月山スキー場から月山、志津へ

 スキー場が4月にオープンし、夏スキーで有名な豪雪の山、月山。真っ白でたおやかな尾根を持ち、山スキーにうってつけの山だった。今回は比較的ショートコースだったが、またいつか別コースでゆっくりとその魅力を味わってみたいものだ。


日時  平成7年5月3日(水)

行先  月山スキー場から月山山頂、志津へ

日程と記録

3日(水)

 ほとんど徹夜で車を飛ばしてきたが、9時30分、志津に駐車し、バスに乗って姥沢に向かう。リフトを一本乗って月山スキー場へ。

 11時20分、スキー場は多くのスキー客でにぎわっていた。Tバーリフトに並ぶスキーヤーを尻目に、右手の山頂に向かう尾根をトラバース気味にたどる。

 天気は曇りで雲の流れが速いが、風はあまり無く、平和な登行だ。

 月山手前の鞍部に出ると、向こうに鳥海山が覗いた。おにぎりと行動食を腹に入れている間に、少し太陽が翳り、風が強くなってきた。

 登り2時間ほどで月山山頂到着。風が強く、雪面に立てたスキーが飛ばされそうだ。あたりには山頂のお社をはじめとするいくつかの建造物があった。お社の陰でしばらく休憩するが、風のせいか体感温度が低く、いたたまれなくなって下山を開始する。鳥海山も雲がかかり始めている。

 広くて緩い斜面だ。ガスが流れる中をゆっくりと滑ってゆく。下るべき尾根を目指して、段々右へトラバースしてゆく。そして少し登り返して尾根上に上がった。今度はその尾根を忠実にたどる。

 

 気持ちよく滑ってゆくと、谷がルートを横切っており、下りやすくてしかも対岸の登りやすそうな所をしばらく探す。やや左に下ったところからウェーデルン。

 急なぬかるんだ岸を登り返すと、姥沢から志津に向かうツアールートに合流した。広い樹林をトレースづたいに滑って明瞭な林道に出ると、そこはもう志津の村だった。

 車を回収すると鳥海山に登るべく移動を開始した。


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