Y師匠の秋田から敦賀の自転車めぐり旅2018

新しい日記に

 更新されているかな・・・と思ったらキーボードの[ F5 ]を押してみてください。
これは「最新の状態に更新」です。



先週の5月13日、パソコンにY師匠からメールが入っておりました。
おっ、またやるんやな・・・北海道かなと、メールを開きました。

以下はメールの内容です。(段落や改行は、私が入れています)
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お元気ですか、ご無沙汰しております。
今年、又サイクリングに行こうと現在準備中です。

2年前に北海道の宗谷岬から秋田まで走りました。
今回は、そのつづき、秋田から舞鶴辺りまで走ろうと思っています。

5/20に秋田を出発、日本海沿いに南下して、6/8頃舞鶴に着きサイクリングを終わるつもりです。
(自転車は昨日秋田のホテルへ発送済みです)

旅日記をメールで送りますので、よければ、又、Hpに載せてもらえますか

面倒かけますが宜しくお願いします。

いつか、南の沖縄まで日本列島縦走が出来たらと夢見ています。
(夢です。出来るかどうかは‥‥???です)


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私には異存がありません、OKですと返信しました。

以下はこれまでの旅日記です。

Y師匠2006年 北海道めぐり旅

Y師匠2014年 続・北海道めぐり旅

Y師匠2016年 新・北海道めぐり旅


と・・・引き受けたものの、パソコンを更新したんでホームページビルダーを入れなおさないと。
もうひとつ、ホームページの作り方を忘れているやんか。

18日と19日はクラブの泊りがけサイクリングなんで、なんとか用意しての21日そう今日です。

舞鶴までの日記の掲載を開始いたします。
地図をだしてみました。東舞鶴駅ってのは経路を出すために勝手に私が設定したものです。
Y師匠のことですから、寄り道もされると思います。




2018年5月19日 今日は秋田への移動日でした


伊丹空港発 10時50分 秋田空港着 12時20分 全日空便で秋田に着きました。
昨日から秋田地方は豪雨の状態です。
今朝のテレビで雄物川(おものがわ)が氾濫したというニュースを見ました。
心配です

秋田空港に着くと雨は小降りになっていました。
天気予報では明朝には雨が上がりそうです
良かった。

2時頃、宿に入り自転車の組み立て、明日からのサイクリングの荷造り等を済ませてから風呂と居酒屋です。
でも、雨はまだ降っています。
明日は象潟に向かいます。明日、雨が降らないことを祈っています。

今日は、肌寒い感じだったので居酒屋での、きりたんぽ鍋がうまかったです。


前回と同様に自転車は別便で送付して組み立て、風呂と居酒屋。
この時の雨は大阪でも寒かったと思います。寒いからきりたんぽ鍋でしょう。

2018年5月20日 今日は一日中、鳥海山を満喫しました

朝、起きて窓を開けると晴れています。良かった。
7時50分秋田駅前の宿を出発。
県道56号からR7に向かいます。

県道56号では一昨日の豪雨で山が崩れ片側通行になっている所がありました。
R7に合流した辺りから前方にはずっと鳥海山が見えました。

道の駅岩城で小休止、10時30分道の駅、にしめに到着ここまで46q少し時間がかかりました。
ここで早めの昼食をとり鳥海山を眺めながらゆっくりしました。
この後、にかほ市に寄り、この地で農業改革に取り組んだ斉藤宇一郎記念館、TDK歴史みらい館、
白瀬南極探検隊記念館など見学ゆっくりしました。

後は、今日の宿 象潟(きさかた)さんねむ温泉に向かいます。

宿の部屋からも夕暮れ時の鳥海山がきれいに見えました。
今日は1日鳥海山を満喫しました。でも、明日は鳥海ブルーラインを登る予定です。
あの大きい山、果たして、登れるのでしょうか?
途中で見えた鳥海山の写真を添付します。



鳥海山の写真が添付されていました。前回までよりも解像度がよくなってます。その分ファイルも大きくなってますが。


お天気にも恵まれました。
このコースは私も走ってことがあります。

かなり昔ですが鳥海山に私はのぽろうとしたことがあります。
運動靴だったので、自転車で走りそのあと歩いて登ろうとしました。
雨のあとのぬかるみで、すぐにリタイヤしました。

このコースは海沿いの景色のいいところです。





























2018年5月21日 今日はとにかく疲れました

8時10分宿を出発しすぐ近くの蚶満寺(かんまんじ)に寄ります。
松尾芭蕉や西行法師などがここで句を読んだらしい。

象潟から県道58号に入り鳥海ブルーラインを目指します。
ブルーラインに入る手前に奈曽の白滝があります。
鳥海山の雪解け水が高さ26m、幅11mで流れ落ちる豪快な滝です。

10時15分ブルーラインに入ります。
5合目の鉾立まで15qです。頑張って行きます。
でも、きつい道ですね。途中 4回休憩、へろへろになりながら、
12時30分やっと 4合目(標高890m)に着きました。
奈曽の白滝からここまで11qずいぶん時間がかかりました。

5合目の鉾立(標高1150m)まであと 4q余りです。
足もへばり、勾配もきつくなり、ここから先は、ほぼ自転車の押し歩きになりました。


途中、雪解け水が流れている所があったので休憩、
顔を洗っておにぎりを食べ雪の写真を撮ったりしながら
なんとか5合目の鉾立に着きましたが13時40分になっていました。

鉾立展望台までは雪渓の上を歩かないと行けません。
スニーカーでは無理です。
諦めてビールで休憩し疲れをとり近くを散策、景色を楽しみます。

この後、今日の宿、大平山荘に向かいます。あと 3q登りはないので安心です。
大平山荘からは飛島や新潟沖の粟島も見えました。

今日の走行距離は29qですがしんどかった。

明日は下り坂安心です。

ブルーラインの脇に残った雪と
大平山荘から見た日本海に沈む夕日の写真を添付します。




このコースの最後の「うねうねうね」が坂のきつさがわかります。
私にはいけません、Y師匠よりも若いですが。

蚶満寺(かんまんじ)は知りませんでした。
創建が853年とのこと、古いお寺です。

いやあ、しんどかったと書いておられますが、しんどいと思います。

2016年も岩木山に登っておられました。あの時もしんどそうやなと思って書いておりました。

22日は、地図の太平山荘から左下の方向で吹浦のほうかと思います。












2018年5月22日 天気良く快適なサイクリング日和でした


8時15分大平山荘出発。
吹浦の(ふくら) R7合流点まで17q景色を見ながら快調に下ります。
30分でR7合流点に着きました。
昨日の象潟からの登りが4時間以上かかったのとえらい違いです。

この後、吹浦駅近くの丸池様に寄ります。
鳥海山から湧き出る湧水だけで満たされた直径20メートル、水深 5メートル 水の透明度が高くエメラルドグリーンに輝いています。
地域の人々から畏敬の念を込めて「丸池様」と呼ばれ丸池神社も祀られています。
白神山地の青池のような感じですね

この後、R7に戻り酒田を目指します。

その途中R112に入る所を間違ってそのままR7を行ってしまいました。
R7は酒田の中心部を通りません。
ウロウロしながらかなり時間がかかって酒田に着きました。
ドジな自分に疲れました。

酒田に着いて有名な山居倉庫(さんきょ)、土門拳記念館を見学、昼食を済ませて今日の宿、由良温泉に向かいます。

途中世界中のクラゲを集めて人気の加茂水族館に寄ります。
クラゲの種類って沢山あるんですね

15時10分、由良温泉の宿に到着。

ここでも夕日が沈むのがきれいに見えました。

クラゲと夕日の写真を添付します。

明日は新潟県村上市の瀬波温泉に向かいます。













鳥海山からの下り、吹浦に向かわれました。
長い下りだったのではと。

丸池様ってしりませんでした。
http://www.mokkedano.net/spot/186

鳥海山の湧水が湧き出している池のようです。
エメラルドグリーンの色をしているとか。
行きたくなりますね、ほんと。
事前にこんな情報を集めてるのがすごい。
ショーケンのエメラルドの伝説という歌を思いだしました。

鶴岡に着いて温泉で手足をのばしておられることでしょう。

山形県をあっという間に抜けて、明日は新潟県のようです。







2018年5月23日 今日は一日中曇り空でした

8時宿を出発。
今日はR7、R345で村上市へ向かいます。
今日は道を間違えないよう注意して走ります。

あつみ温泉、鼠ケ関を通過、R345の分岐点に10時到着ここまで38q、まずは順調にきました。

ここからは、海岸線のきれいな笹川流れの景色を見ながら走ります。
遊覧船の乗り場に10時40分到着
遊覧船の午前中の出航は終わっていました。
ここで試食した干物が大変うまかったので缶ビールを頼んで休憩、
しばらくして、ここを出発、走っていると「笹川流れ塩工房」の看板があります。見学させてもらいました。

写真のようなステンレスの角鍋を釜の上に置き、火を炊きます。



1日位炊くと塩が出来ます。でも、火の炊き方によって塩のとれる量が全く違うそうです。
熟練の技がいるようですね。











その後、村上の町に向かいます。
午後になると向かい風が少し強くなってきました。
線のアップダウンと重なってペースが落ちますね。

村上は江戸時代に鮭の自然ふ化増殖を初めて成功させた土地だそうです。
鮭加工の専門店を見学させてもらいました。天井から無数に鮭が吊してあります。1年位干すそうです。
その後、いろんな加工をして商品になるらしい。

雨がぱらつきだしたので急いで瀬波温泉へ走りました。

今夜はかなり降るようです。
予報では明朝には止むそうです。
予報通りになってくれるよう祈ります。

明日は新潟に向かいます。


右の地図の経路の半分くらいのところに、
笹川流れ、塩工房があります。

遊覧船に乗れば、かもめの餌付けができるようです。私も今調べてわかったことなんですが。
塩作りもやってるとは、海がきれいなんだ。

村上は鮭の塩引きというんですか、天井からつるしての保存食のようです。
一年も干したらカチンカチンに乾いていると思います。
削って食べるんでしょうか。

いよいよ新潟県に。
6/8舞鶴でしたらペースが速いのではと・・・。
たぶんどこかに寄り道の構想があるのではと思います。

これを書いているのは23日23時、外は雨がふっています。
明日の天気はどうでしょうか。












2018年5月24日 雨には降られずにすみました

朝、起きて外を見ると雨が降っています。
残念です。
ぐずぐずしていて出発が 9時30分になってしまいました。

小雨が降っているので合羽を着て出発、瀬波温泉を出てR345を走ります。
途中でR113に入り海岸線を走ります。
防風林の中のいい道です。
でも大型トラックの通行が多く怖い道です。
この道は産業道路ですね。
でも大型トラックの運転手はプロドライバーです。
自転車が走っていて対抗車がある時は減速して待ってくれます。
そして対抗車線の車がなくなったら対抗車線に出て加速して追い越してくれます。
こちらもトラックが追い越す時ありがとうの手を上げます。

この辺り、松の防風林が半分赤く枯れています。
6月7日松食い虫航空防除の立て看板がありました。農薬の空中散布ですね。

11時30分を過ぎました。
しばらく走って深層湯温泉で昼食のつもりが建物も何もありません。
しかたがないそのまま走ります。

聖籠町(せいろうちょう)を過ぎR7にきましたがバイパスで自動車専用道になっています。
自転車は走れません。
困りました。

土地の人に聞いて旧道のR7を新潟に向かいました。
途中、やっと 1時過ぎに食事ができました。
ここから新潟駅まで20q余り頑張って走ります。

明日は佐渡に渡るつもりです。

R113の途中で見た親鸞聖人の立像の写真添付します。




今日で 5日目です秋田、山形、新潟と走って来て 318qになりました。


23日に入った村上市は新潟県の北の端。
いよいよ新潟県のコース、新潟市が近くなったせいか、トラックも多いようです。

昨日ペースが早いのでは・・・と書きましたが、25日は佐渡に渡られる予定です。
お天気がいいといいですね。

朝方の雨は走る時には、やんだようで「降られずにすみました」とタイトル。
でも添付の写真を見たら、雲が低いようです。
深層湯温泉は新しい温泉のようでリゾート施設ですね。。

25日のお天気は、晴れの模様ただ風が強いとありました。
今頃は船かな?








2018年5月25日 ドンデン山に登れなかったのが残念です

9時20分新潟発のフェリーで佐渡の東海岸、両津港に渡る。
バイクのツーリングも10台位いましたね。

昼食を済ませて12時50分両津港出発。

当初の予定では県道81を通りドンデン山に登り佐渡の西海岸に出るつもりでしたがドンデン山荘が満室で断られました。

仕方がない。コース変更です。



両津からR350を走り西海岸の七浦海岸を目指します。

この道、基本的に平坦地帯なので楽勝のつもりが、走って見ると、向かい風が強烈。
なかなか進みません。
西海岸に出た時にはかなり、へばっていました。

ここから七浦海岸まで12q位ですが海岸線の道でアップダウンがあってしんどい。
必死でこぎます。

14時40分、やっと目的のめおと岩のホテルに着きました。
今日はここに泊まって明日は1日佐渡のあれこれを見学して回ります。



七浦海岸の写真と食事中に見た夕日の写真添付します。


ドンデン山は右の写真の位置にあります。
4年前に兄、姉、私の夫婦6人で佐渡に行きましたが、知りませんでした。

宿泊の七浦海岸は、地図の350という数字の海のそばのほうです。
このへんって、たらい舟でなかったかな。
明日は佐渡観光、金山に行かれるんでしょうか。



























2018年5月26日 今日は佐渡金山関連の見学だけでした

9時七浦海岸の宿を出発。

まずは佐渡金山に向かいます。
相川に着いて海岸線の道路からいきなり、きつい登りです。


金山に着いて江戸時代の坑道、宗太夫坑をゆっくり見学しました。
もっとも深い所は800mまで坑道があったらしい。
手作業の時代にすごいですね。

江戸時代には徳川幕府直轄領として財政を支えていたようです。
金山と言われていますが銀も沢山産出されてきました。
佐渡金銀山として世界文化遺産登録を目指しいるとのこと。

この後、大佐渡スカイラインを登るつもりでしたが、
バスの運転手の人の話では自転車ではしんどいだけで景色はほとんど見えないよとのこと。
登るのは止めました。

下に戻って佐渡奉行所趾を見学。
当時の建物をそのまま復元して建てられたとのこと。
徳川幕府直轄で財政を支えていただけあって立派なものです。

鉱石を掘り出してから金を精錬、小判製造までの一連の作業も再現展示されています。
ボランティアガイドの人が細かく丁寧に説明してくれます。

面白いのでゆっくり聞いていたら12時30分を過ぎていました。
この後、明治時代の北沢選鉱場趾を見学、昼食を済ませて尖閣湾へ走ります。

絶景と言われていますが普通の海岸美ですね。

ここで折り返し佐和田温泉の宿に向かいます。
ここの湯は真っ黒で少し海藻のような匂いがします。

明日は、小木港からフェリーで直江津へ渡ります。

金山と尖閣湾の奇岩の写真添付します。


佐渡島はやっぱり金山ですよね。
坑道に入ると、当時の様子が蝋人形などで再現とれています。
砂金とりに挑戦しましたが、これが結構難しかったです。

地図で佐渡金山から右斜め上に伸びている道が、スカイラインのようです。
うねうねしていますね。

戻って海岸に出て、泊まりは佐和田温泉です。

佐渡の金山は、実は昭和の時代まで採掘されていました。今でも取れるかもしれませんが、人件費を考えたら採算がとれないらしいです。
















新潟に戻るのかと思ったら直江津に行かれるようです。
こういうルートがあったんやな。

2018年5月27日 今日はフェリーに乗っただけ、走行距離は38 qでした

8時20分、宿を出発。
今日は小木港11時50分発のフェリーにのる予定です。

しばらくは浜沿いを走ります。
10q位来た所から少し山側に入り登りです。
やっと登って又、海まで下ります。
これを何回か繰り返して20qまできました。
小木まであと12q位です。
ここから、小木港へ向けて山越えです。
そんなに高い山越えではないがやはり登りはしんどい。

やっとのことで登りきったと思ったら、その先まだ 3回登りがありました。

この先、急勾配の下りです。
下ると小木港のフェリー乗り場です。

すぐ横の海では観光バスで来た人が沢山たらい舟に乗っています。

今回の佐渡ではサイクリングの人に出会ったのは 2人だけ。
バイクのツーリングの人は20人以上出会いました。
フェリー乗り場で出会った人は定年後バイクを始めてはまってしまって年に数回ツーリングをしているとのこと。

フェリーからは雪をかぶった信州の山々がきれいに見えました。
今日は直江津駅近くで泊まります。
秋田をスタートしてから 8日運良く雨には降られずにきました。
このまま運が続いてくれるよう祈っています。

走行中に見たトビシマカンゾウの写真添付します。


佐渡の小木港から直江津港。
そこに行くために上ったり下がったりとしんどいコースだったようで。
ところで今回の旅は、雨に降られずとなっています。
このまま続くといいですね。

このペースだと能登半島も走るのかな?
実は期待しています。
能登にも小木があり、佐渡と能登は文化が近いとされています。
どうなんやろ。

2018年5月28日 向かい風がなくて良かったです

30分かかって上杉謙信公の春日山城趾に着きました。
県道から入って最後の 2qの登りがきつかったですね。
自転車を置いて歩いて散策。天守趾、本丸趾を巡って春日神社に参ります。

この後少し下って林泉寺に寄ります。
立派な山門です。

春日山城をあとにして海沿いの親鸞聖人ゆかりの地をあれこれ巡ります。
ゆっくり拝観していたら10時を過ぎていました。

ここから、JRの廃線趾を利用した久比岐(くびき)自転車道を走ります。
糸魚川の近くまで続いています。

車を気にしなくていいので大変走りやすい。
途中、写真のようなトンネルが10ケ所ありました。
JRのトンネルをそのまま残して補修し照明までつけたいい道です。

道の駅、能生で12時昼食にしました。

その後、走って糸魚川駅に14時到着。
このコース右側にずっと水平線が見えていて景色が変わりません。
進んでいる感じがしなくて結構疲れました。




糸魚川で宿を予約してから、フォッサマグナミュージアムを見学に行きます。
4q位ですがこれが、美山公園という山の上にあって登りがきつい。又疲れました。

見学後、16時宿に入りました。

明日は、交通の難所、その昔「天下の険」といわれた親不知を走ります。

トンネルが多いので注意の上にも、注意で走ります。
トンネルと自転車道の途中で見た熊出没の看板の写真添付します。


上杉謙信公の春日山城、行ったことがありません。
この地の近くの高田には、仕事で何回もありますのに。
サイクリング道もあるんですね。


糸魚川のフォッサマグナミュージアム、昔に中央地溝帯と覚えた記憶があります。
糸魚川と静岡県の富士を結んだ溝と思っていたら、違いました。
面なんですね。
知らなかった。

その昔、糸魚川から富士山の横を通って富士まで走ったことがあります。
いやあ若かったなあと。


















2018年5月29日 最大の難所、親不知を無事通過しました

昨日のメールを送ります。
居酒屋の大将が自転車好きの人だったので話しがはずみ少し飲み過ぎ、寝てしまいました。
反省です。

7時50分に糸魚川駅前の宿を出発。

R8を、青海川(おうみ)まで 8q、ここから登りとトンネルがあるらしい。
しばらく行くと履道(洞門というかも)がある。いよいよです。
ここでトンネル対策をとります。
後方点滅灯、前照灯、さらに車のライトに反射するナイトラン用のベストを着用、完全装備です。安全第一です。

道の駅親不知ビアパークまで13q、ここまで履道とトンネル合わせてたぶん14ケ所ありました。
トンネルは登り坂で、しかも曲がりくねって見通しがきかない、トラックも多くて大変怖い。
腹もすいてないし、怖い所を早く終わりたいので、道の駅は通過します。
必死でこいで 9時天険トンネルまで来ました。ここまで15q。
無事登りきりました。

天険トンネルは自転車と人は迂回路があります。
トンネル手前に写真の看板があります。
親不知コミュニティーロードとして昔の道路を自転車用に利用しています。
景色を見ながら写真を撮ったりゆっくりしました。

天険トンネルの出口から、又、R8に戻って走ります。
下りもまだ履道が 4ケ所ありました。
全て下りきってホットしました。

10時、富山県に入りました。

そのまま走って越中宮崎からは富山湾岸サイクリングコースを走ります。
車の少ない道路を選んだ快適な道です。
ブルーのラインを引いて誘導してくれます。

12時、魚の駅生地到着。ここまで47q、昼食にします。

しばらく走ると魚津に入ります。
魚津は蜃気楼の町です。海岸には三脚でカメラを構えている人が沢山いましたね。

海の駅蜃気楼を通過、魚津埋没林博物館を見学しました。
1930年代に出土した埋没林を水中保存と乾燥保存で展示してあります。
大きい杉の木で迫力があります。

この後、魚津駅前で泊まります。
20日に秋田を出発し山形、新潟を通過し富山に来ました。
積算走行距離が 549qになりました。


Y師匠からのメールは、たいていは、その日の夜の10時くらいに送信されているのですが、今日のメールは朝の7時すぎにきました。
いいんですよ、マイペースで。
旅先で飲みすぎて、話し込んで遅くなった・・・よくあることです。
メインは旅ですから。

最大の難所とありますが、峠でもなく車の多い難所です。
このコースは走ったことはありませんが、トンネルはこわいです。
後ろから轟音と共に接近、暗い中で左手にはトンネルの壁・・・。
さすがにY師匠、用意はぬかりないようです。


親不知付近は、平地がなく道路が海にせり出しているところもあります。
かつては通るのが命がけで、潮の満ち引きを見て「行け〜」と声をかける人がいたらしいです。

日本アルプスがこの地点で海に入りこんでいるので平地がありません。
このルートは幹線ルートでもあるため、いろいろと苦労があったようです。

魚津埋没林博物館は2000年前に土砂で埋まり、その後に海面下に沈んだようです。
迫力があるようです。





















2018年5月30日 今日も走行中、ずっと立山連峰が見えていました

8時10分魚津駅前の宿を出発。

海岸に向かい富山湾サイクリングコースに入り、昨日の続きを走ります。
前方に黒い曇があり時々雨がぱらつきます。
本降りになる前に今日の目的地高岡に着きたい。

幸い向かい風もありません。
一生懸命にこぎます。
途中松林の中でカモシカに出会いました。
立山連峰から降りてきたのかな?。
地元の人も不思議がっていましたね。





10時40分、海王丸パークの新湊大橋に到着。
ここまで36q、かなり時間がかかりました。
自転車ごとエレベーターに乗り写真の橋の上に出ます自動車道の下に人と自転車の道が造られています。
高い所から景色を楽しみゆっくり通行しました。
長さ480mあります。
下へ降りて海王丸の所へ行くと乗船禁止でロープが張ってあります。?

11時30分になったので近くのきっときと市場で昼食をとり高岡へ向かいます。



高岡城趾、高岡大仏と見学していると雨が降り出してきたので急いで宿に入りました。
高岡銅器や土蔵造りの町並みなど回れません。残念です。
仕方がないので近くの銭湯で汗を流します。

明日の天気が心配です。

新湊大橋と走行中に見た麦畑の写真添付します。
麦畑の向こうには立山連峰が見えていたのですが写真ではわかりませんね。





雨がぱらついたようで、本降りにならなくてよかった。
ずっと海沿いに高岡のコース、新湊大橋は地図で「氷見線」と書いてある字の右側のあたりです。



湾になっていて船を通すために高くする必要があると思います。
地図に海王丸の表示もありますね。
橋の下にある「越の潟」、「海王丸」、「東新湊」は路面電車の万葉線の路線です。
これは高岡駅までつながっています。

今、思い出しました新湊って高校野球の強いところでした。

高岡は銅鋳物の町で、かつては越中の国府があったところ今で言えば県庁所在地です。
万葉集の編纂者とされる大伴家持(おおともの やかもち)が国守となってここに赴任してきました。
その縁で、高岡城にある古城公園では万葉集を読むイベントが開催されます。

詳しいでしょ・・・高岡は仕事で何回も行って、飲み屋にも詳しいです。

海王丸はかつて運輸省所有の練習船でしたが、退役しました。スクラップにされるのを引き取ったそうです。
車検がきれているようなもので、動かすことはできません。
保存にもお金がかかるし、どうするんでしょうか。

2018年5月31日 今日は高岡の町を楽しみました

夕べ、夜中から明け方まで雨音がすごかった。

朝、外を見ると少し小降りになっています。
でも空は真っ黒です。
テレビの天気予報では富山県全域、雷、突風注意報が出ています。
黒い雲が出てきたら落雷の恐れがあるのですぐに大きな建物に隠れなさいと言っています。
7時の予報でも変わりません。

この時点で今日のサイクリングは諦めました。
雨はともかく雷は怖い。

今日は高岡市内見物をすることにしました。
まずは金屋町の鋳物資料館、千本格子の家並み、あと土蔵造りの町並み。

高岡御車山(みくるまやま)会館、毎年 5月1日の祭りに町を練り歩く御車山を一台展示してあります。
祭りでは七つの町が山を曳きます。祇園祭りの山鉾と同様に凝った造りです。

あと、加賀二代藩主前田利長公の菩提寺、瑞龍寺へ回ります。
国宝の山門は残念ながら現在修復中です。

これらを見学して町中を歩き疲れました。
肝心の天気の方は午前中小雨、昼頃には少し日差しもでてきました。
雷はどこかへ行ってしまったようです。
良かったのですがサイクリングをやめて1日無駄にしたのかな。

明日ははれるように祈っています。


天気予報では、日本海側は寒気がおりてきて落雷などは予報されていました。
無理をせず高岡の市内を歩き回られました。
無駄では・・・と書かれていますが、遊びそのものが無駄ではないでしょうか。
その無駄を楽しむのが遊びの面白さ、趣味とはそんなもんかと思います。

クリックすると高岡で行かれた街並みです。

月が代わって6月1日、今日は晴れるようです。
石川県に入るのかな。
いやいや高岡から北に、雨晴し海岸、氷見から能登半島ではないかと思います。


2018年6月1日 今日は、ゆっくり、のんびりと走りました


8時20分高岡駅前の宿を出発。
まずは、海岸沿いの伏木港を目指します。
ここ、伏木は北前船の時代に大変繁栄した港だったらしい。


伏木駅前に、義経・弁慶像があります。
義経主従の奥州落ちの場面です。
義経伝説はどこにでもでてきますね。

あと高台にある勝興寺に寄ります。
戦国時代に浄土真宗の布教寺院として西本願寺を模して築かれた城郭寺院です。
重要文化財の唐門、本堂があります。
又、ここは、奈良時代に越中国守として滞在した大伴家持の館があった土地らしい。

そのまま海岸沿いに雨晴海岸(あまはらし)に向かいます。
楽しみにしていた海越しの立山連峰は見えません。
残念です。

でも、雨晴駅で海越しの立山連峰を見ることが出来ました。


駅の横に大きな写真がありました。この写真を送ります。
ついでに、朝日が登る写真も送ります。



そのまま走って11時40分氷見番屋街に着きました。
ここまで25q。道の駅に寄ったり写真を撮ったりずいぶんゆっくり来ました。






富山県に入ってから魚ばかり食べてきたので今日は氷見牛のステーキ丼にしました。
柔らかくて美味しい。休憩後13時出発。
途中、阿尾城跡、縄文時代の大境洞窟住居趾などを見てから、宿に入りました。

宿の窓から海に浮かぶ虻ケ島が見えます。

きれいな海です。義経・弁慶の写真、立山連峰の写真添付します。


私の予想があたり、高岡から北に雨晴海岸、氷見に。
伏木の駅前の写真は、弁慶が義経を叩いている場面、勧進帳でおなじみのシーンです。
奥州に落ちようとする一行を関所の富樫が見とがめる場面、みせどころです。

雪をかぶった立山連峰、朝日の場面、駅の写真で楽しませてもらいました。
この雨晴海岸は、氷見線の列車にのるとよく見えます。きれいですよ。

ステーキ丼も食べて、体力もじゅうぶんです。

大境洞窟住居趾はこれを参考に。






2018年6月2日 5つめの県、石川県まで来ました。積算走行距離が 703 qになりました。

昨日もメールの途中で寝てしまい1日遅れのメールです。

8時30分 宿を出発。
まずは七尾までR160を20q余り。
今日も海越しの立山連峰は見えません

残念ですが海から離れて七尾への山越えの道に入ります。
山越えの登りが結構きつい。
今日は暑いので汗がだらだら流れます。
今回のツーリングで初めてです。
やっと登りきりトンネルまで来ました。

あとは、気持ちのいい下り坂です。
10時に七尾の能登食祭市場に着きました。
ここまで24q 暑さのせいかずいぶん時間がかかりました。

昼食には早いので港の辺りをふらふら走り、ゆっくり休憩していました。
七尾駅で道を確認し県道 2号に向かいます。

あとは羽咋市まで一本道です。

途中いろんな遺跡があるが登りがきつそうなのでそのまま通過。
一つだけ面白い看板に釣られて寄り道しました。
「日本最古のおにぎり出土地。杉谷チャノバタケ遺跡」
1qほど登ると石碑がありました。
説明では、弥生時代の竪穴式建物の所から出土した炭化米塊。
もち米を蒸してから焼かれた現在のちまきに近いもの。
大きさは底辺 5p、他のニ辺が 8pの二等辺三角形で厚みが3.5pとのこと。
まるで現在の焼きおにぎりですね。
神事に使われたのでは? 不思議ですね。

この後、今日の宿、休暇村能登千里浜に入りました。

明日は金沢へ向かいます。



Y師匠のコースと右の地図があっているか自信がありません。まあ多分こおかと。

立山連峰に未練はあれど、七尾への道。
石川県に入りました。

杉谷チャノバタケ遺跡から出土した、日本最古のおりぎりって、どんなんでしょうか。炭化していたとは思いますが。
お祭りにつかわれたんでしょうね。

2018年6月3日 今日も大変暑かった

8時50分休暇村を出発。



少し走って、千里浜なぎさドライブウェイに入ります。
日本で唯一、車や自転車でも波打ち際を走行できる大変珍しい砂浜です。
バイクや車がそれなりに走っています。
この砂浜は8q位続いています。

砂が乾いている所では自転車はタイヤをとられてフラフラ走りになります。
ゆっくり楽しみながら走りました。




ここから、R249、R159に出て金沢に向かいます

途中で西田幾多郎記念哲学館があったので寄り道しました。
哲学はよくわかりませんが、この記念館は建築家安藤忠雄氏の設計によるものです。

金沢駅に 午後1時到着、近江市場で昼食を済ませてから金沢城、兼六園をゆっくり楽しみその後金沢駅前の宿に入りました。
観光客がすごく多いので自転車の移動は大変でした。
昨日は、加賀百万石祭りで、もっとすごい人出だったらしい。

なぎさドライブウェイの写真添付します

車の宣伝に出てくる千里浜なぎさドライブウェーを走って金沢に。今調べていたら、あさりが有名で美味しそうだった。

新幹線が出来てから、金沢は観光客でいっぱいです。
最初だけかなと思っていたら、今も多いです。

仕事で行った時に、昔はふらっと入れた居酒屋が、もう入れないです。
それとSNSのせいか、すごい行列ができる店もあります。

まあ地元経済的にはこれでいいんでしょうね。

近江市場も全国区になりました。
私は近江市場は肉屋さんのコロッケがすきです。



2018年6月4日 今日は今回のツーリングで最長の距離を走りました

8時30分金沢駅前の宿を出発

まずは、30q先の小松駅を目指します。

小松市の手前で旧のR8とバイパスのR8が別れています。
旧のR8に入るつもりがそのままバイパスへ行ってしまいました。

そのまま走って道の駅、小松木場潟に着いて間違いに気付きました。
寄り道したかった小松城跡は通り過ぎています。

残念ですが休憩後そのまま走ります。
R8を走り続けて12時50分丸岡城に着きました。

ここまで73q、まずは順調に来ました。
ここで昼食を済ませてから、ゆっくり城の見学です。
丸岡城は現存する天守の中で最も古い建築と言われています。
屋根はすべて石瓦で葺かれているのが特徴です。

日本一短い手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」でも有名です。

この後、宿泊予定の福井駅を目指します。
R8は車の通行量が多い。大型トラックも多い。
慎重に走ります。



15時30分福井駅に到着、宿に入ってあとは風呂と居酒屋です。

丸岡城の写真添付します。

今日の走行距離は87q、積算走行距離は 841qになりました。


石川県はあっという間でした。もう福井県。



丸岡城の天守は現存するもので最古だとか。
Y師匠は博学です。

ふと地図を見ていたら、神武天皇社もあるようで。

古いところだとわかります。

行けなかった小松城、金沢城の二倍の大きさがあったそうです。

この後は海に出て、海沿いかな?
内陸も海沿いも福井は、自転車ではしんどいです。


2018年6月5日 福井は平坦なコースと思っていたのですが間違いでした。ハードなコースでした 


まずは、R8に出て鯖江を目指します。
鯖江で酒蔵見学をと思っていたのですが断られました。

仕方ない。
そのままR8を走ります。

武生を過ぎると登りになります。
必死でこいで10時30分武生トンネルまで来ました。
地図を見て福井、敦賀間は楽勝と思っていたのですが間違いでした。

武生トンネルを越えてしばらくアップダウンを繰り返し道の駅河野に着きました。
敦賀湾が見えます。
ここから先もアップダウンがありました。
最後の敦賀トンネルを越えてあとは下りです。

12時を過ぎて腹がすいてきたが店がありません。
結果、午後 1時敦賀につきました。
やっと昼食です。



昼食後、日本三大木造大鳥居の気比神宮、みなとつるが山車会館、市立博物館を見学し宿に入りました。

今日走行中にメーターが壊れてしまいました。
距離も、走行スピードも出ません。ないと不便ですね。
目的地まであと何キロか読めないので疲れますね。

明日は、雨のようです。

どうするか、今から作戦会議です。

恐竜と山車会館の写真を添付します。


昨日に福井は内陸も海沿いもしんどいです。山が多いからです。
冬の雪は福井が多いのは、山があるからです。
昼の一時に敦賀は早いですね、このコースで。

写真は福井駅の恐竜広場、バックに福井駅が見えています。
新幹線にむけて新しい建物、高架になっています。
新幹線工事は敦賀までが、現在進行中です。

敦賀市内を散策、のURLをあげました。

予定では8日に舞鶴着でした。
Y師匠の脚力なら、明日にでも小浜を経由して舞鶴は可能と思いますが、たぶん小浜泊まりかなと。

明日は雨の予報です。風もきつくなりそうな。
どうぞ、気をつけてください。




最新の日記



2018年6月6日 今回のツーリングは敦賀で終わりました


夕べから雨が降り出した。
朝、起きて外を見るとしっかり降っています。

天気予報でも今日は終日雨、所により強い雨になるとのこと。
当初の予定では、舞鶴まで走ってツーリングを終わるつもりでした。
でも、最終日、一日中雨の中を走っても面白くないので敦賀で終わることにしました。
おおかたの荷物を宅急便で送る手配をし、自転車を輪行袋に詰めました。
敦賀からは新快速で帰ります。

平日昼の時間帯なので電車ガラスキ、輪行袋を置いてもゆっくりかえれます。
でも、近江舞子に着いた所で状況が変わります。

高槻駅で信号機が故障、京都線神戸線など大幅なダイヤの乱れ発生。
この新快速は当駅に待機、運転再開のメドはつきません。
京都へは隣ホームの各停に乗り換えて下さいの車内アナウンス。

仕方がないので各停に乗り換えます。
満員状態の電車でかなり時間がかかって京都に着きます。
京都駅の大阪行きホームは人であふれとても輪行袋を担いで歩ける状態ではない。
小一時間ほど時間をつぶしてやっと電車に乗って帰ることが出来ましたが大変でした。


今回のツーリングの全走行距離は 903qになりました。(昨日分はメーターが壊れたので地図上の距離を加算)

今回のツーリングでは今日の雨と高岡で足止めをくらった雷、突風注意報、
これ以外の日は天候に恵まれて快適なサイクリングが楽しめました。
面白かったです。


「今回のツーリングは敦賀で終わりました」と。
これが今回のレポートの最後となりましょう。

それでいいと思います。
続編が楽しみにしています。

私は本日の早朝に仕事のため大阪をたち埼玉に、そして帰る新幹線の車中からこの日記を書いています。
もうすぐ米原かも。

・・・いかねばならないって面白くないですよね。
サイクリングが楽しめましたと書かれていますが、そのとおりやと思います。
おつかれさまでした。

なおやんのHPに




RCOのHPに


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