標準和名	科・属名	漢字表記
ミヤマホツツジ	ツツジ科　　ホツツジ属	深山穂躑躅　　別名ハコツツジ
		鳥取県・中部山岳地帯〜北海道の亜高山・高山に分布する落葉低木で、周囲にはハイマツは生えていることが多い。 ミヤマホツツジの雌シベは上に曲がり、仲間のホツツジの雌シベは真っ直ぐなので見分けは簡単である。 ミヤマホツツジ ホツツジ
高所を好む植物ゆえ尾瀬でも標高が低い箇所には分布せず、1,900mほどの標高を必要として、燧ヶ岳（ミノブチ岳頂上付近・ナデックボ最上部・柴安グラのお花畑）・至仏山系（至仏山〜小至仏〜小笠〜笠ヶ岳）のトカゲ岩（至仏山原見岩）より上部、笠ヶ岳直下などで、７月〜９月の長期にわたって花を咲かせていて、その後に実をつける。