[HOME] [初心者向け情報] [FAQ集] [食事] [家族旅行] [モバイル] [リンク集] [情報収集・参考書] [掲示板] [ヤウイ] [動物写真] [写真館] [サイトマップ]

旅の組み立て方
HOME > オーストラリア家族旅行のすすめ > 旅の組み立て方

家族旅行は大人数になる上に、世代による体力・集中力・柔軟性などの違いがあるので、みんなが満足できる旅にするためには妥協点を探さなければいけません。親を中心に考えてショッピング中心になってしまっては子供がつまらないだろうし、子供にあわせてアクティブな旅にすれば親の方が疲れ切ってしまうことでしょう。

旅のスタイル(ポリシー)は家族それぞれに違うと思います。以下の説明文には「余計なお世話だ」と感じられることもあるでしょうが、私の体験から感じたことを書いています。家族旅行には行きたいものの、内容はさっぱり見当がつかないという方はぜひ参考になさってみてください。

INDEX
日程は1週間前後がいい
訪問地はできるだけしぼる
旅の後半に、必ず1日は予定のない日を作っておく
到着直後にはできるだけ軽い観光を入れておく
それぞれの世代が楽しめるアトラクションを入れておく

関連ページ: [おすすめ理由] [おすすめの訪問地] [季節から考えるおすすめ訪問地] [訪問先別おすすめアトラクション] [旅の組み立て方]


日程は1週間前後がいい

「どうせ休みはそれくらいの期間しか取れないんだから…」という方が多いかもしれませんが、例え2週間近くの休みが取れるとしても、普通の家族旅行を考えるなら旅行日数は1週間程度にするのがいいと思います。

皆さんも経験があると思いますが、旅は最初の1週間が実に濃く感じられます。私はこの数年間に、2週間から1カ月の期間の旅を6回ほど経験しましたが、どの旅行でも最初の1週間以内の方が日にちの経過が遅く感じられました。

2週間に及ぶ旅になると、楽な旅をしていてもさすがに「旅の疲れ」を感じ始めます。ペースがコントロールできる大人でもそうなのですから、海外に来て大喜びではしゃいでいる子供ならもっと早く疲れが出てしまうでしょう。

「旅の新鮮な感動を維持する」「体に無理がかからないようにする」ためにも、特に初めての家族旅行は1週間程度におさめた方がいいと思います。

[このページのTOPへ↑] [このトピックのTOPへ]


訪問地はできるだけしぼる

家族旅行の際は、訪問地をしぼり移動が少なくなるようにしておいた方がいいと思います。なぜなら、人数が多い時には移動の際のストレスが大きくなるからです。

荷造りがたいへんなのはもちろんですが、実際に動く時も、誰かが遅れてきたり出発間際に子供がトイレに行きたくなったりと、なかなか事がスムースに運びません。レンタカーを使っての旅なら出発時間の遅れも気になりませんが、ほかの参加者もいる場合は集合時間にメンバーがそろわないと、引率者となる人は非常にストレスを感じます。

また誰かが体調を崩した時も、移動が少なければフォロー(看病)しやすいと思います。1、2泊ごとの移動では体調を崩した本人もつらいし、面倒を見る家族も心配で落ち着かないことでしょう。

1週間の旅行なら、訪問地はせいぜい2カ所。最低でも3泊ずつできるような日程を組んだ方がいいと思います。

[このページのTOPへ↑] [このトピックのTOPへ]


旅の後半に、必ず1日は予定のない日を作っておく

実際に現地に行ってみると、期待していたものが実はそれほどでもなく、現地で偶然見たものがひどく面白く感じられたりすることがままあります。もちろん期待していたものが想像どおりに面白く、もう一度体験したいと思うこともあるでしょう。

こんな時、予定をいっぱいに入れてしまっていては「本当は体験したかったのに」というくやしい気持ちを残したまま日本に帰らなければならないかもしれません。予備日があれば、こういった時にもツアーへの参加やお気に入りの場所の訪問ができるし、みんなが疲れてしまった時の「休息日」として使うこともできます。

ちょっともったいないと思うかもしれませんが、日程を考える時にはせめて半日でも予定のない時間を作っておくことをおすすめします。

[このページのTOPへ↑] [このトピックのTOPへ]


到着直後にはできるだけ軽い観光を入れておく

いくら時差がなくてフライト時間が短いといっても、外国に行くのだからそれなりのストレスを感じるでしょうし、日本から疲れを引きずったまま現地に到着するかもしれません。私の家族も、出発前日の晩は「荷造りのためにほとんど徹夜」という状態でした。

フライトによっては現地に早朝到着するものもあるので、その気になれば朝9時ごろ出発する1日ツアーに参加することも可能です。しかし初日に無理をして後の日程がつらくなるのもばかばかしいことだと思います。

ここはペース配分を考えて、初日は楽に行動できるツアーや観光を組んでおくことをおすすめします。

[このページのTOPへ↑] [このトピックのTOPへ]


それぞれの世代が楽しめるアトラクションを入れておく

子供からおじいちゃん、あばあちゃんみんなが楽しめるアトラクションはそうそうないかもしれません。しかし、楽しい思い出を残すためには、各世代が心から「あぁ、あれは楽しかったなあ」と思い出すことができるアトラクションやアクティビティがあった方がいいと思います。

毎回みんなの希望がかなうようなものを入れる必要はありません(実際、見つからないでしょう)。また、みんなが不満のないようにと無難なものを選んでも、結果的には「つまらない旅だったなあ」という思い出しか残らないかもしれません。

それぞれが「これはぜひ体験したい」と思うものをひとつずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。もちろん体力的についていけないようなものがある場合、おじいちゃんおばあちゃんはお休みの日としたり、市内見物に時間を使ったりと別行動にするのもいいと思います。

[このページのTOPへ↑] [このトピックのTOPへ]


関連ページ: [おすすめ理由] [おすすめの訪問地] [季節から考えるおすすめ訪問地] [訪問先別おすすめアトラクション] [旅の組み立て方]