ポジティブな期待2
日経新聞の困るところはアイデムなどの折込広告が入らないことです。
でも、当院の求人広告がちゃんと掲載された事は、昨日アイデムの方が持ってきてくれた資料で確認できました。
一昨日の日経の
検証・グローバル危機はオバマ政権の対応。
ロシア・
中国・
日本に続いて今回は、ご本家アメリカの話でした。
インタビューされたエコノミストが銀行のストレステストのいい加減差を指摘していたのが印象に残りました。
ストレステストというのは狭心症の診断に使われる負荷テストのことのようです。
アメリカの銀行対象に行われたストレステストは、「大丈夫! アメリカの銀行はこの程度のストレスでは死なない」という結論に導く事が最初から決まっていたような気がします。
アメリカの銀行の赤字をアメリカ政府が準備しているお金で補てんできるのか、
アメリカが
アイスランドになってしまうことはないのか、
世界中が心配していたことを、楽観的な予想で「大丈夫!」と言って見せただけ、のような不安が残ります。
日本の年金制度の今後について、今後も現役時代の5割の支給ができるのかについて、
「神のみぞ知る」と答えた厚生労働大臣と同じくらい、楽観的な予想に基づいた見積もりなのです。
まあ、みんなが楽観すれば銀行に預けた預金を下ろすことはないわけですから、国民を安心させるのは大統領の大事な仕事です。
オバマさんも
ポジティブな期待を与えるのが仕事のようです。
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