五木寛之

にっぽん三銃士(下)

book1_031 新潮文庫 147E
(下)
巨象に挑むボウフラのごとく、徒手空挙で八方破れの大立ち回りを演じた博多を後に 状況からの脱出とやらを志向するズッコケ三人組みは、新たな冒険を求めて長崎から ベトナム行の船に潜りこむ。シージャック、ハイジャックなどの武勇伝のすえ、東京 に舞い戻るが、彼らの行動の軌跡は終わりを知らない・・・・現代日本のさまざまな事象をとりこみつつ、陸・海・空に展開する痛快ロマン。


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