燧ヶ岳には、長英新道、ナデックボ道、見晴新道、温泉小屋道、御池道の5本の登山道があり、難易度、標高差、見るべき花の有無、そして当然ですが出発地点と到着地点が違いますので、慎重にコースと日時を選定して下さい。
それほど知られてはいませんが燧ヶ岳は、東北・北海道の山々で一番高い山ですので、それなりの装備と体力が必要で、唯一、御池道の熊沢田代に1ヶ所設置されているベンチを除いて、ベンチ、トイレ、売店、山小屋、いつでも使える水場はありませんので、飲料水・食物・防寒防水服などを準備して登って下さい。
059_2:ナデックボ道(倒れた標識〜終点:ナデックボ分岐)
このコース案内は、尾瀬沼西岸:沼尻→俎グラ直下:ナデックボ分岐の登りコース説明で、俎グラ直下:ナデックボ分岐→沼尻の下り案内を兼用します。
倒れた標識の辺りには、割と美味しいクマイチゴ、酸っぱいゴヨウイチゴなどが多く見られます。
約30分ほど上り続けて行くと、眼下に初めて尾瀬沼が見える個所に到着しますが、標高がまだ低いので、尾瀬沼全体は見えず、尾瀬沼西岸:沼尻周辺のみが見えます。
 |
尾瀬沼の沼尻あたり |
そこからは急坂が続き、やがて大きな岩が転がっている個所に到達します。
 |
大きな岩 |
表面にコケが全くなく、どうも比較的最近に転がり落ちたようです。
 |
大岩の下の生木と笹 |
仔細に観察すると、大岩の下になって切り取ってあった木も生きていて、笹も岩の下から延びてきていて、2・3年以内に登山道に転がり落ちてきた岩と思われます。
 |
人物と大岩の比較 |
大岩から30分ほど上り続けた先で、尾瀬沼全体が見下ろせる個所に到着します。
 |
東岸・南岸・西岸が見えてます |
先の登山道は背丈の低い木々の間を通るので、明るく開けたコースとなって、
 |
明るく開けたコース |
グイグイと標高を上げていくと眼下に、大江湿原まで見える個所に到着し、
 |
左端に大江湿原が見える |
一段と落差がある登山道の先にはハイマツ林が見えるようになり、
上の画像の下に見えている大きな岩をよじ登ると、やっと緩やかなコースとなります。大岩の上は座れる広さがあり、そこからは尾瀬沼全体・荷鞍山・白尾山・皿伏山、遠くに武尊山、日光白根山なども見える絶景の場所です。
 |
大岩の上で休憩 |
岩だらけの沢の中を登山道は通りますが緩やかで、それまでが急峻だったゆえ、楽に感じます。登山道の脇にはサンカヨウが数多く生えていて、7月には真っ白い花を、9月には熟した青黒い実をならせています。
 |
登山道は沢の中 |
ミヤマホツツジが群落を形成するほどの個所を通り過ぎると前方に稜線が見えと、さしものナデックボ道も終点に近づいてきます。
 |
草原の先は稜線 |
振り返って見るとミノブチ岳と尾瀬沼が見え、そこからはミノブチ岳山頂にあるケルンが見えます。
 |
 |
ミノブチ岳・尾瀬沼 |
ミノブチ岳のケルン |
暫くで長英新道と合流するナデックボ道分岐に到着しますが、そこには標識が設置されていて、その後方には燧ヶ岳:俎グラが
 |
後ろは俎グラ |
聳え立っております。
コース案内INDEXへ