風の松原を歩く    これまでの足跡 04年7月

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最終更新 2004/8/22


04/7/1(木)
 今朝は2000メートルのジョギングコースは散歩できたが、23番から55番までは入っていけなかった。立ち入り禁止の箇所に係の人がいれば写すのは憚られるが、23番には誰もいなかったので、立ち入り禁止の写真を写してきた。帰りに5番から林内に入ったところにある掲示板に寄ったら、薬剤散布箇所と作業日を色分けした地図が貼られていた。

 上の写真は上段左から、23番地点の立ち入り禁止ロープ、掲示板、右縦は、その中の作業地図(左側が海)、下段は左からトリムランニングコース1100メートル付近で下刈りが行われた様子、トラクターやトラックが入って作業しているので普段は見えない道路が現れている箇所。


04/7/5(月)
 昨日からジョギングコースは全線通行可能となった。そこで昨日は久しぶりに6キロコースを通して歩いた。100メートルごとのタイムを計ったところ、最初は75秒だったが、10番地点から20番地点までのアスファルト舗装では65秒、23番地点から42番地点までは起伏があり、カーブもあり、砂利を敷き詰めた場所もあるためか70秒から80秒程度、中に90秒ほどかかったところもあった。もしかしたら「区間100メートル」ではない場所もあるのかと疑いたくなった。28番地点で出会った人に55番地点以降でまた出会うこともあり、歩くコースも人によって様々違っていることがわかった。

 今日5日は0番地点から逆コースで歩き始めたが、100メートルタイムが昨日よりもかなり遅い。そこで今日はゆっくり周囲を見ながら歩くことにして、トリムランニングコースから10番地点に向かい、10番地点から右折した。トラックが通った轍ははっきり付いているのだが、雑草はかなり背が高い。十字路、三叉路がなんどかあったが、すべて真っ直ぐに進んだつもりだ。途中で40番地点からトリム600メートル(逆回り)地点に行く通路との交差点も直進し、42番地点と55番地点を結ぶ中間点から42番地点へ、そのままジョギングコースを横切って海岸方向へ。港湾道路への出口でこれまで見た中でもっとも鮮明な案内図に出会った。
 (しかし、いくら○○番地点といっても理解できないだろう。今度はわかりやすい地図を作ろう)

<写真解説> 上段は左から順に、29番地点との交差点付近、これまで見た案内図の中で程度の良いもの、42番地点から海側に到達する直前の様子、下段は左から港湾道路(左に進むとはまなす展望台やはまなす画廊に)、戻ろうと振り返った時に出会った鮮明な案内図の順。


04/7/7(水)
 7/5の文章を書いていて、「○○番地点」と書いても、書いている私自身が分からない場合がある。そこで今日はジョギングコース略図を作ってみた。元にしたのは7/5に発見した鮮明な案内図である。この案内図は他の案内図と上下が逆になっていた。これまでの案内図はすべて、東側から見るように作られていたが、5日発見の鮮明な略図は日本海側(西側)から見るように書かれたためだろうと思う。100メートルごとの地点番号を書き込んでいて、略図が間違っていることに気が付いた。これから徐々に直していこうと思う


04/7/8(木)
 昨日このページのトップにあるジョギングコース略図を作成したので、今日はその検証に出かけた。朝から湿度が高く、ちょっと歩いただけで汗ばんでしまった。いつも出会う人と33番地点付近で出会った時に「今日は蒸しますね」とあいさつされた。
 上の図では10番地点の場所が違っていた。22番地点と23番地点の間は95メートル位だから縮尺の間違い。23番地点から海側に歩いたら250メートルくらいで漁船の泊地の南端に到着。能代火力発電所が左前に見える。泊地の松林側にも歩道があるので、そこを北に向かう。漁船やモーターボートが多数係留されている。漁船側の通路をランニングしている人が見える。
 600メートル程歩いた所に松林への入り口があった。30メートルほど入ったところに泊地と並行の道路がある。森林管理所の作業用通路か?トラックが通ったあとがある。更に200メートルほど進んだら、ジョギングコースと直角に交わった。29番地点と30番地点の中間点だ。そこから真っ直ぐに12番地点に向かう道路が伸びている。そこを12番地点に向かって180メートルほど進んだ所で右に曲がる道路があった。広い直線路である。27番地点と28番地点の中間点に出た。今日は「調査」を目的としていろいろな道路を歩いて見たが、あまり人が歩いた形跡のない道路は表記を緑の破線に直さなければならない。陸上競技場の位置が変なことは前から分かっていたが、「散策路」に誤字があったり縮尺が間違っていたり。今回は水性のマーカーペンで書いたので訂正が効かない。こういうものこそパソコンで作図した方がいいと思うので、今度は地図作成ソフトの勉強をしなければならない。


04/7/15(木)
 風の松原散歩コース略図を作るためにあちこちの道路を歩いていろんなことが分かってきた。ここに載せた地図を印刷すれば地図上の1センチがおよそ100メートルを示すようにしたいのだが、それでは幅が35センチほどになってしまい、私のスキャナーでは読み取れなくなってしまう。別の方法を考えたい。発表までにはまだ時間がかかると思う。明日からは甲子園予選が始まるので応援に出かけるのだ。
 以前も書いたが、『風の松原』がどこからどこまでを指すかも問題だ。先日、ロケットセンター前を南に向かって進んだが、どこまで行っても松原が続いている。黒岡の沼の北端まで進んだが、まだ松林が南に延びており、その場所は風力発電の中間くらいの場所であった。あいにくカメラのバッテリー切れで写真を撮すことも出来ず、後日再度取材に行かなければならない。きっと能代市と八竜町の境界線あたりに下の写真のような境界見出標があるのではないかと予想している。写真の見出標は鳳凰岱の民家との境界に建てられているもの。

 昨日数日ぶりにトリムランニングコースを歩いていたら、1000メートル付近で松の木が1本倒れていた。11日にはこのコースを通ったはずだから、11日の午前7時以降から14日の明け方までに倒れたものだと思う。地上2メートル付近で折れているのだった。これも松くい虫のせいだろうか。今朝はもう2メートル位ずつに切り倒されて道の両側に片づけられていた。

 このところ大森稲荷神社前から出発することが多く、陸上競技場前のスタート地点を通ったのも数日ぶりだったが6月7日に写真で紹介した、末広町第一子供会の花壇が約1か月で下左の写真のように成長していた。また0地点付近には写真下右のような真新しい巣箱が何個も掛けられていた。渟城第一小の子供たちが11日の日曜日に親子レクで作ったということが巣箱の正面に書いてある。製作者の名前は底に書いてあった。


04/7/16(金)
 昨日、風の松原の範囲について風力発電所の中間くらいまで行ったことを書いたが、今日7月16日付けの『北羽新報』
枝の混合、輸送態勢に課題 風の松原協議会
市民ボランティア大会 簡易担架で効率アップ
 
ごみは160キロに 次回へ向け意見交換

という見出しで、6月13日におこなった市民ボランティア大会の記事が出ている。あとから北羽新報のホームページに掲載されるのは記事のダイジェスト版になると思うので、一部分を引用する。まず、リード文は『風の松原ボランティア協議会は15日、能代市総合体育館で開かれ、先月13日に実施した風の松原を守る市民ボランティア大会の実施状況報告を受けて意見交換、松枝とアカシアなどほかの木の枝との混合や輸送態勢など、次回に向けた反省点が出された。』と書いた後、本文の一部分を要約すると、

大会には約1千人参加、
1.トリムランニングコース周辺(第1ブロック)  619人(事前申し込みの高校生ボランティア2校361人含む)
2.船泊周辺(第2ブロック)             173人
3.風力発電所東側(第3ブロック)         208人(事前申し込みの一般市民参加は1人だけ)

に分かれて、人海戦術で松の枯れ枝の除去やごみ拾い、業界団体の協力を得てトラックに積み込み搬出する作業を行った。この結果、枝は4トントラック20台分、ごみ160キロ(燃えるごみ90キロ、燃えないごみ70キロ)が処理された。

といったことが書かれていた。
 この記事で、風の松原の『範囲』は、昨日書いたように南は黒岡地区の先まで伸びていることが分かったが、ロケットセンターよりも南側、特に風力発電所まで伸びていることを知らない人が多いのではないかと感じた。


04/7/17(土)
 今日は甲子園予選が雨で順延となったので略図の第2版を作成してみた。今回は某社のデジタル地図を下敷きにして作成図の縮尺を1センチが100メートルになるように考えたつもりだが、トリムランニングコースと、ジョギングコース42番地点以降が変になってしまった。また後で作り直そう。
 今回はいろいろな散策路を実際に歩いてみて、散策には向かないと思うところを点線表示にした。まだ歩いていないところは表示していない。また、今回表示したものよりもロケットセンター寄りにも散策路があるのだが作成図の縮尺を1センチが200メートルに作らないと書き込むことが出来ない。今回は7月7日作成のものと二つ掲載する。


04/7/18(日)
 今朝は昨日作成した新しい「風の松原散歩コース略図」を持ってジョギングコースとトリムランニングコースを散歩したが、またまた間違いがあった。54番地点の位置が違っていたことと、トリムランニングコースの円が小さすぎたこと、ほかにも散策路と思われる小径が幾つかあったことである。それらを訂正して第3版を書かなければならないが、同時にパソコンで作成する勉強もはじめなければならない。


04/7/20(火)
 東京では39℃だそうだが、秋田県では今日も梅雨末期の大雨。甲子園予選は横手球場の2試合が行われただけで他は順延。そこで昨夜から今日にかけて散歩コース作成に没頭。先ほど第3版をアップした。この「ryakuzu03.jpg」をダウンロードした上でA4判の用紙に印刷すれば、1センチが100メートルになると思うのだが、どうだろうか。


04/7/23(金)
 昨日は雨が上がったので、1週間ぶりくらいにジョギングコースを全コース歩いた。その後甲子園予選を見に行ってきたが、第2試合の途中で眠くなり、5回終了時点で車に戻って眠った。目が覚めたら9回裏、秋田高校が逆転されてしまっていた。今日は甲子園予選はテレビ観戦の予定なので、散歩コース略図の検証に回った。大森稲荷神社から1400m地点までもう一本散策路があった。こちらがトリムランニングコースよりも古いのかもしれない。
 ジョギングコース23地点から海側にはいるとまもなく、左に抜ける道路のようなものがあったが、案内図には出ていない。後から確認の必要あり。
 また、ジョギングコース22地点からロケットセンター方面に450メートル程進んだところに海側に抜ける小径がある。コース上に立っている案内図(写真上左の左端あたり)では能代火力発電所のエナジアムパークに行けるように書いてあったので進んでみた。写真右上のように本当に小径であり、更に出口に近くなるにつれて、ニセアカシヤが松を上回っているような感じだった。出口には写真中左のような立て札があった。道路の向かい側を見ると本当にエナジアムパークの入り口だった(写真中右)。ここは以前「風の松原の外周を歩く」(風の松原の範囲が分からないので未完成)の取材に歩いた場所だったが、こんなところに松原への入り口があるとは気づかなかった。
 南を見ると、風力発電のプロペラが林立している様子が見えた(写真下左)。もと来た道を戻るのはいやなので、港湾道路を進んだところ、写真下右の看板があった。この看板も以前歩いた時には気づかなかったものだ。同じ道路を歩いても逆方向に進めば見えるものがまるで異なるのだ。


04/7/24(土)
 散歩の途中で2人から声をかけられた。一人は今日初めて風の松原に来たという人で、小鳥の声が多いことに驚いていた。ビデオカメラを回していたが、私への問いかけは「小鳥の声を聞いて鳥の名前が分かりますか」ということだった。私はいつもラジオを聞きながら歩いているので鳥の声は聞いていないことを話した。
 もう一人は、このコースを30年も歩いているという鳥小屋の人だった。30番地点で会って、900m地点で分かれたが、お話を聞いていていろいろなことが分かった。案内図では41番地点から内側に入る道路があることになっているが見つからないことや、エナジアムパークへの道路は歩きにくかったことをなどを話すと、「今は見えないが冬になると雪の間から道路があったと思われる木の配列が見えてくる」「今は草が高くて歩けないが、春先は歩きやすい」とのことだった。
 また、私が昨日書いた、「大森稲荷神社から1400m地点までもう一本散策路があった。こちらがトリムランニングコースよりも古いのかもしれない。」については、「そのコースは今回(6月28日から7月八日までの薬剤散布など)のためにブルドーザーなどの重機が入ったために出来た道路だろう」との見解だった。 


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