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【読書もの】

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■囲碁殺人事件■ 著者:竹本健治(創元推理文庫)

囲碁殺人事件
 この作品は結構古く1980年にCBS・ソニー出版から出ていたみたいです。ミステリーが好きな方はご存知の作者なんでしょうね。オイラは推理小説というものを余り読んだ事はないのですが(横溝正史は数冊読んだか?)この小説はいたってシンプルな作品でした。しかし、囲碁関連のウンチクが多く、囲碁を知らない人には読み進めていきながらも思考が一時停止になるのではないかと。(オイラ的にはそのウンチク話も読み進めていく為の最低限の説明と感じたのだが)
 知能指数208の囲碁の天才少年が<碁の鬼>と称される囲碁棋士の首なし屍体の謎に挑むという設定だが、キッチリと読んでみりゃー「なんじゃこりゃ?」で終っちまいました。主役の天才少年が事件の真相に至らなかったんよ。いくらIQが高くても所詮は子供。長く人生経験を積んでいる大人の方が人の心がよくわかるって感じですか。そういう面ではオイラは好きですね。
 話の中に昭和23年の『手入れ問題』・昭和34年の『一手コウ手入れ問題』・『両劫に仮生きひとつ』が図入りでありました。そこだけ何回か繰り返して読みましたよ。囲碁って奥深いのね。(笑)
2004/02/27 初版 定価609円(税込)
囲碁を知らなくても読めますが……: 赤星赤星星星星
■ヒカルの碁勝利学■ 著者:石倉 昇(集英社インターナショナル)

ヒカルの碁勝利学
 最初は昔流行った便乗本(今も?)かと思っていたのですが、著者がプロ棋士の石倉昇九段ということで購入した本です。『ヒカルの碁』のシーンを重ねながら、囲碁・囲碁界の事を、オイラのような初心者でも分かり易く綴られている、とても読みやすい本でした。(この方の著書が評判良いのも納得)  読み終えれば、囲碁に興味が湧く本です。
2002/05/29 第1刷発行 定価1365円(税込)
完全な大人向けではない?(オフィシャル本だしね): 赤星赤星赤星赤星星
■ヒカルの碁1〜23巻■
作画:小畑 健 原作:ほったゆみ 監修:梅沢由香里(日本棋院) 出版:集英社

ヒカルの碁
 少年・少女・若者達の囲碁ブームの着火材。辛く言えば、バブル囲碁漫画。(オイラは好きッスよ)大人の方でも読めますよ。1〜18巻までの『佐為編』はファンタジー囲碁漫画、本格囲碁漫画になったのは、19巻からの『北斗杯編』からだとオイラは勝手に思っております。(特に『北斗杯編』は対局シーンでの各登場人物のセリフ一つ一つがリアルに思えるのはオイラだけかい?)
 因みに、15巻ぐらいの時の小畑さんの作画が個人的に好きですね。19巻からは劇画調すぎて怖い。
 特におじさんキャラ達が。……これ以上語ると長くなるので、終了とさせていただきます。(笑)
1999/04〜2003/09 定価410円(税込)
連載が続かなかったので: 赤星赤星赤星赤星星
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