12/10/06更新

BBS過去ログ集

掲示板でのご質問と回答を掲載します。
★掲載にあたって★
他の方にも参考になると思われるやりとりを掲載します。ただし、一部改変する場合もあります。(2005年5月分以降)



コンクールであがらないためには
絶対音感とレッスンの進度について
電子ピアノについて
グランドピアノはペダルが3本の方がよい?
ソルフェージュだけ別の先生でもよいかどうか
地方での音楽教育レベルについて


バックナンバー#1〜#6
#1 ・結婚披露宴のBGM
・ピアノばかりでは生活が偏らないか
・演奏前の緊張について
・演奏会の贈り物について
・譜読みが苦手です
・感情表現について
・素質のある子とは
・ピアノでの男女差について
・即興的な演奏はよくないのか
・レッスンの曲数について
・爪の長さと弾き方について
・両手でうまく弾けない場合は
・中1でバラード1番を弾けるのか
・臨時記号について
・試弾について
・ピアノの機種について
・試験や演奏会のピアノ試弾について
#2 ・進路について
・レッスン時の使用ピアノについて
・音大進学の目処について
・楽器と先生選びについて
・子供向けの楽典
・続・ソナチネとチェルニーについて
・ソナチネの練習順序
・チェルニーについて

・40歳を過ぎてからのピアノについて[+沢山の方のレス]
・最近レッスンが厳しくなった
・先生には音でやる気が分かる?
・お花の渡し方について
・レッスン代の渡し方
・先生を変る時のマナーについて
・楽譜を読むのが嫌いです
・先生の選択について
・指について
・他の先生のレッスンを受けてみたいのですが

#3 ・選曲について
・電子ピアノのキーの重さの加減について
・発表会の曲について
・レッスンでの合格基準について
・海外でのレッスン内容などについて
・厳しいレッスン内容について
・音高について
・選曲(ソナタ)について
#4 ・オクターブの連打について
・先生の指導法への疑問
・選曲について
・子供のピアノについて
・発表会について
・先生の年齢について
・電子ピアノでの練習について
・先生との関係について

#5・受験専門の先生に移るべきか
・ソルフェージュについて
#6・譜読みが嫌いです
・先生・教室の変更について
・音大付属の音楽教室と個人レッスンの違い
・個人の先生について
・子供の指について
・指について
・原典版について
・「音」と「手の形」について
・子供の指の形について
・教育大学在学中ですが

Q:コンクールであがらないためには?

うちの娘(6年生)が先日ピティナのコンクールで本選には進み、かなり良い点数をいただけたものの、 目標だった賞にはとどかず、本人はかなり落ち込んでおります。
娘は音楽を志していて高校から私立の音高を志望しており、その勉強のためにコンクールに参加しています。
今回、普段練習をしている曲よりはやさしい課題曲で余裕をもって仕上げてきましたし、 本当に一生懸命練習をして(毎日数時間、休日7時間弾いていたこともありました)少しでも良い演奏ができるようにと頑張っていました。

が、本選であがってしまった???のか良くない癖(和音をたたいてしまって硬い音になる、テンポが速くなってしまう)が全部出た演奏になってしまいました。 このあがってしまう、というのはどうすれば克服できるのでしょうか?
レッスンや練習では本当に上手に弾けていても本番でなかなか発揮できません。
ちなみに評価の伴わない場所(発表会や他人の前で弾くこと)ではまったく平気で楽しく演奏できます。
人の何倍も練習をしているのを知っているだけに私も先生もとても残念に思ってしまうし、受験の際が心配になり投稿させていただきました。 アドバイスいただければ幸いです。

<私の回答>
音高を受ける意思を持ってしっかり練習しているご様子、一番良いアドバイスは先生から頂くのが一番と思います。
また、「あがり対策」は普通は、充分な練習量を確保することがまず第一ですが、お嬢さんの場合には当てはまらないようですね。

さて、私から唯一できるアドバイスとしては、 「集中力を高める」ことです。
演奏中は自分の音だけに全ての神経を集中させるということが大切です。 これが出来るようになれば、周りのことは気にならず、自分の力を出せるはずです。

音楽とは別の形で集中力を養成することもできるでしょうが、やはりピアノを弾いている時に、 もう一度、自分の出している音をよくよく聞くことです。 自分の指が鳴らしている音に神経を集中させ、こう弾きたいと言うしっかりした自分なりの「設計図」(曲の解釈)を持って弾けば、あがっている暇はなくなります。

これも、言うは易く行うは難し、ですが、この点を意識して練習し、できれば本番前に何度でも人の前で弾く機会を設けることでしょうか。
特効薬というのはありませんので、場数を踏むというのも必要と思います。

<お返事>
確かに普段の練習でも自分の出している音があまり聴けていないなと思うことがあります。 先生の細かい指示を全部完璧にやろうとするあまり、細部にこだわりすぎて一番大事な 「音を聴く」ところが次第におきざりになっていってしまうようです。
冷静になってただただ「大量にさらう」のではなく練習の質を高めていきたいと思います。
先生と相談し、これから少し本番の場を増やすこともしていきたいです。


Q:絶対音感とレッスンの進度について
もうすぐ7歳になる娘のことで助言をいただければ幸甚です。
娘は3歳半の頃から個人の先生にレッスンを受けております。4歳になる頃、先生が絶対音感のレッスンを始め、毎日1〜2回は私が和音や単音を弾いてお稽古しています。 絶対音感に時間を取られるため、週1回の先生のお宅でのレッスンは1時間とこの年齢にしては長時間だと思います。

しかしレッスンの進度が遅く、今はバスティンのレベル2をやっています。毎週お稽古はしていくのですが、次のレッスンで先生が必ずしもその数曲を聞いてくれるわけではなく、絶対音感やリズムなどに時間を取られ、せっかく練習していっても曲があまり進みません。間違えない程度に弾けていても強弱にとても細かく、楽譜に書かれていないクレッシェンドなどを突然書き込まれたり、暗譜してくるよう言われたりで、1つの曲に何週もかかってしまいます。
私が小学校の時に習っていたピアノの先生に比べ、より高いものを求めているんだなと納得させてきたのですが、先日娘のお友達のピアノの発表会に行った際、同じ小学1年生にもかかわらず、すでにソナチネを弾いていてビックリしました。私は娘を音大に行かせたいわけではなく、将来グランドピアノを買う予定もありません。(家のピアノはアップライトです)ただ学年で1、2を争うくらいにはうまくなってほしい(学校の音楽会や合唱コンクールなどで伴奏者に選ばれるぐらい)と思い、3歳からピアノを習わせてきました。
先日は先生に薦められてピティナのコンペにも出たので(予選落ちでしたが)、技術的には特別劣っていないと思います。(先生にはコンペの際、熱心に指導していただきました。) その上、先生が最近妊娠なさったので、今後お稽古がお休みになることも考えられます。

こういう場合、一般的には先生はどうなさっているのでしょうか。3ヶ月くらいお休みになれば、ただでさえ進度が遅い上に致命的だと思うのですが・・・。 念のため申し上げておきますが、私は特に絶対音感というものが必要だと思っていません。
先生に絶対音感がつけば譜読みが早くなると言われましたが、だいぶ音を聞き分けられる(19の和音と大体の単音は聞き分けられ、今は2つの音の聞き分けをやっている段階です)ようになったものの、譜読みは異常に遅いです。 このまま今の先生に習っていて良いものでしょうか。今の先生に直接質問することは、私のような素人ではかなり勇気がいることです。 早く進みたいと思うなら、娘のお友達のピアノ教室に変わったほうが良いでしょうか。
私は自分が習っていた時は練習が苦痛であまりやらなかったので、幼稚園年長から小学四年の夏まで習っていたのですが、 ブルグミュラーの途中までしかやっておらず、娘には早くソナチネに進んでほしいのです。
せっかく早くからレッスンを始め、一応きちんとお稽古しているのに先生の違いであまりにも進度に差が出るのは残念に思います。

<私の回答>
まず、いわゆる「産休」期間ですが、先生によってまちまちと思います。
小さい頃の先生は、産休→他の先生に紹介 でしたが、その後の先生では、1ヶ月お休みでまた再開と言う感じでしょうか。お子さんの面倒を見る人がいれば、そのくらいのお休みで復帰できると思いますが、少なくとも責任のある対応はしてくださると思います。

次に絶対音感の件ですが、内容的には絶対音感をつけるためというよりは、実質的にはソルフェージュと言う感じがします。ソルフェージュは譜読みや自分の音を聞き分けるためなどで、演奏上とても必要な能力を養うものなので、最低限はレッスンを受け続ける方が良いと思います。 ただそれが、「絶対音感の習得」を看板のように掲げてのものでしたら、少し疑問が沸かない訳でもありませんね。
「絶対音感にはこだわりは無いので、少し比重を変えていただけないでしょうか」と申し出ても良いと思います。その際に先生の指導方針等ももう一度明確になると思います。 そこでその方針に納得がいくかどうかが今後の判断の基準になるでしょう。

どういう方針で(基礎をじっくり・本人が楽しいように・親の希望に沿って)レッスンを行っているのかをもう一度お互いに確認することが必要と感じます。書き込まれた内容からは、先生は基礎をみっちり仕込んで、今後の飛躍に大いに期待しているのではないでしょうか。
良い素質があるから丁寧に伸ばしたいと考えておられるのか、それとも絶対音感の習得が第一義だから結果を必ず出したいと思っているのかで、対応は変ってきますね。

7歳でソナチネを弾くのが適しているかどうか分かりませんが、もう少し進度を速くと感じているのでしたら、「お友達がソナチネを弾いているのを見てちょっとショックだった(お嬢さんがorお母さんが)」と率直に伝えてはいかがでしょう。そういわれて嫌な顔をする先生なら変えたほうがいいかもしれません。 逆に、先生のお考えがはっきりわかって、誤解が解け、またこちらの希望を少し入れてくださる可能性も大きいと思いますよ。

ところで、お嬢さん自身は進度が遅いことについてはどう感じているのでしょうか。
お友達がずっと先の教材を弾いている事がショックなのか、それとも今の先生になついて、疑問を感じずにしっかり練習しているのでしょうか。 学年で一番になってほしいというお母さんの願いはしばし封印して、まずはお嬢さんの気持ちを聞いてみてください。

お嬢さんもある程度同じように感じているなら尚更、その気持ちを伝える必要がありますね。
いずれにせよ、先生と向かい合って意見を伝えるのは失礼でも何でもありません。 少し勇気を持って、話し合ってみてはどうでしょうか。先生を変えるのは最後の手段と考えてみてください。

<お返事>
Reiko先生のご指摘はごもっともで、娘は今のピアノの先生のことが大好きで、「ピアノの先生になりたい」と言うこともあるぐらいです。
また、お友達が自分より難しい曲を弾いていることについても「すごいね」と言っておりましたが、特に何の疑問も抱いていないようでした。
私自身も先生のお人柄や熱心なご指導はわかっているつもりですので、本当はずっと教えていただきたいと思っています。

ただそのためには勇気を出して先生に「お友達のソナチネ」のことや「これから先の娘の進度」について相談してみたいと思います。
娘は先日出場したコンペで「バイエル98番」を弾いたので、技術的にはブルグミュラーの前半ぐらいなら弾けると思います。
(ただし、ソナチネのお友達は1オクターブ届くそうですが、娘は届きません)
私(40代前半)が小学生の時に習っていたピアノはバイエル→ブルグミュラー→ツェルニーを併用→ソナチネ・・・だったと思いますが、今の先生はバスティンを使われているので今ひとつレベルがわかりません。バスティンはいろいろな調が学べて有効なのかもしれませんが、レベル4までやるとすると相当時間がかかってしまいそうです。 (とにかく先生は練習してきた曲を翌週必ず見てくださるわけではないのです)
私のような素人が本のことまで口を出して良いものでしょうか。 そう言いつつ、発表会の選曲では結構私の意見を通しているのですが・・・

それから絶対音感については先生のお教室の中で娘が一番に始めたようであり、 他の生徒さんが年齢的に挫折されてしまい(7歳を超えたため)、娘が一番進んでいることもあって期待されているようです。(特に耳が良いわけではありません) おそらく結果を出したいと思われていることでしょう。

親も毎日和音を弾いて練習につきあわないといけないのですが、私のことも「熱心な母親」だと思っておられるようです。
せっかく3年近くやってきたことなので、今やめてしまうのは残念な気もしますし、 先生には大変言いづらいことです。このままピアノの進度が速くなれば、気持ちよく続けていけると思うのですが・・・絶対音感のお稽古は9歳まで毎日やらなければならないそうなので、あと2年です。

最近では「リズムとソルフェージュ」という本で初見や譜読みの練習も始めたので、おそらく先生は「基礎をじっくり教える」タイプなのでしょうね。 私はソルフェージュの知識がまったくありませんが、Reiko先生は大切だとおっしゃっていたので、レッスン時に時間は取られますが、このまま見守りたいと思います。
とにかく娘はピアノを楽しく習っています。コンペも良い経験になりました。 私も目先の自分の希望ばかりを通さず、娘の気持ちを第一に考えたいと思います。

<お返事その2>:先生に相談しました
先日はピアノの先生の件でのアドバイスありがとうございました。 久しぶりにレッスンが再開されたので、思い切って娘のピアノの進度について先生に聞いてみました。
正直に「娘のお友達が小1で発表会でソナチネを弾いていたのですが・・・」と申し上げたところ、先生も少し驚かれた様子で「どこのピアノ教室ですか?」と聞いておられました。 娘についてはこれからもバスティンのレベル4まで続けるつもりであること、 年末のクリスマス会(小さい発表会)の時には「ブルグミュラーに挑戦してみましょう」とのことでした。

私が「ブルグミュラーはまだ早いですか」と聞いたからだと思いますが、 「弾けなくはないと思いますが・・・」と少々困惑した様子も感じ取れました。 やはり基礎をしっかり固めてから、というお考えのようです。

娘は相変わらず楽しくお稽古していますし、私も先生に自分の意見を聞いていただけましたので、勇気を出して話してみて良かったと思います。 Reiko先生のご意見を伺うことができ、本当に心強かったです。
まだ先生の産休については何も言われていないのが少々不安ではありますが、このまま今の先生を信じて教えていただこうと思っております。


Q:子ピアノについて
はじめまして。20代後半の社会人女性です。
中学生以来、中断していたピアノを再開したいと思っていろいろ検索していたら、こちらのホームページに辿り着きまして、ぜひご相談させていただきたいと思った次第です。
今は寮暮らしで、まず電子ピアノを買うことから始めようとしています。
ずっとヤマハのピアノを使用していたからか、電気屋さんで試弾した時にはやはりヤマハクラビノーバの音がしっくりきたので、クラビノーバを買おうとほぼ決めています。しかしタッチがかなりピアノの近いなあ〜というものは、お値段約30万円!!買えない訳ではありませんが、ちょっと勇気のるお値段です(そして重い!90Kg!!)。。一方、価格が約10万円程度の機種は買いやすいのですが、鍵盤の戻りや強弱に関しては不満があります。どちらにせよピアノとは違うものなので、過度な期待はしてはいけないと思ってはおりますが、あと2年程度は寮で過ごす予定でアップライトはそれまでお預けなので、さて、日常の練習用にどちらを購入するかで非常に迷っております。(週末には近所のスタジオでも行ってグランド借りるつもりですが・・)こんな時、Reiko先生なら如何なさいますか!?

ちなみに・・中学生まで習っていた時はかなり本格的にやってました。止めた時はクラーマービューロー半分以上と、平均律・ベートーベンソナタ等々弾いていました。
近所の先生に小五くらいまで習い、その先生にもう教えられないと言われて片道2時間くらいかけて芸大卒の先生に習っていました。先生は芸大目指していると思っていたみたいでかなりみっしりと基礎を叩き込まれ(本格的に始めたのが遅かったので進行が遅れがちだったせいもあり。。)、毎日学生コンクールなんかにも出てました。 実際には、家庭の事情で中3のはじめ頃にピアノを止め、その後高校から寮生活→一人暮らしになってしまい、10年以上、まったくピアノには触っていませんでした。 しかし最近仕事も落ち着いてきたので、何とか再開させたいと思っております。

まず、当面の目標は指を動かすこと。できれば先生にもつきたい。など、考えております。 電子ピアノについて、何かご存じのこと・気をつけるべき点があれば(安い・高いの差も含めて)ご教示いただければ幸いです。

<私の回答>
お気持ちはよくわかります。 勿論、グランドやアップライトが弾けるならそれが一番ですが、結局何かと制約があって何かを我慢するしかありません。
小さい時に本格的に習って弾いていたということですから、その感覚は体が覚えていると思います。今、諸事情でキーボードしか部屋に置けないなら、指の回復のため、と割り切ってまず指を動かすようにしていくことを主眼にすべきかと思います。
時々貸しスタジオで弾きながら、少しずつ指の力をつけ、感覚を取り戻して、環境が整った時にまたグランドかアップライトピアノのことを再検討できるといいですね。

今でしたら、10万円台のローランドのキーボードを買うかもしれません。タッチが良かったので。いずれアップライトで練習できるとして、その後ご自宅でそのキーボードを使うかどうかもありますね。 2年間と割り切ってなら、中古と言う選択肢もありえますが、その後も使うなら、電気製品ですからその寿命もあり、新品がいいと思います。
出来るだけグランドかアップライトを借りて弾く時間をとって、後は割り切って指慣らしでも仕方ないと思います。クラビノーバの同程度の機種と弾き比べてみて、大体の価格で決めてもいいかなと思います。
余り詳しくなくて申し訳ありませんが、私が最近弾いてみた感触でのお話です。 ご参考になれば幸いです。

<お返事その1>
ローランドですね。確かに、20万円以下のラインナップがよかった記憶があります。タッチをきちんと確かめていなかったので、今週末にでも再度電気屋さんに行って調べてみます!ありがとうございました。
昨日、会社帰りに早速貸しスタジオでグランド弾いてきました。相当、ゼロの状態を覚悟していたので、それに比べたらマシ・・だったような気がします。。
右と左が自立的に動かない、アルペジオが上手くつながらない、親・薬・小指が弱い、(もちろん音がきちんと出ない)、想像していたことではありますが、痛感しました。
それ以上に、質問と相反してしまうのですが、再開する最初に電子ピアノ使ってしまっていいものかも非常に悩むきっかけとなってしまいました。やはり、音を聞きながらでないと、目指す方向に調整できないですものね。指を動かすことだけを行ってしまい、変な癖がつかないか。。ちょっと悩みそうです。。。 (すみません、悩みばかりで!)

<レス>by チャイさん
私も復活5年生デジタル組です。 アップライトもグランドももてなくってデジタルをメインに使っています。
この3年は幸運にも職場が特殊なので職場にアップライトがあり時々アップライトも使用できますのでかなり環境はよくなりました。
やっぱりデジタルピアノとアップライトでもアコースティックは比べようのない差がありますよね。ペダルの感じだとかffなどは体で感じがわかるので自宅にも欲しいなあと思いますが、賃貸住まいなのでなかなか・・・。
ですが、結局デジタルピアノもなかなか便利で、特に夜中の練習や譜読みのときには集中できて活躍しています。何より、鍵盤自体が家にあることで、気になるアノ小節がすぐ弾いて確認できるなど嬉しいです。 結局一番最初に買ったものよりいい環境でと、この5年で1度グレードのいいものに買い替えました。
周りにきいたら、多少不満足はあっても深夜のハノン練習のために持っているという人もいました。
今でもいつかはアコースティックをと思っていますが、先生には「大分譜読みも早くなったし成長したね」といわれたので今のところ妥協しています(笑。 良い環境になるといいですね〜。

<お返事その2>
3連休は電気屋さんに行って試弾してきました。 ローランド、よかったです。個人的な感覚ですが同じ価格帯のヤマハより好きでした。
しかしどれを買うかぐだぐだ悩んでいたら、寮の先輩が最近弾いていないからと言ってCASIOの電子ピアノ貸してくださったので、今はそちらを弾きながらどれを買おうか悩んでいます(笑)。 再開しようと思っていることを音大卒の友人に話したら、彼女の部屋のピアノも時々貸すよ、と言ってもらえて嬉しい限りです。
子供の頃のようにピアノを生活の中心にすることはできませんが、なんとか末長くピアノと付き合っていきたいです。
いろいろご相談に乗っていただき、ありがとうございました。

<お返事その3> ご報告までですが、先日、RolandのHP205を購入しました。
あまりお値段が高すぎず、打鍵時の音に違和感なく、そして同じクラスの電子ピアノに比べて重さが軽いのが決め手でした。クラビノーバはタッチを重く出来るらしく、練習曲なんかを訓練するにはいい気もしたのですが、時々、思いもよらない音が返ってくることがあったので今回は見送りました。(あくまで個人的な感想ですが。)
引き続きがんばりたいと思います!ありがとうございました。


Q:ランドピアノはペダルが3本の方がよい?
@娘は、3歳半からピアノを始め、3年間、毎日休まず1〜2時間練習してきました。  個人の先生に変わって半年経ちました。60歳過ぎのベテラン先生です。
 前の先生では、ブルクミュラーを始め3曲練習しましたが、今の先生になって、メトード ローズに戻り、今バイエル70番です。毎週1時間のレッスンですが、進度が遅い様に思わ  れてなりません。先生には音大受験の旨も伝えているのですが。

Aグランドピアノを購入しようと思っています。金額的に考えて中古でC3かC5と思ってい  ますが、お店の人から28年前のC3を勧められました。あまり使用してないので大学卒業ま で使えそうとの事なのですが、2本ペダルです。今後、音大を目指す場合、3本ペダルの方  がやはりよいのでしょうか?

ご意見・アドバイス宜しくお願いします。

<私の回答>
@進度を気にする必要はありません。内容・完成度が問題です。音大を受けたいということも伝えてあるのなら大丈夫です。 ただ、気になるなら先生に懸念を伝えてもいいでしょう。お考えがあると思いますので。

Aグランドの件ですが、  ペダルは2本で全く支障ありません。3本目は、少なくとも受験までには必要ないでしょう。
 ただ、流石に28年前のものはどうでしょうか・・・。
 グランドを使用する練習は必須ですが、まだ小学校低学年ですし、もう少し中古ならいくつか比較・試弾してみて選んだ方がいいでしょう。今後プロを目指しての練習用ということなら、例え中古でももう少し新しいもので、状態が良いものをしっかり選ぶ方が結局経済的だと思います。(ただし、新品でもC3未満のものは私はお奨めしません。)  
いくら余り使っていなかった楽器としても、金属部分の錆とか何よりアクションなどの機能の面で、それなりの経年変化・摩滅等があるはずです。  また、本格的に練習したいために購入するのですから、この先かなり弾きこむ訳で、その意味でも新品に準じる状態の良い楽器がいいのではないでしょうか。

 なお、ご自宅(お部屋)で防音の点で全く心配がないのならC5も可能でしょうけれど、一般的にはC3で(音量等の面からも)必要十分と思います。消音装置をつけて使うか、蓋を開ける機会が全くないのなら、C5では勿体無いかなと思います。
 中古選びには、信頼できる調律師さんに是非同行してもらいましょう。

<お返事>
先生にバイエルの進度についてお話した所、先生も気になっていらっしゃった様で、少し進みを早くしてみるとの事でした。
また、グランドはもう10年ぐらい若い(15〜20年前)程度のピアノを探してもらおうかと思います。ヤマハの特約店であれば大丈夫でしょうか?
素人なもので、良し悪しが判断できないので。

A:
特約店なら大丈夫かどうか、絶対とは言えませんが、ピアノを見るときに、少なくとも蓋を全部開けて、中を(弦やハンマーのフェルトの具合等)見せてもらうことが大切です。 (一応中身をチェックしているよという態度を示す方がいいでしょう。)
ある程度の期間は保証がつくでしょうし、その後のメンテナンスの責任もありますから、安売り店等で買うよりは相対的に安心と言えるかもしれませんね。


Q:ルフェージュだけ別の先生でもよいかどうか 
今の先生は、そろそろソルフェージュとかやってほしい旨をお願いしているのですが、 なかなかやって頂けない感じなので、どうしたものかと悩んでいます。
ソルフェージュだけ別の先生にお願いしてよいものでしょうか?それも今の先生にご紹介頂かなければならないでしょうか?ちなみに、先生は某有名大学の講師をされている大ベテランの先生なのですが・・・。

<私の回答>
ソルフェージュは出来れば早く始めたほうがいいと思います。 しかし、あと1年くらいは様子見をしても間に合うと思いますので、その時点でまだ実施またはご紹介頂けない場合には、ソルフェージュの先生を自分で見つけることも考えてもいいかもしれませんね。
一般的に、幼少の生徒の場合には、ピアノの先生が簡単なソルフェージュをして下さる場合も多いですが、受験生専門の先生になるとソルフェージュはまた別の先生になります。
自習という手もありますが、CD教材なども検索するとあるようですね。ただ、書き取ったり、歌った時にその旋律が正しいかどうかをお母さんが判断できることが前提になりますので、あくまで最後の手段かなと思います。

私はソルフェージュを始めたのが遅かった(小4の11月)のですが当面のソルフェージュの目的は、ピアノを弾く上で役に立つ能力の養成でしょうから、今の先生のお考えではまだ絶対に必要と思っていないか、何かお考えがあるからかもしれません。
一応お願いをしてあるわけですから、もう少し様子見をしてはいかがでしょうか。 その先生から紹介されてソルフェージュの先生(多分グループレッスン)に伺うのが一般的だろうと思いますし。

<お返事>
レスありがとうございます。ご意見を拝見して、秋頃には先生に話を再度してみようかと。
私が、音楽関係(しきたり等)に疎いにも関わらず、偉い先生に教わるということは、色々考えさせられます。もしかしたら、音大の先生よりも、個人でやられている先生の方が、当方の場合、あってるのでしょうか?、と思うこの頃です。

Q:方での音楽教育レベルについて 
8歳と6歳の男の子の母親です。 首都圏でない地方でどのくらいピアノ教育を受けられるのでしょうか? 表現が曖昧ですみません。
率直にお尋ねしますと、地方でピアノ教育を受けていて超有名音大に合格が可能なのかどうか心配です。
地方を否定するつもりは全くありませんが、どうしても首都圏に大学や受験専門の先生が集中しているのが現状なような気がしています。 首都圏と地方でピアノ教育に格差があるのではないのかと心配です。

<私の回答>
・格差があるのは事実です。でも殆どの場合、その格差は絶対的なものではなく、地方都市にも芸大卒の、受験専門の先生は必ずいると言ってもほぼ間違いありません。 探せば見つかるはずです。
・「超有名大学」に合格可能かどうかは、本人の資質が殆どと言ってよいでしょう。それが無ければどんなに著名な先生に付いても、「超有名」大学となるとかなり困難です。
才能があって、本人がピアノが大好きで、その上で更に優れた指導者(地方都市での)に見込まれれば可能性が生まれるということです。いわゆる「英才教育」の効果は限定的だと思います。(「超有名」以外なら十分可能性は高まります。)
・東京にいても、超一流(?)の先生に見てもらうのはそれほど容易ではありませんし・・・。 よほどの煌めく才能があれば、幼少時から見てもらえるでしょう。しかし、その少し手前のレベルだと、まずは身近で通える範囲にお住まいの、「一流」音大卒の先生に見てもらい、それからその先生の先生(音大の講師〜教授クラス)を紹介される・・というステップです。 ・語弊があるかもしれませんが、超有名音大に合格可能かどうかは、まずは才能、次に、通える範囲(最大2時間以内程度の距離)に必ずいるであろう良い先生を探すことだと私は思います。

地方都市(離島は厳しいと思いますが・・・)在住だということは、絶対的なハンディではありません。 ただ、高校生くらいになって、必要が生じれば、やはり東京(大阪など)へという事情はいずれ出てくる可能性はあります。
音大の卒業生・先生に見てもらいたい場合は、その音大の同窓会組織や大学に直接先生を探しているが、と照会するとよいでしょう。
少なくとも、現時点では全く心配いりません。

<お返事>
お答えにくい質問に丁寧に答えてくださって本当に感謝しております。 首都圏から地方への引越しが決まりまして、少々不安になっておりました。
子供が今現時点ではありますが、ピアニストへの夢をもっておりまして、親の都合でかわいそうだなぁ…と思ってしまいました。
人それぞれみんな違う環境なのですから、置かれている環境の中で前向きに楽しくやっていこうと思いました。


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