五木寛之

凍河(上)

book1_044 文春文庫 100−14
(上)
不思議な魅力を持つ入院患者葉子、世俗の誘いを拒否して理想主義的精神医療をつづ ける高見沢医長、一見平凡に装っている奇妙な娘ナッキー・・・・。赴任した若い医師と “患者”の間に芽生えた愛がまきおこす波紋をとおして、荒涼とした現代に生きる人間の宿命と連帯への条件を探る新しいタイプの長編恋愛小説。


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