PSA異常の方が前立腺生検を受けるか悩んだ時に読むページ

癌の可能性が高い人だけに日帰り6箇所生検を行っている横浜市都筑区の木村泌尿器皮膚科です。
健診でPSA異常を指摘され、入院検査を指示されて悩まれている方に読んで欲しいページです。

PSA異常の方全員が前立腺生検を受ける必要はありません。

2泊3日の入院検査を受けるべきか悩んでいる方へ。


PSAが異常だと1~2泊入院での前立腺針生検へと話が進みます。突然の入院話に戸惑う人もいます。


PSA検診の意義。

前立腺がんは血液検査でPSAという腫瘍マーカーを調べるだけでチェックできます。 人間ドックや住民健診のオプションとして受けることもできます。 天皇陛下の前立腺癌がPSAで見つかったため、有名になりました。 PSA検診が前立腺癌の死亡率を減らすことは確かですが、 一方で治療不要なおとなしい前立腺がんも見つけてしまう、という問題点もあり、 今は希望者だけに行うようになってきています。


PSAとは。

PSAは精液中に分泌されるタンパク質の一種です。 前立腺癌では血中に逆流する割合が増えるので、血中PSAが高くなります。 血中に逆流するPSAは前立腺体積にも比例するので、前立腺肥大症でも血中PSAは高くなります。


癌確率を計算します。

神奈川県横浜市木村泌尿器皮膚科院長は東京共済病院部長時代に、超音波で計測した前立腺体積を基に前立腺癌の確率を計算する数式を導き出しました。 その確率を基に、生検が必要か判定しています。


日帰り6カ所生検(費用は3割負担で11,000円程度)も行っています。

進行癌を見逃しません。

PSA density高値症例のみに限定し日帰り6か所生検を行う方針は進行癌を見逃さなかったか
という演題を2012年の日本泌尿器科学会で発表しました。見落とさない、という結果でした。


高齢者にはアボルブ投与も。

前立腺を縮める薬アボルブが低リスク癌の進行を遅らせるとの論文が出ました。 生検がリスクを伴う高齢者では、アボルブで経過観察という選択肢もあります。