三鷹市 中川整体治療院(出張専門)です。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.090 1850 0528

東京都三鷹市下連雀7-14-21-312

施術案内info

施術内容

     頭痛、肩こり、腰痛、膝痛、慢性疲労、イライラ、眼精疲労等

診察時間

      全日予約制  9:00~22:00 当日のご予約もお受け致します。

施術費用(各交通費込み)

三鷹市武蔵野市&片道30分の地域 454,000円&605,000
(A)片道60分の地域 455,000円&606,000
片道60分以上の地域 B地域費+交通費」とさせていただきます
@グループ施術 御指定時間内で複数人数の施術を御受け致しております
@例えば60分コース 30分×2人/20分×3人)
(A)地域追加時間 907,000円&1209,000円など(詳細は領収書内訳に記載致します)

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施術案内

(1)基本的考え
「安全性&施術効果の両立」を基本としています。
整体は、患者さんがリラックスした状態で無理なく行う事が大切ですので、患者さんと意思疎通を行いながら組み立てます。

(2)通院回数
1~2週間に1回程度で良いと思います。症状の辛い方等は体力に合わせて施術間隔を狭めても結構です。
気になる症状が解消し自信が出来ましたら3~4週間に1回程度にしてみましょう。
そして健康管理&整体を組み合わせて健康増進致しましょう。


(3)施術効果
「症状改善」「爽快感」「組織改善」があります。
症状改善は辛い症状を解消し日常生活を回復させ、施術後の爽快感は背筋が伸びスッキリします。
組織改善は良好な栄養素を取り入れ蓄積された老廃物を代謝し常に新しく変化する人体を活性化致します。


(4)施術終了時期
「生活に支障がなくなった時点」「自信が出来てから終了」「健康維持を考え定期的に続けていく」
患者さんの御意見を大切にしております。

解剖学からみた施術のコツ

――目次――

人体の構成は、施術の構成要素

人体の区分は、施術の組み立て

骨格系

皮膚

骨格筋系

神経系 

循環血管系

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

――まとめ――

【人体の構成は、施術の構成要素】

・構造改善は、良好な組織へ改善(物質代謝エネルギー代謝活性で基礎体力向上)

・機能改善は、生理的不完全改善(回復力+発達力を維持向上させ日常生活向上)

・代謝改善は、体内利用障害改善(良好な消化吸収分解↣全身循環↣取り込み排泄)

1.      細胞

施術ポイント→親子の施術は施術のヒント(両者の施術内容相違+既往歴等による比較が改善個所発見↣次の施術展開へ)

施術ポイント→多細胞生物(細胞外液循環は血圧が無いのでゆっくり移動↣停滞し易い↣施術圧で毛細管へ圧入↣浮腫改善)

2.      組織

施術ポイント→施術圧の効果「組織の調和による浸透(作用反作用の調和⇔浸透/人体反作用とのバランスが重要)」

施術ポイント→施術圧の効果「組織の調和による浸透(作用反作用の調和⇔浸透/人体中心に考え施術する事が鍵)」

3.      器官

施術ポイント(器 官)→末梢器官が正常に機能しなければ正しい神経伝達も正常に機能しない。

施術ポイント(関 節)→脊柱を中心軸とした体重支持関節改善の基本は姿勢反射。この全身改善が整体施術

4.      系統

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系)

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、個体バランス改善で生理的活性)

5.      個体

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物(人体背部主体の施術+骨盤療法+姿勢反射)

施術ポイント→個人(11人異なる人体&症状。人体&症状は施術中に変化もする)

施術ポイント→人間(全人的医療。患者さんの立場に立った医療。無理しない施術は、合理的施術)

【人体の区分は、施術の組み立て】

境界線⇔境界帯:施術部位は、様々な境界線に囲まれる範囲(その連続が人体)

境界線⇔境界帯:境界線には幅があり、境界帯は微妙な施術範囲(その境界帯を仮定する施術者解釈)

境界線⇔境界帯:例えば、疼痛部位⇔無痛部位。

境界線⇔境界帯:例えば、疼痛部位直接的施術?

境界線⇔境界帯:例えば、境界帯の多少痛い部位施術で疼痛軽減。疼痛範囲を狭めていく間接的施術?

境界線⇔境界帯:例えば、強度疼痛の場合は施術しない?無痛部位から過緊張の皮膚骨格筋を緩める?

1.      上半身⇔下半身

上半身⇔下半身の境界:(一般用語)上着を脱いで上半身裸になるベルトライン。境界は骨盤上縁

上半身⇔下半身の境界:(一般用語)臥位から上半身を起こす動作は股関節屈曲。境界は骨盤下部

2.      左半身⇔右半身

施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(左右の繰返しは自律神経反射療法)」

施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(上下の繰返しは縦軸バランス改善)」

施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(足の長さ改善は神経系⇔縦軸改善)」

3.      胴体⇔頭首手足/体幹⇔体肢/(体格)

施術ポイント→胴体⇔頭首手足の施術繰返しで両者を無理なく改善

胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体

4.      軸骨格⇔付属骨格

施術ポイント→「整体施術の基本は、平面関節を整える事」椎間関節⇔仙腸関節連結連動

【骨格系】

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(術前術後の機能をどこまで改善出来るのか?)」

a       骨盤の問題点&注意点

問題点:仙骨は沈む傾向にある

問題点:小野寺臀部点

注意点:副仙腸関節の形成

注意点:施術による骨盤の歪み

b       施術は、弱くなっている患部に対して行われる為「弱い関節の改善」

施術ポイント→全ての関節の基本的機能は「平面関節のベアリング効果(すべりころがる)」

施術ポイント→全ての関節の基本的運動は「ゆっくり静かに穏やかに微妙な運動から開始」

c        骨格系の改善は「自動調節」

施術は「弱刺激」から開始しますので「骨格系の改善は、神経系⇔骨格筋系の受動運動
(良好な指向性を持った自動調節による良好変化→姿勢反射施術応用)」です。
この良好な指向性を持った姿勢反射により日常生活動作で身体が改善される
QOLとなる様です

【皮膚】

施術ポイント→施術圧作用は、何処を目標とするか?「深度=皮膚↣骨格筋↣骨関節」

施術ポイント→施術圧作用は、一つ一つ順番に考えて「衣服(衣服を触れた時、施術動作を一旦止めるとソフトタッチ)」

施術ポイント→施術圧作用は、一つ一つ順番に考えて「衣服(疼痛が強い場合、衣服↣皮膚表面の間をゆっくり静かに穏やかに)」

【骨格筋系】

施術ポイント→「末梢器官(末梢が正しく機能しなければ中枢機能は正しく機能しない)」

施術ポイント→「末梢器官(良好な末梢器官情報は神経系の良好な判断命令を引き出す)」

施術ポイント→「施術方法(神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系改善が生理的バランス改善)」

施術ポイント→「施術方法(脊柱縦軸の上から下への効果⇔下から上への複合的な効果)」

――考察:受動的療法⇔能動的療法――

――考察:柔軟体操の基本は、大腿内転筋――

【神経系】

施術ポイント→「神経反射の応用(①姿勢反射②交叉性半側発汗反射⇔上下発汗反射③足の長さの診断)」

施術ポイント→「神経反射の応用(①骨格筋凝り改善が神経系自動調節に新しいバランス情報を提供する)」

施術ポイント→「神経反射の応用(①運動器系の歪み改善を神経系自動調節に委ねる)」

施術ポイント→「神経反射の応用(②左右上下の繰返し施術は自律神経反射+脊柱歪み調節)」

施術ポイント→「神経反射の応用(③左右差のある神経反応を整える↣筋トーヌスバランスの安定?)」

@交叉性半側発汗反射⇔上下発汗反射は、左右上下繰返しの刺激でどの様な反応になるのか?という事も考えられ、
左右上下の繰返しで左右差が解消されると交叉性半側発汗反射⇔上下発汗反射は人体が常時生理的不安定状態にある証明になるかもしれません。

【循環血管系】

施術ポイント→動静脈圧迫法(血流圧迫停止でも心臓拍出量は同じ、流れ難い分、流れなかった部位へ流入)

施術ポイント→動静脈圧迫法(腹大動静脈圧迫法↣腹部罨法で脈診。15秒で脈拍数。1分で不整脈の診断)

施術ポイント→動静脈圧迫法(大腿動静脈圧迫法↣伏臥位両側大腿部同時圧迫。解放時下半身血流変化を感じなければ大腿動脈血流が悪い?)

施術ポイント→動静脈圧迫法(膝下指圧で組織間液減少、起立で動脈血が重力+動脈圧で一気に流入。同時に全身の血行改善)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

――本文――

[まえがき]

解剖学は、肉眼的視点&顕微鏡的視点から解釈されますが「整体は肉眼的視点が中心」となります。
そして医学からみた施術のコツは、臨床から問い掛けられる課題を医学書の基本的項目と照らし合わせ
「施術を最小単位である細胞から考え、解剖学⇔施術の関係(人体名称⇔施術のコツ)」を記載してみました。
生理学的内容も多々含まれる為、解剖生理学的と考えて頂ければ幸いです。

【人体の構成は、施術の構成要素】

人体は「良好な細胞↔組織↔器官↔系統↔個体という様々な構成段階別の構造&機能&代謝(物質代謝⇔エネルギー代謝/化学⇔物理)」により成り立っています。

・構造改善は、良好な組織へ改善(物質代謝エネルギー代謝活性で基礎体力向上)

・機能改善は、生理的不完全改善(回復力+発達力を維持向上させ日常生活向上)

・代謝改善は、体内利用障害改善(良好な消化吸収分解↣全身循環↣取り込み排泄)

I.      細胞

細  胞:人体を構成する最小単位。人体の細胞外液中で生存出来る最小単位。細胞内液⇔細胞外液の代謝が行われます

細胞外液:多細胞生物は、細胞外液が発達し心臓血管リンパ管という管内循環⇔細胞間質を流れる管外循環が行われます

細胞間質:細胞同士の接着物質「膠原線維&細網線維&弾性繊維&硬質()軟質(ヒアルロン酸)」「細胞+細胞間質が組織」

施術ポイント→親子の施術は施術のヒント(両者の施術内容相違+既往歴等による比較が改善個所発見↣次の施術展開へ)

施術ポイント→多細胞生物(細胞外液循環は血圧が無いのでゆっくり移動↣停滞し易い↣施術圧で毛細管へ圧入↣浮腫改善)

施術ポイント→多細胞生物(膝下浮腫↣膝下L字構造は歩行機能。改善出来ない場合は足底筋ヒラメ筋への指圧浮腫改善)

施術ポイント→多細胞生物(背中浮腫↣本来は太陽光で温め発汗する?重力+作業で浮腫+凝りの合併は改善すべき病態)

II.    組織

組織:「細胞+成分」細胞分泌物放出+必要成分固定。その違いにより特徴が異なります。

組織:「上皮組織(皮膚等)」「筋組織(骨格筋等)」「神経組織(神経)」「結合組織(&血液等)

組織:「硬組織↔軟組織」@硬組織は骨。軟組織は骨以外全ての組織。骨病変は必ず軟組織に問題有!

組織:「硬組織↔軟組織」@施 術は、軟組織の生理的活性(骨格筋凝り改善は組織改善↣良好状態に戻る弾性力回復)

組織:「硬組織↔軟組織」@施 術は、軟組織の生理的活性(悪い組織は悪い状態に戻る力も強い↣継続施術の必要性)

施術ポイント→施術圧の効果「組織の調和による浸透(作用反作用の調和⇔浸透/人体反作用とのバランスが重要)」

施術ポイント→施術圧の効果「組織の調和による浸透(作用反作用の調和⇔浸透/人体中心に考え施術する事が鍵)」

施術ポイント→施術圧の効果「組織の循環活性(浮腫施術は、指圧。組織間液移動で垂直圧の親指は奥へ移動する)」

施術ポイント→施術圧の効果「組織の循環活性(浮腫施術は、組織間液移動で組織間液の静脈系毛細管圧入となる)」

施術ポイント→施術圧の効果「組織の循環活性(浮腫施術は、組織間液の静脈系毛細管圧入で施術部位は細くなる)」

III.  器官

施術ポイント(器 官)→末梢器官が正常に機能しなければ正しい神経伝達も正常に機能しない。

施術ポイント(深 度)→施術部位の深さは?良好反応を起こさせる施術法選択。しかし実際の施術効果は?

施術ポイント(皮 膚)→真皮層の自律神経&血管は重要。前腕部皮膚伸展法等斜め圧は圧受容器に効果的?

施術ポイント(骨格筋)→自律神経反射⇔姿勢反射。凝り改善で神経伝達を正しく繁栄して人体を良好変化!

施術ポイント(関 節)→姿勢反射の骨格筋系バランス自動調節が良好作用する様に。日常動作も良好変化!

施術ポイント(関 節)→脊柱を中心軸とした体重支持関節改善の基本は姿勢反射。この全身改善が整体施術

IV.   系統

系統:個体の生命活動を支える連結連動

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系)

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、個体バランス改善で生理的活性)

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、全身的改善で体調を良くする事)

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、連結連動の相乗効果で健康向上)

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、連結連動は左右上下の機能改善)

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、相乗効果は過緊張+凝り+バランス+自律神経反射の改善)

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、相乗効果は自覚症状+他覚症状+生理的不完全状態の改善)

V.     個体

施術ポイント→多細胞生物(細胞外液循環圧力活性/管内循環⇔管外循環の活性化)

施術ポイント→脊椎動物(滑らかな脊椎連結連動改善は体重支持生理的活動活性化)

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物(脊柱直立の神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系)

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物(人体背部主体の施術+骨盤療法+姿勢反射)

施術ポイント→ヒト(座位起立歩行で機能的骨盤だが疲労してしまう脊柱骨盤下肢)

施術ポイント→ヒト(頭脳労働+手作業で目+上半身は疲労。体重支持疲労も波及)

施術ポイント→個人(11人異なる人体&症状。人体&症状は施術中に変化もする)

施術ポイント→人間(全人的医療。患者さんの立場に立った医療。無理しない施術は、合理的施術)

【人体の区分は、施術の組み立て】

境界線⇔境界帯:施術部位は、様々な境界線に囲まれる範囲(その連続が人体)

境界線⇔境界帯:境界線には幅があり、境界帯は微妙な施術範囲(その境界帯を仮定する施術者解釈)

境界線⇔境界帯:例えば、疼痛部位⇔無痛部位。

境界線⇔境界帯:例えば、疼痛部位直接的施術?

境界線⇔境界帯:例えば、境界帯の多少痛い部位施術で疼痛軽減。疼痛範囲を狭めていく間接的施術?

境界線⇔境界帯:例えば、強度疼痛の場合は施術しない?無痛部位から過緊張の皮膚骨格筋を緩める?

人体は、2つに分ける事により様々な解釈が出来る様です。

I.      上半身⇔下半身

上半身⇔下半身の境界:(一般用語)上着を脱いで上半身裸になるベルトライン。境界は骨盤上縁

上半身⇔下半身の境界:(一般用語)臥位から上半身を起こす動作は股関節屈曲。境界は骨盤下部

@その他「上半身上部⇔上半身下部」「上半身下部⇔下半身上部」「下半身上部⇔下半身下部」など

@その他「筋走行から考えた下半身」腸腰筋は胸椎12番腰椎に付着なのでそこから下部を下半身

@その他「筋走行から考えた骨盤部」上記から骨盤療法範囲は腰椎~骨盤部~大腿部としています

II.    左半身⇔右半身

左半身⇔右半身の境界:『脊柱』(中枢神経保護⇔末梢神経網を連結連動。骨格系⇔神経系⇔皮膚骨格筋系)

施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(安定性⇔不安定性の動的平衡状態)」

施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(左半身右半身の比較&左右差改善)」

施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(左右の繰返しは自律神経反射療法)」

施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(上下の繰返しは縦軸バランス改善)」

施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(足の長さ改善は神経系⇔縦軸改善)」

III.  胴体⇔頭首手足/体幹⇔体肢/(体格)

施術ポイント→胴体背面施術は、頭首手足へ弛緩効果波及、その逆もある。胴体⇔頭首手足の施術繰返しで両者を無理なく改善

胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「脊柱平面関節の連動軸は頭手足の回転運動を更に大きくしている物理的中心体」

胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「骨格筋が頭部頸椎+鎖骨肩甲骨上肢+寛骨下肢に付着して胴体は機能的立方体」

胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「胴体の骨格筋は頭蓋骨&顔面骨迄付着。胴体を基準に考えれば頭も運動器末端」

胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「胴体の骨格筋は前腕部&下腿部迄付着。胴体の骨格筋は前腕骨&下腿骨迄付着」

胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「胴体の骨格筋は前腕部&下腿部迄付着。指趾の骨格筋は上肢骨&大腿骨迄付着」

胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「胴体の骨格筋は前腕部&下腿部迄付着。肘は、上腕骨⇔前腕骨の影響を受ける」

胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「胴体の骨格筋は前腕部&下腿部迄付着。膝は、大腿骨⇔下腿骨の影響を受ける」

胴体⇔頭首手足:(手足)物理的機能的中心体「手足は球関節である肩関節&股関節が胴体との境界部だが脊柱連結連動が基本」

胴体⇔頭首手足:(手足)物理的機能的中心体「手足の球関節である肩関節&股関節改善は平面関節連結連動+骨格筋バランス」

体幹 ⇔ 体肢:体幹は頭部+胴体(手足を除く区分)上肢境界は「肩関節(肩甲骨)」下肢境界は「股関節(骨盤)」

体幹 ⇔ 体肢:体幹は頭部+胴体(手足を除く区分)下肢境界腹側は鼠径部。下肢境界背側は臀部を含む説を選択

体幹 ⇔ 体肢:体幹は頭部+胴体(手足を除く区分)頸椎7番&仙骨は非常に硬くヒポクラテスが注目していた骨

体幹 ⇔ 体肢:体幹は頭部+胴体(手足を除く区分)頸椎7番&仙骨は胴体の脊柱両端を構造上強固にしている?

体幹 ⇔ 体肢:体幹は頭部+胴体(手足を除く区分)頸椎7番&仙骨は構造上強固。軟組織も硬くなり易い問題?

体   格  :生理的活動による身体発達は栄養摂取+栄養体内利用+エネルギー代謝利用(施術は利用障害改善)

体   格  :「肩幅&骨盤幅」例えば、肩幅が狭い痩せ型は、気胸を発症し易いタイプが含まれます

体   格  :「肩幅&骨盤幅」例えば、骨盤には狭骨盤があり、安全な妊娠出産を考慮する様です

体   格  :「肩幅&骨盤幅」例えば、骨盤診断上、骨盤が開いているという状態もある様です

――考察――

肩幅が狭い痩せ型は、個性とも言えますが、それには気胸を発症し易い体形等も含まれ
「子供の頃からの生理的活性」の必要性を感じます。一般的には子供だから大丈夫と考える傾向がありますが、
病気とは言えない健康状態の子供も多い様です。人体の生理的活動には「回復力⇔維持力⇔発達力」がありますが、
それには個人差があり「改善出来ない生理的不完全を持ち続けている状態」があります。
その改善には「受動的療法」が基本となり「鍛錬を受け入れ向上する人体の良好な指向性を回復して生理的発達を活性化」致します。

骨盤が開いているという状態は「伏臥位時、床に接する骨盤前面(左右の腸骨稜の上前腸骨棘上部)」に両手4本指を引っかけて
「両手が開く様になるのか?床面に対して垂直に近くなるのか?」で判断されます。
この開き具合は誰でも直ぐ分り“え
~と”と考える事はなく、骨盤の開き具合に左右差がある場合では
「右より左が開いている事が多い」という意見もありました。骨盤が開いているという状態は、施術をすれば直ぐに変化する事は無く、
継続的施術により或る時骨盤が垂直になる変化が現れます。その為「骨盤が開いているという状態は無症状でも良い状態ではない」と解釈出来、
この様な形態変化は「身体の良好状態が時間を掛けて自動調節する」様です。

IV.   軸骨格⇔付属骨格

軸骨格 :「頭蓋骨+脊柱+肋骨+胸骨」

軸骨格 :「軸骨格⇔付属骨格の境界は平面関節」(軸骨格は平面関節の集合体)

付属骨格:「上肢骨は、鎖骨+肩甲骨+上腕骨+前腕骨+手根骨+中手骨+指骨」

付属骨格:「下肢骨は、寛骨    +大腿骨+下腿骨+足根骨*中足骨+趾骨」

施術ポイント→「整体施術の基本は、平面関節を整える事」椎間関節⇔仙腸関節連結連動

施術ポイント→「整体施術の基本は、平面関節を整える事」適切な施術による生理的活性

施術ポイント→「整体施術の基本は、平面関節を整える事」回復力&適応力&向上性促進

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」受動的療法は、身体脱力+気持ちもリラックスで回復力向上です

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」受動的療法は、身体過緊張改善+疲労回復+凝り改善+循環改善

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」受動的療法は、自律神経反射施術応用が基本。体幹バランス改善

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(可動域範囲内の僅かな弛緩運動)

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(日常動作が楽になる機能的改善)

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(球関節改善は平面関節+骨格筋)

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(五十肩改善は仰臥位施術が中心)

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(五十肩改善は烏口突起周囲圧迫)

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(五十肩改善は肩掌圧+腕の運動)

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(股関節は日常動作で体重負荷大)

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(股関節痛改善は伏臥位施術中心)

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(股関節痛改善は脊柱~骨盤療法)

――思い出話:肩甲骨&烏口突起――

私が開業する前、御世話になっていた整体組織の講習会で、大学教授と会長との間で意見が食い違った一場面がありました。
大学教授は腕の運動には肩甲骨の回転があり中心は肩甲骨中心部という意見に対して会長は烏口突起を中心に動くという意見でした。
その時の私は二人の意見が違っているとしか思えませんでしたが、五十肩施術に肩関節可動域検査応用など
工夫している内に二人の意見は双方正しく論点の違いという事に気が付きました(前提条件が曖昧な状態での食い違い)。
大学教授の意見は「起立状態+肘関節伸展+腕を真上に挙上する為には肩甲骨中心部を軸に肩甲骨が回転を起こす」という事ではないか?と考えられ、
施術者である会長は「仰臥位で肩関節周囲の施術」を行った場合「仰臥位による肩甲骨圧迫固定
(この時肩甲骨は人体↔床の間にあり見えない)」があり、その時目の前にあるのは「胸鎖関節
&肩鎖関節&烏口突起&肩関節」で、
施術上手首を持つ時&腕を動かそうとした時、様々な角度に腕は動かされ「烏口突起周囲の骨格筋付着部に動きを感じる」と考えてみました。

@肩関節可動域検査施術応用は「仰臥位+烏口突起周囲掌圧+無痛範囲内での手首を持ち動かす肩関節受動的運動療法)」

@肩関節可動域検査施術応用は「仰臥位+烏口突起周囲掌圧(無痛範囲内僅かな腕の動きは平面関節である肩鎖関節運動療法)」

【骨格系】

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(術前術後の機能をどこまで改善出来るのか?)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(炎症が起こり易い関節の改善は患部関節負荷を除外)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(軟組織改善は骨格系支持組織。弱った骨格系を改善)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(循環改善+自律神経バランス改善+骨格筋凝り改善)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(辛い症状改善&日常生活動作改善&生活の質の向上)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(脊柱が中心軸の骨格系⇔皮膚骨格筋系⇔神経系改善)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(脊柱長軸方向に並ぶ平面関節の合理的体重支持が鍵)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(脊柱長軸方向に並ぶ平面関節改善は骨格筋系の改善)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(脊柱長軸方向に並ぶ平面関節改善は自律神経系改善)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(脊柱長軸方向に並ぶ平面関節改善は股関節にも効果)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(軸骨格+付属骨格で形成される仙腸関節は骨盤形成)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(骨盤療法は軸骨格を下から改善して全身的効果波及)」

A)     骨盤の問題点&注意点

問題点:仙骨は沈む傾向にある(改善方法は寛骨を押し下げる/体重圧+筋肉の凝り等で仙骨が寛骨に食い込む)

問題点:小野寺臀部点(改善方法は臀筋の指圧マッサージ/内臓疲労&体重支持疲労&運動疲労等で臀筋は凝る)

注意点:副仙腸関節の形成(老化すると本来の関節以外の関節形成もあり腸骨⇔肋骨12番との関節形成もある)

注意点:施術による骨盤の歪み(施術圧で人体は歪む→施術圧は元に戻る耐久力範囲内→組織弾力性が基礎)

注意点:施術による骨盤の歪み(骨盤のシーソー現象→伏臥位で坐骨を下へ押せば骨盤上部の腰椎は上がる)

B)     施術は、弱くなっている患部に対して行われる為「弱い関節の改善」

施術ポイント→全ての関節の基本的機能は「平面関節のベアリング効果(すべりころがる)」

施術ポイント→全ての関節の基本的運動は「ゆっくり静かに穏やかに微妙な運動から開始」

施術ポイント→(手首から先の改善)骨格系施術第一選択「手根骨」

施術ポイント→(足首から先の改善)骨格系施術第一選択「足根骨」

施術ポイント→手根骨&足根骨の平面関節は、肘先端圧の重量でプレス。平面関節の凹凸を平らにする様に

施術ポイント→椎骨⇔仙腸関節には肘は使用せず他の施術方法。しかし首肩の骨格筋には肘圧を使用します

施術ポイント→肩関節施術第一選択は、仰臥位+烏口突起掌圧+手首を持ち肘関節屈曲で無痛範囲内の受動運動

施術ポイント→股関節施術第一選択は、伏臥位+仙腸関節施術+足首を持ち膝関節屈曲で無痛範囲内の受動運動

施術ポイント→肩関節&股関節の施術は微妙に違う。肩関節は無痛施術後に肩関節可動域検査で無痛可動域拡大

施術ポイント→肩関節&股関節の施術は微妙に違う。股関節は仙腸関節無痛施術。日常動作で運動痛改善を確認

C)     骨格系の改善は「自動調節」

施術は「弱刺激」から開始しますので「骨格系の改善は、神経系⇔骨格筋系の受動運動
(良好な指向性を持った自動調節による良好変化→姿勢反射施術応用)」です。
この良好な指向性を持った姿勢反射により日常生活動作で身体が改善される
QOLとなる様です

【皮膚】

施術ポイント→施術圧作用は、何処を目標とするか?「深度=皮膚↣骨格筋↣骨関節」

施術ポイント→施術圧作用は、何処を目標とするか?「深度=圧覚?血管?自律神経?↣骨格筋?↣骨関節?」

施術ポイント→施術圧作用は、何処を目標とするか?「深度=皮膚表面?真皮層?脂肪層?」

施術ポイント→施術圧作用は、一つ一つ順番に考えて「衣服↣皮膚表面↣真皮層↣脂肪層↣骨格筋上層↣中層↣下層↣骨膜」

施術ポイント→施術圧作用は、一つ一つ順番に考えて「衣服(衣服を触れた時、施術動作を一旦止めるとソフトタッチ)」

施術ポイント→施術圧作用は、一つ一つ順番に考えて「衣服(疼痛が強い場合、衣服↣皮膚表面の間をゆっくり静かに穏やかに)」

@「前腕部皮膚伸展法(伏臥位&腕水平位より挙上&掌を床に付け前腕を強めに施術者掌で手首の方へ擦る)」

@「前腕部皮膚伸展法(適応症状は、意識がはっきりしない&目がぼーっとする&字を読む気力が無いなど)」

@「前腕部皮膚伸展法(施術効果は、意識がはっきりする↣圧覚への斜め圧は引き違い作用で効果がある?)」

@「前腕部皮膚伸展法(施術効果は、意識がはっきりする↣痛覚への斜め圧は引き違い作用で効果がある?)」

@「前腕部皮膚伸展法(施術効果は、意識がはっきりする↣圧覚への斜め圧は引き違い作用で少し痛い程度)」

@「前腕部皮膚伸展法(施術効果は、意識がはっきりする↣筋紡錘への斜め圧は引き違い作用で皮膚⇔筋肉)」

@「前腕部皮膚伸展法(施術効果は、静脈逆流圧で動静脈吻合開通?↣皮静脈の無い手の甲部に皮静脈形成)」

@「皮膚伸展型指圧(側臥位で背中の親指斜め圧を滑らす事は、背筋凹凸変化全体像把握+親指角度で様々な施術)」

@「皮膚伸展型指圧(側臥位で背中の親指斜め圧を滑らす事は、浮腫改善、皮膚温上昇、凝り改善、自律神経回復)」

――考察:「接触圧(触覚?)」師匠の指圧&腹部マッサージ――

上記内容は、施術圧力の深度&角度について記載しましたが、師匠の指圧&腹部マッサージは圧力を感じる事は無く
「接触」でした。私の前腕肘近く(腕三里)への指圧は、真綿のタッチング
orティッシュペーパーがフワッと被さる感じで
「ずいぶん張っているな」と言われた約
10秒後にハッカが流れる様にスーッという感じとなりました。腹部マッサージでは
「私の腹部マッサージの施術方法は独特なんだ」という解説後、同様の感覚で行われ、或る部位に掌が止まった後、
固い腸内溶物がグググッと動かされ、掌はそれを追う様に角度を変えましたが、押している感覚はありませんでした。
たまたま私の人体がこの様な反応を起こす状態であったのかもしれませんが、私は足元にも及ばないので「衣服」から理屈で考えてみました。

【骨格筋系】

施術ポイント→「末梢器官(末梢が正しく機能しなければ中枢機能は正しく機能しない)」

施術ポイント→「末梢器官(良好な末梢器官情報は神経系の良好な判断命令を引き出す)」

施術ポイント→「骨格筋系(背筋の連結連動の安定化は良好な脊柱の中心軸を形成する)」

施術ポイント→「骨格筋系(背筋の連結連動の安定化は体重圧⇔体重支持の作用反作用)」

施術ポイント→「骨格筋系(背筋の連結連動の安定化は骨格筋系⇔骨格系との連結連動)」

施術ポイント→「骨格筋系(背筋の連結連動の安定化は運動器系⇔神経系との連結連動)」

施術ポイント→「施術方法(神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系改善が生理的バランス改善)」

施術ポイント→「施術方法(患部の施術を充分に行う一般施術+左右上下の繰返し施術)」

施術ポイント→「施術方法(脊柱縦軸作用反作用改善は上部から改善?下部から改善?)」

施術ポイント→「施術方法(脊柱縦軸の上から下への効果⇔下から上への複合的な効果)」

――考察:――

施術は、行えば行う程身体が真っ直ぐになる訳ではなく、施術により部分部分が様々な緩み方をする為、
今迄のバランスが変化し、新しいバランス状態となる「一時的歪み(静的姿勢の歪み&動的姿勢の歪み/同時に症状部位移動&症状変化もある)
」を出現させる様です。この現象は、あくまで「施術者判断(施術即診断⇔診断即施術)」であり、
整ったと考えられる状態でも実際は完全に改善されていない状態と考えられます。この人体バランスを大別すると
2種類に分けられ
「常に安定⇔不安定を繰り返している身体バランスの動的平衡状態(一過性の歪みで直ぐ改善出来る歪み)」
「身体に蓄積している潜在的歪み(椎間関節歪み&骨格筋の凝りが固定化された状態等で直ぐには改善出来ない歪み)」が組み合わさっていると思います。

特に脊柱バランスは「神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系の体重支持バランスの調和(部分⇔全体のバランス調和)」です。
完全ではない人体バランスは「部分の歪みが全体バランスとして調和&安定&固定化(蓄積)される現象」が生じており、
その原因が「骨を支持運動させる軟組織の歪んだ凝り状態」と考えられます。この歪んだ軟組織状態が、脊柱連結連動の良不良となり、
その良不良の影響は「脊柱の上⇔下の波及」となりますが「人体全体的な組織改善は、長期的にみると下⇒上の波及」の様に思われ
「頸椎上部&胸椎上部の改善が最終的に残る」様に思われます(構造上の問題点?頸椎
7番は非常に硬い。
その為に軟組織も非常に硬く固定化され易い?これが老化現象改善の難治性?正常範囲の活性力不完全?
ここを組織的に改善出来れば身体全体的に回復力+維持力+向上力が良好になるのでは?)。

1.    歪みの静的姿勢は、脊柱湾曲or肩の位置が左右非対称になる等の「施術中の一時的歪み出現」がありますが、
施術中の意識は脱力状態ですので「この現象は、骨格筋の凝り改善+筋トーヌスバランス変化による形態変化」と思われ、
良好な形態変化には「良好な指向性を持った動き(動的平衡状態)」が必要となります。

「受動的療法(脱力状態で施術圧受容)」

「能動的療法(活動意識で筋収縮運動)」

両者には其々特徴的改善効果がありますが、整体施術は前者となり「骨格筋脱力伸展刺激による弾力性回復+脊柱を中心とした
組織改善+自律神経回復(生理的活動改善活性化)」→「良好な体調+回復力向上+基礎的体力向上+基礎的体格形成」から
「日常生活拡大&心身鍛練となる様々な活動拡大という施術効果」を目標と致します。
中川整体では「左右上下の繰返し施術で神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系のバランス障害の原因を改善」しております。

2.      歪みの動的姿勢は「姿勢反射施術応用中、伏臥位施術⇔起立時の身体動作変化
(一時的歪み動作/無意識に変化する身体の使い方/部分的骨格筋の動き方の変化)」として確認出来ます。

この現象は「人体背面からの視診」として「姿勢反射施術応用の作用」を確認している事になり、次の様に説明出来ると思います。

「施術 脱力状態」(均一に緩んでいない新しい骨格筋系バランスとなります)

「脊 柱 起 立」(神経系が新しいバランスに反応した新しい身体動作発生)

「新しい歪み形成」(脊柱を中心軸とした神経系⇔骨格筋系⇔骨格系バランス)

骨格系の歪みは「軸骨格が中心体」と考えられ、その「中心軸となる脊柱の歪み」は下記3種類に分けられると思います

「①脊柱歪み固定化(自ら動かす事が出来ない歪み)」

「②脊柱一次的歪み(施術中に伸ばす事が出来る歪み)」

「③脊柱一次的歪み(自ら歪みを整える事が出来る歪み)」

――考察:受動的療法⇔能動的療法――

この様に人体は「動的平衡状態⇔形態変化という経過が生涯に渡り継続されます(①⇔②⇔③の形態変化)」ので
「良好な指向性を持った動的平衡状態⇔形態変化が健康維持向上の課題」となります。施術は、この様な人体を基礎に行われますので
「施術の課題は、一時的歪み凝りを改善する事/人体を良好変化へ導く事」。

即ち「変化し易い人体が、施術し易い人体」となります。

この問題は、足の長さの診断で現されます。

この問題は「日常生活疲労による腰部骨盤部骨格筋の凝りによる足の長さの変化が現れ難くなる事(良好変化出来ない)」ですが、
更に「発達による骨格筋の凝り」も生じます。

a       成長期による骨格筋の発達は「未発達時に歪みが目立たなくても骨格筋が増殖増大」するに従い
「身体の硬さも目立つ」様になり「子供達は、発達という形態変化が齎す動的平衡状態の不安定性の中で成長」する事になります
(子供の施術は良好な心身の発達へ)。

b       鍛錬による骨格筋の発達は「運動の場合、最大筋力+瞬発力+持続力の強化発達による生理的活動低下
(皮膚骨格筋の緊張&凝り&血行不良等)」が生じ「骨格筋が硬くなる為に良好変化が行われ難くなる現象/凝り+歪み+関節可動域制限」が発生する様です。

     この問題の一因である「生理的活動低下による疲労回復力低下」は「神経疲労⇔骨格筋疲労」があり
「疲労は神経疲労が先行する」と言われ「潜在的自律神経アンバランスを残さない事」が大切の様です。

     この問題の一因である「発達による潜在的歪み増大」は「運動器系連結連動のアンバランス」があり
「神経系アンバランス+骨格筋組織硬結歪み」が「身体軸である骨格系歪み運動」となる様です。

この「生理的活動低下の運動器系からの改善」は「能動的療法では柔軟体操が基本(骨格筋起始↔停止の長軸方向の伸展拡大刺激)」
「受動的療法では施術圧刺激が基本(骨格筋横軸方向の圧迫伸展刺激)」と考えられ、関節可動域改善は施術でも柔軟性が現れる事もありますが、
やはり骨格筋長軸方向伸展拡大刺激である柔軟体操が中心となります。この柔軟体操が充分に出来ない場合は「運動障害」を生じ易く、
柔軟体操が出来ない場合は「サポーター
or施術or柔軟性を引き出す筋トレ」と考えています。
大切な事は「柔軟体操+体調の良い日常生活動作+基本的運動動作」が抵抗なく出来る状態にする事で
「受動的療法⇔能動的療法が良好な骨格筋組織からの発達」となり「良好な指向性を維持した人体の鍛錬」になると思います。

柔軟性を引き出す筋トレは、強めの筋トレを12回行うと柔軟性が増す現象を利用する事となり、また骨格筋の凝りは、
骨格筋スライドに合わせて骨格筋の凝りが伸びず、そのまま移動する現象もあり、
この場合は凝りに支点&抵抗を掛けて動かすサポーター
or施術圧刺激で改善する必要があります/サポーターの問題点は部分的に
深い圧が掛からない事で深い圧が必要な場合は施術となります。

――考察:柔軟体操の基本は、大腿内転筋――

中川整体では「柔軟体操の基本(骨盤が中心となる上半身⇔下半身の連動)」として「座位開脚上半身前屈
(大腿内転筋伸展+大腿後側筋伸展の柔軟体操)」を推奨しております。この柔軟体操は「下肢⇔骨盤を緩める効果」があり
「上半身前屈(仙骨前傾↣恥骨坐骨後方移動)による大腿内後側筋の伸展抵抗の刺激が生理的活性」と考えられます。
(柔軟性が高い方の場合は、柔軟性があれば良いというのではなく、更に角度を強くして伸展拡大刺激を生じさせる事で生理的活性となると思います
/この柔軟体操で左右骨盤位置が歪む方は骨盤固定力が弱いと考えられます)。

この柔軟体操は、一般的に大腿内転筋伸展抵抗ですが「ハムストリングス改善(大腿後側筋)」も「座位開脚上半身前屈」で
大腿内転筋を緩める事が優先される様に思います。それは「座位閉脚上半身前屈では大腿後側筋が伸びても大腿内転筋は伸びず改善出来ない部位が残る事」
「仙骨前傾/恥骨坐骨後方移動が少ない事」が挙げられます。また人体の歪み方により伸展抵抗部位が異なる場合もある様です。
「座位開脚上半身前屈で大腿後側伸展抵抗がある場合でも施術が進むと大腿内転筋伸展抵抗状態に変化する事」で
「座位開脚上半身前屈では大腿内転筋伸展抵抗が良好状態」と考えました。

a       座位開脚上半身前屈は、一般に小学校入学頃より硬くなる様に思えます。

b       座位開脚上半身前屈(大腿内転筋伸展刺激?)で「五十肩様?肩関節可動域疼痛制限」が
「無痛+可動域拡大」となる事もあります。肩関節可動域検査施術応用&肩関節周囲筋施術等行っても効果が無く、
肩関節も含め全身状態をお聞きする為に起立して頂き(姿勢反射施術応用)施術後感覚の確認で全身状態は改善しているが肩関節に効果は無く、
次に座位開脚上半身前屈を行い、肩関節状態をお聞きした所、肩関節可動域が広がっていた事がありました。
(例えば、野球のバッティングで力んでいる場合、膝の力を抜けと指示すると力が抜けやすいという事と通じる事があるかもしれません)

【神経系】

人  体:神経系⇔器官

中枢神経:脊髄+脳

末梢神経:脳神経+脊髄神経+自律神経

施術ポイント→「神経反射の応用(①姿勢反射②交叉性半側発汗反射⇔上下発汗反射③足の長さの診断)」

施術ポイント→「神経反射の応用(①骨格筋凝り改善が神経系自動調節に新しいバランス情報を提供する)」

施術ポイント→「神経反射の応用(①運動器系の歪み改善を神経系自動調節に委ねる)」

施術ポイント→「神経反射の応用(②左右上下の繰返し施術は自律神経反射+脊柱歪み調節)」

施術ポイント→「神経反射の応用(③左右差のある神経反応を整える↣筋トーヌスバランスの安定?)」

@交叉性半側発汗反射⇔上下発汗反射は、左右上下繰返しの刺激でどの様な反応になるのか?という事も考えられ、
左右上下の繰返しで左右差が解消されると交叉性半側発汗反射⇔上下発汗反射は人体が常時生理的不安定状態にある証明になるかもしれません。

【循環血管系】

施術ポイント→動静脈圧迫法(血流圧迫停止でも心臓拍出量は同じ、流れ難い分、流れなかった部位へ流入)

施術ポイント→動静脈圧迫法(腹大動静脈圧迫法↣腹部罨法で脈診。15秒で脈拍数。1分で不整脈の診断)

施術ポイント→動静脈圧迫法(大腿動静脈圧迫法↣伏臥位両側大腿部同時圧迫。解放時下半身血流変化を感じなければ大腿動脈血流が悪い?)

施術ポイント→動静脈圧迫法(膝下指圧で組織間液減少、起立で動脈血が重力+動脈圧で一気に流入。同時に全身の血行改善)

@上腕部で血圧測定する方法は、一時的に拍動停止するので動静脈圧迫法になっている。左右繰り返して血流改善。

[あとがき]

機能は構造を基に営まれ、構造は機能を基に形成されます。

施術は、この様な健康管理の補助であり「御自分ではなかなか手が届かない部分&行い難い部分」に
「施術のポイント」があり、それが「人体背面の脊柱を中心軸とした神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系/手の届かない所に健康向上のツボ」となる様です。

解剖学からみた施術のコツ

――目次――

人体の構成は、施術の構成要素

人体の区分は、施術の組み立て

骨格系

皮膚

骨格筋系

神経系 

循環血管系

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

――まとめ――

【人体の構成は、施術の構成要素】

・構造改善は、良好な組織へ改善(物質代謝エネルギー代謝活性で基礎体力向上)

・機能改善は、生理的不完全改善(回復力+発達力を維持向上させ日常生活向上)

・代謝改善は、体内利用障害改善(良好な消化吸収分解↣全身循環↣取り込み排泄)

1.      細胞

施術ポイント→親子の施術は施術のヒント(両者の施術内容相違+既往歴等による比較が改善個所発見↣次の施術展開へ)

施術ポイント→多細胞生物(細胞外液循環は血圧が無いのでゆっくり移動↣停滞し易い↣施術圧で毛細管へ圧入↣浮腫改善)

2.      組織

施術ポイント→施術圧の効果「組織の調和による浸透(作用反作用の調和⇔浸透/人体反作用とのバランスが重要)」

施術ポイント→施術圧の効果「組織の調和による浸透(作用反作用の調和⇔浸透/人体中心に考え施術する事が鍵)」

3.      器官

施術ポイント(器 官)→末梢器官が正常に機能しなければ正しい神経伝達も正常に機能しない。

施術ポイント(関 節)→脊柱を中心軸とした体重支持関節改善の基本は姿勢反射。この全身改善が整体施術

4.      系統

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系)

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、個体バランス改善で生理的活性)

5.      個体

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物(人体背部主体の施術+骨盤療法+姿勢反射)

施術ポイント→個人(11人異なる人体&症状。人体&症状は施術中に変化もする)

施術ポイント→人間(全人的医療。患者さんの立場に立った医療。無理しない施術は、合理的施術)

【人体の区分は、施術の組み立て】

境界線⇔境界帯:施術部位は、様々な境界線に囲まれる範囲(その連続が人体)

境界線⇔境界帯:境界線には幅があり、境界帯は微妙な施術範囲(その境界帯を仮定する施術者解釈)

境界線⇔境界帯:例えば、疼痛部位⇔無痛部位。

境界線⇔境界帯:例えば、疼痛部位直接的施術?

境界線⇔境界帯:例えば、境界帯の多少痛い部位施術で疼痛軽減。疼痛範囲を狭めていく間接的施術?

境界線⇔境界帯:例えば、強度疼痛の場合は施術しない?無痛部位から過緊張の皮膚骨格筋を緩める?

1.      上半身⇔下半身

上半身⇔下半身の境界:(一般用語)上着を脱いで上半身裸になるベルトライン。境界は骨盤上縁

上半身⇔下半身の境界:(一般用語)臥位から上半身を起こす動作は股関節屈曲。境界は骨盤下部

2.      左半身⇔右半身

施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(左右の繰返しは自律神経反射療法)」

施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(上下の繰返しは縦軸バランス改善)」

施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(足の長さ改善は神経系⇔縦軸改善)」

3.      胴体⇔頭首手足/体幹⇔体肢/(体格)

施術ポイント→胴体⇔頭首手足の施術繰返しで両者を無理なく改善

胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体

4.      軸骨格⇔付属骨格

施術ポイント→「整体施術の基本は、平面関節を整える事」椎間関節⇔仙腸関節連結連動

【骨格系】

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(術前術後の機能をどこまで改善出来るのか?)」

a       骨盤の問題点&注意点

問題点:仙骨は沈む傾向にある

問題点:小野寺臀部点

注意点:副仙腸関節の形成

注意点:施術による骨盤の歪み

b       施術は、弱くなっている患部に対して行われる為「弱い関節の改善」

施術ポイント→全ての関節の基本的機能は「平面関節のベアリング効果(すべりころがる)」

施術ポイント→全ての関節の基本的運動は「ゆっくり静かに穏やかに微妙な運動から開始」

c        骨格系の改善は「自動調節」

施術は「弱刺激」から開始しますので「骨格系の改善は、神経系⇔骨格筋系の受動運動
(良好な指向性を持った自動調節による良好変化→姿勢反射施術応用)」です。
この良好な指向性を持った姿勢反射により日常生活動作で身体が改善される
QOLとなる様です

【皮膚】

施術ポイント→施術圧作用は、何処を目標とするか?「深度=皮膚↣骨格筋↣骨関節」

施術ポイント→施術圧作用は、一つ一つ順番に考えて「衣服(衣服を触れた時、施術動作を一旦止めるとソフトタッチ)」

施術ポイント→施術圧作用は、一つ一つ順番に考えて「衣服(疼痛が強い場合、衣服↣皮膚表面の間をゆっくり静かに穏やかに)」

【骨格筋系】

施術ポイント→「末梢器官(末梢が正しく機能しなければ中枢機能は正しく機能しない)」

施術ポイント→「末梢器官(良好な末梢器官情報は神経系の良好な判断命令を引き出す)」

施術ポイント→「施術方法(神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系改善が生理的バランス改善)」

施術ポイント→「施術方法(脊柱縦軸の上から下への効果⇔下から上への複合的な効果)」

――考察:受動的療法⇔能動的療法――

――考察:柔軟体操の基本は、大腿内転筋――

【神経系】

施術ポイント→「神経反射の応用(①姿勢反射②交叉性半側発汗反射⇔上下発汗反射③足の長さの診断)」

施術ポイント→「神経反射の応用(①骨格筋凝り改善が神経系自動調節に新しいバランス情報を提供する)」

施術ポイント→「神経反射の応用(①運動器系の歪み改善を神経系自動調節に委ねる)」

施術ポイント→「神経反射の応用(②左右上下の繰返し施術は自律神経反射+脊柱歪み調節)」

施術ポイント→「神経反射の応用(③左右差のある神経反応を整える↣筋トーヌスバランスの安定?)」

@交叉性半側発汗反射⇔上下発汗反射は、左右上下繰返しの刺激でどの様な反応になるのか?という事も考えられ、
左右上下の繰返しで左右差が解消されると交叉性半側発汗反射⇔上下発汗反射は人体が常時生理的不安定状態にある証明になるかもしれません。

【循環血管系】

施術ポイント→動静脈圧迫法(血流圧迫停止でも心臓拍出量は同じ、流れ難い分、流れなかった部位へ流入)

施術ポイント→動静脈圧迫法(腹大動静脈圧迫法↣腹部罨法で脈診。15秒で脈拍数。1分で不整脈の診断)

施術ポイント→動静脈圧迫法(大腿動静脈圧迫法↣伏臥位両側大腿部同時圧迫。解放時下半身血流変化を感じなければ大腿動脈血流が悪い?)

施術ポイント→動静脈圧迫法(膝下指圧で組織間液減少、起立で動脈血が重力+動脈圧で一気に流入。同時に全身の血行改善)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

――本文――

[まえがき]

解剖学は、肉眼的視点&顕微鏡的視点から解釈されますが「整体は肉眼的視点が中心」となります。
そして医学からみた施術のコツは、臨床から問い掛けられる課題を医学書の基本的項目と照らし合わせ
「施術を最小単位である細胞から考え、解剖学⇔施術の関係(人体名称⇔施術のコツ)」を記載してみました。
生理学的内容も多々含まれる為、解剖生理学的と考えて頂ければ幸いです。

【人体の構成は、施術の構成要素】

人体は「良好な細胞↔組織↔器官↔系統↔個体という様々な構成段階別の構造&機能&代謝(物質代謝⇔エネルギー代謝/化学⇔物理)」により成り立っています。

・構造改善は、良好な組織へ改善(物質代謝エネルギー代謝活性で基礎体力向上)

・機能改善は、生理的不完全改善(回復力+発達力を維持向上させ日常生活向上)

・代謝改善は、体内利用障害改善(良好な消化吸収分解↣全身循環↣取り込み排泄)

I.      細胞

細  胞:人体を構成する最小単位。人体の細胞外液中で生存出来る最小単位。細胞内液⇔細胞外液の代謝が行われます

細胞外液:多細胞生物は、細胞外液が発達し心臓血管リンパ管という管内循環⇔細胞間質を流れる管外循環が行われます

細胞間質:細胞同士の接着物質「膠原線維&細網線維&弾性繊維&硬質()軟質(ヒアルロン酸)」「細胞+細胞間質が組織」

施術ポイント→親子の施術は施術のヒント(両者の施術内容相違+既往歴等による比較が改善個所発見↣次の施術展開へ)

施術ポイント→多細胞生物(細胞外液循環は血圧が無いのでゆっくり移動↣停滞し易い↣施術圧で毛細管へ圧入↣浮腫改善)

施術ポイント→多細胞生物(膝下浮腫↣膝下L字構造は歩行機能。改善出来ない場合は足底筋ヒラメ筋への指圧浮腫改善)

施術ポイント→多細胞生物(背中浮腫↣本来は太陽光で温め発汗する?重力+作業で浮腫+凝りの合併は改善すべき病態)

II.    組織

組織:「細胞+成分」細胞分泌物放出+必要成分固定。その違いにより特徴が異なります。

組織:「上皮組織(皮膚等)」「筋組織(骨格筋等)」「神経組織(神経)」「結合組織(&血液等)

組織:「硬組織↔軟組織」@硬組織は骨。軟組織は骨以外全ての組織。骨病変は必ず軟組織に問題有!

組織:「硬組織↔軟組織」@施 術は、軟組織の生理的活性(骨格筋凝り改善は組織改善↣良好状態に戻る弾性力回復)

組織:「硬組織↔軟組織」@施 術は、軟組織の生理的活性(悪い組織は悪い状態に戻る力も強い↣継続施術の必要性)

施術ポイント→施術圧の効果「組織の調和による浸透(作用反作用の調和⇔浸透/人体反作用とのバランスが重要)」

施術ポイント→施術圧の効果「組織の調和による浸透(作用反作用の調和⇔浸透/人体中心に考え施術する事が鍵)」

施術ポイント→施術圧の効果「組織の循環活性(浮腫施術は、指圧。組織間液移動で垂直圧の親指は奥へ移動する)」

施術ポイント→施術圧の効果「組織の循環活性(浮腫施術は、組織間液移動で組織間液の静脈系毛細管圧入となる)」

施術ポイント→施術圧の効果「組織の循環活性(浮腫施術は、組織間液の静脈系毛細管圧入で施術部位は細くなる)」

III.  器官

施術ポイント(器 官)→末梢器官が正常に機能しなければ正しい神経伝達も正常に機能しない。

施術ポイント(深 度)→施術部位の深さは?良好反応を起こさせる施術法選択。しかし実際の施術効果は?

施術ポイント(皮 膚)→真皮層の自律神経&血管は重要。前腕部皮膚伸展法等斜め圧は圧受容器に効果的?

施術ポイント(骨格筋)→自律神経反射⇔姿勢反射。凝り改善で神経伝達を正しく繁栄して人体を良好変化!

施術ポイント(関 節)→姿勢反射の骨格筋系バランス自動調節が良好作用する様に。日常動作も良好変化!

施術ポイント(関 節)→脊柱を中心軸とした体重支持関節改善の基本は姿勢反射。この全身改善が整体施術

IV.   系統

系統:個体の生命活動を支える連結連動

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系)

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、個体バランス改善で生理的活性)

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、全身的改善で体調を良くする事)

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、連結連動の相乗効果で健康向上)

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、連結連動は左右上下の機能改善)

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、相乗効果は過緊張+凝り+バランス+自律神経反射の改善)

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物への施術(整体施術は、相乗効果は自覚症状+他覚症状+生理的不完全状態の改善)

V.     個体

施術ポイント→多細胞生物(細胞外液循環圧力活性/管内循環⇔管外循環の活性化)

施術ポイント→脊椎動物(滑らかな脊椎連結連動改善は体重支持生理的活動活性化)

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物(脊柱直立の神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系)

施術ポイント→脊柱直立二足歩行動物(人体背部主体の施術+骨盤療法+姿勢反射)

施術ポイント→ヒト(座位起立歩行で機能的骨盤だが疲労してしまう脊柱骨盤下肢)

施術ポイント→ヒト(頭脳労働+手作業で目+上半身は疲労。体重支持疲労も波及)

施術ポイント→個人(11人異なる人体&症状。人体&症状は施術中に変化もする)

施術ポイント→人間(全人的医療。患者さんの立場に立った医療。無理しない施術は、合理的施術)

【人体の区分は、施術の組み立て】

境界線⇔境界帯:施術部位は、様々な境界線に囲まれる範囲(その連続が人体)

境界線⇔境界帯:境界線には幅があり、境界帯は微妙な施術範囲(その境界帯を仮定する施術者解釈)

境界線⇔境界帯:例えば、疼痛部位⇔無痛部位。

境界線⇔境界帯:例えば、疼痛部位直接的施術?

境界線⇔境界帯:例えば、境界帯の多少痛い部位施術で疼痛軽減。疼痛範囲を狭めていく間接的施術?

境界線⇔境界帯:例えば、強度疼痛の場合は施術しない?無痛部位から過緊張の皮膚骨格筋を緩める?

人体は、2つに分ける事により様々な解釈が出来る様です。

I.      上半身⇔下半身

上半身⇔下半身の境界:(一般用語)上着を脱いで上半身裸になるベルトライン。境界は骨盤上縁

上半身⇔下半身の境界:(一般用語)臥位から上半身を起こす動作は股関節屈曲。境界は骨盤下部

@その他「上半身上部⇔上半身下部」「上半身下部⇔下半身上部」「下半身上部⇔下半身下部」など

@その他「筋走行から考えた下半身」腸腰筋は胸椎12番腰椎に付着なのでそこから下部を下半身

@その他「筋走行から考えた骨盤部」上記から骨盤療法範囲は腰椎~骨盤部~大腿部としています

II.    左半身⇔右半身

左半身⇔右半身の境界:『脊柱』(中枢神経保護⇔末梢神経網を連結連動。骨格系⇔神経系⇔皮膚骨格筋系)

施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(安定性⇔不安定性の動的平衡状態)」

施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(左半身右半身の比較&左右差改善)」

施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(左右の繰返しは自律神経反射療法)」

施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(上下の繰返しは縦軸バランス改善)」

施術ポイント→施術で意識するのは「脊柱を中心軸とした左右対称性(足の長さ改善は神経系⇔縦軸改善)」

III.  胴体⇔頭首手足/体幹⇔体肢/(体格)

施術ポイント→胴体背面施術は、頭首手足へ弛緩効果波及、その逆もある。胴体⇔頭首手足の施術繰返しで両者を無理なく改善

胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「脊柱平面関節の連動軸は頭手足の回転運動を更に大きくしている物理的中心体」

胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「骨格筋が頭部頸椎+鎖骨肩甲骨上肢+寛骨下肢に付着して胴体は機能的立方体」

胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「胴体の骨格筋は頭蓋骨&顔面骨迄付着。胴体を基準に考えれば頭も運動器末端」

胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「胴体の骨格筋は前腕部&下腿部迄付着。胴体の骨格筋は前腕骨&下腿骨迄付着」

胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「胴体の骨格筋は前腕部&下腿部迄付着。指趾の骨格筋は上肢骨&大腿骨迄付着」

胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「胴体の骨格筋は前腕部&下腿部迄付着。肘は、上腕骨⇔前腕骨の影響を受ける」

胴体⇔頭首手足:(胴体)物理的機能的中心体「胴体の骨格筋は前腕部&下腿部迄付着。膝は、大腿骨⇔下腿骨の影響を受ける」

胴体⇔頭首手足:(手足)物理的機能的中心体「手足は球関節である肩関節&股関節が胴体との境界部だが脊柱連結連動が基本」

胴体⇔頭首手足:(手足)物理的機能的中心体「手足の球関節である肩関節&股関節改善は平面関節連結連動+骨格筋バランス」

体幹 ⇔ 体肢:体幹は頭部+胴体(手足を除く区分)上肢境界は「肩関節(肩甲骨)」下肢境界は「股関節(骨盤)」

体幹 ⇔ 体肢:体幹は頭部+胴体(手足を除く区分)下肢境界腹側は鼠径部。下肢境界背側は臀部を含む説を選択

体幹 ⇔ 体肢:体幹は頭部+胴体(手足を除く区分)頸椎7番&仙骨は非常に硬くヒポクラテスが注目していた骨

体幹 ⇔ 体肢:体幹は頭部+胴体(手足を除く区分)頸椎7番&仙骨は胴体の脊柱両端を構造上強固にしている?

体幹 ⇔ 体肢:体幹は頭部+胴体(手足を除く区分)頸椎7番&仙骨は構造上強固。軟組織も硬くなり易い問題?

体   格  :生理的活動による身体発達は栄養摂取+栄養体内利用+エネルギー代謝利用(施術は利用障害改善)

体   格  :「肩幅&骨盤幅」例えば、肩幅が狭い痩せ型は、気胸を発症し易いタイプが含まれます

体   格  :「肩幅&骨盤幅」例えば、骨盤には狭骨盤があり、安全な妊娠出産を考慮する様です

体   格  :「肩幅&骨盤幅」例えば、骨盤診断上、骨盤が開いているという状態もある様です

――考察――

肩幅が狭い痩せ型は、個性とも言えますが、それには気胸を発症し易い体形等も含まれ
「子供の頃からの生理的活性」の必要性を感じます。一般的には子供だから大丈夫と考える傾向がありますが、
病気とは言えない健康状態の子供も多い様です。人体の生理的活動には「回復力⇔維持力⇔発達力」がありますが、
それには個人差があり「改善出来ない生理的不完全を持ち続けている状態」があります。その改善には
「受動的療法」が基本となり「鍛錬を受け入れ向上する人体の良好な指向性を回復して生理的発達を活性化」致します。

骨盤が開いているという状態は「伏臥位時、床に接する骨盤前面(左右の腸骨稜の上前腸骨棘上部)
」に両手
4本指を引っかけて「両手が開く様になるのか?床面に対して垂直に近くなるのか?」で判断されます。
この開き具合は誰でも直ぐ分り“え
~と”と考える事はなく、骨盤の開き具合に左右差がある場合では
「右より左が開いている事が多い」という意見もありました。骨盤が開いているという状態は、
施術をすれば直ぐに変化する事は無く、継続的施術により或る時骨盤が垂直になる変化が現れます。
その為「骨盤が開いているという状態は無症状でも良い状態ではない」と解釈出来、この様な形態変化は
「身体の良好状態が時間を掛けて自動調節する」様です。

IV.   軸骨格⇔付属骨格

軸骨格 :「頭蓋骨+脊柱+肋骨+胸骨」

軸骨格 :「軸骨格⇔付属骨格の境界は平面関節」(軸骨格は平面関節の集合体)

付属骨格:「上肢骨は、鎖骨+肩甲骨+上腕骨+前腕骨+手根骨+中手骨+指骨」

付属骨格:「下肢骨は、寛骨    +大腿骨+下腿骨+足根骨*中足骨+趾骨」

施術ポイント→「整体施術の基本は、平面関節を整える事」椎間関節⇔仙腸関節連結連動

施術ポイント→「整体施術の基本は、平面関節を整える事」適切な施術による生理的活性

施術ポイント→「整体施術の基本は、平面関節を整える事」回復力&適応力&向上性促進

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」受動的療法は、身体脱力+気持ちもリラックスで回復力向上です

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」受動的療法は、身体過緊張改善+疲労回復+凝り改善+循環改善

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」受動的療法は、自律神経反射施術応用が基本。体幹バランス改善

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(可動域範囲内の僅かな弛緩運動)

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(日常動作が楽になる機能的改善)

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(球関節改善は平面関節+骨格筋)

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(五十肩改善は仰臥位施術が中心)

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(五十肩改善は烏口突起周囲圧迫)

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(五十肩改善は肩掌圧+腕の運動)

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(股関節は日常動作で体重負荷大)

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(股関節痛改善は伏臥位施術中心)

施術ポイント→「平面関節⇔球関節」五十肩&股関節痛は、無痛施術(股関節痛改善は脊柱~骨盤療法)

――思い出話:肩甲骨&烏口突起――

私が開業する前、御世話になっていた整体組織の講習会で、大学教授と会長との間で意見が食い違った一場面がありました。
大学教授は腕の運動には肩甲骨の回転があり中心は肩甲骨中心部という意見に対して会長は烏口突起を中心に動くという意見でした。
その時の私は二人の意見が違っているとしか思えませんでしたが、五十肩施術に肩関節可動域検査応用など工夫している内に
二人の意見は双方正しく論点の違いという事に気が付きました(前提条件が曖昧な状態での食い違い)。
大学教授の意見は「起立状態+肘関節伸展+腕を真上に挙上する為には肩甲骨中心部を軸に肩甲骨が回転を起こす」
という事ではないか?と考えられ、施術者である会長は「仰臥位で肩関節周囲の施術」を行った場合「仰臥位による肩甲骨圧迫固定
(この時肩甲骨は人体↔床の間にあり見えない)」があり、その時目の前にあるのは「胸鎖関節
&肩鎖関節&烏口突起&肩関節」で、
施術上手首を持つ時&腕を動かそうとした時、様々な角度に腕は動かされ「烏口突起周囲の骨格筋付着部に動きを感じる」と考えてみました。

@肩関節可動域検査施術応用は「仰臥位+烏口突起周囲掌圧+無痛範囲内での手首を持ち動かす肩関節受動的運動療法)」

@肩関節可動域検査施術応用は「仰臥位+烏口突起周囲掌圧(無痛範囲内僅かな腕の動きは平面関節である肩鎖関節運動療法)」

【骨格系】

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(術前術後の機能をどこまで改善出来るのか?)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(炎症が起こり易い関節の改善は患部関節負荷を除外)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(軟組織改善は骨格系支持組織。弱った骨格系を改善)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(循環改善+自律神経バランス改善+骨格筋凝り改善)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(辛い症状改善&日常生活動作改善&生活の質の向上)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(脊柱が中心軸の骨格系⇔皮膚骨格筋系⇔神経系改善)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(脊柱長軸方向に並ぶ平面関節の合理的体重支持が鍵)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(脊柱長軸方向に並ぶ平面関節改善は骨格筋系の改善)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(脊柱長軸方向に並ぶ平面関節改善は自律神経系改善)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(脊柱長軸方向に並ぶ平面関節改善は股関節にも効果)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(軸骨格+付属骨格で形成される仙腸関節は骨盤形成)」

施術ポイント→「保存療法&機能的改善(骨盤療法は軸骨格を下から改善して全身的効果波及)」

A)     骨盤の問題点&注意点

問題点:仙骨は沈む傾向にある(改善方法は寛骨を押し下げる/体重圧+筋肉の凝り等で仙骨が寛骨に食い込む)

問題点:小野寺臀部点(改善方法は臀筋の指圧マッサージ/内臓疲労&体重支持疲労&運動疲労等で臀筋は凝る)

注意点:副仙腸関節の形成(老化すると本来の関節以外の関節形成もあり腸骨⇔肋骨12番との関節形成もある)

注意点:施術による骨盤の歪み(施術圧で人体は歪む→施術圧は元に戻る耐久力範囲内→組織弾力性が基礎)

注意点:施術による骨盤の歪み(骨盤のシーソー現象→伏臥位で坐骨を下へ押せば骨盤上部の腰椎は上がる)

B)     施術は、弱くなっている患部に対して行われる為「弱い関節の改善」

施術ポイント→全ての関節の基本的機能は「平面関節のベアリング効果(すべりころがる)」

施術ポイント→全ての関節の基本的運動は「ゆっくり静かに穏やかに微妙な運動から開始」

施術ポイント→(手首から先の改善)骨格系施術第一選択「手根骨」

施術ポイント→(足首から先の改善)骨格系施術第一選択「足根骨」

施術ポイント→手根骨&足根骨の平面関節は、肘先端圧の重量でプレス。平面関節の凹凸を平らにする様に

施術ポイント→椎骨⇔仙腸関節には肘は使用せず他の施術方法。しかし首肩の骨格筋には肘圧を使用します

施術ポイント→肩関節施術第一選択は、仰臥位+烏口突起掌圧+手首を持ち肘関節屈曲で無痛範囲内の受動運動

施術ポイント→股関節施術第一選択は、伏臥位+仙腸関節施術+足首を持ち膝関節屈曲で無痛範囲内の受動運動

施術ポイント→肩関節&股関節の施術は微妙に違う。肩関節は無痛施術後に肩関節可動域検査で無痛可動域拡大

施術ポイント→肩関節&股関節の施術は微妙に違う。股関節は仙腸関節無痛施術。日常動作で運動痛改善を確認

C)     骨格系の改善は「自動調節」

施術は「弱刺激」から開始しますので「骨格系の改善は、神経系⇔骨格筋系の受動運動(良好な指向性を持った
自動調節による良好変化→姿勢反射施術応用)」です。この良好な指向性を持った姿勢反射により日常生活動作で身体が改善される
QOLとなる様です

【皮膚】

施術ポイント→施術圧作用は、何処を目標とするか?「深度=皮膚↣骨格筋↣骨関節」

施術ポイント→施術圧作用は、何処を目標とするか?「深度=圧覚?血管?自律神経?↣骨格筋?↣骨関節?」

施術ポイント→施術圧作用は、何処を目標とするか?「深度=皮膚表面?真皮層?脂肪層?」

施術ポイント→施術圧作用は、一つ一つ順番に考えて「衣服↣皮膚表面↣真皮層↣脂肪層↣骨格筋上層↣中層↣下層↣骨膜」

施術ポイント→施術圧作用は、一つ一つ順番に考えて「衣服(衣服を触れた時、施術動作を一旦止めるとソフトタッチ)」

施術ポイント→施術圧作用は、一つ一つ順番に考えて「衣服(疼痛が強い場合、衣服↣皮膚表面の間をゆっくり静かに穏やかに)」

@「前腕部皮膚伸展法(伏臥位&腕水平位より挙上&掌を床に付け前腕を強めに施術者掌で手首の方へ擦る)」

@「前腕部皮膚伸展法(適応症状は、意識がはっきりしない&目がぼーっとする&字を読む気力が無いなど)」

@「前腕部皮膚伸展法(施術効果は、意識がはっきりする↣圧覚への斜め圧は引き違い作用で効果がある?)」

@「前腕部皮膚伸展法(施術効果は、意識がはっきりする↣痛覚への斜め圧は引き違い作用で効果がある?)」

@「前腕部皮膚伸展法(施術効果は、意識がはっきりする↣圧覚への斜め圧は引き違い作用で少し痛い程度)」

@「前腕部皮膚伸展法(施術効果は、意識がはっきりする↣筋紡錘への斜め圧は引き違い作用で皮膚⇔筋肉)」

@「前腕部皮膚伸展法(施術効果は、静脈逆流圧で動静脈吻合開通?↣皮静脈の無い手の甲部に皮静脈形成)」

@「皮膚伸展型指圧(側臥位で背中の親指斜め圧を滑らす事は、背筋凹凸変化全体像把握+親指角度で様々な施術)」

@「皮膚伸展型指圧(側臥位で背中の親指斜め圧を滑らす事は、浮腫改善、皮膚温上昇、凝り改善、自律神経回復)」

――考察:「接触圧(触覚?)」師匠の指圧&腹部マッサージ――

上記内容は、施術圧力の深度&角度について記載しましたが、師匠の指圧&腹部マッサージは圧力を感じる事は無く「接触」でした。
私の前腕肘近く(腕三里)への指圧は、真綿のタッチング
orティッシュペーパーがフワッと被さる感じで「ずいぶん張っているな」
と言われた約
10秒後にハッカが流れる様にスーッという感じとなりました。腹部マッサージでは「私の腹部マッサージの施術方法は独特なんだ」
という解説後、同様の感覚で行われ、或る部位に掌が止まった後、固い腸内溶物がグググッと動かされ、掌はそれを追う様に角度を変えましたが、
押している感覚はありませんでした。たまたま私の人体がこの様な反応を起こす状態であったのかもしれませんが、
私は足元にも及ばないので「衣服」から理屈で考えてみました。

【骨格筋系】

施術ポイント→「末梢器官(末梢が正しく機能しなければ中枢機能は正しく機能しない)」

施術ポイント→「末梢器官(良好な末梢器官情報は神経系の良好な判断命令を引き出す)」

施術ポイント→「骨格筋系(背筋の連結連動の安定化は良好な脊柱の中心軸を形成する)」

施術ポイント→「骨格筋系(背筋の連結連動の安定化は体重圧⇔体重支持の作用反作用)」

施術ポイント→「骨格筋系(背筋の連結連動の安定化は骨格筋系⇔骨格系との連結連動)」

施術ポイント→「骨格筋系(背筋の連結連動の安定化は運動器系⇔神経系との連結連動)」

施術ポイント→「施術方法(神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系改善が生理的バランス改善)」

施術ポイント→「施術方法(患部の施術を充分に行う一般施術+左右上下の繰返し施術)」

施術ポイント→「施術方法(脊柱縦軸作用反作用改善は上部から改善?下部から改善?)」

施術ポイント→「施術方法(脊柱縦軸の上から下への効果⇔下から上への複合的な効果)」

――考察:――

施術は、行えば行う程身体が真っ直ぐになる訳ではなく、施術により部分部分が様々な緩み方をする為、今迄のバランスが変化し、
新しいバランス状態となる「一時的歪み(静的姿勢の歪み&動的姿勢の歪み/同時に症状部位移動&症状変化もある)」を出現させる様です。
この現象は、あくまで「施術者判断(施術即診断⇔診断即施術)」であり、整ったと考えられる状態でも実際は完全に改善されていない状態と考えられます。
この人体バランスを大別すると
2種類に分けられ「常に安定⇔不安定を繰り返している身体バランスの動的平衡状態(一過性の歪みで直ぐ改善出来る歪み)」
「身体に蓄積している潜在的歪み(椎間関節歪み&骨格筋の凝りが固定化された状態等で直ぐには改善出来ない歪み)」が組み合わさっていると思います。

特に脊柱バランスは「神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系の体重支持バランスの調和(部分⇔全体のバランス調和)」です。
完全ではない人体バランスは「部分の歪みが全体バランスとして調和&安定&固定化(蓄積)される現象」が生じており、
その原因が「骨を支持運動させる軟組織の歪んだ凝り状態」と考えられます。この歪んだ軟組織状態が、脊柱連結連動の良不良となり、
その良不良の影響は「脊柱の上⇔下の波及」となりますが「人体全体的な組織改善は、長期的にみると下⇒上の波及」の様に思われ
「頸椎上部&胸椎上部の改善が最終的に残る」様に思われます(構造上の問題点?頸椎
7番は非常に硬い。その為に軟組織も非常に硬く固定化され易い?
これが老化現象改善の難治性?正常範囲の活性力不完全?ここを組織的に改善出来れば身体全体的に回復力+維持力+向上力が良好になるのでは?)。

1.      歪みの静的姿勢は、脊柱湾曲or肩の位置が左右非対称になる等の「施術中の一時的歪み出現」がありますが、
施術中の意識は脱力状態ですので「この現象は、骨格筋の凝り改善+筋トーヌスバランス変化による形態変化」と思われ、
良好な形態変化には「良好な指向性を持った動き(動的平衡状態)」が必要となります。

「受動的療法(脱力状態で施術圧受容)」

「能動的療法(活動意識で筋収縮運動)」

両者には其々特徴的改善効果がありますが、整体施術は前者となり「骨格筋脱力伸展刺激による弾力性回復+脊柱を中心とした
組織改善+自律神経回復(生理的活動改善活性化)」→「良好な体調+回復力向上+基礎的体力向上+基礎的体格形成」から
「日常生活拡大&心身鍛練となる様々な活動拡大という施術効果」を目標と致します。中川整体では「左右上下の繰返し施術で
神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系のバランス障害の原因を改善」しております。

2.      歪みの動的姿勢は「姿勢反射施術応用中、伏臥位施術⇔起立時の身体動作変化
(一時的歪み動作/無意識に変化する身体の使い方/部分的骨格筋の動き方の変化)」として確認出来ます。

この現象は「人体背面からの視診」として「姿勢反射施術応用の作用」を確認している事になり、次の様に説明出来ると思います。

「施術 脱力状態」(均一に緩んでいない新しい骨格筋系バランスとなります)

「脊 柱 起 立」(神経系が新しいバランスに反応した新しい身体動作発生)

「新しい歪み形成」(脊柱を中心軸とした神経系⇔骨格筋系⇔骨格系バランス)

骨格系の歪みは「軸骨格が中心体」と考えられ、その「中心軸となる脊柱の歪み」は下記3種類に分けられると思います

「①脊柱歪み固定化(自ら動かす事が出来ない歪み)」

「②脊柱一次的歪み(施術中に伸ばす事が出来る歪み)」

「③脊柱一次的歪み(自ら歪みを整える事が出来る歪み)」

――考察:受動的療法⇔能動的療法――

この様に人体は「動的平衡状態⇔形態変化という経過が生涯に渡り継続されます
(①⇔②⇔③の形態変化)」ので「良好な指向性を持った動的平衡状態⇔形態変化が健康維持向上の課題」となります。
施術は、この様な人体を基礎に行われますので「施術の課題は、一時的歪み凝りを改善する事/人体を良好変化へ導く事」。

即ち「変化し易い人体が、施術し易い人体」となります。

この問題は、足の長さの診断で現されます。

この問題は「日常生活疲労による腰部骨盤部骨格筋の凝りによる足の長さの変化が現れ難くなる事(良好変化出来ない)」ですが、
更に「発達による骨格筋の凝り」も生じます。

a       成長期による骨格筋の発達は「未発達時に歪みが目立たなくても骨格筋が増殖増大」するに従い
「身体の硬さも目立つ」様になり「子供達は、発達という形態変化が齎す動的平衡状態の不安定性の中で成長」する事になります(子供の施術は良好な心身の発達へ)。

b       鍛錬による骨格筋の発達は「運動の場合、最大筋力+瞬発力+持続力の強化発達による生理的活動低下
(皮膚骨格筋の緊張&凝り&血行不良等)」が生じ「骨格筋が硬くなる為に良好変化が行われ難くなる現象/凝り+歪み+関節可動域制限」が発生する様です。

     この問題の一因である「生理的活動低下による疲労回復力低下」は「神経疲労⇔骨格筋疲労」があり
「疲労は神経疲労が先行する」と言われ「潜在的自律神経アンバランスを残さない事」が大切の様です。

     この問題の一因である「発達による潜在的歪み増大」は「運動器系連結連動のアンバランス」があり
「神経系アンバランス+骨格筋組織硬結歪み」が「身体軸である骨格系歪み運動」となる様です。

この「生理的活動低下の運動器系からの改善」は「能動的療法では柔軟体操が基本(骨格筋起始↔停止の長軸方向の伸展拡大刺激)」
「受動的療法では施術圧刺激が基本(骨格筋横軸方向の圧迫伸展刺激)」と考えられ、関節可動域改善は施術でも柔軟性が現れる事もありますが、
やはり骨格筋長軸方向伸展拡大刺激である柔軟体操が中心となります。この柔軟体操が充分に出来ない場合は「運動障害」を生じ易く、
柔軟体操が出来ない場合は「サポーター
or施術or柔軟性を引き出す筋トレ」と考えています。
大切な事は「柔軟体操+体調の良い日常生活動作+基本的運動動作」が抵抗なく出来る状態にする事で
「受動的療法⇔能動的療法が良好な骨格筋組織からの発達」となり「良好な指向性を維持した人体の鍛錬」になると思います。

柔軟性を引き出す筋トレは、強めの筋トレを12回行うと柔軟性が増す現象を利用する事となり、
また骨格筋の凝りは、骨格筋スライドに合わせて骨格筋の凝りが伸びず、そのまま移動する現象もあり、
この場合は凝りに支点&抵抗を掛けて動かすサポーター
or施術圧刺激で改善する必要があります/サポーターの
問題点は部分的に深い圧が掛からない事で深い圧が必要な場合は施術となります。

――考察:柔軟体操の基本は、大腿内転筋――

中川整体では「柔軟体操の基本(骨盤が中心となる上半身⇔下半身の連動)」として「座位開脚上半身前屈
(大腿内転筋伸展+大腿後側筋伸展の柔軟体操)」を推奨しております。この柔軟体操は「下肢⇔骨盤を緩める効果」があり
「上半身前屈(仙骨前傾↣恥骨坐骨後方移動)による大腿内後側筋の伸展抵抗の刺激が生理的活性」と考えられます。
(柔軟性が高い方の場合は、柔軟性があれば良いというのではなく、更に角度を強くして伸展拡大刺激を生じさせる事で生理的活性となると思います
/この柔軟体操で左右骨盤位置が歪む方は骨盤固定力が弱いと考えられます)。

この柔軟体操は、一般的に大腿内転筋伸展抵抗ですが「ハムストリングス改善(大腿後側筋)」も「座位開脚上半身前屈」で
大腿内転筋を緩める事が優先される様に思います。それは「座位閉脚上半身前屈では大腿後側筋が伸びても大腿内転筋は伸びず改善出来ない部位が残る事」
「仙骨前傾/恥骨坐骨後方移動が少ない事」が挙げられます。また人体の歪み方により伸展抵抗部位が異なる場合もある様です。
「座位開脚上半身前屈で大腿後側伸展抵抗がある場合でも施術が進むと大腿内転筋伸展抵抗状態に変化する事」で
「座位開脚上半身前屈では大腿内転筋伸展抵抗が良好状態」と考えました。

a       座位開脚上半身前屈は、一般に小学校入学頃より硬くなる様に思えます。

b       座位開脚上半身前屈(大腿内転筋伸展刺激?)で「五十肩様?肩関節可動域疼痛制限」が「無痛+可動域拡大」となる事もあります。
肩関節可動域検査施術応用&肩関節周囲筋施術等行っても効果が無く、肩関節も含め全身状態をお聞きする為に起立して頂き
(姿勢反射施術応用)施術後感覚の確認で全身状態は改善しているが肩関節に効果は無く、次に座位開脚上半身前屈を行い、
肩関節状態をお聞きした所、肩関節可動域が広がっていた事がありました。(例えば、野球のバッティングで力んでいる場合、
膝の力を抜けと指示すると力が抜けやすいという事と通じる事があるかもしれません)

【神経系】

人  体:神経系⇔器官

中枢神経:脊髄+脳

末梢神経:脳神経+脊髄神経+自律神経

施術ポイント→「神経反射の応用(①姿勢反射②交叉性半側発汗反射⇔上下発汗反射③足の長さの診断)」

施術ポイント→「神経反射の応用(①骨格筋凝り改善が神経系自動調節に新しいバランス情報を提供する)」

施術ポイント→「神経反射の応用(①運動器系の歪み改善を神経系自動調節に委ねる)」

施術ポイント→「神経反射の応用(②左右上下の繰返し施術は自律神経反射+脊柱歪み調節)」

施術ポイント→「神経反射の応用(③左右差のある神経反応を整える↣筋トーヌスバランスの安定?)」

@交叉性半側発汗反射⇔上下発汗反射は、左右上下繰返しの刺激でどの様な反応になるのか?という事も考えられ、
左右上下の繰返しで左右差が解消されると交叉性半側発汗反射⇔上下発汗反射は人体が常時生理的不安定状態にある証明になるかもしれません。

【循環血管系】

施術ポイント→動静脈圧迫法(血流圧迫停止でも心臓拍出量は同じ、流れ難い分、流れなかった部位へ流入)

施術ポイント→動静脈圧迫法(腹大動静脈圧迫法↣腹部罨法で脈診。15秒で脈拍数。1分で不整脈の診断)

施術ポイント→動静脈圧迫法(大腿動静脈圧迫法↣伏臥位両側大腿部同時圧迫。解放時下半身血流変化を感じなければ大腿動脈血流が悪い?)

施術ポイント→動静脈圧迫法(膝下指圧で組織間液減少、起立で動脈血が重力+動脈圧で一気に流入。同時に全身の血行改善)

@上腕部で血圧測定する方法は、一時的に拍動停止するので動静脈圧迫法になっている。左右繰り返して血流改善。

[あとがき]

機能は構造を基に営まれ、構造は機能を基に形成されます。

施術は、この様な健康管理の補助であり「御自分ではなかなか手が届かない部分&行い難い部分」に「施術のポイント」があり、
それが「人体背面の脊柱を中心軸とした神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系/手の届かない所に健康向上のツボ」となる様です。

病理学からみた施術のコツ

[まえがき]

理想的健康は「身体的合理性構築」「精神的合理性構築」「社会的合理性構築」の総合統一により「改善力向上力を持った良好な指向性」を持つ事が大切です。
しかし理想的健康を生命誕生から維持する事が難しい人体は、常時様々な環境ストレスに抵抗しながら発達成長する事になり、そこに
「個体差による健康問題(生理⇔病理)」「外部交流による健康問題(自然
&人間&社会)」を考える事になります。
ここでは「個体の病理(心⇔身/一個という概念/ホメオスターシス)」として施術を考えたいと思います。

施術ポイント→【感覚の病理】。『問題は、辛さの理解』。健康への配慮は、自分の健康状態で判断する傾向があり、
諺の“同じ病を持つ医者に診て貰え”は『理解⇔施術』になると思います。

≪目次≫

序 文 

第Ⅰ章 病態の捉え方(先天性&後天性/病因↣内因外因&主因副因。原発症&続発症&合併症/局所性&全身性/急性&亜急性&慢性。
一次性&二次性/感染症&伝染病/疾病経過&症状変化/予後&転機&後遺症。病態&病状&病症&重症度/自覚症状&他覚症状。
直接症状&間接症状&特定症状/小児疾患&老人性疾患&特発性疾患)

第Ⅱ章 病変(退行性病変&進行性病変。循環障害)

序文【病理は、必ず複合的】。

病理を大別すると病因学&病理生理学&病理解剖学&病理組織学&病理生化学&比較病理学等があり、
一つの病態を様々な角度から考える事が出来、人体は様々な「生理的良好状態+生理的不完全状態+表在的病理+潜在的病理の組合せ」により
構成されている事になりますので、健康状態は「生理的共通性⇔生理的個性、病理的共通性⇔病理的個体差」を判断する事が必要となり、
施術を「
11人の生涯を通しての健康⇔病理の移り変わり」として考える事が出来ます。※一つの病態を構成段階別の病理から考えてみると
「細胞の構造的病理⇔機能的病理⇔代謝的病理」+「組織の構造的病理⇔機能的病理⇔代謝的病理」+「器官の構造的病理⇔機能的病理⇔代謝的病理」+
「系統の構造的病理⇔機能的病理⇔代謝的病理」+「個体の構造的病理⇔機能的病理⇔代謝的病理」の総合的判断とも言えます。

施術ポイント→【施術は、必ず複合的】施術は、構成段階別の構造⇔機能⇔代謝の複合的病理である人体に対して行われるので
「施術は、多角的視野を持って行われる理解+複合的施術構成」となり、その施術は「部分的施術の組合せで行われる全身療法」となり、
更に「併用療法」へ繋がる事になります(例えば、按摩+指圧+マッサージ+運動療法、直接的施術+間接的施術、西洋医学等の組合せ)。

第Ⅰ章 病態の捉え方(1)先天性&後天性

※施術は「機能的改善+体質改善」。施術は、先天性後天性要素から生じる身体的精神的社会的活動傾向を良好にする機能的改善。
そして個体の構造⇔機能⇔代謝を「体質」と表現しており、その機能的改善の継続が「体質改善(組織改善)」と考えています。

施術ポイント→【体質的歪み】。

身体の体質的歪みは誰にでもありますが“それが日常生活障害となる様々な病理となるのか?”が問題となります。施術に於いては、
体質的歪み完全改善は難しいが、辛い症状を緩和改善し、施術間隔をあける事が出来る様になり
「日常生活活動+健康体操で疲労回復+良好変化出来る人体」を目標としております。

施術ポイント→【体質&自病】。

「発達力が、改善力」となる様です。特に成長期には「身体的発達時期⇔精神的発達時期」があり、
掌が大きくなった
or踝から先の足骨部が大きくなったor身長が少し伸びたor骨格筋が太くなったor大人になったor逆戻りして幼くなった・・・等、
精神面に於いては両親から離れたりくっ付いたりがあって大人へと成長する様です。
この様な部分的発達は「脊柱を中心軸とした神経系⇔運動器系の左右非対称性のアンバランス(部分的に異なる発達の集合体は、全身的
or心身の不安定)」も
出現させますが「良好な発達力(自然治癒力)により円滑なバランスに整わせながら人体の構造⇔機能は弱い部分の強度を増して総合的発達」となる様です
(↤足の長さの診断施術より判断致しました)。そして「体内適応力↔体外適応力の成長発達」が望まれ「大人達の良好な社会環境作り」
「心身⇔社会の不安定時期を良好な指向性へ導く事」が大切になる様です。その一つの方法が『施術による子供の健康増進』です。
(抗重力合理性を持つ身体構築↣筋力ではなくバランス。筋トレはバランス構築+凝りを蓄積させない筋力アップ+完全な疲労回復!を基礎と考えます。
/施術は、急速な発達を遂げる成長促進期を良好に作用させる為に前段階から生理的促進状態維持!)。※子供の良好体調(生理的活性状態)は
「自主性&社会性が良好となり落ち着いて聞き入れる素直さが生まれ風邪をひき難くなり体力向上
(人体⇔対人関係という良好な相互関係)」が見られる様になります。この成長期の体調は「青年期↣老齢期の基礎」となります(施術による各年代別の生理的安定)。

※成長痛:痛みは“警官信号”。成長痛は主に運動器系が一般的ですが、同時に精神的安定も大切となり「施術は、
心身の段階的発達(身体的バランス⇔精神的バランス)」を良好に致します。子供達の症状も様々&発達も様々、成長痛を訴える子&訴えない子
、直ぐ疲労回復するタイプ&時間を要するタイプ(例、睡眠時間)自覚症状が無くても1人1人特徴
or個性がある様です(子供達の生理的活性)。

第Ⅰ章 病態の捉え方(2)病因(外因⇔内因。主因⇔副因)。/原発症&続発症&合併症。

――語句――「病因(病理的影響)」「主因(人体に最も重要な影響力を持つ主な原因)」「副因(主因を促進させる誘因)」。
分類として「内因(体内)⇔外因(体外)」に二分する事が出来ます。人体への病理的影響となる作用は
「化学的作用(中毒
&アレルギー)」「生物的作用(病原微生物&寄生体)」「物理的作用(重力&機械&温度&音波&電気&気圧&気候&放射線)」があります
(施術は、物理的作用の応用)。

――語句――「原発症(複数の疾患が生じ因果関係があった場合、先に発生した疾患)」「続発症(複数の疾患が生じ因果関係があった場合、
後に発生した疾患)「合併症(因果関係が無い場合)」。

施術ポイント→【主因判断】施術は、いろいろ行っている内に症状改善となる事もあります。
しかし主因に対する直接的施術でしか改善効果が現れない場合、最初の一手目から直接的施術を行う必要がありますので、
この場合、主因を間違えるという事は、最初の一手目から余計な施術を行う事となり「施術効果無効/禁忌施術だった場合、症状悪化」に繋がります。

施術ポイント→【自動調節】。

施術の基本は「緊張緩和(癒し)」。例えば、ギックリ腰の最初の施術は、激痛の為二次的に生じた過緊張緩和を行い、
脊柱中央部迄あった疼痛部位が緩和され腰部に限局されます。また同時に施術は、頭がぼんやりする
orだるいor動きが鈍い等、
活動力低下には「緊張回復(活動的)」になります(施術は、リラックス状態に於ける人体の自動調節/自然治癒力が求める物理的作用)。

施術ポイント→【重力応用】。姿勢反射の特性は「姿勢を維持する事」。問題点は「歪み」(歪みは歪みでバランスをとる/
姿勢反射施術応用は、その逆!/無重力に於ける健康状態は?宇宙医学)。姿勢反射施術応用の発想は「全機性」。
手技療法は必ず部分的、全体的刺激を考えた時「重力⇔姿勢反射」を思いつきました(姿勢反射による運動器系自動調節)。
しかし必ず真っ直ぐになる訳ではありません。姿勢反射は「新しい歪みを出現させる現象」があります(徐々に腰が曲がりながらも歩行出来るのは、
進行する歪みに適応する歪みで姿勢バランス維持している)。姿勢反射施術応用は『臥位施術↣脊柱直立↣臥位施術の繰返し』。
『臥位施術で背筋等を緩め左右バランスを整えます(
100%改善ではないが、良好変化した骨格筋凝り状態)』↣『脊柱直立(新しい神経系緊張発生!)
今迄とは異なった骨格筋バランス情報を元に神経系が新しい緊張を生じます』↣『臥位施術(神経系の新しい歪み緊張より生ずる“
新しい骨格筋緊張+緩まない骨格筋の凝り”を更に施術します。『姿勢反射施術応用の診断は、動的静的診断』
↣起立になる迄
or起立から伏臥位になる迄の「身体全体の動き+部分的骨格筋の動き+起立姿勢で施術部位+施術技術の推測」。
「起立から伏臥位になった時、伏臥位姿勢は変化したか?(脊柱背中は、
真っ直ぐ?湾曲?骨格筋の隆起状態は?何所をどの様に施術する?伏臥位施術で良好変化したか?良好変化しなければ姿勢反射で変化!)」。
『姿勢反射施術応用の自律神経変化⇔血流循環変化』血流変化を施術効果として感じる場合、身体がスーッと軽くなる現象は「平均
3回目で発生致します
(これが3つの施術効果の一つ、爽快感!)」。(足の長さの診断+骨盤療法+姿勢反射の合理性)

施術ポイント→【施術部位】(点⇔面)施術は部分的作用ですが、施術圧部位を点から考えるのではなく、
全体像から施術範囲を狭めていく方法もあり「ツボは点ではなく面/患部↔その部分的全体像↔人体全体像/連結連動、等」
「施術に迷った時の簡易的施術部位限局化(視点を変える/上半身?下半身?/上半身であるならば上半身上部?下部?/上部中部下部?・・・)」
になると思います。また施術部位を限局化すると「患部↔患部周囲(主因部↔副因部)」となり「施術は、その境界線?を考える事」により
「直接的施術↔間接的施術」を考える事になります。例えば、膝。主訴は膝でもその連結連動により「股関節↔膝関節↔足首関節の施術
(骨格系↔骨格筋の連結連動&神経系↔脊柱)」が「膝施術法」となります。しかし「膝施術法という足の施術にも問題点」があり
「足の施術を行うと膝関節屈曲が返って硬くなる現象(正座時、臀部が浮き上がってくる事)」もあります。※『膝関節最大屈曲“正座”』。
正座は股関節↔膝関節↔足首関節という連結連動。正座時、両踵間に臀部が落ちた時の“膝関節僅かな最大外転”。
この「正座時、両踵間に臀部が落ちる↤正座柔軟性回復が“膝施術法最終段階!”」(下半身がだめなら上半身しかない/側臥位脊柱背中施術で膝関節柔軟性が現れます)

施術ポイント→【施術部位】(症状部位が必ずしも施術部位とは限らない!)

施術は、基本的に機能的改善なので「症状部位が主因」と考えられますが、症状部位だけではなく「原発部位判断」も必要となり
「続発症?合併症?放散痛?の可能性」「副因症状増悪で主訴(主因)が入れ替わる事」もあります(症状に対する主因施術⇔副因施術、
直接的施術⇔間接的施術)。原発部位を中心とした考え方では「直接的施術⇔間接的施術どちらから開始する?」という判断もあり
「患部が炎症で直接的施術が行えない
or主訴への直接的施術では改善しない」という事もあります。例えば、ギックリ腰。
「例えば、発症原因が長時間デスクワークで首肩凝りが背中全体
~腰部凝りへ波及しギックリ腰発症(腰部炎症)」+
「ギックリ腰運動痛が脊柱を上行して上半身が更に悪化状態(主訴が腰部に移り上半身凝りを感じなくなっている状態もあります)」+
「その激痛を耐える為に全身過緊張状態」があります。この3つの理由から「間接的施術」を選択致します。そして「施術第一選択として
側臥位上半身上部施術(特に脊柱中央部を軽く押しただけでも激痛発症!等)」を考えますが『施術の基本は疼痛が軽減する楽な姿勢』ですので
「側臥位が出来れば上半身上部施術」「仰臥位しか出来ない場合は膝下施術
or足を曲げて膝頭を腹部に近付けて緩める事が出来るかどうか?
(“適切な施術には必ず楽な体位で効果的な施術がある”と考えているので、余り行いませんが腹部施術による腹筋緊張改善も選択肢の一つとなります)
」またギックリ腰の場合は伏臥位が辛くなりますが、もし出来た場合でも前述3つの理由+安全の為、側臥位から開始しています。しかしこの場合、
もしかすると「ギックリ腰後遺症?(炎症鎮静&施術刺激を加えても発熱しない)」の可能性もある為、調べる事が必要となります
(踵を臀部に近付けて
or腰部を軽く左右に揺すって疼痛発症しないか?腰部臀部マッサージで炎症が起こらないか?手技による骨盤療法で辛くならないか?
臥位↣起立への移行が出来るか?↣出来なければ炎症の可能性有。起立位で運動痛方向は?↣反る事が辛ければ伏臥位施術は禁忌/
反る事が出来れば腰部骨盤療法は
OK?確認重要!↣OKならば改善は速い!but様子をみながら徐々に)。この様にギックリ腰施術展開は
「間接的施術(緊張緩和+炎症緩和)」→「直接的施術+脊柱全体的連結連動含む全身療法
(首肩の凝り&腰部骨盤部の凝りという原発部位施術↣脊椎動物ヒトの構造的機能的施術)」となり、
このギックリ腰後遺症施術最終段階として複数の起立位腰部運動痛方向が複数あった場合でも一方向ずつ解消され柔軟性が現れます。

※“無症状部位が抜群の施術効果!”「ギックリ腰の上半身上部施術」その境界線は「胸椎7番を軽く押し
“疼痛が無くなる部位がどの椎骨部位か?”激痛部位↔疼痛無部位」疼痛無部位が施術限界線、
その上部である首肩脊柱背中を施術致します(指圧+皮膚伸展型指圧+按摩マッサージ等、身体を動かさない様に行います)
」首肩凝りがあるかもしれませんが、この疼痛無症状部位への施術が、脊柱激痛部位を下行させ激痛部位を腰部骨盤部位へ限局化させていきます。
脊柱が動かせる様になると今迄出来なかった体位が出来る様になり、新しい施術展開となります。

※“無症状部位が抜群の施術効果!”「前腕部背側皮膚伸展法」

どの様な施術を行っても“明確なスッキリ感が現れない&意識もはっきりしない&大きな文字は読めるが細かな文字を読む気力が無い等”の
「不定愁訴の中の特定症状に効果を現わす前腕部皮膚伸展法)」。

※“新たなスタートライン!”。この様にギックリ腰に限らず、継続的施術により「改善し易い部位から改善」され、
最後に残った部位
or症状が「本来の主因(自病、現時点で改善し難い患部or症状)」となり、この「最後に残

※施術効果は、“抜群の効果である事!”。「施術部位も施術技術もピッタリ良好な施術感覚!」そして「施術感覚の一致」により効率良く改善します。
例えば爽快感を狙った施術で患者さんはスーッと軽くなったと話してくれるか?話して頂けなければ何故?
様々な施術に対する問診の積み重ねにより理解が深まり同じ意見を持てる様に致します。これが判断出来れば最終段階で施術感覚が
一致しているか?の確認で判断する事も出来ます↣
but状態が変化し今迄の施術効果とは違った場合、施術のやり直しとなるので遅れない様に!
「施術感覚の一致」は施術効果の確認作業なので施術技術特性を知る事になりますが「施術技術は、人体&症状との適合ですので
“筋肉の凝りといっても十人十色”」そこが難しい所と思われ“施術は臨床から学べ(患者さんから学べ)”と言われる所と思います。

第Ⅰ章 病態の捉え方(3)局所性&全身性

施術ポイント→【病理は、全機性】

『病理は複合的(様々な部分的病理の集合体)』。人体の健康状態は「良好な関連性⇔悪い関連性の力関係」と言え、
「成長期↣老齢期」という経過の中で「その力関係をどの様に良好な指向性へ導くか?」が課題となり「施術は、
11人異なる生理⇔病理」を考えます。

施術ポイント→【病理の比率比較】。

比率:施術は、良い部分を増やし、悪い部分を少なく致し“良好な部分的生理的機能の全身作用”を増やす事ですが、
課題として残るのは「自病」。自病は、自然治癒力の弱い部分なので、自病以外から改善向上が始まるという施術的経過があり、
それは「生理⇔病理の共存(
QOL生活の質の向上)」として考えていく必要があり、施術は良好体調による健康回復維持増進として11人の日常生活を補助致します。

比較:施術には、1人1人異なる改善目的があります。施術は、一見して同じ様に見えますが
「一つの施術技術でも施術者が何を改善目的として選択したか?」により「施術効果↔施術経過」が異なりますので、
この施術経過に於いて「施術者に明確な施術手ごたえが無い(“これだ”という判断が下せない場合)」があり、
その解決には「今迄の様々な患者さんとの会話&施術に対する効果の現れ方等、施術経験を比較検討する事により施術選択のヒント
(経験が浅い場合は問診確認の繰返しが主体)」になる様です。それが効果的だった場合『施術技術の長所判明
(今迄分らなかった施術技術の特性発見)』となり、その施術を同一症状に試みてみる
or全員に試みてみる等により理解が深まり
「一般的施術(全員に対して比較的効果が現れ易い)」「対症的施術(特定症状にだけ効果を現わす)」の種類別が出来る様になると思います。

第Ⅰ章 病態の捉え方(4)急性&亜急性&慢性。一次性&二次性。

――語句――

急性は急激発症&速い進行。慢性は緩徐&長期間の経過。亜急性は急性と慢性の中間型。一次性は第一回目&原発。二次性は第二回目&原発に続く状態。

施術ポイント→【119番通報】。119番通報の条件は、心肺停止&意識障害&大量出血&激しい症状&病状急速進行&ショック状態
(一つでもあれば即
119番)。ショック状態は、虚脱状態。循環不全で顔色が悪く脈が弱く冷や汗&一旦状態が安定した様に見えても
次の二次的ショック状態へ入るプレショック状態の可能性もあり死を招いてしまいます。

施術ポイント→【119番通報】。施術で遭遇する119番通報は、劇症or複数の強い症状で動けないor症状悪化の可能性or施術中症状進行が止まらない。
特にギックリ腰の場合、一つ出来る体位があれば、その姿勢から症状改善を試みますが、激痛の為静止出来る体位が無ければ
119番通報or直ぐに救急病院へ
(予め病院へ連絡を入れ指示を仰ぐと良い)」。又、高齢者
or小児or医療処置が施されている場合は早い段階で通報する必要があり
”普段とは違う”という判断も重要です(特に幼児の母親
or高齢者看護者等)。

第Ⅰ章 病態の捉え方(5)感染症&伝染病

――語句――感染症は、病原体が体外から侵入して病気を起こす事。伝染病は、周囲に広まる事。

施術ポイント→【施術禁忌】。感染症&伝染病は施術禁忌。「発熱」は感染症&伝染病の特徴。

施術ポイント→【診断入口】。医師以外に病名を決定する事は出来ませんが、施術者も様々な疾患の可能性を推測する事で
「施術禁忌&人体解釈」を考える事が出来ます。その疾患の可能性の判断が、疾患名ではなく、~~系統の疾患可能性とみて
「診断入口」にしても良いと思います。↣「感染症&自己免疫性疾患」(発熱。発熱があれば一番最初に感染症を考え、
薬物治療上正反対の自己免疫疾患を同時に考えています↣自己免疫作用抑制剤投与は感染症増悪)。「循環器系疾患&呼吸器系疾患&消化器系疾患」
(心臓肺は上半身上部肋骨内にあり、呼吸器と発生学的に同じである消化器系の食道もあり、
咳症状は呼吸器系が主体だが咳を発生させる神経緊張があれば生ずるので全ての疾患が対象となります↣空咳は心臓付近の鬱血
or食道炎刺激等)。
泌尿器系疾患。内分泌系疾患。精神身体疾患。中毒疾患
&蓄積疾患&代謝疾患(毒物による中毒症状もありますが、
暴飲暴食等生活習慣病では不要物質蓄積による組織劣化↣老化現象促進↣脊柱周囲組織蓄積劣化)。アレルギー性疾患。膠原病。
栄養欠乏疾患(過剰症)。血液疾患。神経系疾患
&運動器疾患。病理的には腫瘍性&炎症性&先天性後天性等。

第Ⅰ章 病態の捉え方(6)疾病経過&症状変化。

――語句――疾病経過:疾病経過「潜伏期↔前駆期↔侵襲期↔極期↔消退期↔回復期」は、熱性伝染病に特徴的に現れ、
各時期に於いて症状は変化します。それは施術中の変化&施術経過にも言えます。

施術ポイント→【施術上の経過】。疾病経過を施術経過に置き換えて考えてみました。

「潜伏期(無症状/生理的不完全状態)」「潜伏期⇔前駆期⇔極襲期⇔極期(生理的不完全↔症状変化)」
「消退期⇒回復期⇒健康向上(症状消退↔症状出現前の健康状態へ↔再発の注意)」。施術は、患者さんの健康状態の把握が大切で
「施術後の状態(予後判定)」となり、注意点は「元からあった症状で落ち着く」事で「健康状態としての既往歴(施術前の問診)」で推移する事になります。
症状がある時期の施術は「症状改善の施術(一般療法+対症療法)」となりますが、症状改善時期には
「再発防止+健康増進を目的とした施術(一般療法主体)」となります。※人体共通の施術&一般療法の違い
:一般療法には「人体共通の施術&施術者が組み立てた通常行う施術」の意味が含まれています。「前者は、人体共通の生理解剖に基いた施術」
「後者は、臨床経験により一般的に症状改善され易いと考えられる統計上の施術」。例えば、膝下ふくらはぎ上部=腓腹筋施術。
腓腹筋指圧は痛みが伴う事が多い為マッサージが一般的施術と思いますが、凝りという自覚症状が改善されない場合は指圧、更に強圧で改善される事もある様です(対症療法)。

第Ⅰ章 病態の捉え方(7)予後&転機&後遺症。病態&病状&病症&重症度&重体。

――語句――予後&転機&後遺症:予後は、疾病の経過&結末を予測する事で「生命予後&回復予後&機能予後&治癒予後&経過予後」
「予後良好
&予後不良&擬予後(良否不明)」があります。転機は、疾病が安定した後の状態で「全治&不治&死」がありますが、
不治という判断は医療等の発展により範囲を狭めており、死は心臓死&脳死判定&死後変化により判断されています。後遺症は、主症状改善後に残る機能障害。

――語句――病態は病気の状態。病状は病気経過状態。病症は病気の性質。重症度は症状程度で軽症&中等症&重症。重体は容態が重く生命の危険性を意味します。

施術上に於いては、病院検査が正常でも「施術でなかなか緩まない凝り症は、施術的重症」となり、自覚症状が無くても足の長さの診断上
“自律神経バランス⇔身体バランスの歪みが複雑&なかなか安定しない”という事もあります。

施術ポイント→【施術は、機能的改善】。例えば、捻挫骨折等の後遺症改善は、間接的施術が主体&患部直接的施術はリラックスして受けられる受容範囲内。
また手術前後の施術は、体調安定&生理的活性から回復予後&治癒予後&経過予後&機能的予後を良好に致します。※許容範囲内には受容範囲内&耐久範囲内があり、
後者は我慢して受けられる限界。

施術ポイント→【施術は、受動的改善】。

リラックス状態による施術。体調が悪いと様々な施術を受け入れられなくなりますが、体調回復と共に様々な施術を受け入れられる様になり
&施術もしっかりと行う事が出来る様になります。それは「施術圧という受動的圧力に対する受容拡大+耐久力向上」。施術効果として
「疲労回復↔活動力回復/症状改善↔辛い意識の改善/機能的向上↔日常生活拡大」となり「様々な刺激を健康向上+機能向上に利用出来る良好な感受性耐久性」へ繋がります。

施術ポイント→【施術の基本は“癒し”】。

自覚症状という意識緊張は、活動という緊張により更に高められ、活動力の低下した心身は更に疲労し易くなります。

辛い意識の改善は「無感覚の生理的不完全改善も含め、そのスッキリ感が心身のリラックスに繋がり、楽な心身or軽快な活動」となります。

癒し施術の課題は「保温+自律神経活性+循環活性」保温環境で行われる施術は、脊柱深部体温低下を含め、
体温産生回復+循環による体温均一化効果回復(バイタルサイン回復=バイタルサインは、体温+呼吸数+脈拍数+血圧+意識/良好な施術効果による
患者さんの笑顔は、生命感情?↣自律神経系支配の感情)

癒し施術の刺激は「包み込む様に静かにゆっくりと柔らかく弱刺激で行う事」(楽になるスッキリ感という
施術感覚が心身の安定感に繋がります/“無痛刺激↔痛気持ち良い”の上手な使い分け)。

※弱刺激で行われる施術時間は「長めに行う事」が必要です。それは「ゆっくり有効閾値に達してからの施術時間=良好状態回復+活性時間」
“御高齢者の施術は体力が弱い為に少なめに”が一般的解釈ですが、体力があれば柔らかい施術の持続時間が必要となります。

※寝ている時間の長い高齢者の癒し施術第一選択は「足底部指圧」。膝下の皮膚骨格筋は弱くなる事がある為「足底部指圧」が中心となる様です
(幼児も同様で足底は比較的強い)。しかし「施術者が考える施術時間↔患者さんの施術許容時間に違いがある事」は重要点で、施術有効と判断しても
「“患者さんの施術受容範囲↔施術耐久範囲の境界線”は明確に判断出来ないのが施術者」という事を意識して行う必要があります(安全管理↔危機管理)。

施術ポイント→【施術に対する許容範囲】。

『施術の基本は、回復基本条件&施術出発点となる“安静”』

『施術の基本は、リラックス状態に於ける施術圧の“浸透”』

『施術の基本は、受容範囲⇔耐久範囲の使い分けが“重要”』

    施術禁忌。刺激禁忌では安静+薬物療法が適切となり、医師の診断&治療が必要となります。圧力刺激禁忌では保冷or磁気等、
他の刺激種類が適切な場合もあります。

    弱刺激タイプの部分的弱刺激。部分的禁忌部位。特に脊柱にある体調悪化部位。患者さんが指定する場合もありますが、
無い場合もあり“施術で改善するという意識から入ってはいけない”

    弱刺激タイプの部分的強刺激。例、虚弱体質でも部分的に強刺激が必要な事もあります。しかし耐久力が無い為、
強刺激が出来ず弱刺激となり症状改善が出来ず症状を残さなければいけない場合もあり、継続的施術により強く押せる様になる様です。
その人体変化は、施術者も気が付いたら前回より施術圧が僅かに強めになっている等、患者さんも自然と受け入れている経過となる様です
(弱刺激タイプの部分的弱刺激では施術に対する問診を良く行う為、患者さんの警戒心が言葉として少なくなってくる様です)。
しかし施術角度の僅かな違い等により非常に過敏になる事も注意点です↣特に腰部指圧」

    強刺激タイプの部分的弱刺激。例、骨格筋を鍛え抜いたアスリートのスポーツ障害。リラックス状態で受け入れられる受容範囲内が基本。
壊れている部分なので感受耐久性の問題があり『施術の基本である弱刺激から始めます』
    強刺激タイプの部分的強刺激。
例、骨格筋を鍛え抜いたアスリートのスポーツ障害。耐久力範囲内の施術が必要な事もあります。痛気持ち良いのか?只痛いだけ
or
痛すぎるのか?弱いと効果がありませんが、有害刺激との区別が必要です。特に野球のピッチャーは指先の力=指屈曲力を酷使しています。
施術方法は、前腕掌側。施術者掌を使用した面積の広い強圧で皮膚↔骨格筋の引き違いで表層からの改善を主体とした皮膚伸展。
また小指側外側
or手根骨部等、施術圧に歪まない部分を利用した深度深い皮膚伸展(えぐる様に骨格筋を把握してそのままゆっくり滑らしていく)。
肘膝の骨部分を使用した硬い刺激で貫通力のある強圧等、種類&使用方法を考えます。

大きく分けて考えてみましたが、人体の変化は様々ですので「施術刺激有効閾値の変化(弱刺激へ?強刺激へ?)」「僅かな施術角度の違いは、
捉えている組織面感受性耐久性の違い」に注意が必要で「刺激休止期を置くと反応低下が元に戻る現象はどうだろうか?」「側臥位施術を二回行う事。
特に弱刺激を必要とする場合の方法で、一回で行うより弱刺激繰り返しで行える事が出来、揉み返し等、疼痛悪化を防止となります。
一回目は
60%~70%の刺激量でどの程度改善するか?二回目は30%~40%以下で様子をみます。100%という限界は狙わない)」等を考えてみても良いと思います。

施術ポイント→【施術の注意点は、転機】。

『施術の転機は、症状変化(自覚症状&他覚的症状)』

施術は、回復しない生理的不完全状態を含め「機能的改善」を主体に行われますが「小さな変化を直ぐ診断出来るかどうか?」が課題となり
『“一番効果のある施術選択の連続”』でなければ「効果的な施術とは言えず」それは「自覚症状変化+他覚症状変化と同時に行われる事が効率の良い施術」となります。

※一番効果のある施術選択:「施術は良い方を選択致します」それは「2種類の施術を行い良い方を選択する“施術二者択一”」にも象徴される様に
「施術は、二番目ではいけない施術者意識&施術効果」となり「患者さんとの問診積み重ねは“施術感覚の一致”(推測+確認+訂正)」が
「自覚症状変化に対する的確な施術選択」となり「人体変化⇔施術変化(施術は、転機に適応する事)」になります。

※施術技術選択の単純化:その転機により変化するのが「施術部位+施術技術」。施術部位選択は、患者さんの主訴に従う事が主体となりますが、
それに対する施術技術選択は推測の積み重ねにより人体理解を深め“患者さんに適した施術技術の推測が出来る”様になります(選択範囲縮小単純化)。

※“施術感覚の一致”の段階的変化:人体が良くなってくると「患者さんの自覚症状も良好変化する為“人体変化⇔施術変化”
(施術感覚が一致しない)」となり「施術者は、施術感覚を訂正していく事」になります。例、視診的には脊柱~腰部骨盤~下半身像は良好変化しているが、
何度施術しても凝りがなかなか良くならない↣施術者意識は“あまり変わらないだろうな”↣しかし少し軽くなった(凝り部分の症状変化が先行?
施術が悪いとも言えますが)等、人体反応の段階的変化と共に“施術感覚の一致も段階的に訂正”される事になります。同様に良好変化が逆行した場合
(施術効果反応が悪くなった場合)は、その原因を考える事になります(人体?様々なストレス?施術適応のミス?)。

※“施術感覚の一致”は“ピッタリ感のある施術”:「ツボにピッタリ的確に当たっている場合⇔当たっていない場合」この両者の判断も含め
「位置感覚を患者さんの御意見により誘導して頂きます」。また「施術は、一つの施術技術の集合体」一つの施術技術を行う度に毎回、
状態をお聞きする事が確実ですが、それでは煩がられ、リラックス状態
orゆっくり睡眠の中で施術を受けて頂く事にはなりません
(施術の基本から外れてしまう)」『この両者をどの様に両立するか?(問診↔睡眠)』が臨床の難しい所と思われます。

(初診は、問診優先。初診は、人体の感受性耐久性が分らない為、一つの施術毎に状態を良くお聞きする事が望ましいと思います)

(問診は、問題把握。施術効果の“有効↣無効”。患者さんの話し難い事を積極的に施術者が話す様にしています↣例、何所に辛さが残っていますか?等)

※上記は自覚症状中心に記載致しましたが、中川整体で行う”足の長さの診断もピタリ感!”。それは視診+触診による施術中の人体変化で良好変化により出現致します
(診断即施術⇔施術即診断)。

第Ⅰ章 病態の捉え方(8)自覚症状&他覚症状/直接症状&間接症状&特定症状

――語句――自覚症状は、本人が感じる症状。他覚症状は、他人が分かる症状。

施術ポイント→【自覚症状改善+他覚症状改善の組み立て】。中川整体の症状改善は「施術部位+施術技術の選択(症状に対する直接的施術)」
「他覚症状改善は足の長さの診断(視診+触診/抗重力バランス⇔自律神経バランス改善は症状に対する間接的施術)」としています。
※施術部位選択+施術技術の選択は、症状部位への按摩指圧マッサージを効率良く出来る体位選択。更に施術技術の物理的選択は、
面積↔圧力の関係(指掌等)&施術要素は圧力の強度
&硬度&角度&深度&速度の組合せ等。『施術者は、現状判断から
“何を第一選択として技術的全体像を組み立てるか?”』(患者さんの病態⇔感受性耐久性
or施術の危機管理⇔安全管理↣安全安心な効果的施術。
例、弱刺激タイプで疼痛部位は更に注意が必要なので、ゆっくり+柔らかな+弱刺激で表層から様子をみます。しかし皮膚表面は摩擦で疼痛が生じ易い状態だった場合、
垂直圧の指圧
or揉んだり摘んだりの按摩法で施術開始&疼痛部位範囲確認)。

――術前&術中&術後――

施術前の自覚改善:特に初診。問診の段階で患者さんのお話される症状から技術選択+施術展開の推測を行います(禁忌施術判断。
例えば“体調が悪くなる施術
or嫌いな施術はありますか?施術中もその場での発見もある為、様子をお聞きしながら行います)。

施術中の自覚改善:患者さんが求める施術の実現。感受性耐久性に適する効果的施術(推測が正しいかどうか?我慢されている場合もあるので要注意。
迷った時は下記方法)

施術中の自覚改善:二者択一法。2つの施術を行い、どちらが良いか?患者さんに選択をして頂きます(施術による判断は推測。この施術で患者さんはどの様な事をお考えになったか?感想は様々。お聞きする事でピッタリ感が具体化します。)。

施術中の他覚改善:足の長さの診断による施術。(私にとって最も重要な診断。ここから全てが始まっています)。

施術中の他覚改善:足の長さの診断による施術。(診断方法&足の長さの原則があり、原則に従い、施術は左右上下の繰返し)。

施術中の他覚改善:足の長さの診断による施術。(診断は視診だけではなく触診重要↣持った時の重量+足を動かした時の抵抗+膝下の太さは施術中に変化致します。
それは下半身が軽くなっている事を意味しており、患者さんと施術感覚が一致しているかどうか?施術途中でどの程度軽くなったか?確認し、
下半身に限らず、主訴緩和&全身的爽快感の段階的変化を確認致します)。

施術後の施術改善:施術前中後の段階的診断変化⇔患者さんの最終的満足度との経過比較。良好でなければ問題点を推測(異なる施術技術選択?
同一施術を再度?角度等変えてみる?時間内で終了できるか?)。

――語句――直接症状は、病変部の症状。間接症状は、病変部から離れた症状。指定症状は、疾病を特定出来る症状。

施術ポイント→【①直接的施術②間接的施術③特定症状に対する施術】。

良好反応へ導く為の施術部位が「①病変部にある②離れた部位にある」「③施術技術を指定出来る症状」という解釈です。①直接的施術は、
病変部への施術圧(陽圧↔陰圧の繰返し)。

この物理作用は「組織反発力(耐久力が基礎となる良好変化。施術圧という歪みに対する組織弾性の元に戻る力)」「患部組織血流改善
(特に脊柱部周辺の凝り緊張改善+活性化。同時に行われる蓄積物質の圧力排出↔栄養物質流入+血流活性↔組織再生は良好な神経伝達へ)」。
生理的には「皮膚感覚
or深部感覚からの自律神経系活性」と考えられ、問題点は「施術圧は歪みである事!」(注意点は、炎症悪化、
虚症タイプには過剰刺激↣特に脊柱には体調不良となる施術禁忌部位があり、脊柱直立体重圧支持による疲労&体調不良に繋がると思います)。

②間接的施術は、病変部を避けた施術で、主訴改善+全身反応を考えます。それは「神経系の連結連動の波及効果(例、
腰部施術で頭が痛くなった
or頭が楽になった等/全機性という人体機能がどの様に作用するか?)」

③特定症状に対する施術(対症的施術)は、特定症状に対して抜群の効果がある施術。一つ一つの施術技術には「特性」があり
「施術は、症状に対する一致」それは「症状が施術技術を指定している」とも言え「代表的施術が前腕部皮膚伸展法(不定症状の中の或る特定症状で、
例えば意識がボーっとする
&細かな文字を読む気力が無く大きな文字で箇条書き程度なら読める/施術刺激は、ちょっと痛い位の皮膚↔骨格筋引き違い」
施術効果は「一般的にはただ擦られているだけという感覚だが、或る特定症状に対しては“ものすごく気持ちが良い”」。

第Ⅰ章 病態の捉え方(9)小児性疾患&老人性疾患&特発性疾患

小児性疾患&老人性疾患&特発性疾患:→「小児性疾患(風疹&麻疹&流行性耳下腺炎)」「老人性疾患(動脈硬化&高血圧症)」「特発性疾患=本態性は、原因不明」。

施術ポイント→【施術は、年代的病理+個別的病理の改善】。

常時変化する+加齢と共に変化する「各構成段階別の人体の構造⇔機能⇔代謝」に対する施術上の課題を構成段階別に考えてみると

「細胞の病理(多細胞生物の病理。細胞内液⇔細胞外液)」

「組織の病理(老廃物質蓄積による組織劣化&老化現象)」

「器官の病理(特に軸骨格に連動連結する骨格筋の凝り)」

「系統の病理(例えば自律神経系⇔皮膚骨格筋⇔骨格系)」

「個体の病理(1人1人異なる個別的病理。個性⇔病理)」

人体は、生命誕生↣胎児期↣出生↣幼少時期↣学童期↔成人期↣壮年期↣高齢者という経過の中で”心身の健康という良好な指向性を維持し続ける事”が大切になり、

それが「健康定義の条件である社会的健康状態(良好な意識交流↔構築)」に繋がります。

施術ポイント→【施術は、お子様から御高齢者まで】。その適応は弱刺激(施術効果が現れる有効刺激範囲内である事が大切)。『施術は、安全性+施術効果の両立』。

施術ポイント→【施術は、男女という外見で判断はしない事!(先入観は禁物)】。『外後頭隆起への指圧について
(伏臥位で行う後頭部指圧)』一般的施術強度は、女性より男性の方が刺激は強い様ですが、外後頭隆起への最強指圧はやや痩せ型の
40歳代~50歳位の女性でした。
ここで言う最強圧とは、人体⇔施術圧という作用反作用の調和による浸透という指圧を
100%としたならば120%。指の軟らかい部分ではなく
指先の骨の硬い部分で行う指圧を全力、畳針で貫く感じ。その患者さん達が何歳頃からその様な状態だったのか?は不明ですが、小児期
or老年期にはあり得ない事で、
内分泌系+年齢の関係があるのでは?と考えています。男性ではこの様な施術を行う事はなく、必ず調和による浸透でしたが、男性のその様な患者さんに出会わなかった為、
とも言えます。

第Ⅱ章 病変(退行性病変&進行性病変)

退行性病変は、細胞組織の物質代謝障害で「変性&委縮&壊死」があります。①変性は性質が変わる事
(形態学的変化/生理的には存在しない物質出現
or異所出現&生理的物質多量&蓄積異常等)。
②委縮は発育した細胞組織器官の容積減少(問題となるのは特有機能を営む実質細胞)。
③壊死は細胞組織の局所的死(凝固壊死/急激死滅現象
&緩慢死滅現象、後者は類壊死or死生と呼ばれ、
その過程で様々な変性がみられる/原因の一つは細胞膜等の選択的透過性崩壊で特殊環境を守り外界と交流する機能が失われる。
例えば、コロイド浸透圧崩壊は、細胞内液流出等、細胞内環境を維持出来ない。壊疽
&融解壊死&凝固壊死があり、
死体現象には死冷
&死斑&死剛=死後強直がある)。進行性病変(活動性病変)は、刺激に対する細胞組織の増殖機能亢進(再生&肥大&増生&化生)。
①再生は欠損部補充で完全再生
&不完全再生に分類される。②肥大は器官に著しい変化を来さず容積増大し機能亢進する事が多い。
③増生(過形成)は数的増加で、生理的病的に機能亢進が求められる場合に起こり、適応
&再生&炎症で認められる。④化生は細胞組織が他種に変化する事で、
例えば上皮組織化生
&結合組織化性があるが、上皮組織が結合組織へ変化する事は無い。

※上記の退行性病変&進行性病変に加え「未発達性病理(心⇔身)」もあり、幼少時からの生理的活性も施術上の課題となります。
それは「神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系の病理」として「骨格系の病理↣重力+体重による圧縮という歪み/脊柱病理(湾曲&連結連動の悪循環)圧縮作用を受ける関節病理(椎間関節
or仙腸関節等)/硬組織⇔軟組織の病理)」「神経系⇔皮膚骨格筋系の病理(緊張↔弛緩というバランス&安定性/自律神経系↔皮膚筋緊張↔筋肉の凝り)」
「皮膚↔骨格筋組織の病理(硬化硬結拘縮↣硬化硬結は軟らかい組織が硬くなる事で、骨格筋の場合は凝りとして表現され
電子顕微鏡レベルでの収縮膨大の動きが元に戻らなくなる現象ではないか?と考えられ、椎間関節&仙腸関節等の平面関節を含めて
脊柱連結連動&軸骨格連結連動&様々な関節可動域を制限致します。拘縮は関節の一定肢位固定&一定方向運動制限を言い、
原因の所在により皮膚性&筋性&神経性&腱性
=筋膜性に分類され、関節組織自体が原因した状態を関節性拘縮=強直と言います)」。
また「物質代謝障害エネルギー代謝障害(体内利用障害⇔体外供給状態)」は「細胞組織の活動(新陳代謝という
良好成分吸収活用排泄↔様々な刺激による良好反応向上性)」に大きな影響を与え「液性調節(ホルモン)↔神経性調節(中枢神経系↔自律神経系)を
主体とするホメオスターシスの障害(様々な生理的不完全状態)」等、様々な問題解決は「施術上の重要課題である抗重力合理性構築(抗重力の全機性)」へ繋がります。

施術ポイント→【前腕部背面皮膚伸展法/特定症状改善&皮静脈再生&シミ改善】。

私にとってこの施術法との出会いは、画期的でした。今迄どの様な施術を行っても良好な改善感覚が得られなかった
「不定愁訴の中の特定症状に対して明確なスッキリ感を出現させる事」が出来ました。更に「手甲部~前腕部の皮静脈再生
&シミ改善」が
出来る事も分りました。前腕部背面皮膚伸展法の物理的効果は「前腕背面を肘から指先へ擦る事により生ずる静脈血の逆流圧。
逆流圧による動静脈吻合開通↣今迄流れ込んでいなかった部位への血流は、物質代謝亢進↣皮静脈再生?(
1週間1度の施術で考えると)
見えなかった青い静脈管が
1週間後2週間後の施術時には見える様になります。ゴースト血管だった場合は直ぐに見えるのではないかと思いますが明確な事は分りません。

※性差医学?女性の貧血&低血圧&冷え性&前腕部皮静脈が無い状態は女性に多い&女性の手甲部前腕部にシミが多いのは水仕事が多い為?
&日焼けで肌が赤くなる方はシミが出来易い、等、体質的問題&組織的問題もありますが、前腕部背面皮膚伸展法効果から考えてみました。

この皮静脈が無い&前腕部血液量が少ないと考えられる現象は、皮静脈が無い分静脈が必要量に達していない↣動脈血が流入出来ない状態(動脈血不足?)で、
部分的現象が全体像を象徴している?それは需要減少↔供給減少の関係から脊柱造血機能が働けない状態?また血管に付着する自律神経にも影響する
(自律神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系)?という事もあり、人体表面からの改善が大きな影響力を持つ事もあります。
更にシミ改善過程に出現するアルチュス現象?シミ改善過程は
2通りあり「一度白色となりor自然と消失する」「一旦発赤して消失する」があり、
後者はアルチュス現象?アルチュス現象は循環障害を主体とした組織が悪くなるアレルギー反応過程ですが、改善の一時的過程として発赤が出現する原因とも考えてみました。

第Ⅱ章 病変(循環障害)

管内循環障害(充血&鬱血&乏血&血行停止&出血&血栓症&塞栓症&梗塞&ショック&チアノーゼ/“119番通報&施術禁忌判断”にも繋がります)

。充血には2通りあります「動脈性充血(主動性/一般的に充血と言えばこちらになります)」「静脈性充血(受動性/鬱血)」。
鬱血は血液帰流が妨げられる静脈血増加で、鬱血性硬結は鬱血が継続され組織が小さく硬くなる現象。乏血は全身貧血
&局所貧血があり、
血液成分減少の場合もあります。血行停止は血管内血液鬱帯で毛細静脈にみられ赤血球は密着しオレンジ色の一本の柱の様に見え(赤血球の膠着)、
凝固ではないので血流回復で膠着は解消されます。出血は血液全成分が血管外へ出る事ですが、赤い色に見える赤血球流出があれば全成分流出。
赤血球流出は無く一部成分の場合は出血ではない。血栓症は血管内部分的凝固&塞栓症は異物が血流により運ばれ血管が狭窄閉塞状態。
この血管内異物を「栓子」といい“無生物
&生物”に分けられ、無生物は局所循環障害のみです(脳卒中という局所循環障害には、
無生物栓子が原因となる脳血栓症
&脳塞栓症があり、脳出血も含め、周囲組織壊死を招きます)。生物栓子の場合は循環障害に加え
部分的に増殖し全身に広がる恐れがあります(菌血症は血液中に菌が侵入&敗血症は菌血症+化膿巣の重篤全身感染症)。
梗塞は他に血管枝が無く血流を補充できない機能的終末動脈完全閉塞(脳梗塞&心筋梗塞)。ショックは全身循環が急激に不均衡になった状態で、
一次性ショック
&二次性ショックがあり、プレショック状態はその間にある一時的安定状態という非常に危険な状態。チアノーゼは体表層毛細血管血液の
「酸素量減少<二酸化酸素量増加」。皮膚粘膜暗紫色。「中枢性チアノーゼ」「末梢性チアノーゼ」があり、厳密には両者混合ですが、
中枢性チアノーゼは動脈血酸素飽和度低下。末梢性チアノーゼは毛細血管拡張
or血流緩徐による組織酸素摂取量増加(需要増加>供給減少)。
チアノーゼの自覚症状には息苦しさ等があり、他覚的で心肺機能障害の症状が僅かでも認められたならば直ぐ病院へ。

管外循環障害(浮腫)

浮腫は、皮下組織の水分過剰貯留。「水症は、水分が細胞内or細胞外(細胞間)or体腔に貯留した状態の総称」。
「腔水症(体腔水症↣胸水腹水)」「水腫(様々な組織内貯留/皮下組織貯留を浮腫)」。浮腫は「局所浮腫
&全身浮腫」に分けられ、更に「顕在性浮腫&潜在性浮腫」があります。

※膝下浮腫は、一般的に顕在性浮腫は押すと凹んだ跡が残る事で診断出来ます。潜在性浮腫という生理的不完全状態は、
押して部分的に凹んだ後は残りませんが膝下が細くなっていく感覚があります。この潜在性浮腫は
「重力による生理的範囲内?⇔生理的範囲内ではあるが実は浮腫?」という判断は微妙ですが「施術後、足が軽くなるか?同じか?」で判断も出来ると思います。

※性差医学?女性は膝下浮腫が多い様です(膝下静脈瘤の血管外環境としての原因と考えています)。

※循環血液量⇔組織間液量(神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系との関係)。

前述の大腿動脈血流量が少ない現象も考えられますが、膝下の「流入血液量減少⇔組織間液量減少」の回復は、
施術がある程度進むと「流入血液量増大⇔組織間液量増大」が生じ「膝下浮腫」が起こる様です。この膝下内部環境改善が先行してから
「軟部組織発達改善(自律神経系⇔皮膚骨格筋の改善)」に入る様です。そして「施術開始は浮腫改善」を最初に行う事となります(良好な内部環境維持)。

施術ポイント→『施術は、膝下の顕在性浮腫の改善を最優先』

膝下に顕在性浮腫がある場合、施術開始は膝下浮腫改善を選択致しております(静脈系主動の膝下ポンプ作用⇔全身循環活性)。
「内部環境改善(人体の構造⇔機能⇔代謝(循環⇔代謝)」を最初に行う事により「下肢循環活性による爽快感(太く重い膝下が細くなる現象)」が現れ、
次の施術展開で「内部環境障害となっている自律神経系⇔抗重力合理性(運動器系)の施術」を行う事が施術の順序として良い様に思えます。

※施術の組合せ「臥位で膝下を細くして起立or椅子姿勢の座位(絞った膝下を下にする事で動脈血を重力+動脈圧の供給増大orその繰り返し、
を行う事もあります)」。しかしこれは“施術者が想定している一般的施術展開”であり、患者さんから施術部位の指定があれば“患者さん指導による施術”を優先致します。

施術ポイント→『炎症患部改善は、患部を避けた間接的施術』

炎症は「発熱+疼痛+発赤+腫脹+機能障害(五大徴候)」があり「組織退行病変+組織増殖+循環障害の総称
(有害刺激に対する細胞組織反応&血管防御反応)」。施術上問題となるのは「疼痛&発熱&運動障害(発赤腫脹が酷い場合は、
施術者も患者さんも病院治療選択する為、判断から除外)」。施術上課題となるのは「循環障害」。
例えばギックリ腰。炎症には「局所的循環障害」があり、炎症患部を避けた「間接的施術」を行います。
その目的は「激痛を堪える為に生じた全身過緊張改善」「全身循環改善が促す局所循環改善(発熱鎮静化/血流の体温均一化効果応用)」が
「炎症緩和」となり「疼痛による運動障害改善」から今迄出来なかった体位が出来る様になり「その施術体位から次の施術展開へ」となります。
バイタルサイン体温も重要です。冷湿布をしても改善しない慢性腰痛。
それは冷湿布の使い過ぎで患部が冷え過ぎて硬くなり+循環不全+自律神経不活化+身体活動による炎症再発?かもしれません。(冷湿布&常温&温湿布の使い方)

冷湿布は、ギックリ腰発症時の灼熱を抑える時に使用&消炎鎮痛効果薬の効果もあるので疼痛改善迄使用しても良いと思いますが、
特に冷え性の方&冬場は要注意で局所の冷え過ぎが体調を悪くし身体の凝りが辛くなる事もあります。常温は、炎症が或る程度改善したら
常温で様子をみて日常生活で炎症が悪くならなければ&お風呂で発熱疼痛腫脹が悪化していなければ冷湿布使用段階は終了で、温湿布を行っても良いと思います
(患部施術が出来る状態)。ギックリ腰発症時の施術は「炎症患部を避けた間接的施術(冷えが回復に悪影響していると考えられる場合は、
局所的冷えを温める事を意識した直接的施術で冷え部分の施術時間が長くなると思います)」行ってみます(通常の間接的施術との比較は出来ていませんが、
体温改善+血流の体温均一化効果として考えています)」。

施術ポイント→『浮腫患部改善は、膝下&背中が一般的施術』

「膝下」は、心臓から最も遠い位置+足底は土踏まずという生理的湾曲を形成+人体を横からみると膝下はL字型+L字型機能は抗重力+
直立姿勢保持+前傾姿勢保持+二足歩行の駆動力。しかし重力作用で水分は溜まり易く「全身循環に悪影響(膝下浮腫改善効果の全身的効果より判断)」を与えます。

「背中」は、胴体背面で脊柱直立&運動姿勢保持の機能的部位+発汗面積が広い自律神経反射部で太陽光エネルギーを
最も受ける部位(人体中最大のエネルギー代謝部位?老廃物質蓄積部位?)。しかし神経系↔内臓からの悪影響&抗重力負荷
(完全ではない為に疲労回復も充分ではない)等により「背中の代謝環境(生理的不完全↔病理)」が「脊柱を中心とした人体の様々な構造⇔機能⇔代謝に悪影響」を与えます。

※胴体は、物理的機能的立方体。物理的という意味は、胴体は最も重量のある部位で、頭首手足という円運動を支える動く中心体。
機能的という意味は、胴体に頭首が連結する事により神経系構造が出来、手足の運動器系が連結する事により
肩甲骨骨盤が形成され骨格筋が付着出来る様になり頭首手足の円運動が可能となります。

浮腫改善は「浮腫に対する直接的施術(直接圧によるポンプ作用)」。それは「スポンジを手で握って離す、
陽圧↔陰圧の繰返し」。その作用は「陽圧で毛細血管外に停滞増量した間質液を圧力移動↣この時の押して凹む現象が同時に毛細血管リンパ管へ圧入↣圧力を弱めると
新鮮な間質液流入」へ繋がると考えられます(老廃物排出⇔栄養素供給/膝下のポンプ作用は、血行動態変化↔自律神経系回復の全身波及/その継続により浮腫み易い組織改善へ)。

――膝下の浮腫改善&背中の循環改善――

膝下浮腫「施術体位は、仰臥位が主体/施術圧角度は垂直圧」。仰臥位で行われる下腿内側ヒラメ筋部指圧は、
脛を外してふくらはぎを左右から挟む垂直圧。骨の土台が無い為、指で挟む事により筋肉を固定。その為、筋肉の厚みがあり、
斜め圧では筋肉全体を充分に圧出出来ない。具体的には、仰臥位&膝下下部1
/2ふくらはぎ部を床面から両手で包み親指↔4本指で挟んで持続的親指垂直圧。
一般的に膝下の浮腫は、“指で押して跡が残るかどうか?”ですが、表面的には浮腫症状は無くても骨の裏側にある事が想定され厚みのある
浮腫を充分絞り出す垂直圧が効果的と考えています(腓腹筋部は一般的に強い垂直圧は痛く&引き攣れが起こる部位でもある為、
浮腫状態が最も現れる膝下下部のヒラメ筋が中心→“足底筋~アキレス腱~ヒラメ筋”の組合せが重要)。

脊柱浮腫「施術体位は、側臥位が主体/施術角度は斜め圧(伏臥位は弱くなり易い肋骨の床面固定+重力圧+施術圧となる為、
強い圧が出来るのは腰部となります)」。側臥位で行われる背中の斜め圧は「側臥位脊柱背中皮膚伸展型指圧
(乾布摩擦的効果&粘調度が高くなり停滞している?組織間循環活性/その違いは親指という面積の狭い施術圧なので奥迄効く)脊柱背中は、
中枢神経↔末梢神経の神経系伝達連絡網&太陽光エネルギーを受け人体中最も発汗面積が広い、という事は水分代謝+熱光エネルギー受容体で
脊柱体温回復+脊柱を中心とした重力圧等に反応する重要部位?※毛細血管外の組織間循環は、血圧が無い為、非常にゆっくり進むので
停滞し易い↣背中は身体支持運動+内臓疲労等、停滞に陥り易い大きな生理的不完全状態部位←ここに健康の基礎があると考えられます。

――結び――

“何故、整体でなんでも治るのか?”

“そしてお子様&御高齢者に共通する発達成長力という課題”

それは生理的不完全状態を活性化する事に健康向上という一貫した人体活動の良好な指向性維持があり「生理⇔病理(個性⇔病理)」の
判断が
11人の健康状態を考え&施術を考える事になると思います。中川整体では、その診断を「足の長さの診断」で行っております。

その他

施術ポイント→【患部⇔人体全体】。人体全体像からみた部分。それは人体の二分化を繰り返す事(上半身下半身)。
その中心軸は「脊柱&骨盤(脊柱を中心軸とした左半身右半身/骨盤を横軸とした上半身下半身)」。更に上半身は、上半身上部&上半身下部と分ける事が出来、
“何を境界線とするか?”例えば「胸椎
7番(その位置は肩甲骨下端を結んだ線上。椎骨数で分ければ
上半身上部は頭部+頸椎
7個+胸椎7個/上半身下部は胸椎5個+腰椎5個+骨盤/頭部+7個+7個:5個+5個+骨盤)」
「胸椎
12番(腸腰筋という大腿骨に付着する筋の付着最上部が胸椎12番)」。更に上半身上部は頸椎&胸椎上部に分けられ、
更に二分化すると頸椎
4番&胸椎4or胸椎6番。構造的機能的には頭部~頸椎3番&腰部骨盤部(頸椎を除いた胴体部で
考えれば胸椎&腰椎に分けられるので)は、生理的湾曲が形成されています(支柱としては真っ直ぐの方が強いと思いますが、
重い重量を支え運動可動域が大きい部位では或る程度湾曲していた方が合理的?生理的湾曲部は、頸椎↔腰椎骨盤↔足底&手の母指)。

施術ポイント→【患部の左右上下】。左右の繰返しは自律神経反射活性化安定化。上下の繰返しは構造上の関連性
(例えば、肘の上下関節は肩&手首、更に肩の先には平面関節の胸鎖関節&肩鎖関節があり身体形成&身体運動の中心軸となる軸骨格と連結連動、
手首には平面関節で形成される施術重要部の手根骨があります。左右上下+前後で立体的となり、長軸に対して左右&短軸に対して上下前後、
前後は施術圧の深度を考える事になり、人体バランスを立体的に整えます。

自病

えば、自病は自然治癒力が弱い為に自病ではない所から改善が始まり、比較的良い部分=改善し易い部分から良好となります。
それを「施術展開として意識します(患者さんの体力が弱い場合、患部改善より耐久力のある周囲環境から改善
or生理的活性する方法も考えられます)」為、
良好部分が拡大する現象となりますので、症状改善が進んでも再発防止という耐久力向上は最終的。
「症状の出現波及移動拡大⇔組織の変化」
:「神経系⇔末梢器官の相互関係」とした場合「脊柱(中枢神経系↔末梢神経系の連絡網の中心軸)」を考えてみました。脊柱の部分的凝りの変化は
「重力負荷に対する緩衝作用(部分的緩衝作用⇔全体的緩衝作用)「骨格筋組織の組織形成活動は現状維持
or新組織形成という骨格筋凝り
形成(内因的影響↔外因的影響))」であり、それは「骨格筋組織成分の変化(細胞分泌物の変化?供給される物質による
蓄積&配列&比率等の形成活動変化)形成:「良い形成⇔悪い形成」簡易的表現ですが、現実的にはどの程度どちらになるか?
(細胞⇔組織⇔器官⇔系統⇔個体、各構成段階別の形成&その連結連動。

歪み

真っ直ぐな歪み(骨膜&靭帯&骨格筋等の軟組織により立体的に支持されている骨格系は、軟組織の不均衡な凝り等により形態的歪みとなりますが、
立体的に強い凝り緊張が入っている場合は形態的には歪まず真っ直ぐになり舞う歪み&健康(形態的歪みと健康には直接的関係は無いと考えられ、
その関係は代謝が良好であるか?に関係すると思います。凝り⇔凝りのバランス。

軟組織の歪んだ凝り緊張(例、骨格筋)

骨格筋のゴルフクラブ。患者さんの症状説明から推測する人体病理(→施術選択となる)

テコの原理

それは骨格系の縦軸⇔横軸の関係。それがあるのは「肩&骨盤」そこに良好な組織弾力性が失われると運動という歪みが元に戻らず硬結↣血流による
物質代謝エネルギー代謝低下&自律神経反射低下↣凝固(組織的劣化)」になると考えられ、肩甲骨で形成される胴体上部の横軸(両肩)は
構造的に動かない様に形成され縦軸である胸椎上部に負荷が掛かり&骨盤で形成される胴体下部の横軸(骨盤上縁)は
腰椎部可動域が大きいが可動域の少ない骨盤部との連結部に負荷が掛かる事になります(そこにヘルニアになり易い腰椎3番4番+仙腸関節があります)
(ヒポクラテスは、頸椎7番&仙骨に注目していました)。

人間という脊椎動物の病理

それは、脊柱という中心軸で構成されている骨格系の病理として考えています。人体の外郭であり中心軸である骨格系は、
生命維持+運動機能を兼ね備え「神経系⇔運動器系(骨格筋系骨格系)という系統の連結連動」になり、その外郭を覆い人体という
特殊環境を保護している「皮膚」を加えて「神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系」と表現しています。この系統の連結連動による歪みを
主体に考えると骨格系は神経系骨格筋系に対する受動運動となりますので「連結連動による歪みは神経系骨格筋系(軟組織)」となり、軟組織の良否が組織的歪みの原因となります。

例えば、椎骨&脊柱の位置(側臥位脊柱皮膚伸展型指圧での凹凸感&親指が滑り落ちる現象&伏臥位背中皮膚伸展型指圧左右繰り返しで
脊柱左側際を行ったはずが右側
or直上だった↣目測を誤ったのではなく左側に脊柱が寄っていた)

系統の連結連動による生理的機能(例、脊柱周囲組織状態⇔再生機能)

骨は硬組織&軟組織は骨以外の全ての組織で骨膜&靭帯&骨格筋&血管リンパ管&血液&皮膚&内臓・・・。
細胞組織生命活動と神経の連絡は切断すると死滅する現象が起こるが、神経組織劣化
or脊柱に支持される神経系の歪み等は再生機能低下に繋がる。
脊柱平面関節⇔その周囲組織(個々の脊柱平面関節の骨格系機能は、脊柱全体的歪みにより体重負荷は変わり、その可動域も変わる。
その周囲組織である特に皮膚骨格筋の浮腫+常時繰返される組織再生も変化しており、それは歪み方の変化により
変化するが、
11人が先天的に持っている体質的歪みという骨格系を歪ませる筋系組織の歪み再生が関係し、
施術により徐々に改善される過程に於いても筋系組織の歪み再生は継続され、その歪み再生の改善も徐々に改善されるが、体質的歪みを形成してしまうという負の生理的作

圧力に抵抗する自律神経バランス

軟組織への施術:軟組織は、弾性のある柔軟性を維持する事が大切ですが、様々なストレス等により
硬化する状態を生理的活動(自然治癒力)により硬化↔軟化を繰り返しながら維持しています。施術は、
この回復力を促進させて軟組織硬結への移行を防止し元の状態へ回復させ、更に良好な指向性を持たせています。

人体の立体的歪み:骨格筋の隆起&硬結、特に背中の施術では骨格筋の隆起&硬結が施術による部分的改善により
目立つ部分が立体的に変化移動し、また骨格系の立体的湾曲も施術と共に変化しますので、この運動器系の

脊柱の施術圧に対する柔軟性、即ち施術圧に対する椎骨平面関節の多軸的柔軟性も

(施術圧に対する脊柱&椎骨がシナル現象=施術圧に対する歪み現象)

凝固(各言葉の説明)感受性耐久性(物質に対する感受性耐久性&刺激に対する感受性耐久性)

施術による良好変化という部分⇔全体の同時進行(同時進行出来ない部分に症状が出現する?)

1人の患者さんにどの様な病理が存在するのか?(診察に繋がる。施術が変われば見方が変わる。診断即施術⇔施術即診断。異なる病理が見えてくる∴施術効果も異なる)

構成段階別の病理:細胞病理組織病理器官病理系統病理個体病理を考える

(施術から判断される病理)施術という圧力刺激に対する人体の様々な現象(反応)

人体の耐性:細胞組織では細胞活動+良好成分蓄積による結合力の強弱で
、外力により細胞組織が障害される。例えば、虚弱体質で骨格筋の張りが無い方では
身体運動&施術圧は弱くしなければならない

人体の耐性:器官系統では

波及

人体という特殊環境は「各種細胞&組織&器官&系統&個体という構成段階別の構造⇔機能⇔代謝(物質代謝エネルギー代謝)」により維持され
「良好状態への回復&維持&発達」へ導かれていますので「病態は、限局化する為の構造⇔機能⇔代謝」があり、
反面、病態の波及という現象も生じます。施術ポイント→施術は、病態を限局化する構造⇔機能⇔代謝(緩衝作用)に働き掛けます。

「ると思います。物理的化学的生物的による緩衝作用。必要物質供給(物質代謝)としては栄養学&薬理学、必要刺激供給(エネルギー代謝)も完成していくと良いと思います。

緩衝作用↔限局作用:人体には「元に戻す力」があり、様々な身体運

特に軸骨格(脊柱肋骨等)に付着する骨格筋は連結連動により姿勢維持を行っており、その連結連動は良好作用として歪みの緩衝作用がある様です。

しかし骨格筋組織(骨膜靭帯等軟組織も含め)が歪むと歪んだ状態に戻る事になり、理想は歪みの無い身体ですが完全という事は無く、
回復維持向上という良好作用がある場合に於いて様々な身体運動は人体に対して良好に作用する事になります
(許容範囲内で機能する緩衝作用は
11人異なる耐久性)。この身体に問題が生じた場合、部分的に抑える限局作用があり、
全体の良好作用が部分的に抑える限局作用が人体にはあり、また問題を部分的に固定する現象もある様です(悪化させない
&波及させない↣限局作用)。
『波及』は、この様な機能が作用し無くなった場合
or11人異なる耐久性を超えたストレスにより生ずると考えられます。

人体の感受性耐久性(適応範囲&受容範囲&許容範囲)

健康状態が良いと施術を受け入れる許容範囲は広いのですが、症状が悪化すると施術を受け入れる許容範囲が狭くなり、受け入れられない施術が現れ、
禁忌施術+適応施術選択等、施術の難しさとなります↣良好な順応性耐久性という許容範囲が狭くなる為、有効施術刺激も限られます。
機能的改善(症状改善による良好体調は、人体の生活リズムを整えます)

人体は、発達成長と共に様々な刺激に対する感受性↔耐久性が良好となり「体内環境刺激+体外環境刺激に対する適応範囲拡大⇔活動範囲拡大」となります。

この病理は、

前者はリラックス状態で抵抗無に受け入れられる範囲&後者は我慢して耐えられる範囲。

施術に対する患者さんの状態は現在どちらに属するか判断が重要で、その範囲で施術刺激を考える事になります。

※その適応範囲は「受容範囲(無意識に適応出来る)」「許容範囲(構造機能が破壊されず我慢出来る)」に分ける事が出来ると思います。
しかしこの耐久性&耐久力は、刺激の種類によって異なり、

【病理は、複合的】

【病理は、全機性】

【病理は、悪循環】

【病理は、人体の構成段階別の構造⇔機能⇔代謝を考えた施術】

【施術は、人体の構成段階別の組み立て(5つ)を考えた施術】

Seitai中川整体治療院(出張専門)

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