ニキビ

ざ瘡=にきび について

ざ瘡の発症機序(マルホのサイト)

ニキビの情報サイト(マルホ)

ニキビ治療情報サイト(POLA PHARMA)

治療薬 ディフェリンゲル情報サイト

ざ層=ニキビの原因は?

1:毛包の閉塞
2:アクネ菌(ニキビ菌)の増殖(嫌気性菌であるので毛包が閉塞すると増殖する。
3:炎症の惹起 白血球の遊走、活性酸素の発生、各種サイトカイン などの炎症関連物質による毛包の破壊などが言われています。
原因が複雑に絡み合う疾患です。

ざ瘡 = ニキビ レベル

①軽度ざ瘡 
②軽度の炎症性のざ瘡 
③中等度以上の炎症性ざ瘡 
④一般的な抗生物質が終了した後でも炎症が強い場合
の4段階があります。

 

レベル別治療法

①軽度ざ瘡


 BPO(過酸化ベンゾイル 商品名 ベピオ) のみ あるいは アダパレン(商品名ディフェリンゲル)  を使用します。刺激を和らげるために それぞれ 保湿剤(ヒルドイドローションなど) を処方します。
さて、どちらを使うか?
アダパレン(商品名ディフェリンゲル)顔面のみの保険適応です。しかも「妊娠・授乳」はダメ。小児12歳以下は「使用経験に乏しい」。したがって顔面のみの場合で「複雑な」条件のない12歳以上のみ・・・となります。
それに対しBPOは妊産婦。授乳中、12歳以下  あるいはざ瘡が体幹部にもある場合にも使用できます。
 実際は体幹部にもできる患者が多いので BPO が優先 アダパレン(商品名ディフェリンゲル)はその次 ということになるでしょう。
’アトピー性皮膚炎’の患者、’酒さ’も混じている患者、精神的に不安定な患者は双方の薬剤に対し接触皮膚炎ないしは掻痒感を訴える場合が多い。小範囲(小指大)からの使用をすすめ、2週間ほどで患部全体に外用するような「段階的な、ゆるい」外用指導を行っています。

②軽度の炎症性のざ瘡


 デュアック配合ゲル と保湿剤(ヒルドイドローションなど)保湿剤外用後デュアック配合ゲルを赤ニキビの周囲に塗布。デュアック配合ゲルは維持期のBPOも含有しているので、別にBPOを処方する必要はありません。注意点は保存方法です。デュアック配合ゲルは’冷蔵庫(8℃以下)’  BPOが 25℃以下(夏のみ冷蔵庫かな?)で微妙に異なります。
刺激症状についての注意は①と同様です。

これを1-2か月 続ける。 無効の場合 
オゼノキサシン(商品名ゼビアックローション)10g一日一回 + ①の外用

あるいは

ダラシンTゲルorローション 10g or 20g  +①の外用薬

あるいは

ナジフロキサシン(商品名アクアチム ローション20ml あるいはアクアチムクリーム10g) 一日2回 外用 + ①の外用


③ 中等度以上


 ①②の処方は前提 つまり デュアック配合ゲル やアダパレン(商品名ディフェリンゲル)、抗生物質外用剤 などは使用するとして、、、
抗生物質内服が加わります。
ロキシスロマイシン(商品名ルリッド)2T2× 1-2か月 
↓無効ならば
ファロペネム(商品名ファロム)150mgないしは200mg錠剤 3T3× 1-2か月
↓無効 そして患者の了解が得られるならば、、、
ドキシサイクリン(商品名ビブラマイシン)100mg錠剤 1×朝内服 1-2か月

 

④上記抗生物質が終了した後でも炎症が強い場合


いずれも無効な時は 

ミノサイクリン(商品名ミノマイシン)MINO 50mg 2T2× 
となります。効果は良いものの 副作用が多いので最後の切り札となります。。
↓MINOは飲めません・・・と言われたら
クラビット クラリス シプロキサン などを短期間(1-2週)投与します。ただし、耐性菌を生じさせてはならないので処方する段階から 短期間です。
↓その次は
漢方薬  清上防風湯 荊芥連翹湯 十味敗毒湯 あるいはハイチオール  に変更します。


参考URL 「日本皮膚科学会 尋常性ざ瘡治療ガイドライン2016」