食べ物がたくさんあるとき、おなかがいっぱいのときには、だれもがきっと
食料を分け合うことができます。だけど、3日間飲まず食わずできたとき、
そのときやっとひとかけらのパンを見つけたとき、人はそれを相手と分け合う
ことができるでしょうか。
空腹の極限に達したときにこそ、その人の心、本性が現れるのだと思います。
自分に余裕があるときに、優しい言葉をかけてあげたり、人のことを想って
あげることは簡単です。
でも自分が大変なとき、つらいとき、どれだけ相手のことを自然に想って
あげられるか、、、ほんとうの優しさはそんなときにあらわれるのだと思います。
困ったとき、大変なときこそ、食べ物や心を分かち合うことができる人間関係
を築いていきたいですね。