BCLとアマチュア無線
どちらも良いぞ
BCLという極めて地味な趣味は、アマチュア無線の影では、なかなか市民権を得づらい感があるのは昔も今も変わらないだろう。
なにしろ、趣味は?と聞かれて説明するのに、「BCL」と言って誰が理解してくれるか。アマチュア無線と言えば、なんとか判ってもらえそうだ。
どちらも基本的に電波と遊ぶ趣味であるが、両方の趣味としての面白さを堪能している人は残念ながら非常に少ないのでは。BCLはBCL、アマチュアはアマ
チュア
無線のみ、と、どこか近い様でなんとも相容れないものがある気がする。
筋金入りのBCLには、「アマチュア無線なんて知らない人間と喋って何が面白い」と言われるし、アマチュア無線家にはBCLの奥深さを全くもって理解して
もらえ
ない
のが現状だ。
BCLには放送を聴くという行為の背後に、数々の調べる作業とさまざまな状況判断をするための経験と知識が不可欠でもあり、そのプロセスがBCLにはまっ
た人たちを魅了しているのだと思う。
方や、アマチュア無線での一番の楽しみは、”この瞬間に地球の反対側の一個人とでも、自分の発射した電波をもってコミュニケーションのでき
る、人と人の触れ合う楽しさ”とでも言うのかな。大袈裟な。。 ま、とにかくどちらも良いぞ。。と言いたかったのだ。

FR101DD / QR666 / NRD-515 夫々に味のあるリグ達だ
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