2006年 Y師匠の北海道自転車めぐり旅

このたびAサイクリングクラブのY師匠が、東北から北海道のサイクリングに行かれました。
一ヶ月ぐらいの予定でして、掲示板にプリコさんが書いていただいています。
写真も届いているようなので、このHPに新しいページを作って随時、報告をしたいと思います。
Y師匠の了解もいただいていますので、原文のまま紹介させていただきます。



2006/6/4 AM 10:47

Subject: 本間崎に着きました


今からフェリーで函館へ向かいます。先ほど本州最北端 大間崎へ着きました。



(管理人から)
写真の碑は「ここ本州最北端の地」と書いてあります。
ここから函館にフェリーに乗ったようです。
大間は、いつだったかNHKの朝の連続ドラマの舞台になったところです。
下北半島のカモシカラインを走ったことと思います。

2006/6/5 PM 8:52
Subject: 今回の計画概略を連絡します


青森県下北半島、恐山・大間崎・フェリーで函館へ、
函館からは、反時計回りで海岸線を走り北海道を1周するつもりです。
函館・長万部・室蘭・襟裳岬・釧路市・野沙布岬・知床岬・稚内市宗谷岬・
野寒布岬・留萌市・旭川市・大雪山登山・
あとは成り行きです。

もともと計画通り行けるかどうかもわかりませんので。とりあえずウマイもの食べてサイクリング楽しみます。


(管理人から)
函館に渡られたようです。大沼公園あたりを走っているのでしょうか。
道南の地図はこちらに



2006/6/6 PM 4:49
Subject: 今日は景色は何も見えず視界100m


朝起きたら外は一面、霧かガス、視界100mの状態 いまにも雨が降りそう?
心配で宿のお父さんに聞いたら道南地方特有の気象状態で「山背、やませ」という現象で
雨にはならないと断言。

湿気を含んだ冷たい風が吹きつけるので寒いよとのこと。
雨を心配しながら出発したがお父さんが言った通り雨は降らなかったが、とにかく寒かった。

朝出発してから10時まで視界100m、12時まで視界200m、
トラックのヘッドライトがやっと見える状態 昼を過ぎてやっと回りがうっすら見えるようになってきた。

というわけで今日は景色はなにも見えませんでした。
今日は写真なし。寒いので早めに長万部温泉に泊まって風呂にとびこみました。
昨日写した駒ヶ岳の写真を添付します。

明日は晴れるかな?



(管理人から)
写真の駒ケ岳は昨日の写真です。
北海道は夏でも雨が降るとものすごく寒いです。
昔、私は釧路でしたが夏の雨の日、泊めてもらったところではストーブがたいてありました。



2006/6/6 PM 9:38
Subject: RE:お知らせありがとうございま


お母ちゃん85kmも走るなんてすごい健脚ですね!
一緒に走ったら私しゃ負けますね。
借りたキャリア大変役だっています。

こちらのメールはなおやん、輪行クラブどちらでも載せてもらって結構です。
そちらの判断に任せます。

ウマイもん情報
昨日泊まった宿のお父さんと気が会って自前のどぶろくを飲ませてもらいました。
ものすごくうまかったです。来年チャレンジして造ってみようかなと思いました。


(管理人から)
お母ちゃんは、プリコさんでしょう。RCOのクラブランで85km走りましたから。
どぶろくを飲ませてもらい・・・さすがに旅の面白さを知っておられます。



2006/6/7 PM 9:20 PM
Subject: チャリンコの人との出会い


今日も一日曇り空寒さは昨日と同じ。
昨日の視界100mよりもましだが海岸沿いの峠越えでも景色は見えず唯一写真は昭和新山だけです。
向かいの有珠山はガスで見えず。
今日はチャリンコの人との出会いがありました。

朝、宿を出るとき沖縄の兄ちゃんが北海道を回って函館から帰るところですとのこと。
夕べわかっていればゆっくり話が出来たのに残念 !

洞爺湖に向かう途中昼食時出会った東京のおっちゃん。
すごい重装備で走っているので
「北海道一周ですか? 私も定年になったので一周するところです」と声をかけると、
5年前にサイクリングをやり始め「こんなに苦しくて楽しいことがあるのか」と感じいり、
今ではサイクリングにはまってしまったとのこと。

早期定年で会社をやめて、去年は本州縦断サイクリング、
今回は5月27日東京を出発し北海道を一周して帰りに8月初めの青森ねぶた祭を見物して、
盆前後に東京へ帰る予定とのこと。

全コース自転車走行でテントで自炊をベースにして札幌から時計回り北海道一周の計画
私は逆の反時計回りなので「又途中何処かで会いましょう」と、
昼食後おっちゃんは国道230号札幌方向へ、私は国道37号で洞爺湖室蘭方向へ直進で別れました。


 昭和新山の写真を添付します。
「昭和新山の火」の前で



(管理人から)
昭和新山はくわしくはこちらをどうぞ。
自転車でツーリングをして面白いのが、同じサイクリストと話こんでしまうこと。
とくに北海道なら、自転車をおりて話し込んでしまうことでしょう。
地図は、このへんです。

2006/6/9 AM 8:50
Subject: 輪行で移動中


白老駅7時12発苫小牧行乗車 苫小牧乗り換えで移動中、新冠駅9時32着予定。

運よく雨が降ってなかったら競馬馬サラブレッドの故郷を見学して回ります。
雨が降っていたらそこの温泉に直行します。

(管理人から)
JR日高本線ですね。よそからリンクをもらってきました。
本線とは名ばかり、非常に味のあるローカル線です。
民家の庭の中を列車が走っていると錯覚しそうなところです。


2006/6/10 AM 12:58
Subject: 今日も雨にぬれました


汽車に乗ってる時は曇り状態、これはいけると新冠駅で自転車を組んだ。

さあ走ろうかとおもてへ出たら雨が降り出している。
これはいやがらせか、それとも相当日頃の行いを反省せんといかんのかな?

新冠温泉へ直行するが断られ隣町の静内温泉へ行く。

静内町へ着くころ雨があがった。

これは幸運と「二十間道路桜並木」を見に行くことにした。
全長8kmの二十間の道路の両側に桜並木その回りには牧場桜の花の時期に来たらすごい景色だな!

帰りにはやっぱり雨、それもどしゃぶり、急いで静内温泉へ


(管理人から)
この日記は6/9のようです。
地図はこれです。
鉄道で海岸線を新冠に。自転車で濡れていたから断られたのでしょうか。
二十間道路桜並木は、私も始めてしりました。
現地で情報を仕入れて走っているのでしょう。


2006/6/10 PM 9:16
Subject: 北海道で初めて水平線が見えた


朝起きたら雨、予報でも今日は一日中雨とのこと。
今日走るのは止めてゆっくり温泉に入っていようとフロントに連絡するがあいにく土曜日で満室とのこと。
止むをえず急いで荷造りし走る準備をする。
合羽を着て10じ30分出発、1時間ほど走っていると雨もあがってきた。
これは幸運、昼食後には雲の上に少しお日さんが見えだした。
これで寒さは安心。
民宿のある様似町まであと30km位快調に走る。
様似町に近づくころ水平線が見える位晴れてきた。
北海道らしい岩の景色も現れてきた。
様似駅前の民宿に泊まり明日は花の百名山アポイ岳(標高811m)に登ろうと思っています。
下山後アポイ山荘の温泉に泊まり襟裳岬は明後日に行きます。

(アポイは襟裳岬手前35km位の所)   海岸の写真添付します






(管理人から)
初めて水平線を見たようで、よかったですね。

2006/6/11 AM 8:30
Subject: RE:なおやンからの伝言です


なおやんのところに載せてもらうのは結構なんですが、
私の携帯からは5個所までしかメール同時送信出来なくて送信先を追加出来ません。
なおやんのところへはそちらからメールをそのまま転送してもらう方法はないでしょうか?
息子さんなら方法知っているのではないでしょうか検討下さい。

今からアポイ岳へ行ってきます。


(管理人から)
このHPで掲載していいか、聞いてもらっているのに対する返信です。

2006/6/11 PM 12:18
Subject: RE:私の説明がわるかったです


たまたまメールの音が聞こえました。
今アポイ岳に登って頂上で弁当とビールをすまして下山途中ですわ


(管理人から)
アポイ岳は、初耳でしたが調べてみました。
すごくきれいな所のようです。また入山規制が日本で一番きびしいようです。
標高は810.6mの山。でも高山植物がものすごくきれいらしいです。
登山ガイドはこちらを。
明日は襟裳岬かと思います。



2006/6/11 PM 9:48
Subject: アポイ岳登山いいね


今日はアポイ岳登山だけでしたが快適な一日でした。
宿を出てアポイ岳登山口へ向かう途中海岸で昆布をとっていた人がいたので少し話をする。
このあたりで取れるのが日高昆布で7月から9月位が最盛期とのこと。

その後登山口に着いて9時30分に入山、5合目までは林の中のゆるいハイキング道、
5合目を越えたとたんに急な登りが7合目までつづいた。

まるで六甲山のロックガーデンの状態、はーはーひーひーと登って行った。

8合目まで少しゆるくなるが馬の背の尾根道両側は崖、
下を見ると少し恐い(高い所が苦手なので)しかし振り返って見るとすごい景色が広がっている。
昨日通った様似町のエンルム岬その先の海岸線もずっと先まで見え打ち寄せる白波もきれいに見える。

後9合目頂上と急な馬の背の登り道をたどり11時30分頂上に着く、写真を写してビールと弁当にする。
今日は日曜日なので登山者も多いようだ。

札幌からのバスツアーの団体も登ってきた。
下山途中花や景色の写真を撮りながら楽しみながら下る。
写真ではたいしたことはないが目で見た景色はすごかった。

午後2時下山しアポイ山荘に入ると「花の百名山 アポイ岳とアポイ山荘入浴御一行様」の看板がかかっていたアポイ岳は高山植物の豊富さで結構人気の山のようです。
マイカー登山の人も沢山入浴にくる。

アポイ岳は北海道の背骨にあたる日高山脈の最南端の山、標高811mだが海岸からわずか4kmで海からの濃い霧が光をさえぎり気温を低下させ2000m級の高山と同じような条件を作りだしているとのこと。


頂上の写真と花の写真送付します。























(管理人から)
Y師匠はすっかりアポイ岳が気に入ったようです。
頂上の写真は、きれいです。




2006/6/12 AM 8:07
Subject: 毎日、温泉朝風呂です


今、朝風呂、朝食からもどりました。

アポイ山荘の展望露天風呂から昨日登ったアポイ岳が見えます。
中腹はガスがかかっていますが頂上は見えます。
浴室建物の横にとがって見えるのがアポイ岳です。
又右には海が一面、水平線まで見えます。

今から準備をして襟裳岬へ向かいます。
強烈な向かい風と霧で有名な所だそうです。



(管理人から)

朝風呂あびて温泉気分、これでよく走ろうという気になるもんですね。
私ならビール飲んで・・・。
肉眼でみたら、ものすごいのだと思います、Y師匠の思いがメールの文面からつたわってきそうです。



2006/6/12 PM 8:50
Subject: 霧と風の襟裳岬


9時10分アポイ山荘出発、出てすぐの所で鹿の親子に出会った。
見送りに来てくれたんだな。

朝から曇り空だが雨にはならんだろうと国道336号を一路襟裳町へ、
ここまでは向かい風もそれほどではなかった。

ここから県道を12kmで襟裳岬、岬に近づくにつれ向かい風が強くなり霧も出てきた。
下り坂でもこがんと進まない。

岬に着いてまず写真を撮る霧が全体に広がって景色はあまり見えない。
とにかく寒いよ、7ー8゜cではないかな。
でもこれが北海道の自然だ体験しておこうと思えるようになった。

食堂のおっちゃんに聞くと寒さはこんなもんだ、風は今日はやさしい強い日は風速25mだとのこと。
やさしい日でよかったよ。

岬から県道を庶野へ向かう。
この道は景色が雄大だ。
左側には牧場の草原その奥には日高山脈、正面には日高山脈の裾野が海に交わる接点、
右側には砂浜と太平洋、この景色のおかげで向かい風と寒さは忘れて走ることができた。
今日はここ庶野で泊まります。


襟裳岬でチャリンコのあんちゃんにあった。
兵庫県の人でフェリーで苫小牧に上陸反時計回りで北海道一周7月末ごろ帰る予定とのこと。
全コーステント自炊で走る。







(管理人から)

鹿のお見送りを受けて襟裳岬にむけて出発したY師匠。
岬特有の霧をうけて、おまけに最高気温が8℃。
でも、「これが北海道の自然だ」と言ってます、いいですね。

襟裳岬をぬけてきました。
ここから普通は北にむいて帯広だか、海沿いのコースをとるのでしょうか。
今調べたら当地の、13日の最高は8℃だそうです。
がんばれ、Y師匠。



2006/6/13 PM 11:26
Subject: 黄金道路からナウマン象の村へ


8時40分宿を出発入口の碑で写真を写してから黄金道路を走る。

広尾町までの約33kmが黄金道路と言われている。
崖ばっかりの道で崖崩れの被害を防ぐためトンネルと覆道の連続です。
さぞ工事費がかかったことでしょう。

少し向かい風だったがほとんど平地で気持ちよく走れた。
ただトンネルでトラックが追い越していく時は恐い。

途中いたる所で昆布採り、フノリ採りをしている。
途中のフンベの滝のあたりではサーフィンをしていた。


広尾町からは少し内陸部に入っていく。

今日泊まるつもりにしていた国道336号の海岸沿いにある晩成温泉が定休日とのこと。
止むをえず国道236号でさらに内陸部へコース変更ナウマン温泉へ泊まることにする。

ここ忠類村は1969年にナウマン象の化石が見つかったことで有名な所とのこと。
このあたりは直線道路が何kmと続き両側は農場景色のいい中を気持ちよく走りました。

当初は海岸沿いを釧路市の方へ走る予定だったが少しずれてきました。
ずれたついでに明日は帯広方面へ走り十勝川温泉に泊まろうかなと思っています。


(管理人から)

黄金道路は、襟裳岬を通りすぎてY師匠の泊まった庶野から広尾までの道。昔わたしも走ったことがありますが、あのときはコンクリート舗装だったような気がします。海ぎりぎりに走っています。
前に書いたようにここからどう行くのか興味があります。私は釧路から池田、帯広、襟裳岬という普通のコースだったのですが、海岸沿いのコースはおもしろそうだなと思ってました。
晩成温泉は、そんな海沿いにある温泉です。
虫類村は、ナウマン像の化石が発見されたところらしいです。

帯広は、近いです。



2006/6/14 PM 10:16
Subject: 十勝平野を走る


9時10分ナウマン温泉出発。

今は廃線になっている忠類駅で写真を撮る。
機関車が一台停まっている。
今日は十勝川温泉に泊まるつもりなのでゆっくり行こう。

今日は一日十勝平野の穀草地帯を走りました。
国道236号を帯広に向かう。
道の両側は防風林と農場が続く。
作物は小麦、じゃがいも、とうもろこし、ビート、小豆などなど。
今年は日照不足で成長が悪いとのこと。

昼ごろから晴れてきて少し汗ばんでくる。
日影が道路にうつるのも北海道にきて初めてのこと。


ずっと走って行くと昔はやった「愛の国から幸福の駅へ」の幸福駅、愛国駅がある。
(廃線になっているが観光用に建物だけ残して車輌をおいてある)

おっちゃんには縁がないことだけれども写真だけ写してきた。










その後前輪パンク、青森の大間崎の時から2回目やはりバルブの根本の所でパンクなんでだろう?
チューブのスペアがいるので自転車屋を探す。
帯広の駅の近くに在庫あるのが見つかった。

よかった明日買いに行くことを電話してとりあえず十勝川温泉




(管理人から)
前輪がパンクしたY師匠。都会ではないのでチューブのスペアをさがすのも一苦労のようです。
以前、私は帯広から北に然別湖、糠平湖をめぐって帯広に帰る途中の山の中で、前輪がふらふら。
よく見ると、前輪のハブのシャフトが折れていたました。
やむなく帯広に前輪をもってヒッチハイク。修理したあとまたもやヒッチハイクで帰ったことを思いだしました。


2006/6/15 AM 10:58
Subject: 霧の中の千代田堰堤


今日は朝飯、朝風呂前に霧の中を往復10km、千代田堰堤を見に行く。
昭和10年に水田用に作られた長さ169m、高さ6.5mの堰堤。
2段の堰になっている。

10月にはサケが飛び跳ねて遡上する風景が見られるとのこと。
圧巻だろうな!







(管理人から)

千代田堰堤って知りませんでした。サケが飛び跳ねるのを捕まえてみたいです。


2006/6/15 AM 11:28
Subject: RE:Re: 十勝平野を走る


心配かけてすみません。
今朝帯広駅近くの自転車屋さんでチューブ購入出来ました。これから先はどうなることやら。
現地で部品入手不可能の時はよろしくお願いします。

今、列車で移動中です。


(管理人から)
帯広でチューブをゲットしたY師匠、列車で移動のようです。


2006/6/15 PM 12:14
Subject: 只今、輪行移動中


朝、帯広駅近くの自転車屋さんでスペアチューブ2本購入出来ました。
帯広駅 10時08分発に乗車し、釧路乗り換え、川湯温泉駅着15時39分の予定。
今晩は屈斜路湖畔の川湯温泉へ泊まることにします。

今日、「釧路湿原を」走る列車の窓から見て、明日屈斜路湖、摩周湖を回って湿原の中を釧路市まで自転車で下る予定。

車窓からの景色と自転車での景色がどうなのか見比べてみたい。
 
湿原をカヌーで回りたい気もあるのでどこかでカヌーに乗れたら又寄り道します。


列車は今、厚内駅を出た所です。
2両編成のワンマン列車に乗客3人です。


(管理人から)

摩周湖と屈斜路湖の近くにある川湯温泉につきました。
>車窓からの景色と自転車での景色がどうなのか見比べてみたい。

余裕を感じます。晴れてカヌーに乗れることを祈ってますよ。
弟子屈の駅の近くに線路をまたぐ道路橋が見えたら、むかしなおやんがその建設の一端を担ったんだと思ってください。


2006/6/16 AM 7:21
Subject: 今から作戦会議


6/16(金)朝、外は雨。

今朝風呂から帰った所です。
昨日は車窓から釧路湿原を眺めながら川湯温泉に入りました。

細岡塘路湖シラルトロ湖のあたりが景色がよかった。

宿へ入って天気予報を見ると(金)(土)は道東全域雨、それも激しい雨とのこと。
楽しみにしていた摩周湖の眺めも湿原走行もダメな感じ。
少しがっかりして夕食後明日の作戦も立てずそのまま寝てしまいました。


今朝の予報によると大雨洪水警報。
しかも(金)(土)(日)が雨とのこと。
どうなることやら  これからゆっくり作戦を立て直します。


(管理人から)
雨に降られているY師匠。せっかくの摩周湖が残念です。
今、天気を調べると土曜日は雨が残り、日曜日は雨があがるようです。


2006/6/16 PM 11:04
Subject: 明日は宿を変えます。


たまたま宿の近くに川湯温水プールがあったので午前中泳いでいました。
身体をほぐすのと時間つぶしにちょうどよかったよ。

昼から川湯相撲記念館(ここは横綱大鵬が少年時代すごした所で大鵬記念館です。)

他にはこの辺の自然を紹介展示しているエコミュージアム、みやげ屋さんくらいしかありません。

その他には温泉につかっているしかありません。


明日は雨でも釧路湿原に近い温泉に宿を変えようと思っています。
あさって天気がよくなればカヌーに乗れるかも?




(管理人から)
旅にでてのんびりと温泉気分。
でもやっぱり晴れてほしいですね。
カヌーがお目当てのようです。

晴れればいいですね。


2006/6/17 PM 11:39
Subject: 釧路湿原とカヌーは又の機会に


雨が降っているが覚悟を決めて8時40分川湯温泉を出発。

屈斜路湖畔をコタンの湯まで18km。
雨で景色も見えない。
ここから弟子屈町(てしかが)へ出てしばらく行くと阿寒湖への分かれ道。

蕎麦屋があったので11時だが早めに昼食をとる。
寒いのであったかい蕎麦南蛮にした。
手打ちではないが自家製麺しているらしい。
信州の更科風でうまかったです。

ここで摩周湖はあきらめ国道391号を釧路方面へ道をとる。
とりあえず標茶(しべちゃ)か塘路までいってみよう。
標茶に着いて(川湯から約60kmずっと気持ちいい下りと思っていたがそうではなかった。
結構一生懸命こいでいた)明日の天気予報を見るとやはり雨。
ここで釧路湿原とカヌーはあきらめ釧路駅まで走って行くことにした。


塘路湖を過ぎてから峠越えで結構しんどかった。
国道44号へ出て釧路駅へ16時30分到着。

ホテルへ入って銭湯と居酒屋へ。 

今日は一日中雨でしたが走行距離は108kmで今回のツーリングで一番走りました。


昼の蕎麦屋にいい詞が額にかかっていたので写してきました。


あした死んでもいいように

百まで生きてもいいように

考え考え生きていこ

食べたいものは食べておこ

ゆきたいとこへは行っておこ

会いたい人には会っておこ

足腰立って元気なうちに

遊追人



今の心境にぴったりです明日は厚岸のカキ、あさっては根室の花咲きガニ、旬のものを食べておこ。

乗るつもりだったカヌーの看板の写真添付します。




(管理人から)
降り続く雨に、川湯から摩周湖の展望台を経由して弟子屈、阿寒湖にでるルートをあきらめて釧路に。
蕎麦屋で暖かい蕎麦をいただきながら、壁にかかった詩に思いをよせるY師匠。
私なんか「考え考え生きてこ」・・・なにも考えてないなあ。飲みたいものは飲んでいるだけのようで。
カヌーに乗れなかったのは、残念だったようです。
日曜日は雨はあがるようですが、曇りなので寒いようです。
東に海沿いに根室方面に向かうのでしょう


2006/6/18 PM 9:52
Subject: 厚岸のカキがうまかったです


朝8時40分ホテルを出て釧路の花時計の所で写真を撮る。

釧路を出て20kmまでは平地で快調に走る。
(しかし寒いので上下合羽をきて走った)そこから登りだして30kmで登りきる。

釧路から厚岸まで50km、あとは下りだと思ったがそうはいかんかった。

この辺りから向かい風が強くなり霧が出てきて視界1000m、こいでもこいでも進まない。
襟裳岬の時と同じ状態になった。

尾幌(おぼろ)を過ぎると海岸線になるが視界はもっと悪くなり景色はほとんど見えない。
道の駅厚岸まで着いた所で考えた。
今日は厚岸から海岸線を霧多布岬まで行くつもりだったがたぶん景色は全く見えんだろう、向かい風ももっときついだろう。と、厚岸に泊まることにした。


牡蠣づくしコース1泊2食\10500とちょっと贅沢な泊まりになったが。
普通の料理の他に焼きガキ、生ガキ、カキ鍋、カキフライ、カキのベーコン巻き等がついていてカキのうまさとボリュームに満足しました。
ここの海水温度が低いので1年中カキが楽しめるとのこと。


ホテルのチェックインの時間まで間があったので愛冠岬(アイカップ)を見学にいく。
この途中沢山の鹿に出会った。

愛冠岬の写真添付します。


(管理人から)
Y師匠は釧路から東に根室の方向に足をのばしています。
あいにくの霧と風のため厚岸のホテルにチェックイン。
厚岸湾はカキでいっぱいの湾です。
カキのフルコース、う〜〜〜ん、うらやましい。水温の関係で一年中楽しめるのか。よだれが・・・・・
私は昔、根室から釧路に向かうときに、霧多布を経由しましたが、道中に店が一軒もなく浜に打ち上げられたコンブを腹がへって食べました。
コンブのうまみは、陽にあたって乾燥して味がでることがわかりました。打ち上げられたコンブは腹の足しにはなりますが。

明日は根室かな。


2006/6/19 9:46 PM
Subject: 追加写真


霧多布岬の灯台です


(管理人から)
厚岸でのんびりしていると思いきや、霧多布灯台まで足をのばしました。
地図をのせます。
厚岸湾にかかる橋をこえ、海そいに東に走ると愛冠岬、そして霧多布灯台です。
摩周湖のような観光地と比べて、知られてはいませんが北海道らしいところです。
だいたいの地図はこちら。


2006/6/19 PM 9:41
Subject: 今日は霧多布だけでした


厚岸駅前のホテルを8時30分に出てあちこち見ながら霧多布へ向かう。

まずは原生花園あやめヶ原へ行くが全く花は咲いていない。
この海岸線を根室まで走る道を北太平洋シーサイドラインといっている。
想像した通りアップダウンの多い道だった。
今日は曇りだが雨の心配はなさそうなので安心して走った。

琵琶瀬展望台は右側に太平洋の荒波と絶壁が、
左側に琵琶瀬川と湿地帯が対称的に見え景色のいい所です。
絵をかいている人もいた。

そのあと霧多布湿原センターへ行き湿原を散策。
7月になれば「エゾカンゾウ」の黄色の花が一面に咲くらしい。

タクシーの運転手がいたので根室まで国道とシーサイドライン、どちらがいいかと聞くと、
アップダウンがきついし時間がかかるだろうがシーサイドラインが絶景が見られていいとのこと。

今日は霧多布岬の民宿に泊まり明朝シーサイドラインを行くことにした。

霧多布岬の民宿「エトピリカ(海鳥の名前)」に昨日泊まった人が私と同じ去年定年になった東京の人で札幌か
ら時計回りで又札幌へ帰るとのこと。
やっぱり寒さと雨と向かい風につきまとわれたらしい。
同じ日だったら情報交換が出来たのに残念。

でも北海道はどっち回りでも一緒だったみたいです。

霧多布岬の写真添付します。


(管理人から)
霧多布経由で海岸線を根室に向かうY師匠。
昔、私が走ったコースを逆に走っておられます。
これを読むと、あの時のことを思いだします。
地図は、ここ


2006/6/20 PM 11:41
Subject: シーサイドラインを快調に走る


昨晩雨と雷ですごかった。
どうなることやらと思ったが朝起きたら快晴だった。
北海道に来て朝から快晴は初めてだ。

朝食前に外に出ると太陽ははすでに上に来ている。
大阪なら10時か11時頃の感じ。
この辺りの日の出は3時30分頃らしい。
大阪との緯度の違いを感じます。
朝8時10分民宿出発。

シーサイドラインを行くと食堂もコンビニも自販機もなんにもないと聞いたので、
霧多布のコンビニでおにぎりと茶を仕入れいざ出発。

10km位は平坦な道だったがその後急なアップダウンの連続、
かぞえたら初田牛駅(はったうし)まで12回だった。

しんどかった。

ここから落石駅(おちいし)まではゆるやかな道が続く、道の両側に蕗がいっぱい生えている。
アスファルトを割って生えている「ど根性蕗」がある。
天気がいいとこんなものまで写真を撮りたくなる。

落石駅でおにぎり昼食にする

その後しばらく海岸沿いに出て根室まで20km位頑張って走る。

根室駅に着いて観光案内所で聞くと納沙布岬には宿泊出来る所はないとのこと。

ここまですでに70km走っているので今から往復50kmは無理と判断根室駅前で泊まることにする。
納沙布岬は明日にして駅前のカニ市場で地元の花咲きガニを食べる。

脱線と寄り道の連続でいつになったら知床峠が越えられるのかな?
ど根性蕗と花咲きガニの写真添付します。









〓うまいもの情報
居酒屋で食べた「げんげ鍋」
こちに似た形で食感はあんこうに似た感じでした。
深海魚淡泊だがゼラチンが多くうまい。
味噌仕立ての鍋


(管理人から)
花咲ガニは、ゆがきたてがおいしいです。
普通のカニと違って濃厚な味がします。
新聞紙につつんであるのが、かえって新鮮に気分です。
ど根性蕗にパワーをもらって、ここよりオホーツク海を北上するY師匠。がんばれ〜〜
げんげ鍋の写真もほしかったが、おいしそうだ。

地図はここで


2006/6/21 PM 8:31
Subject: 納沙布岬は霧の中でした


6/21(水)朝7時10分出発。

朝からすごい霧、反時計回りで納沙布岬を目指すが市街地を出ると視界100mの世界。
そして又向かい風、岬まで24kmを2時間かかった。

岬に着いても歯舞諸島も何も見えない。
本土最東端の碑の前で写真をとる。


温度計を見ると、8゜C寒いので早々に出発。
帰りは追い風快調に走って北方原生花園に寄るが花はまだ咲いていないので根室へ走る。


根室で情報収集、天気は夕方までもちそうなので厚床(あっとこ)駅前の宿まで行くことにする。


途中、気水湖の温根沼、冬に白鳥の飛来する風蓮湖など大変景色がいい。

道の駅「スワン44根室」で昼食にし遊歩道を回りゆっくり景色を楽しむ、パノラマの景色が大きすぎて写真には納まらない。

厚床に着いて1時間ほどで雨が降り出してきた。
着いてからでよかった。

明日は尾岱沼(おだいとう)温泉、あさっては羅臼温泉、やっと知床にたどり着けそうになってきたよ。
どうか雨が降りませんように〓よろしく 


納沙布岬の写真添付します。

昨日のメールの訂正です。げんげ鍋で、おこぜに似た形の魚と書きましたが、こちに似た形で食感はあんこうに似た感じでした。

追伸    6/2に青森県下北半島の下北駅に降り立ってから自転車の積算走行距離が1140kmになりました。


(管理人から)
根室から納沙布岬、そこからは根室湾沿いに知床方面のルートとなります。
風連湖は、自然の残った北海道の中でも最も自然の残った湖だと思います。
国道から湖に入る道(人の踏み分け道)をいって湖にであうと、感動するような光景です。


2006/6/22 PM 9:20
Subject: 川の緑を楽しんで走りました


7/22(木) 7時10分出発。

予報通り朝から雨だったが出発時には少し小降りになってきた。
合羽の上だけ着て(防寒用)走り出す。

林の中を国道243号から244号へと走って行くが風蓮湖へ流れが入る風蓮川、他に何本かの川を渡ったがどの川も両岸は水際まで緑の草が生えていて水はきれいでしかも蛇行して流れている。
湿原の雰囲気です。

橋を渡るたんびに止まって上流、下流を眺めています。
どこでもカヌーが楽しめそうです。(大阪だとコンクリート護岸の川しかありませんが) 


風蓮湖から離れて海岸線に出ると霧雨、視界500m、もう慣れてきたのでマイペースで走る。

尾岱沼温泉に着いて野付湾のトドワラ(野付半島の先端近く海水に浸食されてトドマツが立ち枯れた白骨林の風景)観光船に乗りトドワラ上陸、白骨林を散策する。
天気がよければ海の向こうに知床連山が見えるらしい。
しまえび漁の打たせ船も休漁で見えない。

残念。




(ゆでたてのしまえびはむちむちしていて大変うまい)     明日も雨らしい。
あさって知床峠越えの日は晴れて羅臼岳や国後島が見えますように


〓〓
話は変わるが25日に「サロマ湖100kmマラソン」があるらしい。
ゴール風景が見られたらいいが間に合わんだろうな?
トドワラの写真添付します。


(管理人から)
橋を通るたびにぺダルを止めて川を見つめるY師匠。
人の手がくわわっていない自然が目に浮かぶようです。
しまえびを食べて明日の鋭気を蓄えるY師匠。
明日は羅臼温泉のようです。

地図はここです



2006/6/23 PM 10:09
Subject: 日本一周ウォーカーに会いました


6/23(金) 朝8時30分出発。

朝から霧。
いつもの通り合羽を着て出る。

標津町(しべつ)まで15kmゆっくり走る。
標津のコンビニセイコーマートでおにぎりと茶を仕入れる。


そこで出会った兄ちゃん歩いて日本一周の途中とのこと。
千葉県の自宅を2月に出発して太平洋側をあがって来て下北半島から函館へ、
北海道を反時計回りで回り本州の津軽半島から日本海側を歩き九州、沖縄、四国又本州へ、
そして太平洋側を千葉県まで歩き来年5月頃帰る予定とのこと。
北海道を回るコースは私と同方向。
1時間ほどだべってお互い元気でと別れた。


そのあと羅臼を目指して走る。
途中3人のチャリダーに出会った。
3人とも私と同じ定年退職世代の感じだった。
重装備なんでテント自炊の北海道一周だろうと思う。
元気な人がいるもんだ。 

羅臼に入ってくると又、霧で視界1000m、知床連山も国後島も見えない仕方ないと羅臼温泉の宿に行き風呂に入る風呂の窓からすぐの所で鹿が葉っぱを食べている。
見ていて目があっても逃げません。
写真撮りました。


明日はここから知床峠まで18kmの登り登れるかな?
天気はいいのかな?



(管理人から)
尾岱沼温泉から海岸線を北に行くY師匠。
霧がでているようで合羽をきています。寒そうです。
のんびりと旅をしていると、いろいろと出会いがあって、それが面白い。
歩いて日本一周もすごい。また、定年退職して走る人もすごい。

羅臼温泉は行ったことがありませんが、窓から鹿が見えるのんびりした所のようです。
明日は、知床峠を超え。

地図はここ。
地図の野付湾とかいてあるところが尾岱沼。そこから海岸線を北上して羅臼町と書いてあるところまでが23日の行程。

羅臼温泉と知床峠の地図はここです。


2006/6/24 PM 8:27
Subject: 今日は「いい湯だな!」でした。


6/24(土) 朝起きたら外は一面ガス。山は全く見えない。
予報では曇りで濃霧注意報。
これでは知床峠を登っても羅臼岳も国後島も見えないだろう。

今回のツーリングで釧路湿原のつぎに楽しみにしていた知床峠の景色だ。

予報では明日から3日間位は晴れるらしいので登るのを1日延ばし今日は羅臼の温泉をはしごすることにした。
まず羅臼から24kmのセセキ温泉に行く(満潮になれば海の中に没してしまう岩場の海岸野天風呂。
今年はまだ開湯していなかった)、
その先の相泊温泉(あいどまり、セセキから2km先の浜辺の野天風呂)で足湯でつかった。
結構あつい湯だ。
しばらくつかって羅臼に戻る。

昼食をすまして次は少し山へ入った「熊の湯」へ。
渓流の上に作られた岩場の露天風呂でなかなか景色がいい。
どの湯も無料です。

そのあと宿の羅臼温泉へ入る。

今日は一日いい湯でした。 

明日は知床峠へ登ってきれいな景色が見えますように


〓〓うまいもの情報。

羅臼で食べた「ほっけの天丼」 
あなごの天丼のような感じだが揚げ方が上手でほっけの淡泊さがいきていて大変うまかった。


(管理人から)
せっかくここまで来たのだから、知床峠は晴れた日に超えてみたいというY師匠。
思いがつたわってくるようです。
そこで本日は、温泉めぐりの一日だったようです。

地図をみると、下の方に国道334号線のマークがあるところのすぐ左に羅臼温泉があります。
ここから根室湾のほうにでて、海岸線を北上してセセキ温泉、相泊温泉に足をのばしました。
これを書いているのは25日の日曜日です。
大阪は雨ですが現地は晴れ、火曜日ぐらいまでは晴れるようです。
半島を越えてカムイワッカ温泉にでも行ってるのかな。

ほっけの天丼は、新鮮だからおいしいんでしょうね。
私らが見るのは干物になってますから。


2006/6/25 PM 9:02
Subject: 快晴の知床峠越え快適でした。

6/25(月)朝から晴れ。
一日延ばして正解でした。

宿を8時出発。
9時50分知床峠到着。

宿からずっと登りで結構きつかったけれども羅臼岳がきれいに見えた3合目、5合目辺りで写真を撮るのに止まっただけで登りきることが出来ました。
3合目辺りからは道の両側に所々雪が残っています。
北海道に来て初めて半袖のレーシングシャツ姿で走りました。

知床峠では羅臼岳は目の前に、国後島も雲海の向こうに見えました。
1時間ほどゆっくり景色を楽しみました。

そのあと得意の下りコース快適です。

8割方下った所で国道334号と別れ知床五湖へ向かう。
約10kmこれが結構きつかった。

岩尾別川まで下ったあとは又、五湖まで登りこれがきつかった。
でも知床連山(羅臼岳、三ツ峰、サシルイ岳、オッカバケ岳、硫黄山、知床岳)がきれいに見えキタキツネも出迎えに来てくれたので五湖までたどり着けた。

五湖では、ヒグマ警報で昨日から二湖の先は立入禁止です。
ここでトライアスロンをしている新潟の同じ年代のおっちゃんと出会った。

キャンピングカーで東北、北海道を回っているいろんな人がいるよ。
この後は一路ウトロ温泉へ。

明日の知床岬観光船の予約をして今日の宿、知床自然村へ入りました。
夕日が海へ沈むのを露天風呂から眺められます。
いいとこです。







写真は五湖側から見た羅臼岳です。










二湖に写った硫黄山です。











キタキツネの写真です











オホーツクに沈む夕日












知床峠の写真です。




(管理人から)
知床峠を越えて知床半島の北側に入ってきました。
最後の写真で背後に移っているのはラウス岳。
私がいった時は横断道もありませんでした。
でもこのラウス岳は登りました。
磁鉄鉱でできているこの山では磁石がききません。
観光船から見た写真がくるのを楽しみにしています。
地図はこれです。
知床峠を二時間で越えたのはすごいと思います。
大阪で言えば、葛城山と同じくらいでしょ。二時間もかからないとは・・・・


2006/6/26 PM 11:53
Subject: 快晴の知床岬クルージング


6/26(月)朝から快晴。

知床岬観光船景色いいだろうな。
10時出航なので朝風呂にゆっくりつかる。

ウトロ港から出航3時間コース、海はベタナギ快適です。
25人乗りクルーザーなので断崖のすぐ近くを行き迫力があります。

岩尾別川(昨日五湖へ行く時自転車で通ったユースホステルが見える)からカムイワッカの滝へ(地上の道はこの辺りまでしかない)この先は船しか行けない。

船上からは知床連山6座がずっと見えている。
この辺りの海岸は岩場でもほとんど緑の草で覆われていて大変きれいです。
知床連山も同様緑できれいです。

途中小さな浜があると漁師の番屋がある。

知床岬まで来ると国後島が雲に浮かんで見える。
岬には灯台があり回りは草原のような感じです。

折り返し帰る途中、熊の親子を見つけたので岸に寄って止まってくれるサービスもあった。

上陸後一路斜里温泉を目指して走る。
後方には知床連山がずっと見えている。
斜里に近づいて来る正面に斜里岳(1545mゴツゴツした男性的な山)が見えてくる。
登山で人気の山らしい。

斜里温泉に着き湯元舘に泊まる。

湯治客用の自炊設備、ロビーなどもありなかなかいいね。
風呂がおもしろい男女別ではなく自分が入る時に「男子入浴中」「女子入浴中」「家族入浴中」の札をかけておくことになっている。



船から見た羅臼岳の写真添付します。










(管理人から)
文中の岩尾別ユースホステルは有名なユースホステル。私も三泊したことがあります。
天候がよくよかったです。
実際に船に乗ってみれば、絶景がひろがると思います。
船からおりたY師匠、知床半島の付け根の斜里町に移動してきました。
斜里温泉は、斜里町の海のすぐ近くです。地図の斜里川とかいてあるすぐ左です。
地図は、ここ

ここから海岸線を北にあがるのでしょうか
全体の地図は、ここ。
師匠が今、いるのは網走と書いてある右側の半島の付け根。
つぎの目的地は稚内の宗谷岬。一番北にあります。


2006/6/27 PM 9:54
Subject: 今日は100km 走りました。


6/27(火)晴れ  斜里温泉8時10分出発。
斜里岳は雲をかぶっている。

風がきついが正面ではなく斜め前からなのでまだましだ。

しばらく走って浜小清水辺りから斜め後ろからの追い風気味になり楽になる。
原生花園は修学旅行の生徒でいっぱい、花はまだぼつぼつの感じ。

濤沸湖の白鳥飛来地に寄って行く。
白鳥がいないので観光客は全くいないがあやめが満開状態だった。
写真を撮って網走に向かう。

網走までは追い風快調に走る。
昼食後刑務所に寄ってからサロマ湖を目指して走る。

網走湖畔は猛烈な向かい風、能取湖畔は追い風気味。
網走湖畔から常呂町まで約30kmのサイクリングロードがあるので途中からこれを走った。
車を気にしなくていいので走りやすかった。

能取湖畔の湿地帯に鷺などの鳥がいる。
この後サロマ湖へ向かうが又向かい風、だんだんこたえてくる。
それにしても能取湖もサロマ湖もでっかいなと実感する。


今日はサロマ湖の中央部のサロマ湖温泉に泊まります。
夕方から雲が出てきたので見えなかったが天気がよければ夕日がサロマ湖に沈むのが露天風呂から見られるらしい。
残念。

明日は雨もよう。どうなるかな?



白鳥飛来地で撮ったあやめの写真添付します。
後方に小さく見えるのは放牧されている馬です。

















追伸  今回のツーリングの積算走行距離が今日で1506kmになりました。
よう 走れたなと思う。


(管理人から)
知床の付け根にあたる斜里から宗谷岬をめざしたY師匠。
今日は距離がはかどって100km。
風向きが変わるのは、湖群をめぐっているので走っている方向が違うからでしょう。
原生花園は早いようで、もう半月ぐらいさきかな。
有名なのは、小清水原生花園ですが、このさきも小さな原生花園はところどころにあります。

サロマ湖温泉に泊ったようです。
実は私どもの新婚旅行が北海道でして、このサロマ湖の温泉にも泊りました。
宿の仲居さんに「サロマ湖の夕陽を見にきた」と言うと、「新婚旅行でそんなもん見にくる人いてない」と笑われました。
泊り客は、私たちだけでした。

木曜日は雨がふるかもしれませんが、そのあとは晴れたり曇ったりのようです。

地図はここです

地図の右はしの海ばたが本日の出発地の斜里、ここから海沿いに浜小清水、トウフツ湖(漢字がかけん)、藻琴湖、網走と海岸線を走り、網走湖から能取湖をめぐってサロマ湖のコース。
明日は興部か雄武あたりかな。


2006/6/28 PM 9:34
Subject: サロマ湖からオホーツク街道へ


6/28(水) 晴れか曇りかどちらかなという天気。
8時20分サロマ湖温泉出発。

今晩は雄武町(おうむ)日の出岬のオホーツク温泉に泊まるつもり(水平線から昇る朝日が見られる所。(これが見たい)
ここから90km余りある。
まずは紋別まで55kmを昼までに行こう。

途中原生花園などに寄って行くが花はあまり咲いていない。

サロマ湖畔に機関車と客車をおいて列車ホテルにしている所がある。
一泊素泊まり300円となっている。
北海道にはこの他にもライダーハウスなどもある。
もちろんキャンプ場も沢山ある。
北海道にはいろんな宿泊スタイルがあるな。

昼前、紋別に入る、コンビニで非常食のおにぎりと茶を仕入れ外へ出ると大雨です。
仕方ない昼食は缶ビールでおにぎり定食になってしまった。

しばらく待ってもやみそうにないので合羽を着て出発する。
前方の空は明るいので頑張って走る30分位走ると雨から抜け出した。
急いで行こう。

途中流氷岬やオムサロ原生花園で写真を撮っていると雨が追い付いてくる。
又あわてて逃げる。
この繰り返しで忙しかった。

日の出岬のホテルに入ってすぐ雨になった。

雷もなっている明日の天気はどうなることやらわからんな、  ここの日の出は3時45分とのこと。
明日は早起きして日の出を見よう。今日は早寝としよう。


流氷岬の写真添付します。



(管理人から)
地図は、ここです。地図の右下のサロマ湖より海岸線を紋別、そして地図の左上ぎりぎりに日の出岬となっています。
紋別に流氷岬があるようですが、地図ではよくわかりませんでした。
昔は、オホーツクの海岸線沿いに鉄道が切れ切れにありました。
列車ホテルをネットで検索していると、その中に「芭露」(ばろう)という駅がありました。
昔、ここの駅で一晩寝たことを思いだしました。
もちろん鉄道が健在のときのことです。

さてオホーツクの海岸線を半分以上すすみました。稚内の宗谷岬は30日ぐらいかな。
今朝の天気は曇りのようですが、朝日はどうだったのかな。


2006/6/29 AM 4:36
Subject: 朝日は雲の中から昇りました。


早起きしたが残念ながら朝日の昇る位置に雲がかぶっていました。





(管理人から)
早起きしたY師匠。雲の間からすけて見える朝日。
ごくろうさまです。


2006/6/29 PM 10:23
Subject: 一日中オホーツク海を見て走る


6/29(木) 曇りか雨か?
日の出を見ようと3時30分に起きたので眠たい。
9時出発と出遅れてしまった。

昼までに枝幸町(えさし)まで行きたいが63kmあるし無理かな?

走りだして30分、雨が降り出してきたので合羽を着て走る。
あとは降ったりやんだりの繰り返し。

オホーツクラインをしつこく走り枝幸で昼食。
この辺りの町では食堂もあまりない、探すのも大変です。

昼食後今日の宿泊地クッチャロ湖まで33km。

神威岬まで雨の中を走る。
神威岬のトンネルを抜けると日がさしていた。

浜頓別(はまとんべつ)に近くなり向かい風が強烈になってきた。

原生花園ではないが道の両側に花が沢山咲いている。
花を見ながらなんとか走れたな。

今日は浜頓別温泉に泊まりです。

今日は一日同じ景色、オホーツク海を横に見て走りました。
北海道はデッカイドーを実感しました。


明日はいよいよ日本最北端宗谷岬です。


エゾスカシユリの写真添付します。


(管理人から)
この辺の地理はあまりなじみがないと思います。
地図を見てください。
オホーツク海岸沿いの興部町と雄武町の中間ぐらいが出発した日の出温泉。
ここから海岸線に左上に移動、昼飯は枝幸町、宿泊したのが浜頓別です。
ほとんど一直線のコースです。
あまり観光地と紹介されていない坦々としたコースですが、私は好きです。
もっとも北海道らしいコースだと思います。特に一人で走っていると、いろいろともの思いにふけるコースでもあります。
食堂どころか民家を探すのも大変なところです。

私が書いているのが30日の夜、もう宗谷岬にはついていることでしょう。



2006/6/30 PM 11:21
Subject: 日本最北端の地、宗谷岬到着です


6/30(金)朝起きたら晴れ、8時40分出発。
クッチャロ湖畔で写真を撮ってコンビニで非常食のおにぎりと茶を仕入れ出発。

ベニヤ原生花園に寄って行くが花はあまり咲いていない。

この後国道238号から離れ猿払村(さるふつ)まで海岸沿いの道を行くことにする。



しばらくすると牧草地を貫く直線道路が10km以上続いている。


全く曲がらない、30分走っても直線のまま、前も後ろも景色は同じすごい大きな景色。
車もめったに走っていない、道があっているか少し心配になってくるが聞く人もいない。

(写真は30分以上走って後ろの景色です)





エヌサカ原生花園にはハマナスの花が咲いていた。

そのまま走って国道238号に合流しほっとする。
この先宗谷岬まで何もなさそうなので、道の駅さるふつに寄って早めの昼食にする。

宗谷岬に近づくとサハリンが見えてきた。
午後1時40分日本最北端の宗谷岬到着。

6/1大阪出発してからちょうど1ヶ月たちました。

ここから稚内まで31kmだが向かい風の方向だし疲れもあったのでここに泊まることにしてビールで乾杯。
ペンションの窓から日の出が見えるらしい、3時30分起きられたら見よう。




日本最北端の地の写真添付します。















猿払村のホタテ加工工場で見た、ホタテの貝殻の山です。白い山がそうです





(管理人から)
最初の写真の道路は国道から離れてすぐ近くの海沿いの道。まっすぐな道路がつづきます。
まっすぐな道路を走るのは結構疲れます。ペダルを踏んでも踏んでもまわりの景色がかわらないため進んでいるという実感がわきません。この道はあっているのかなというY師匠の不安はよくわかります。

無事に宗谷岬に到着しました。
ここでオホーツク海ともお別れです、今度は日本海になるのかな。
出発して一ヶ月ごくろうさんです。
地図はここです。
地図の右はしからスタートして、一番上が宗谷岬です。


2006/7/1 PM 11:17
Subject: 今日は礼文島散策でした。


日の出を見ようと3時30分に起きたが曇りで残念。 
7/1(土)曇り。8時宗谷岬出発。

9時頃から快晴になる。
しばらく走ると稚内の半島の向こうに利尻富士が見えてきた。

稚内からフェリーで礼文島へ渡り桃岩展望台を目指す。

約4km車道を登ってあとは徒歩、名前は知らんがいろんな花が咲いている。
フェリーからも見えたがここからは利尻富士が近くにきれいに見える。
足元の断崖絶壁の景色もすごい。

しばらく植物学者と名カメラマンに変身。
ここで出会う人はみんなその感じです。

展望台から下りて自転車の所へ戻ったら一大事、カラスに襲われてバッグの中身が散乱している。
チャックをあけて非常食のおにぎり、おかきが食べられて袋だけ残ってる。
カラスって頭いいんだな。感心!!

フェリー乗り場へ戻ってみやげ屋さんで聞いた話 長野県の80才の人が自転車で家から日本海側を北上、北海道を時計回りに走って本州太平洋側を南下し沖縄まで行き又日本海側を長野まで帰る日本一周の途中、礼文島に6/10寄ったとのこと。
見た感じ60代半ば位しか見えなかったとみやげ屋さんは言っていた。
すごい人がいるもんだ。これも感心!!

明日は元気で走ろう。






桃岩展望台から利尻富士を望んだ写真添付します。






(管理人から)
稚内から礼文島にわたったY師匠。カラスに食べ物を襲われるが・・・「感心」と言ったはります。さすがに大物。
80才で日本を一周をまわっている人は今どこを走っているんでしょうね。

礼文島の桃岩にある桃岩ユースホステルを思い出しました。すごいところでしたね。
あと北のほうの海岸にはウニがいっぱいいます。取ってはいけないことになっています。

大きな地図はここです。

さてここから稚内にもどったんでしょうか、礼文島に腰をおちつけるのでしょうか。
次が待たれる。



2006/7/2 PM 9:52
Subject: 日本海オロロンラインを走る


7/2(日)快晴。
稚内駅前のキチン宿でおにぎり朝食をすまして6時20分出発。

最北端の駅、稚内駅で写真を撮りノシャップ岬へ4km走る。
朝早いので観光客はいない。
利尻富士をバックに写真を撮る。

ここから今日宿泊予定の天塩温泉(てしお)まで日本海オロロンラインを走るがずっと利尻富士が右側にある。
道の両側にはエゾカンゾウが満開、ハマナス、エゾスカシユリが咲いている。
利尻富士に一番近づいた所で写真を撮る。

利尻水道の最短距離は19.5km、ここを稚内水泳協会の人が1988年に9時間56分かけて遠泳達成したらしい。
その記念碑がたっていた。

そこで出会った人にサロベツ原生花園がおすすめポイントだと聞いて寄り道することにした。

行ってみてびっくり。
10km四方位の湿原にエゾカンゾウが一面に咲いている今が時期らしい。
揚げじゃがいもとビールで昼食ゆっくり遊歩道を散策する。

この後オロロンラインへ戻り天塩温泉を目指す。

天塩までの30km位ほとんど海岸沿いの草原の中を走る直線道路で電柱やガードレールもなく快調に走りました。

今日は北海道にきて一番の快晴でした。
平地を走って汗をかいたのも初めて。





ノシャップ岬の写真添付します。
中央、水平線の上にうすく写ったのが利尻富士です。














エゾカンゾウの花です












ハマナスの花です











天塩温泉からみた夕日が利尻富士の麓の水平線に沈むところです











(管理人から)
野寒布岬からオロロンラインを走ったツーリングのHPをひろってきました。無断ですみません。
稚内をスタートして北に進み、野寒布岬(ノシャップ)に。写真の中央に利尻富士が見えます。地図はここ
利尻島は、海につきでたアルプスのようでけわしい山の利尻富士がそびえています。
海抜0から登るので結構たいへんです。
サロベツ原野は、雄大なところです。そこに花が一面にさいているのは壮観だとおもいます。
海岸線を南に進むY師匠、右手は日本海です。
本日の宿泊は天塩温泉です。ネットで調べるとここの温泉は強烈なにおいがするらしいです。
どんなにおいかは帰ってきいてみてください。

地図の天塩町が本日の宿泊地。稚内から反時計まわりにサロベツ原野の中を経由して走ってきました。

夕陽の写真を追加しました



2006/7/3
Subject: 朝日の写真



偶然起きたら朝日の昇る時間でした。4時過ぎ丘の上から昇る朝日が天塩温泉の部屋から見えました。    今日も快晴






(管理人から)
7/7にY師匠から、直接私のPCにメールが届きました。
しばらく、掲載できなくて申し訳ありませんでした。
このメールは7/7に届いていますが、既に送信したものを再送信していただいたものでしょう。
天塩温泉の朝、7/3です。
昨晩は夕日、今日は朝日とうらやましいかぎりです。
そういえば、朝日を見たのはいつのことかな・・・


2006/7/3
Subject: 積算走行距離2000km を突破!




7/3(月)快晴、8時40分天塩温泉出発。

しばらく平坦な道が続く。
遠別町(えんべつ)を越えた辺りからアップダウンの連続になる初山別村(しょさんべつ)から羽幌町(はぼろ)町まで45km位ずっと続く。

平坦な所がない。
高低差50か100m位までだが、坂道を登り終わったら下りになるが前方に登り坂が二つ三つ位必ず見えている。

又かという感じでだんだん足にこたえてくる。
この繰り返し。昨日は草原の中のやすらぎの道だったが、今日はアップダウンの繰り返しで修業の道だな。
かなり必死でこぎながらなんとか昼過ぎ羽幌町に着く。

ここで昼食。
昼食後サンセットビーチに寄って行く。
海水浴場オープンの準備中でした。
1回は北海道で海水浴してみたいな。

このビーチから天売島、焼尻島が前に見える。

この後オロロンラインを小平町(おびら)の温泉を目指す。
10km位は修業の道が続く。

その後の30km位は海岸沿いの平坦なやすらぎの道で快調に走りました。

途中トライアスロンのトレーニングと思えるチャリンコに3人会った。
宿で聞くと8月に日本海オロロンライントライアスロン大会があるとのこと。

明日は留萌から内陸部へ入って行こうかと思っています。

今日は今回のツーリングで最長の110km走りました。
積算走行距離は2019kmになりました。


あとどれだけ走れるかな?


(管理人から)
地図によると、日本海に面する天塩町を南下して遠別、初山別、羽幌、苫前、小平のコース。
私は走ったことはないのですが、平坦なのんびりとしたコースだと思っていました。
案外しんどそうなコースです。平坦なところがないと書いていますが、上りきって向こうを見るとくだってすぐにまた上りの道があるとがっくりきます。
羽幌、天売、焼尻のきれいな写真を見つけました。ここです
ここまで来れば留萌はもうすぐ。
2000kmを超えました。がんばれ!


2006/7/4
Subject:
オロロンラインから離れ内陸部へ


7/4(火)快晴、8時40分出発。

留萌までは平坦な道12km。
ここからオロロンラインを離れ内陸部へ向かう。

国道233号を走る、留萌川沿いにゆるやかな登りが続く美馬牛峠だけがきつい登り、
ここを越えたら道の両側に水田が多くなり風が涼しくなる。

きのうの宿の小平町から深川市まで65km、昼過ぎ到着になった。
深川市で昼食後今日の宿泊地旭川を目指す。

カムイコタンの辺りから石狩川沿いにサイクリング道路が旭川まで続いている。
トンネルでもきっちり自転車道を確保してあり、車を気にせず走れていい道です。

今日は旭川宿泊です。

明日は大雪山へ行こうと思っています。







カムイコタンを過ぎた辺りの石狩川の写真添付します。




(管理人から)
留萌から内陸部に入って旭川のコース。
途中の美馬牛峠。ネットでさがすとライブカメラがありました。
ということは・・・ここを通る時間があらかじめわかるとですね。Y師匠がライブ映像で見えるわけで・・もう遅いか。
地図の左中央が留萌、ここから深川にむかい、深川から旭川には石狩川のサイクリングロード。


2006/7/5
Subject:
大雪山へ入りました

旭岳温泉一帯携帯電話の電波圏外のため一日遅れでメールです。

7/5(水)晴れ。
8時30分旭川駅前出発。

午前中旭川市内を見物してから旭岳温泉へ泊まり明日朝から旭岳へ登ろうと思っていたが、
朝の天気予報で明日から天気がくずれるとのことで予定変更。

一路旭岳温泉を目指す。
午前中に着いて旭岳(標高2290m)に登ろうと頑張って走る。

しかし旭岳温泉に着いたのは1時になっていた。

旭川市街を出て東川町辺りから両側に水田が広がってくる。
水路には水がとうとうと流れている。
大雪山の豊富な水が石狩平野の水田地帯をささえているのがわかる。

忠別ダムの辺りから残り16kmの登りのきつさと暑さで時間がかかり到着が遅くなってしまった。

旭岳登頂はあきらめロープウエーに乗り姿見の池周辺の散策にする。

旭岳山頂はガスで見えなかったがそれでも高山の花や雪渓がありそれなりに楽しめました。





自転車で旭岳温泉に着いた時一瞬旭岳山頂が見えました。

写真添付します。





(管理人から)
大きな地図で見ると旭川の市内から、右斜めに走っていって志比内、忠別そして分岐があって北のほうの旭岳温泉です。
詳細な地図はこれ。旭岳温泉、ロープウェイ、旭岳です。
カシミールで見ると旭岳温泉の高度は1050mです。
本当に健脚やと思います。大雪に登ると聞いてましたが旭川からバスでいくものと思ってました。
ネットで周辺を見ていますが、本当にきれいなところです。


2006/7/6
Subject:
十勝岳連峰がきれいに見えました


7/6(木)曇り、8時30分旭岳温泉出発。

天人峡の羽衣の滝に寄り道する、3段に落ちるなかなかの滝です。

昨日登った道を戻り美瑛へ着き昼食。
雨が降りそうなので先を急ぐ、新栄の丘から美馬牛(びばうし)、国道237号に出て富良野へ向かう。

深山峠を登った所で十勝岳連峰、大雪山旭岳などがパノラマで広がって見えてくる。
雄大な景色は富良野を走る間ずっと見えました。

疲れてきたので中富良野森林公園にある山荘に泊まる。

天気はなんとかもってくれました。
明日も雨が降らないように。





深山峠からの写真添付します。





(管理人から)
地図によると旭岳温泉から天人峡の羽衣の滝まではだいぶ下におりて上りなおしです。ほんまに元気です。

コースの地図を見て、中段の右に旭岳、天人峡。そこから左に走って美瑛、下に下って富良野のコースです。
途中の細かい経過はわかりかねますが。


2006/7/7
Subject:
ジンギスカンがうまかった

7/7(金)朝起きたら雨ではなく曇りラッキー!

しかし8時20分出発の時には雨、合羽を着て出発。
すぐ近くのファーム富田に寄って花畑を見物、朝早いのにツアーのバスが6台も着いている。

ラベンダーは来週位が見ごろかなという感じ、でも咲いている畑もあった。
この後富良野に向かうが富良野に着くころ雨もあがってきた。
合羽を脱ぐ。
ラッキー!

富良野は北海道の中心に位置するらしく北海道のへその碑がある。
この後、山の間を空知川(そらち)にそって芦別、赤平、滝川と走るが富良野を出る時、山はガス、空は真っ黒で雨を覚悟で走り出すが合羽がいるほどの雨にはならず。
ラッキー! 

空知川沿いに両側の緑の山にはさまれて気持ちよく走れました。
空知川も滝川を過ぎた所で石狩川に合流する。

大雪山から旭川市を流れてくるのも石狩川。
石狩川はやはり北海道一の流域面積を持つ川です。

今日は滝川市で泊まりです。

おととい旭岳温泉で相部屋になった帯広の人が滝川の「松尾ジンギスカン本店」は絶対うまいと教えてくれた。
食べてみてラムもマトンもタレで煮る野菜も確かにうまかった。
満足でした。




ラベンダーの花の写真添付します。





(管理人から)
富良野のラベンダー人気ですね。6月に行ったときにどうかなと聞いたらまだまだとのことでした。
富良野から滝川に入ってきました。南に下がると思いきや・・・ジンギスカンにひかれたんでしょうか。
食べてみたいです。やっぱり本場食べると味が違うと思います。
地図をみてもらうとわかりますが、地図の中央上に滝川があります。そして地図の左下には、札幌が。




2006/7/8
Subject:
札幌へ着きました


7/8(土)曇りのち晴れ。

8時20分滝川駅前出発の時は曇り。
走り出して1時間位すると薄日がさしてきた。

美唄市を過ぎるころから夏日になってきた。

今日はうまい蕎麦を食べたいと思って探しながら走るがなかなか見つからない。
途中道の駅で揚げじゃがいもとビールでつなぎにして又走る。

しばらくして岩見沢競馬場でばんえい競馬開催中の看板があったので寄って行く一レースだけ見て出発。

国道12号にもどりしばらく走ると蕎麦屋があったので迷わず入る。
ここの蕎麦がかおりも喉越しもよくうまかった。
幌加内産の石臼挽きの蕎麦粉だけを契約使用しているとのこと。
手打ち手切りの為売り切れしだい閉店、私の二人あとにきたひとは売り切れで断られていた。
腹ごしらえが出来たので又走り出す。

岩見沢の辺りからは家が増え山も見えなくなり車の数も多くなってだんだん走りにくくなってくる。
(大阪の国道と同じ感じ)
昨日までの山の中を走っているのと疲れかたが全然違う。

4時30分やっと札幌駅に着いて又大変。
マラソン?となにか音楽のイベントが重なって札幌のビジネスホテルは全て満室。
JRの研修センターでの素泊まりをやっと探してもらった。
とりあえず泊まれてよかったよ。


今回のツーリングは札幌、小樽辺りで終わろうと考えていたので明日は札幌市内をゆっくり見物しようと思う。



(管理人から)
いよいよ札幌に入りました。もう地図も必要がないでしょう。
途中、ばんえい競馬を見物。わたしは旭川で見ましたが迫力があります。
北海道のソバも食べて、明日はどうするのでしょうか。


2006/7/9
Subject:
今日は札幌でゆっくりしました


7/9(日)快晴、今日は札幌市内見物なのでゆっくりする。

サッポロビール園ビール博物館、二条市場、中島公園、テレビ塔、
時計台、赤レンガの北海道旧本庁舎、JRタワー展望室などお決まりのコースを回る。

途中大通公園で国際ハーフマラソンの応援観戦をする。
(往路5kmと復路残り5kmの地点で)テレビ観戦とはスピード感が全然違う。
1歩の歩幅がすごく大きいよ。

この後、極楽湯で風呂、居酒屋といつものコース。

明日は小樽から余市まで走り今回のツーリングは終わろうと思っています。


余市からはニセコ、長万部、函館と鈍行列車の旅に切り替えます。

積丹半島から松前半島にかけては又の機会に残しておきます。

(今回は積丹半島の入口、余市を覗くだけにします。)



(管理人から)
走り終えて札幌見物。ほっとした感じがでていると思います。
明日は小樽から余市。余市はたぶんニッカの工場見学だと思うのですが。
私は前歯の一部が差し歯なのですが、それはニッカの工場見学でウィスキーをボトルに詰め込んで酔っ払い運転をして札幌に向かう国道の下りで車にぶつかって顔から落車したからです。
Y師匠は大丈夫でしょう。
のんびりと鈍行列車の旅を。ただこの函館本線は夜行列車がなくなったのは残念です。
地図の札幌から西に海岸沿いに小樽、国道5号を西に峠を越えて地図の左端の海岸の町が余市。



2006/7/10
Subject:
シングルカスクはうまかった


7/10(月) 快晴   8時札幌駅前出発。

まずは小樽を目指します。
国道5号を行くがしばらくは都会の道で走りにくい。

途中通学中の学生が話かけてきた。
北海道を回っている話をすると荷物が軽装備ですねと言う。
やはり北海道を回るのはテント自炊が普通のスタイルみたいですね。
頑張ってと励ましてもらって別れた。

1時間ほど走って銭函辺りからは海が見えてきて走りやすくなる。
金が貯まりそうでいい名前なので「銭函駅」に寄って写真を撮る。

小樽へ着いたらまずは石原裕次郎記念館に寄って若返る。
小樽運河辺りは観光客でいっぱい写真スポットも食堂も人が並んで待っている。

少し離れた所でうに丼ビールで昼食をすまして余市へ向かう。
この道はトンネルが多い。
新しいトンネルは自転車用のレーンがあるのでいいが古いトンネルは車道を走るので車が通過するとき恐い。
塩谷を過ぎると海岸沿いの道、岩場の崖が所々見えてくる。
砂浜も所々でてくる。

間もなくこの辺り一番の蘭島海水浴場に着く、しかし泳いでいるのは5人、砂浜で休んでいるのが30人ほど。
今年はまだ水温が低く泳げる状態ではないらしい。

又この辺りは果樹園が多い、国道と並行している山側の道はフルーツ街道と呼ばれている。
さくらんぼ狩りの看板がある。一パック買って食べたが結構うまい。

余市に着いてニッカウヰスキー余市蒸留所の見学をする。
工場というよりも公園の感じです、緑の中にれんが造りの建物が所々あり屋根は赤い風景です。
見学中に試飲させてもらった「シングルカスク10年もの」これがすごくうまい。
(10年寝かした一本の樽から出したままの原酒、アルコール分50〜60%、加水もブレンドもされていないもの)これは絶対ストレートで飲む酒です。思わず180ml瓶を買いました。見学終わって余市川沿いの宿に入る。

夕食後シングルカスクをちびちびやっていると知らん間に寝てしまいました。


………  ニッカウヰスキーの工場の写真添付します。






(管理人から)
札幌から小樽、そして余市。予想通りニッカの工場見学でした。
昨日も書いてあったように、自転車の旅はここまで。
余市の宿で、今回の旅を回想しながらウィスキーをちびりちびりとやっているY師匠。
帰りたくないなあとも思いながら、寝たんではないでしょうか。


2006/7/11
Subject:
北海道のツーリングは終了です


7/11(火)晴れ、曇り、雨
今日は列車に乗るだけなのでゆっくりする。

宿を10時に出発し積丹半島の雰囲気を覗きに少し走って行く。

雨が降りそうな黒い雲が出てきたので余市駅に戻り自転車を輪行袋に納める。

       北海道のツーリングは終わりました。

青森県下北駅からの積算走行距離は2503kmになりました。

12時43分発長万部(おしゃまんべ)行き鈍行列車に乗車、この線路はずっと山の中を走って行きます。
すぐ横に木が並んでいます。

倶知安駅(くっちゃん)で乗ってきた人が元気な79才の千葉県の登山好きの人、今回は利尻岳、大雪山(黒岳から旭岳へ)、十勝岳、そして羊蹄山と4座を登ってきたとのこと。
羊蹄山だけ天候が悪く頂上まであと150mの地点で引き返したとのこと。
毎年北海道のどこかに来ているらしい。

私は羊蹄山の写真を撮りたいと狙っていたがカーブが多く木に隠れて撮れませんでした。
長万部が近づくと回りにガスが広がってきた。
一ヶ月前と同じ状態です、道南はいつもこうなんかな。

長万部で乗り換えて函館までずっとガスが広がっている。

函館に着くと雨になっていた。

余市では半袖、半パンでよかったが太平洋側の長万部へ出ると少し寒くなる。

雨なので函館駅前に宿をとる。


明日は竜飛海底駅青函トンネル記念館を見学して、夕方青森駅から寝台特急 日本海に乗る予定です


(管理人から)
自転車は終了です。余市から函館本線にのって倶知安、長万部、函館のルート。
余市からは原生林がひろがっています。昔はここを札幌と函館を結ぶ夜行の普通列車が走っていました。
ちょうどここらが真夜中。満月だと月あかりで幻想的な光景がひろがります。
さて、これでこのレポートは終わり・・・いや、まだ続きますので楽しみにしてください。



2006/7/12
Subject:
北海道を離れます


7/12(水)曇り。

今日は竜飛海底駅と青函トンネル記念館の見学だけ、函館発10時40分の列車なので朝はゆっくりする。
函館朝市を散歩見物する。
いろんな店があって楽しいあきないね。

食堂で朝食にハラス焼き定食を注文。
「今から焼くから10分ほどかかるよ」「急がんからええよ」焼きたてが出てきた脂がのっててうまい。
ホタテの味噌汁もついている。
朝から満腹。

宿へ戻って荷造り出発。

青函トンネルは長さ53km世界最長(海底部の長さ23km)竜飛海底駅と吉岡海底駅はトンネル内での車輌火災などの場合の緊急避難用に作られた駅とのこと。
(駅は海面下140m、トンネル最深部は海面下240m)

函館を出発して30分ほどでトンネル入口、1時間あまりで竜飛海底駅到着。
2時間ほど係の人の案内で坑内とトンネル記念館の見学をする。

トンネルは列車の通る本トンネルだけではなく人が避難する為のトンネル(地上へつながっている)、排煙用の
坑道、工事中使用した作業坑道など何本もあり迷子になりそう。
しばらく歩いてケーブルで地上へ(ケーブルの横には人が歩いて行ける階段がある1300段あまりで地上へ)青函トンネル記念館を見学、天気がよければ外へ出て北海道が見えるそうだ。
あいにく雨とガスでなんにも見えなかった。

その後竜飛海底駅へ戻り次の列車で青森駅へ。
青森駅から16時45分発寝台特急日本海2号で大阪へ帰ります。


今回の北海道ツーリング前半の函館(6/5)から羅臼(6/24)までは霧と雨と寒さとの闘い、
景色はほとんど見えず寒さの中をただ走っていました。
大阪なら2月〜3月初めの冬の状態でした。

それでもアポイ岳登山した日(6/11)と
霧多布から根室まで北太平洋シーサイドラインを走った日(6/20)は快晴で景色もよく楽しめて後半まで気力をつなぐことが出来ました
ツーリング後半の知床峠越え(6/25)から余市(7/10)まではほとんど晴れと天気に恵まれて快適なツーリングになりました。
気候は大阪なら5月初めから6月、初夏のさわやかな感じです。

一ヶ月余りの間に冬と夏を体験した感じです。


北海道はデッカイドーがツーリングを終わっての実感です。



(追伸)
今回のツーリングで一番役立ったのは念のためと持っていった冬用の防寒用キルティングの手袋、
これが無いと寒さで指がしびれて走れませんでした。

(管理人から)
これが今回のY師匠の旅の最後のメールです。
携帯にメールが入ってきたので紹介します。
  先ほど「北海道を離れます」のメールが最終になります。
    ながながお世話になりました。
    北海道ボケをなおすのに2〜3日かかるのではと思っています。
今は自宅でゆっくりとされていると思います。

これでY師匠の北海道自転車めぐり旅の第一部を終わります。

みなさま、第二部をお待ちくださいませ。


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