木下黄太氏インタビュー
「放射能防御」と脱原発を巡る、もろもろの事情

「放射能防御」と脱原発を巡る、もろもろの事情

歪んだ自己実現のために、被曝回避活動を利用しようとする人もいる


木下  ネット上の対応だけでなくて、活動の中心に、この人たちを入れるかどうか迷うようなタイプの人がある程度いるんです。なんというのか、いろんな意味で積極的に関わろうとする、そういうタイプの人たちです。こういう人たちが、突然、僕を攻撃し始めたりするんです。そういうことが複数回起きて
います。
 僕が、どうしてもわからないのは、その人たちと僕は恒常的にやりとりをしているわけではなくて、そんなに接触をしていないのに、なぜ僕が恨まれるのかさっぱり理解できないんです。こちらからすると、まだ距離感のある関係しかないし、この人の本質もよくわかっていない状態です。
 それでそういう人たちが、木下カルトとか、信者がどうとか、わけのわからないことを言っている。僕とよく接触もしてない人が、周りの人を信者がどうとか分かるわけないじゃないですか。

運営者 木下さんの講演会に情報を求めてくる人たちを十把一絡げにまとめて信者であるというのは失礼な物言いですよ。

木下  カルトというのもひどい言い方です。僕はカルト取材に関しては、テレビの中では本当に良くやっていたから、はっきりしていますが、カルトにはちゃんとした定義があるんです。外形的に見た場合、少なくとも毎月のように会合を持って、信者がそこにほぼ毎回参加して、最低でも毎月何万円単位のお金を入れるというシステムを持たないと、そもそもそういう言い方をするのは無理です。勿論、そうした外形がある集団すべてをカルトとはいえません。そういう恒常的でかつお金に関しての一定以上の集金構造がないと、信者と教祖の関係というのは成立しないんです。というか、カルトというのは、そういう定義のもの以外は、成立しません。

運営者 木下カルトという表現は極めて不適当で、それはこちら攻撃する意図を持ってあるイメージをつけるために言っているのでしょう。

木下  初期の頃は推進側の人たちが、僕を中傷するためにカルト的とか言っていていました。それも許すべきではないのですが、それは言いっぱなして逃げるような連中だけで、殆ど匿名的な言説しかありません。結局、嫌がらせを一部のおかしいひとたちが行っているという域を出ないんです。それはそれで、
相手側の意図を考えると普通の攻撃なのでまだ理解できるのです。しかし、今度は近くで動いていた人が、離れていって推進側と同じことやってるんです。
全く理解できません。

運営者 でもそもそも、放射能防御を考えて、情報が欲しいと思って集まってきた人たちじゃないですか。その人たちは一体何を批判してるんですかね。

木下  実はそういう人たちは、本音で「自分自身が中心になってグループをやりたい」という意識を持っている人が多いんです。
だけどやりたいけど彼らが人が集められないから、自分ひとりとか友達と2人で駅前でビラを配るといった事しかできないんです。
つまりなぜこういう人たちが接近してくるかというと、ご自身が教祖になりたいからなんですよ。僕を支えるという形をとることで、ご自身の周りに人をたくさん集めることができますからね。

運営者 じゃあ、木下さんを利用してるだけじゃないですか!

木下  すみませんけどね、自分の人生に何かの欠落があって、それを「穴埋めしたい」という、代償行為なんじゃないでしょうか。そういう人が男女問わずいて、必ずこうした運動体にかかわってきて、途中までそれはバレないんだけれど、どこかの時点で必ず弾けるんです。
僕も最初は、そんな感覚で近づいてきているとは、夢にも思っていなくて、ふつうに協力したいのかなとか、この問題を許せないと憤っているのだろうとか、考えていたのですが。。。そういう方たちも勿論いますが、自己実現のために参加している人たちも確実に一定数いて、そういう人たちは相当な害悪に確実になってくるということです。
その深層心理としては、自分が教祖になりたかったことがあります。
しかし、結局集まっている人は僕からの情報を聞くために来ているわけです。
そして僕は「教祖」などには全くなりたくない人間なのに、そういう僕の周囲に人が集まってくるのを見て、彼らは不満が蓄積していくわけです。
そしてそれがある日何かをきっかけにして弾けるわけです。
「木下カルト」とネットで言い出した事案に関しては、元々、その人が、チベット密教の行者さんで自分で宗教活動をしていたことと、こういう心理状態が被さってきた話として認識しています。
僕は宗教的運動体にいる人を排除するとかそういう志向性は、反カルト的立場が根幹にあっても、持たないようにしていました。
しかし、このチベット密教関係者の「木下カルト」攻撃を受けて、ある種のスピリチュアル的な要素のある人に関して、相当警戒をしていくしかないと感じています。

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 ■木下黄太氏インタビュー 

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「放射能防御」と脱原発を巡る、もろもろの事情 2014年7月

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