第10回所沢市長杯ベイゴマ大会参加記
2004.10.31 in:所沢航空記念公園子ども広場
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この大会は(NPO)所沢市学童クラブの会が企画運営し、
今年で10回目を迎え、所沢市民フェスティバルには欠かせない催しとなっています。
立ち上げの頃、いつものようにバタバタとお手伝いさせて頂きました。

第10回の記念大会となった今年の「ベイゴマ大会」。
久しぶりに足を運ぶことにしました。

さて、当日の写真をご覧下さい。
雨が上がって一安心。 会場は結構な賑わい。 練習、練習!
審判団の打ち合わせ。 正調「審判員ルック」(~_~;) 本部受付
「ハイ!一列に並んで下さい。」
もう直ぐ受付が始まりますよ〜。
手作りの優勝トロフィー 1〜3位には賞状とメダルが
授与されます。
大会会場。九つのトコが並びます。 最後の磨きだぁ〜!優勝だぁ〜! 父も磨くぞぉ〜!市長杯は貰った!
ルール説明です。 各トコを囲んでの熱戦スタート! ニッカボッカスタイルで張り切る!
ギャラリーも見つめる。ヤイヤイ! 4つのベイが見事に入る。 真ん中は田口さん。
優勝決定戦です。
リキの入れ具合が分かります。
優勝は市内在住の大原さんでした。
おめでとうございました(^^)v。
3位も大原さんの息子さん。
親子で1位と3位!すごっ!^^;
田口さんは準優勝でした。
前日の雨も上がり、無事第10回大会が終了しました。

今年は急遽「審判員」役をおおせつかり、
5試合ほどお手伝いさせて頂きました。
子どもたちの一生懸命な姿に触れられて、楽しい一日を過ごすことができました。

ちと、独り言を・・・

私が指導員だった頃、「ベイゴマ大会」はあくまで「ベイゴマの普及」が目的でした。
そもそも路地裏の遊びで、「取ったり取られたり」のホンコ勝負が本道。
「賭博性強し」、「教育上よろしくない」と、弾圧され廃れていった過去があります。
メンコやビー球も同じような道を辿りました。

おじさんたちの中には輝かしき思い出と、悔しき思い出が鮮明に残っているものです。
そんなおじさんたちの「思い」「郷愁」が、「今ベイゴマ」の姿を作っているのでしょうか。

時代とともに「子どもの遊び」は変化していくでしょう。
時代の風潮を感じながら生きている今の子どもたちが遊ぶのですから。

ベイゴマも様々な組織が様々な考え方を持ったり(持たなかったり)しながら各地で行われています。
大会も各地で開催されるようになり、様々なルールが考えられ実践されています。
一見混沌としてますが、この混沌をよしと思います。
お上から「こうしなさい!」って、押し付けられてはいないのです。
まして弾圧もくらっておりません^^;。
まさに目の前のこの風景は、ベイゴマを通して名も無き人たちが作り上げて来ている訳です。

今や学校の中でも「ベイゴマ教室や大会」が開かれるのです。
昔ではとても想像の出来ない事です。
ベイゴマの持つ「何」が認知されたのでしょうか?

「ベイゴマの(何かの)効用」が「教育的見地」からお墨付きを頂き、
このTVゲーム全盛の時代の対極たる救世主的存在として期待されているのでしょうか?
伝承が途切れ、消え行く「昔の遊び」などといういやなくくり方をされながらも、
「伝える」というよりは「教える」立場で子らに押し付けてはいない。とは思いますが・・・。

「スポーツ化してきた」との批判も聞こえてきます。
一方で「スポーツ化」したことによる認知度や健全性^^;向上の側面も捨てがたき事実です。
「こういう遊び方もありか…」と、うなづくおじさんも多いと思います。

色々と考えてしまいます。「ベイゴマよ何処行こうか?」。
「たかがベイゴマ、されどベイゴマ」な訳です。


指導員だった頃の思考回路が久しぶりに繋がったと思ったら、
だらだらと愚痴っぽくなってしまいました。お許しをm(__)m。


「今度は出場者として参加しよぉ〜」と、小さく誓ったのでありました^^;。

設営に運営にと奔走された学童クラブの皆様、
お疲れ様でした!

来年からは新たな10年が始まります。