2019.2.6
帝拳ジムHPより、「尾川堅一復帰戦」勝利のお知らせと尾川選手のコメントを転載します。
2019.1.2
帝拳ジムHPより、「日本ボクシングコミッションによる尾川堅一のライセンス停止処分が解除」の記事と「尾川堅一復帰戦」のお知らせ
2018.1.20
この問題についての、帝拳ジムの発表と2018.1.20付け朝日新聞記事を掲載します。
2017.12.10
国際ボクシング連盟(IBF)スーパーフェザー級王座決定戦が9日(日本時間10日)、米ネバダ州ラスベガスであり、同級4位の尾川堅一(29=帝拳)が2対1の判定で同級5位のテビン・ファーマー(27)を下し、新王者になった。日本選手が米国で世界王座を奪取するのは1981年の三原正以来、36年ぶりの快挙だ。
尾川は愛知・豊橋市出身。父の雅一さん(故人)が日本拳法の道場を開いていたため、幼少時からこの競技に親しんだ。明大卒業後にボクシングに転向し、右の強打を武器に全日本新人王、日本王者に。今回が世界初挑戦で、初の海外試合だった。戦績は24戦23勝(17KO)1敗。日本のジム所属の男子世界王者は11人になった。(朝日新聞デジタルより)
(画像はWOWOWオンデマンドより)
2017.08.31
日本スーパーフェザー級王座5度の防衛を果たしているチャンピオンの尾川堅一がこのほど日本王座を返上することを発表しました。日本王座のベルトを守りながら23戦22勝17KO1敗のレコードを持つ尾川はIBFとWBOで4位、WBC9位、WBAでも13位と主要4団体で世界ランク入りを果たしています。10月7日(土)に予定していた防衛戦は中止となった尾川ですが、15年12月に王座を獲得したのちクリアした防衛戦5試合のうち4試合はトップコンテンダーとの対戦という点も自信を深めたとしています。
「このほど日本王座を返上しました。これまでの防衛戦はやはり内藤選手に2回勝ったことが一番自信を深めた試合でしたが、杉田選手との2試合も良い経験になりましたし、ジャブの大切さを実感した試合でした。バタンバタンと倒して勝つのがボクシングの醍醐味ではありますが、判定や長いラウンドといった試合の中で勝ってこられたことはこれからの良い経験になると思います。しっかり次のステップに踏み出せるよう、これからも応援よろしくお願いします!」とコメントを残しています。
そして10月7日(土)に後楽園ホールで行われる第564回ダイナミックグローブに出場し、日本スーパーフェザー級2位の高畑里望(ドリーム)選手と対戦予定としていた同級1位の末吉大はこの試合が日本同級王座決定戦としてランキング委員会から承認されたニュースを受け、喜びのコメントを残しています。「はい、やっぱり日本王座の決定戦と聞くと嬉しいです。でも高畑選手との試合はすでに決まっていたものでもあるので、挑戦者決定戦だろうと王座決定戦だろうと勝つだけという気持ちです!尾川さんの巻いていたベルトですが、そのまま欲しいです(笑)。」16戦15勝10KO1敗、そして現在12連勝中の末吉が王座初挑戦での戴冠を狙います。
2016.09.10
10日(土)東京・後楽園ホールにて第553回ダイナミックグローブが行われ、メインイベントの日本スーパーフェザー級タイトルマッチではチャンピオンの尾川堅一(帝拳/129.75ポンド)が同級1位の松下拳斗(千里馬神戸/129.75ポンド)に10ラウンド3分4秒TKO勝利をおさめています。2戦続けてトップコンテンダーとの防衛戦をクリアした尾川は19勝16KO1敗、松下選手は34勝13KO10敗7分としています。10ラウンド終了間際にダウンを奪い、挑戦者が立ち上がったもののダメージを考慮したレフェリーがストップとした一戦は9ラウンドまでの採点で3対0(87-84【中村】87-85【サラサス】86-85【安倍】)とリード、レフェリーがストップせずとも3対0の判定勝利といった試合を振り返ったチャンピオンは、「練習では良い感触だった、スパーリングもまずまずの出来たったけど、当然スパーリングを積んできた相手より巧さのある相手でした。(厳しい声は)期待されてるからこそのものだと思っているし、もっと期待してもらいたいし、もっと応えられるようにならないといけないと思っています。家族も居るし冒険出来ないところもあるけど、存在感をアピールして行かないとどうにもならないし、会長とマネジャーがゴ-サインを出すまで世界戦も何も組んでもらえないですからね。」とコメントを残しています。
2016.07.05
愛知県豊橋市出身の日本スーパーフェザー級チャンピオン、尾川堅一がこのほど平成28年度豊橋市体育表彰スポーツ特別賞を受賞しました。プロスポーツ競技で顕著な活躍をした点が評価された尾川は、「日本一になったことを評価してもらえてとても嬉しいです。受賞式は8月1日に豊橋市役所にて行われると聞いていますが、豊橋に帰省するのは4ヶ月振りくらいになりますね。」と喜びのコメントを残した尾川です。
「次の試合が9月10日に決まっており、相手もランキング1位の選手ですから弱い訳はありません。真夏の時期と重なり調整も難しい時期ではありますが、しっかりと準備してコンディションに気を付けながら調整して行きます!」と気を締めた言葉も残しています。
受賞に喜びの尾川選手12日午後に都内ホテルにて2015年度年間表彰式が行われ、WBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介が技能賞、WBC世界ライトフライ級チャンピオンの木村悠が努力賞、前WBC世界スーパーフェザー級チャンピオンの三浦隆司が敢闘賞、日本スーパーフェザー級チャンピオンの尾川堅一が新鋭賞と4選手が受賞、また年間最高試合賞には帝拳プロモーションとゴールデンボーイ・プロモーションの共同プロモート、WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチの三浦隆司対フランシスコ・バルガス戦が選出されました。
大和トレーナーと
技能賞の受賞は昨年に続き2年連続3回目となる山中は、「29歳で新鋭賞を受賞してから(笑)、今回で5年連続年間表彰式に出席させてもらってますが、毎回違った趣向や企画の表彰式で今回はリハーサルの無い式でしたが会場に着くまで挨拶が有ると聞かされてなかったのでちょっと焦りました(笑)。何とか無難にしのぎましたが、色々なジムの選手と話す機会はとても楽しかったです。(2年連続でMVPを逃したことは)逆にあの試合でMVPと言われる方が嫌だったんで悔しさみたいな気持ちは全く無いですね、それに去年は自分の他にも良い試合をした選手が大勢居たんで、井岡君もきっちりリベンジしたしそういった中で技能賞に選出して頂いたことは対戦相手の質というのも有ったのかなと考えています。」と振り返っています。
新鋭賞の賞状
東京、豊橋の後援会の方たちと
内山・山中・三浦3人のチャンピオンと
副賞のトロフィー授与
年鑑表彰式は初めての経験となった木村も、「努力賞の受賞はとても嬉しく思います。他団体のチャンピオンや他階級の選手と話す機会はそれほど多くないのですが、女子世界チャンピオンの藤岡さんや多くのチャンピオンと少しですけど話す機会があったりと他のジムの選手と話すことが出来、良い刺激をもらいました。(式が終わって)専門誌の取材で八重樫君と田口君と3人で写真におさまる機会が有ったんですが、冗談を言い合ったり何事も無く終わりました(笑)。こうした場で色々な方と逢うと、自分はまだまだだなと思うし新しい目標が出来ました。本当に良い刺激になりましたね。」とコメントしています。
三浦:「最優秀選手賞は現役中に取れれば良いなと思っていますが、来年もこうして受賞式に出席出来れば良いと思います。頑張ります。」
尾川:「新鋭賞を受賞出来て嬉しく思います。来年もこの場に立てるように相手を倒しまくります!」
山中チャンピオン、大和トレーナーと
三浦チャンピオンと
河野チャンピオンと
KO勝利を狙う尾川は「前回の試合は(負傷)判定で終わってしまって自分自身面白くなかったので、今回も沢山お客さんに入ってもらって超満員の中でしっかりと倒して自分をアピールしたいと思うので試合当日を楽しみにしていてください。宜しくお願いします。」18戦17勝14KO1敗と最大の武器でもある強打を披露したいと意気込みを述べています。一方、14戦11勝7KO2敗1分とこちらも高いKO率を持つ同級2位の杉田聖(奈良)選手は「挑戦者らしいボクシングをして番狂わせを起こします。応援宜しくお願いします。」と短くコメントを残しています。なお同級1位の松下拳斗(千里馬神戸)選手がカーニバル出場を辞退したため、2位の杉田選手が繰上がって挑戦者となっています。【帝拳HPより】