木下黄太インタビュー第2弾。東京電力福島第一原発事故の後、さまざまな脱原発の動きが盛り上がったように見えますが、じっさいのところそれらは意味があるものだったのでしょうか。木下氏に、「被曝回避」の観点から、そうした流れを意味づけし、あわせて放射能防御プロジェクトが克服しなければならないいくつかの課題についても整理してもらいます。
インタビュー時期 2013年7月
「被曝回避派」と「脱原発派」は、実は重なっていない
「週刊新潮」はなぜ木下黄太を叩いたのか
「情報戦」とは 目の前のカネより情報の方が圧倒的に価値がある
原水爆反対の多数派の人たちは、反原発運動を受け入れられない
官邸前金曜行動が「被曝回避派」を排除した理由
結局脱原発が遠のく結果を招いた「官邸前金曜行動」
被曝回避を無視したら、原発事故がどれだけあっても構わないことになる
Twitterは社会性のない人たちが、いちばん入ってきやすいツール
なぜ「被曝回避派」の中におかしな人が混じるのか?
歪んだ自己実現のために、被曝回避活動を利用しようとする人もいる
運動は転換期に。むつかしいけど、前進あるのみ!
■木下黄太氏インタビュー
今そこにある「放射能危機」の本質 2014年4月
「放射能防御」と脱原発を巡る、もろもろの事情 2014年7月
被曝回避、放射能防御の現状と展望 2014年11月