ドイツの風景

訪ね歩いたドイツの街々、一枚の風景画に凝縮させました。“憩いの街”新作です。
アルプスと森の山を従えて、主役はこの国を代表する名城ノイシュバンシュタイン城、モミの木に続いて画面中にお気に入りの街を描きました。左上からカール大帝の街アーヘン、ケルンの大聖堂、ラインの古城へと連なり、右下へはバイエルンの州都ミュンヘンからユネスコ世界遺産の街レーゲンスブルクへと続きます。街の住人はゲーテとシラー、グリム兄弟にバッハやワーグナー、ブレーメンの音楽隊に赤頭巾ちゃんなどなど主役たちが集います。ドイツといえばクリスマス、サンタクロースは欠かせませんね。
この国は美しく個性豊かな街がピースのように組み合わさったジグソーパズルのような国です。どのピースも外せないのが悩ましいところですが、日本同様正確無比な鉄道ダイヤのおかげで自分だけの組み合わせ（取材旅行）が可能です。この作品は私の組みあげたドイツの姿です。
本作をはじめ私の風景画“憩いの街”シリーズから商品化されたジグソーパズルが、2008年度日本おもちゃ大賞優秀賞を受賞しております。またこの作品は、日本だけでなく世界の多くの国々でも商品化されております。
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ドイツの作品はこの他に、ロマンチック街道、レーゲンスブルク、ブレーメン、他の国ではニューヨーク、パリ、ローマ、ウィーンに世界、日本、東京、京都などがあります。