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3) 居住性抜群の住宅の実現


(a) 実現に向けて
No. 項  目   内     容
(@) 室内の部屋間温度デバイドの解消  四季を通じて一年中いつでも、家のなかの何処にいてもちょうどいい温度と湿度に・・・・・・・、あわせて綺麗な空気に包まれて生活したい!
 この願望を実現することを目指して家造りを推進する。

 この願望の実現に向けてのエコマイホームの基本は 「Sハイム」の"快適エアリー"*1 なる総合的な空気調節システムの採用である。このシステムにより1年中快適な生活をおくることが期待できる。
(A) 太陽光発電の導入  このシステムを省エネで稼働させるために太陽光発電の導入を行い、加えてそのエネルギーを効率的に活用するためにオール電化を採用し、ガス、灯油使用の削除などを含め、大幅なCO2削減を目論むとともに光熱費ゼロ化を目指す。
(B) オール電化 家庭内のキッチン・給湯・冷暖房などのエネルギーをすべて電気でまかなう。
(C) 節水タイプの機器活用 給湯システムも熱効率に優れたヒートポンプ式のエコキュートを採用、洗濯機、食器洗い機などは省水量のものとし、トイレは洗浄技術「ハイブリッドエコロジーシステム」を使ったTOTOの"ネオレスト"*2 により超節水の4.8L化を実現する。
(D) 大収納スペースの確保 ウォークインクローゼットをはじめ各部屋に収納スペースを配置し、清潔な暮らしを実現する。
(E) その他 さらに 費用面での工面として、公的補助金制度などの最大限の活用と、インターネット活用での汎用品の通販購入で出来る限りの経済化工夫をする。

*1 快適エアリー:

 ヒートポンプ式の冷暖房・除湿システムと換気システムを床下に組み込んだ総合的な空気調節システム。

一階LDKはしっかり冷暖房&除湿、その他の空間も個別空調との上手な組み合わせで、冬はあったか、夏はさわやかな年中快適な住まいを省エネで実現。

 ヒートポンプ方式は、空気の熱を組みあげて利用するため、通常より少ない電力で効率的に稼動することができます。電気式床暖房や電気ヒーターと比べて、約3〜4倍のエネルギー効率を誇り、省エネで経済的。CO2排出量を抑え、環境にやさしい暮らしを実現します。

 また第一種換気システムにより、外からの空気を浄化。冬期はあたためて、梅雨時などは除湿した後、ダクトを通して住まいに空気を循環し、安定した空気環境を維持します。

 排気・給気ともに機械で行う第一種換気は、もっとも安定した換気が可能な換気方法です。しかも、高性能な3層の大容量フィルターにより、花粉・粉塵・NOxを大幅に除去。ハウスダストを抑え、健康的な空気環境を維持。ダニのフンや死がいなどのアレル物質が多く含まれるホコリ(ハウスダスト)。セキスイハイムの第一種換気システムは、一般的な住まいに比べ、約40%もホコリを減らすことを実証しています。

 清浄な空気を家全体に循環させるため、閉め切った室内でも快適に過ごせます。
 (セキスイハイムHPより引用)

*2 ネオレスト:
 水道から直接流れる水と、内蔵タンクから加圧されて流れる水。ふたつの水をハイブリッドして、少ない水でパワフルに洗浄します。トイレの性能を基本から進化させた世界初の洗浄技術「ハイブリッドエコロジーシステム」。便器洗浄量は従来の13Lから4.8Lへ。従来の節水便器に比べて約68%も節水し、水道代は年間13,735円もお得になります。
(TOTO HPより引用)

(b) エコ マイホームの実現具体策
No. 項  目 内     容
(@) 総合的空気調節システム"快適エアリー" の採用 ヒートポンプ式の冷暖房・除湿システムと換気システムを床下に組み込んだ総合的な空気調節システム。
(A) 太陽光発電システム
の採用
 フラット屋根を有効活用して 出来る限りたくさんのPV(Photovoltaic power generation)
モジュールを敷き詰める。 すなわちPVモジュールはシャープ多結晶で185W/枚のものを 25枚(定格出力4.63KW)とし、真南に向け、傾斜角10度で設置する。

 その効果については シミュレーション稼働実績 を参照されたい。

 幸い、地球温暖化対策として国と地方自治体から補助金 473,400円(323,400円/国、150,000円/県・横浜市)が出たこと、およびソーラーメーカーキャンペーンでの割り引き期間に割り込めて 10万円強の割引を受けられたことで都合約60万円安と割安で据付が可能となった。

 我が家のむこう1年間の通算発電量を先達のホームページデータを参考にして5,400KWh/年と試算、このときのCO2削減量はおよそ1,698kg見込めるので 「チャレンジ25」*3 で国が目標としている「1世帯で1年間で1,000kg以上CO2を削減」を 2020年を待たずして10年前倒しで達成できる。 
 (太陽光発電システムのCO2削減効果は、結晶系シリコン太陽電池:314.5g-CO2/kWhで試算)
*3 チャレンジ25:
 2009年9月、鳩山内閣総理大臣がニューヨークの国連気候変動サミットにおいて、我が国の目標として、温室効果ガス排出量を2020年までに1990年比で25%削減することを表明。
 政府では、地球と日本の環境を守り未来の子どもたちに引き継いでいくため、「チャレンジ25」と名付け、あらゆる政策を総動員して地球温暖化防止の対策を推進することとしており、そのための温暖化防止のための国民的運動を、「チャレンジ25キャンペーン」として2010年1月14日より、新たに展開している。
(B) トイレ 超節水4.8Lタイプ ハイブリッドエコロジーシステム ネオレスト
13L便器&約10年前のウォシュレットと比べて4人家族で1年当たり 84kgのCO2削減。
(C) 自動食器洗い機 13.5L/回で洗える食器洗い機を採用。
(D) エコキュート 「チームマイナス6%」の参加企業 日立エコキュート ヒートポンプ式, フルオート 標準タイプ を採用。
(E) IHクッキングヒーター 「チームマイナス6%」の参加企業 日立IHクッキングヒーター を採用。
(F) 照明器具 省電力タイプのLED照明、蛍光灯の採用

(c) 新築関連の 各種補助金、税金控除 の活用 (総額:995,300円相当)
   エコ住宅の建設に当たり国と地方自治体より各種補助金を貰うことが出来るのでそれを活用させていただいた。
○ 住宅エコポイント制度の適用を受ける:300,000ポイント
次の(1)又は(2)に該当する住宅の新築工事がポイントの発行対象となります。
(1) 省エネ法のトップランナー基準相当の住宅 .外壁、窓等の断熱性能に加えて、給湯設備や暖冷房設備等の建築設備の効率性について総合的に評価して得られる一次エネルギー消費量が、省エネ法に基づく「住宅事業建築主の判断の基準(トップランナー基準)」に相当する新築住宅。
(2) 省エネ基準(平成11年基準)を満たす木造住宅 .「省エネ基準」を満たす外壁、窓等を有する木造住宅。
○ 住宅用太陽光設置費補助金 (今回設置の4.63KWに対して) :合計;473,400円
・国
補助金額:太陽電池モジュールの公称最大出力1kWあたり7万円→323,400円
・神奈川県・横浜市
補助金額: 1KWあたり4.0万円(上限15万円)→150,000円
 (平成22年度受付開始の4/1に申請、24番目に交付決定された。対象は約2,000件)
○ エコキュート導入補助金:40,000円
これからエコキュート(CO2冷媒ヒートポンプ給湯器)を住宅等に設置して使用することを予定している方に対して、その購入費用の一部に充てるために補助金を交付する制度です。
補助金額:40,000円/台→40,000円

● 認定長期優良住宅新築等特別税額控除181,900


(d) 経済化施策 (施主支給品化の推進)
 トイレの超節水の4.8L化を推進するにあたり、「Sハイム」標準仕様から外れることが判明、コストダウンをするためにその構成購入品調達を自前でやり、支給することにした。
 ついでに同様に エコキュート、IHクッキングヒーター、照明器具、カーテンなどのインテリアなど一般購入品に付き自前調達し、支給することにした。こうすることで対象購入品費をおよそ40%コストダウンすることができた。


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