サイアザイド系利尿薬による光線過敏型薬疹
ドクターフリッカーの
温故知新というエントリーでは、
アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬とサイアザイド系利尿薬の配合剤が最近4種類出てくると書いてありました。
30年前は高血圧の主役はサイアザイド系利尿薬。その後、血管を広げる薬が主流となり、サイアザイド系利尿薬は使われる頻度が激減していました。
昨日は雨。
生田や
嶮山スポーツガーデンでのテニスはせず、
皮膚科の臨床5月号を読み終わりました。
6月号は7月号が届く前に読み終わりたいと思います。
で、5月号で印象に残った症例報告がサイアザイド系利尿薬による光線過敏型薬疹。
昔はよく知られていたサイアザイド系利尿薬による光線過敏型薬疹。
アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬との配合剤として、サイアザイド系利尿薬が処方されるようになったため、光線過敏型薬疹が増えてくるかもしれない、とのことでした。
梅雨が明けると日差しが強くなります。顔や首と腕だけに皮膚炎を認める人には、内科からもらっている血圧の薬が最近変更されていないか、よく聞く必要がありそうです。
ブロ友が横浜や都心にまで行って勉強してきてブログに書いてくれると、役に立ちます。
しっかり読むわけではないですが、予備知識ができます。
亜沙郎先生のブログのおかげで、TNFという
サイトカインを通して働くエンブレルというリウマチの薬で壊疽性膿皮症がよくなったという症例報告もすんなり読むことができました。
午後は鷺沼にドライブ。とうふ屋うかいの向かいの有名(オーナーの息子が有名)なイタリアンレストランの隣のもんじゃ焼き・凡でもんじゃ焼きとお好み焼きを食べました。
空いていたおかげか、女将さんが私達の鉄板の上で作ってくれました。
ちょこちょこいじり回すより、火が通るのを静かに待つほうがふっくら美味しくできるのが分りました。
豚肉に火が通るか、心配でいじってしまうんですよね。
4時に雨が止んだので、青葉公会堂~常盤橋2.5kmを往復。
昨日の日経の
検証・グローバル危機は銀行の貸し渋りの中、日銀が企業に直接融資した話でした。
でももしその企業が倒産してしまったら、日銀が不良債権を抱えるわけですが、その時は、日銀券を多めに印刷するのでしょうか?
昨日の日経を読んで、私が中央銀行の役割をしらないことに気づきました。
日銀は日銀券を何枚印刷していいのか、そういうことを全然知らないのです。
財務省が発行する国債は、金を高利回りで運用したい人(私の母親のような一般人を含む)が買うので、お金の総量は増えませんが、日銀券を多めに印刷すればインフレになるでしょうし、
日銀が不良債権をかかえて連鎖倒産するはずもないし。
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