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雑 記 帳  |
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どうした「するめいか」 |
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するめいかの不漁が続いている。酒の肴に、「新鮮なイカ刺し」に勝るものなし。
昔、母親の言っていたことを思い出す。
戦後まもない頃、イカが取れすぎ行商のオバさん「1パイ1円でいいから買っておくれ。」 |
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ほぼ毎日買出しにでる。スーパーに寄ると、まず「魚売り場」のチェックである。「疲れたイカ」にしか出会わない。 |
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イカを求めて相馬に!
海から離れたこの地、超新鮮なイカを求めるは元々無理なところはある。この地に来て間もなくの頃、「イカ刺し」を注文したことがある。「噛めない、呑みこめない。」その後、しばらく手を出さなかった。
それでもと、ある時期、クーラーボックスを付け、相馬市の魚店まで買出しにいった。往復5時間である。 |
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活イカ 2000円! |
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するめイカは、日本海側でも太平洋側でも獲れる。「秋生まれ」は、10~12月ごろ対馬海峡から能登半島沖で生まれ、成長しながら主に日本海を北上して稚内周辺、一部は津軽海峡を経て太平洋側まで回遊する。
一方「冬まれ」は、1~3月ごろ東シナ海で生まれ、太平洋を流れる黒潮の沿岸側に沿って北上し、下北半島東岸、さらに北海道の釧路沖に至る。成長したイカがやって来る東北や北海道の沿岸・近海はよい漁場だ。漁期は6~12月ごろとなる。
寿命は1年。秋生まれは日本海を引き返すように、生まれた海域で産卵する。冬生まれは津軽海峡や宗谷海峡まわりで日本海を南下し、東シナ海に戻って産卵する。
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