○● ゲーム日記帳 ●○
2002年【5】

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12月6日
 作業に詰まるとサイト巡回するなんて、当たり前のことですよね?(言い訳)

 『木漏れ日の並木道』が更新されていたのですが、これは、もう、絶対買うっつーか、呼び込まれるっつーか、誘われるっつーか、もうどうにもこうにも。
 真崎楓 嬢のショートストーリーがアップされていたのですが、これがっ。
 主人公と初期状態で唯一結びつきの関係無いキャラとして今後どうやって関わってくるのかと心配していたのですけれども(他のヒロインが強力すぎて)、こうきましたかッ!?てなもんデスヨ!

 さくらちゃんと光一が触れ合う様に憧れを抱いて――って流れなんでしょうか?
 くはぁ――っ!


 声サンプルもアップされてたんですが、これがまた、本編を期待させるセリフばかりで、もう。
 とくに奥さんの未来さんのセリフは……(TдT)。

 家族モノにやっぱり弱いんだなぁ、自分。


 そしてイオでは『てんしのかけら』の発表がッッ!
 うーん。今度は遊園地がモチーフ(?)にされるんですかー。
 楽しみだなー。


 そういえば。
 G−custerって、新しい形のコンシューマー機になりそうな予感。
 ハードの競争が無意味になるといいますか。
 どうなんでしょ?

 自分がADSLになってしまったら、ナローバンドのことなんて綺麗さっぱり忘れちゃったのね。そーよね、アナタって昔からそうだったものね。
 ……持てざる人の気持ちなんて、全ッ然気付かない人だったのよ!


 関係無いですけれど、わたし、この「全」と「然」の間にある「ッ」が好きなんです。

11月15日
 『家族計画』がフル音声+CG追加のDVD版として帰ってくる!?
 うう……。めっさ、うれしいひ!(≧▽≦)
 完全限定生産とのことですが、これは絶対に手に入れなければ!


 『Ever17』 クリアしました。
 発売されて、ふた月経っている作品なので、ネタバレ有りの方向で感想なぞ。
 大バレには注意しますけども。

 うむむ……。なんというか、議論を呼べそうな終わり方&展開ですねー。
 というか、わたくし的には何故に「桑古木 → ココ」の感情方向なのかが納得出来ずー。
 いやさ、本音を言えば、空だけがどうにもなっていないのが悔しいのですけれども。
 結局、物語の輪の中で、空の話だけがちゃんと消化されていないような。

 あとちょっと強引に話を持っていくことが多くないですか?
 武がIBFから戻ってくるときとか、石を抱えて100mオーバーの潜水とか、ピピ大活躍の巻とか、簡単に外科手術が行えてしまうこととか……etc。
 ソレを行うことのリスクを語っておきながら、いざその事例にぶつかったときに先述したリスクを簡単にクリアされてしまっては、どうにも首を傾げてしまいます。
 突き詰めて言えば、そもそもLEMUを舞台に海洋モノであった意味は何なんだろうというあたりに行き着くのですが――。
 海洋モノ+密室モノを期待していた向きには、肩透かしなカンジがしたと思います。

 ……が。
 物語の核となる第三視点にまつわる振り方はとても面白く思えました。
 それだけに、ホント何故に海洋モノなのかなー、と。
 まあ、従来からある、メタ視の存在を名称付けただけなんでしょうけれど、その「だけ」でもスゴイなぁと思うのです。

 そんな風に物語としては大変興味深いと思ったのですけれど、作品としてはツライなぁ……と思ったり。この長さ、あまり人に勧められませんですよ。
 何より、プレイヤーの意志を問う選択肢の数が膨大なテキスト量に比べてあまりにも少なく思えます。
 せめて各ヒロインの終盤あたりの話では、主人公に行動の是非や、覚悟を問うような選択肢を置いてほしかった……。
 何もそんなにスイスイ進まないでも……。
 何というか、物語を読まされる感は強いですねぇ……。

 あとテキスト量は確かに膨大なんですけれど、その中には助長過ぎる場面があるのも確かかと。
 説明的……というより、そこの描写シーンってそんなに重要?と思う箇所が。
 笑い声とか、けっこう耳に残るんですよね……。連続されると。


 ……それでも!
 武編と少年編で絡み合った物語が、ココ編で全貌を見せていく様は、絶妙な仕組みになっていると思います。
 この構成は体験する価値はあるかと。
 運命に翻弄されるキャラも個性的ですしー。
 クリアするごとに惚れますヨ。

 クリア順って、やっぱり「倉成武 編」からが良い……のでしょうか?
 うん、たぶん。

 いろいろ苦言を述べてますが、結論としては好きです。Ever17。
 かーなーりーっ、高評価します、わたし。
 わーっ! ちょっと語れますよ、Ever17! マジで!
 いろいろとやりたくなってきました。
 とりあえず、CD買ってみようかな……(笑)。

 あ、イチオシキャラは空……と言いたいところですけれど、優秋で。
 先述の通り、空って物語の中では消化されていないキャラなので、他のキャラに比してどの位置付けにしたら良いのか分からないのデスヨ。

11月9日
 『Tales of Destiny2』のOP画面?を見たのですけれど。
 あ……あの主人公を見送る女の人は、ルーティなのですね!?
 わーわーわーッ!
 懐かしーっ!&嬉しーっ!(≧▽≦)
 うむむ。あの画面にマイキーの曲が重なるのですか。うむむ……。
 ……思ったんですけれど、主人公には叔母さんにあたるリリスは登場するのでしょうか?
 というか、フィリア、登場しませんか?(無理っぽい)


 RO。
 正式稼働まで封印するとか何とか言ってましたが、キャラチェンジバグなどに遭ってないか気になって、とりあえずログインだけしてみました。半月ぶりに。
 この前、RO日記をアップしてから、本当に入ってなかったんですね。
 んで、Suzuは無事でした。良か良か。
 巻き戻しについては確認しませんでした。
 転職もしてませんでしたし、レベル下がっても気にしませんし。

 最近は「にゅちゃんねる」の昔話を語るスレを見てジワワ〜と思い出の中に浸りきってました。
 みんな、詩人だぁ……(T▽T)。
 すでに有名かと思いますが「ありがとう」FLASHにも感動。
 ……今日探してみたんですが、ファイル、見つからなかったー(;д;)。
 FF11版とかUO版とか見ましたけど、やっぱりRO版かなー。
 自分がROをやっているというだけの身贔屓だけではなくて、たとえばFF11版で作中に採用されているシチュエーションに――
「自分はもうヴァナやめるんだけど、あの時のアナタの事は忘れません。良い思い出をありがとう」
 ――といった雰囲気のモノが多かったような気がしたので。
 「別れ」のシチュエーションで感動を誘うのは、ちょっと安易かと思ったので、厳しく採点(苦笑)。
 「プレイを止める」ということを、ことさら取り上げるのも、プレイしている人へ対して適当では無いようにも思えましたし……。
 ……んでも、やっぱり「別れの一言」シチューションで感動させられたんですケドネ!
 やられましたよ! 思うがママさ、この泣き虫は!

 というか。
 半月も遊んでいないと、なかば引退したご隠居気分です。
 いくつか新しいMMORPGとかも探してきましたし。
 これからどうなるのか、どうするのか、自分で自分がちょっとわかりません。
 やぱしMMORPGは面白いとは思うんですけれど、作品としては完成している1つのパッケージングされたオフラインゲームの方が評価するに相応しいと思うスタンスです。

10月22日
 「シビれるわ、成歩堂くん。その心ニクイばかりのハッタリ!」

 『逆転裁判2』 クリアしました〜。
 前作に比べて、難易度上がってます……か?
 突き付ける矛盾点への導き方が、前作と比べてちょっとぼんやりしている(箇所もある)ような。
 3章と4章で、少なくとも1箇所ずつ詰まりました。
 んでも、後々考えてみると、わたし、先読みしすぎで証拠を提示していることが判明。
 トリックが分かって、最終的なトリックのネタを提示しているという。
 まずはそこへ導かないと(笑)。

 サイコロックのおかげで、探偵パートも盛り上がりますねー。
 あと人物ファイルを証拠として利用できるようになったおかげで、展開に広がりが生まれています。
 ……そのぶん、突き付ける証拠が倍増して、難易度アップしてるワケですけれど。
 わりと人物の方を忘れていたことが多かったです(笑)。

 んでもシステムは良くても、話は前作の方が好きかなー。
 4章、ちょっと凝りすぎ?な感がしないでも……。


 新キャラ、はみちゃんと冥ちゃん。萌え〜でございますわよ。
 とくに冥ちゃん。……ちゃん?(笑)
 いきなりの「ていうかしなさい!」で萌え!(≧▽≦)
 そしてラストで萌え!(笑)
 わたくし的には、成歩堂×冥、で!
 冥ちゃんは成歩堂に依存していると思います。
 ていうか、依存しなさい!(笑)

 強気でわがまま言いまくりな女の子に、困り顔でもしっかりと付き合ってくれる男の子のカップル……というイメージなんですけれど。

 そして、はみちゃん×御剣、で!
 こっちは良くわかりません。何となく(笑)。
 はみちゃん、ぴょんぴょん飛んでる姿が可愛いですよねv

 霧緒さんもオッケー!
 弱い自分をインテリ系で隠そうとするのって可愛い!

 あと、トノサマンが再登場(シリーズ化?)してるのも嬉しい!
 あのテーマ曲、好きなんですヨ!
 『1』をプレイしているとき、あの曲で主題歌、歌えたというか頭の中に流れたというか(笑)。

 それにしても、あのラストといい、叔母様といい、すでに次作が折り込み済みですか?
 いえ、そうだったら……いいなっと(^_^)。

10月15日
 『ロケットの夏』 クリアしましたー。
 んんん……。何と言いましょうか。
 100点満点のテストで、75点を狙って見事に75点を取ったってカンジ?
 それも計ったように25点分の設問には手も付けない白紙回答で。
 解答した設問だけで、きっちり75点を取った……って気がします。
 余計なものを排しているという。

 攻略できるヒロインが5人いますけれど、メインと言えるのは……2人?
 歩と千星。
 この2人で「ロケットの夏」の意味が全く異なる展開というのは興味深いです。
 ヒロインが違ったら、その重要だと思える裏設定に触れるどころか全く無視な状態になっているのが良いのか悪いのかは分かりませんけども。
 まあ、全体として統一した世界観を持たなければならないというワケではありませんし、それよりも「ロケットの夏」という言葉に二重の意味/世界を持たせることの方が作品として望む方向だった……ということで。

 わたしの第一印象が近かったのは千星のほうです。
 基本的にロケットを作って打ち上げる話。
 あーもー!
 「大空の彼方を目指すロケッティア」とか言われると、胸がドキドキしますYO!
 でも、それだけに、最後の打ち上げのシーンは、エピローグではなく本編に入れて欲しかったです。
 何て言うか、こう、見せられた、読まされた感が強いので。
 それでも、もちろん、熱くなりましたけれどもね!

 歩の話は、もっとSFちっくな話?
 なぜ地球が星間連合に対し鎖国政策を取るようになったのかを語っていく話。
 こっちはギリギリと胸が締め付けられる、ツライな話でした。
 でも、その幸薄さ加減も、ある意味SFっぽいかな、と(笑)。
 エピローグは、もう少し説明が欲しかった気がします。

 残る3人のうち、宇宙人の二人、セレンとベルチア。
 うーん。セレンのクリアは難しかったです。
 結局、一番最後にクリアです。
 終盤、取り巻く状況が変化していって彼女が可愛くなっていく過程は、分かりきっている展開とはいえ萌え!
 浜辺への小旅行?なんて、もー、きゃー!(≧▽≦)
 彼女だけエピローグの演出が違っているのは、贔屓ですか?(笑)

 そのセレンのお付きの護衛兵、ベルチア。
 メガネを作ってあげるイベント……可愛い(笑)。
 そーですか、そーきましたか!
 だから、その、エピローグで急展開させるの、やめていただきたく(笑)。
 まあ、その分、最後まで引きつけられましたけども。

 そして最後! アンドロイドの、はるひ先生!
 ロケットに惹かれて買ったハズなのに、最初にクリアしたのは先生でした(笑)。
 マニュアルとかに書かれているほど、ロボット然していなかったような。
 けっこう感情豊かに見えたのが良かったのでしょうか?
 『夷皇島華道部』を読んだばかりなので、その手に弱かったとも言えますけど。
 エピローグ、良かったヨ!

 ちなみに、わたしのクリア順序。
 はるひ先生 → 千星 → ベルチア → 歩 → セレン


 1つのストーリーは5時間程度で終わると思うので、それがコストパフォーマンスに見合うのかは、ジャンルの好き好きだと思います。
 昨今、このジャンルってゲームになってないと思いますし、好きな人は買い!だと思います。
 高校生が有人ロケットを製作して打ち上げる……って、無茶な話だとは思いますけれど、そこら辺りを夢として許容出来る人なら――。
 あ、あと「ロケッティア」という言葉に、例えようもなく惹かれて止まない人(笑)。


 ところで『ロケットの夏』って、ブラッドベリでしたっけ?
 本編をプレイしたら、「歌う船」を思い出したのですけどもー。
 こっちはマキャフリー?


 余談。
 千星と歩を比べた場合、主人公の相手には歩の方がお似合いだと思います。
 自分の実力がどれほど高いか気付かずに無邪気に慕ってくる、頼ってくる感情は、いつか主人公を傷つけるような気がするので。
 まあ、主人公はすでに彼女の能力の高さに気付いているので、それを気にしない寛容さを持てば問題ないのですけれど。
 でも、オトコゴコロって、そんな単純じゃないと思うワケですよ。
 『イエスタディをうたって』しかり(笑)。

10月1日
 『Ever17』 プレイしてます。
 そ、空が可愛いデス!(≧▽≦)
 優も良いのですが、なんと言っても、空! 茜ヶ崎空!
 まだ空のグッドED1回しかクリアしてませんけれど、何? トゥルーEDとかあるの?
 KIDだからありそうですけども(笑)。
 というか、11個もEDがあるなんて……。
 全クリ出来るのは、はたしていつになるのやら。
 ただでさえ、倉成視点と少年視点で2倍も時間かかりそうなのに!

 しっかし、笠原弘子さんの声で――
 「もうっ、倉成さん!」
 ――とか、怒られるのは気持ちよいですにゃー(脳みそ、とろけてます)。

 うーん。オフィシャル同人誌(?)を見た限りでは、こんなに空サンにハマルとは思わなかったんですけどねー。
 やはり、あの設定、シチュエーションにはやられますッテバ!
 まあ、そんな次第なのでグッドEDの終わり方も、理解は出来ても納得いかないっちうか。
 本当に「グッド=良かった」なので、「ハッピー」では無いんですよね。
 うわわわぁぁぁぁん(TдT)。

 それにしても、このシステムは斬新というか――。
 テキスト送りにオートシステムを使用していると、何かムービーを見ているカンジ。
 自分がゲームを遊んでいる感はかなり少ないのですけれど、こと「読む」「見る」「感じる」といった点に関しては集中度が高まるのではないかと思います。
 よく言う「ゲームである意味は無い」といった批判論も、ここまでスッキリバッサリ、システムでフォローしてくれるなら、それもアリなのではないかと思うのです。
 もちろん、自分でボタンを操作してテキスト送りするコトも可能ですけれども、わたくし的にはオートプレイをオススメします。


 ところで。
 わかる人にはわかっていただけると思いますが。
 つぐみんって、青葉お姉さま属性だと思いませんか? 『家族計画』の(笑)。
 ということわ。
 ああいう人に限って終盤あたりはすっごくしんみりしちゃって、EDにいたってはとても清々しい終わり方が用意されているに違いないのです!(断定)
 ぎゃーっ!

 ……でも、ココには末莉ちゃんのようなEDは用意されていないんでしょうねぇ(苦笑)。