ですので、1時間以上前から待つのは全くお薦めできません(下の画像が18:20頃のミニショーの画像)。
このストリート・パーティーは通過するのを見て雰囲気を楽しむだけで充分です。

  

ロストリバーデルタの2つのレストラン「ユカタンベースキャンプ・グリル」(古代遺跡発掘の考古学者たちが集まる店)と「ミゲルス・エルドラド・キャンティーナ」(黄金郷を探し求める探検家や地元の人々が集う店)では、18:00からおつまみにもってこいのスペシャルセットを用意してゲストを待っています。「ミゲルス・エルドラド・キャンティーナ」のミゲルス・スペシャルメニューは、チキン・ケサディーヤとビーフ・ケサディーヤのセット(ケサディーヤは、トリティーヤ=小麦粉で作ったタコスの皮にビーフとチキンをサンドしたメキシコ風ピザ)で680円。アボガドディップとサルサソースが添えてあっておいしいです。ビールもコロナ、テカタ、カリブ等のメキシコビールが用意されています。
「ミゲルス・エルドラド・キャンティーナ」ではメキシコの伝統音楽
マリアッチが聞けますが(公演時間:18:30、19:20、20:35)、これがお薦め。まったく期待していませんでしたが、本格的なものでした。早めにロストリバーデルタ沿いの屋外の席を確保しましょう。
なお、演奏は1階の階段下で2回、屋外のロストリバーデルタ沿いの展望台で1回やりますので(下の画像は展望台での演奏もの模様)、外の席が確保できなくても、ロストリバー沿いの外に近い席なら雰囲気は充分味わえます。
「ユカタンベースキャンプ・グリル」ではサルサのリズムに合わせてゲストも参加して盛り上がるライブが開催されます(公演時間:18:10、19:30、20:50)。これもかなり盛り上がっているようなので、ミゲルスのマリアッチとあわせて、これからじわじわと人気が出るかもしれません。

シンフォニーはパスして、最初はユカタンベースキャンプ・グリルでサルサのダンスを楽しみ(ストリート・パーティーの出発を見送ってから)、その後ミゲルスでメキシコビールを飲みながらマリアッチを楽しむのが良いかもしれませんね。




「東京ディズニーシー2ndアニバーサリー」(2003年9月4日〜10月15日)

ミッキーのファンタスティックキャラバン/Mickey's Fantastic Caravan
(1日2回12:00、16:15から約35分間開催)

このパレードは、9月4日(木)〜10月15日(水)まで開催中の東京ディズニーシー2ndアニバーサリー」のメインのイベントで、シーでは初めての陸上パレードです。パレードルートはメディテレーニアンに沿って一周するルートでパレードの通過時間は約10分間です。「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」裏を出発してからポンテベッキオ(ベッキオ橋)到着まで約7分、リドアイル付近到着までは約12分、ミラコスタ正面までは約15分かかります。
パレードのストーリーは
ディズニーの仲間達が冒険の旅から凱旋し、フロートに乗って冒険の旅で見つけきた「不思議なもの」や「めずらしいもの」を披露してくれるというストーリーになっています。パレードは6つのユニットで構成されています。

各ユニットの内容

パレードは小さな旗を付けたセグウェイに乗った人達の行進で始まります。
セグウェイ(Segway Human Transporter)は2001年にアメリカで発表されて次世代の乗り物として話題になった乗り物です。→セグウェイはリコールがあって9/28から姿を消しました。
(1)ミッキーのユニット:ミッキーがシーでしか見れない”提督スタイル”の衣装を着て”ルネサンス調のデザイン”のフロートに乗って先頭で登場します。ミッキーは「みんな きょうはありがとう! あはぁ! 僕たちが見つけた物を紹介するよ!とっても珍しい物なんだ 世界中を旅して見つけた物なのさ あはぁ! さあ みんなで見てみよう!」と言ってパレードのストーリーを紹介します。
(2)チップ&デールのユニット:カラフルなピーコック(くじゃく)のフロートに乗って登場します。チップ&デールが見つけたものは”珍しい鳥”。
(3)ピノキオ&ゼベットのユニット:クジラのフロートに乗って登場します(ゼベット爺さんは地上)。ピノキオが海の中で見つけた物は”愉快で楽しい仲間達”(海の生き物)。
(4)プルートとグーフィーのユニット:卵から生まれた恐竜が乗ったフロートに乗って登場します(プルートは地上)、プルートとグーフィーがジャングルで見つけたものは”恐竜と不思議な小動物達”。
(5)ミニーのユニット:カラフルな果物が実った木が乗ったフロートに乗って登場します。ミニーが見つけたものは”世界一不思議な植物(何種類もの果物が一斉に実を付ける植物)”
(6)ドナルドのユニット:最後のフロートはミッキーフロートと同じルネサンス調のデザインで統一されたフロート。ドナルドが見つけたものは”冒険の旅で見つけた愉快な人間達”。”愉快な人間達”は一般公募で当選したゲスト約100人で、リドアイルでダンスの練習してからパレードに合流し、踊りながらドナルドフロートの後を約250mついて行きます(リドアイルまでは”愉快な人間達”は合流しないので、ドナルドはゲストにアピールだけしています)。
パレード参加の応募受付は「2周年特別サイト」で受付中です(各回100名。来園日の10日前までにHPからまたは葉書による事前申し込み制。参加通知は来園予定日の5日前までに連絡)。



  

このパレードの特徴は
(1)パレードルートに洞窟、門、坂があるのでフロートの大きさに限度があり、小さい。
(2)幅が狭い通路をフロートが進むのでフロートが近く、キャラも近い。
(3)ホテルミラコスタ沿いのルートを除き全て立ち見。通路が狭い所では左右に場所が無いので2〜3重位の列で見れる。
(4)ショーモードは無い(止まらない)。キャラ達のセリフが通過しながらしゃべるので良く聞こえない(事前に知らないとストーリーが良くわからない)。
(5)2周年色が少ない(1周年のイベントはThanks to you!というメッセージがストレートに伝わって来て良かった)。
で始まります。
(6)音楽は日本語の新曲で、耳になじみやすく、かつ覚えやすい。

歌詞は
遠く果てしない彼方から、特別な宝物届けよう
心躍る冒険の旅 喜び共に歌おう 大切なこの時を セカンドアニバーサリー!
Come Set Sail Come Explore 探し続けよう 夢を追いかけ いつまでも
不思議でゆかいな素晴らしいものを ぼくらとここで分かち合おう
Come Set Sail Come Explore 共に祝おう
At Tokyo Disney Sea

で始まります。

管理人としては、もともとキャラに頼ったイベントはシーらしくないと思っているので、1周年と比べると感動しませんでした(比べてはいけないとわかっていますが、記念イベントがこれだけなのは寂しい。せめて1周年の時のようにシンフォニーをスペシャルバージョンにして欲しかった)。
このパレードは、キャラ好きリピーターを除き1時間以上も前から場所取りをすることは非効率なのでお薦めできません。30分前位からなるべくルートの左右にスペースが無い場所を狙って探せば良い場所が見つかると思います(先頭は運が良くないと無理ですが、近くで見れます。30分前でも空いている場所は逆光の可能性があるので気を付けましょう)。



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