五木寛之

奇妙な味の物語

book1_056 集英社文庫 i5−23
ママたちの部屋に小型の盗聴器を仕込み、ポルシェを走らせるぼくは9歳−−。理由もなく対向車線に飛び出して、巨大なトレーラーに激突。車を愛しすぎ、車に愛されすぎた美しい夫人−−。新入りの少年を好きになれないレストランの主任が教えた料理のテクニック−−。独特の感性、ユーモアとニヒリズムが恐怖への快感を呼ぶ奇妙な味の短編集。


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