1人旅行記
2002.11.16(sat)〜11.18(mon)

前書き
この夏に祐子が帰ってきて一緒に飲んだ。
色々な話を止めどなくした私たちは軽い気持ちで秋になったら遊びに行く約束をした。
それ自体は今思えば些細なきっかけでしかなかったのだけれどその時から何となく1人で旅行がしたいなって思ったのね。

私は今主人の実家に同居していて義父・義母・主人・私・息子・娘と6人家族。
義父と義母は2人とも昭和10年生まれで今年67歳になりあちこち病院には通っているけれど元気に過ごしている。
しかし彼らはいつまでも元気でいるとは限らない。実際私たちが同居した年に義父は興奮したのかどうかは判らないけれどその夏に脳梗塞で倒れ一時は寝たきりを覚悟してくださいと言われた程だったが医者もびっくりするくらい驚異的な回復を見せてみるみる良くなり家族を安心させた。

人間いつ何があるかわからない。年齢は関係ないのかもしれないけれど順番から行けば次に危ないのは義父と義母であるわけでもし急に倒れでもしたら私が介護をする事になるだろう。
もしそんな事になったら私は旅行どころではない。仕事も辞めなければならないだろう。
それは以前から何となく思ってはいた。仕方のない事だと思うしある程度の覚悟は出来ている。
義父も義母も私の事をとてもかわいがってくれて私もそんな2人が好きだから不自由になったらお世話をするのが当然だと思っている。
主人には姉と妹がいるけどどちらも遠くに住んでいるのであてにならずパスだしね。

だけどもそうは判っていても実際急に何の前触れもなくそんな事になってしまったら
「もっと彼らが元気な内に自分のしたいことをやっていたら、もっとたくさん遊べていたら、後悔などせずによかっただろうな」と思うだろうというのも容易に想像がつく。

だから親が元気な今の内にわがままを言わせていただこう。
たくさん遊んでまたより元気に日々暮らそうってね。

と、そんな事を急に思って実際行動に移したのが今回の旅行であります。
主人には「たまには1人で旅行してもいいでしょ〜?」とひたすら下手に出て機嫌を悪くしないよう気を遣ってお願いモード。
私がそんな事を思っているとは全く思いもせずに少し考えあと彼はOKを出してくれた。
こんな風にわりと簡単に承諾してくれたのは日頃の私の生活態度に不安がないからだと自負している。
普段ちゃんとしてるからなあ。当たり前と言えば当たり前なんだよな。
と、そんな事はちゃんと帰ってきたから言うんだけどさ。はっはっはっ...はは

しかし、ここまで書いてきて自分で言うのも何だが私ってとっても出来た嫁?
いやあ〜そんな事言わないでよ、恥ずかしいわあもう〜

ななななななんつってー、この調子でまた出掛けよう。(なんですと?)


うんまあ、笑ってくれよ全4ページ

2002.11.23


11月16日 17日 18日

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