五木寛之

にっぽん三銃士(上)

book1_030 新潮文庫 147D
(上)
“人間本来無一物”とばかり、仕事も家庭もキッパリ捨てて、運命的な珍道中を決めこんだ三人の男ども・・一流広告会社社員の戦無派風見一朗、大学付属病院助手の戦  後派八木修、零細雑誌編集局長の戦中派黒田忠吾。世代も職業も考えもまるで異なる男三匹が、ゲバルトたけなわ70年前夜の新宿を後にして、流れ着いた先が博多ネオン街。任侠の大姐御お新のもとに居候と相成った。


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