東京の街

おなじみ赤レンガの駅舎を主役に、顔役たちを集めて制作した風景画です。わが日本の首都だけに、とても一つの構図に納まりきるものではありませんが、この作品では歴史ある、少しいなせな情緒を感じさせる建物をポイントに揃えてみました。普段何気なく目にする光景は、描いてみるとなかなか凝った意匠をしているものだと実感させられます。作品中には取り壊されたり増改築された建物もあり、主役の東京駅は昭和の三角屋根から創建当時のドーム屋根に復元されました。銀座の顔だったソニービルでさえ今は姿を消しました。ですからこの作品から商品化する時にはメーカーの要望により、東京駅をドーム屋根、新幹線を新型車両という具合に主要アイテムを現在の姿に置き換えたり、スカイツリーなど現在の名所を加えたりすることもあります。
これからも東京の街はどんどん姿を変貌させるでしょうが、いつの時代も活気あふれる粋な街であることでしょう。
そして昭和の姿を留めたこの作品は、自分にとって大変意義のある作品となりました。
こちらの作品で商品化されたジグソーパズルが、日本おもちゃ大賞優秀賞を受賞しております。
また、日本だけでなく世界の多くの国々で商品化されております。
下にあるのは本作の商品化されたパズル群サムネイルです。画像をクリックすると、大きく表示されます。元のページに戻る時は、Back spaceキーやAlt+←キーを押してください。

風景画“憩いの街”シリーズでは、世界、日本、京都、日光、ニューヨーク、パリ、ローマ、ベネチアなど多数の街を描いています。