オリーブ・ブランチ NO.174
2002年10月12日 土曜日
親愛なる友人、兄弟、姉妹の皆さん、(10月12日)
ここタイベではすべてが順調です。イスラエル軍が、村につながる唯一の主要道路を大量の土で完全に封鎖してしまいましたが、その夜のうちに、若者たちが一部を開通させてくれました。私たちは、ヨルダン川西岸と呼ばれる世界でもっとも大きな牢獄に何ヶ月もの間捕らわれていますが、この道路はそこから脱出する唯一の道なのです。明日は、フランス人のホーリー・セパルカーの男女40名のグループが日曜日のミサに参列し、一日を一緒に過ごします。私たちは彼らの勇気に心から感謝しています。そして、世界中の兄弟・姉妹のみなさんにも、是非同じ勇気を持ってここ聖地を訪ねていただきたいと思います。そうすることが、この困難なときにここ聖地に住む小さなキリスト者共同体との連帯を示すもっとも良い方法であるからです。
世界でもっとも厳しくそして異常とも思える、イスラエルの閉鎖措置と住居破壊政策を阻止するために、ぜひみなさんの支持が必要です。
ラエド・アブサリア神父
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