STEP−6(食ing)

 

自転車乗るのも食わなきゃやってられません!

それどころかエネルギーの欠乏による

「ハンガーノック」は恐ろしい物です。

「ハンガーノック」になってしまったら、

道端の草でも何でもいいから食べたくなります…
(↓写真)

本当にまったく力が入らなくなる恐ろしい

「ハンガーノック」に陥らないためにも、

ちゃんと食べながら走りましょう!

2時間以内の短いレースだったら、

走りながらの補給は無くてもさほど問題ないけれど

長距離(長時間)のレースでの「ハンガーノック」は負けを意味します。

…まあ、勝ち負けはともかくとして、サイクリングや練習でも走れなくならないように、

チャンと食べましょうね!

ほとんどのサイクリング大会なんかだと、

途中にエイドステーションがあって苦労しないでも補給があります。
(↓写真)

  

練習やサイクリングなんかでは、

コンビになんかを利用すればいいんですが、

レースなんかではそうはいきません。

距離の長いレースでは自転車に乗りながら食べたり飲んだりすることになります。
(↓写真)

補給食の内容には人それぞれ好みもあって、いろいろあります。

今はスポーツ専用の便利なゼリー状の物や、

食べやすい大きさに固めた市販の物もありますが、

伝統的なヨーロッパ・プロチームのまねをして、

マッサーが作ってくれて補給地点でサコッシュで手渡してくれるような物を

自分で作ってみるのもイイですよ。

(補給食の作り方は コチラ をクリック!)

そうです!気分はヨーロッパのプロレーサー!

そして、これらをジャージの背中ポケットに入れて走り、

走行しながら食べるんです。

けっしてウェストバッグなんかを使ってはイケマセン!

レースではそんな物は使わないので、

普段から背中のバックポケットを活用するようにしましょう。


(阿蘇二重の峠途中にある「牛王の水」)

補給は食べるだけではありません。水分補給も重要です。

私がホームグラウンドにしている熊本では

数多くの湧水地があるのでいつも利用しています。

(湧水はウマイ!)

小さな湧水地も地図なんかで調べてチェックしたり、

地図に載ってなくても地元の人に聞いたりして調べておくとイイですね。


(阿蘇長陽村の名も無き湧水)

特に暑く脱水状態になりやすい夏場は「冷たい水」の確保は大問題です。

スポーツドリンクだなんだとか言う前に何と言っても「冷たい水」です!

知ってますか?

水は冷たい方が体への吸収が早いんですよ。

生温いスポーツドリンクを飲むよりも

「冷たい水」を飲む方が気分もリフレッシュして快適に走れます!


(菊池市の北にある清水川水源)

ちなみに、「喉が渇いた」と感じ始めたら、

もうすでに脱水状態が始まったと思ってください。

「あ〜!喉が渇いた〜!!」

と言って水をガブ飲みしてしまうと、(確かにウマイけど…)

体液が薄まってしまい消化不良をおこしたり

、お腹が冷えて下痢になったりとイイことはありません!

完全な脱水状態になってしまう前に、

コマメに少しずつ水分補給をするようにしましょう。

なんにしても補給は、

「お腹が空く前に」、

「喉が渇く前に」、

「少しずつコマメに」、

が基本です。


(昔ながらの簡単補給と言ったら、やっぱりバナナかな!)

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