本文へスキップ

○○町の○○○科クリニック。中川整体治療院(出張専門)です。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.090-1850-0528

〒181-0013 東京都三鷹市下連雀7-14-21-312

AQ&A

A

★  Q:炎症&シップ&整体について

A:寝違え&ギックリ腰等、炎症の可能性がある患部に対して刺激を与える事は果たして
良いのか?という疑問が生じます。

【炎症】

炎症患部には「発熱&発赤&腫脹&疼痛&運動障害」という炎症5大症状に加え「循環障害」も生じています。

【炎症に対するシップ(冷シップ⇔常温⇔温シップ)】

ギックリ腰等、急に身体を痛めた場合は炎症の可能性がありますので熱感が無くても一時的に冷シップを使用し発熱発症を抑えた方が良い様です。そして「発赤&腫脹&疼痛&運動障害」が治まれば「発熱」の可能性も低いと言えますので、冷湿布を中止して「常温で様子をみる」事が出来ますが、炎症5大症状再発に注意して再発する感じがあれば冷シップに戻します。常温で再発がなければ温シップを行う事が出来ます。特に冷シップは冷やし過ぎると患部の回復が遅れたり、患部周囲の筋肉が凝ったりしますので、冬場の使用&冷え性の方は注意が必要です。

【整体】

施術手順の第一選択は「痛みの少ない体位選択」「痛くない間接的療法」です。痛みの少ない体位選択は、痛みにより過緊張を起こしている状態を最初に改善する必要がありますので最も楽な体位を選択致します。この体位から痛くない間接的療法を施し、一過性の筋緊張を改善する施術をゆっくり発熱させない様に行います。この施術効果により全身的血流改善→患部循環障害改善を行います。それと同時に疼痛も僅かに改善しますので、施術内容を徐々に広げます。

★  Q:ギックリ腰について

A:ギックリ腰を起す腰部骨盤部は、頸椎〜胸椎〜腰椎〜仙骨が連結した脊柱という1本の柱の下部になりますので、脊柱全体を良好な連動にして患部の円滑な運動へ改善する事が人体全体の運動バランスを整える事になります。炎症のあるギックリ腰に対しては、患部に直接刺激を加えず間接的に行います。この間接的施術は、上半身上部の凝りが弱い腰へと波及している場合もありますので首肩背中の改善がギックリ腰改善に有効な場合が多くあり、周囲の凝り改善&循環改善が患部の症状を緩和致します。炎症が治まったら腰部の凝りを徐々に揉みほぐします。そして発熱疼痛等の炎症が改善された所で、
骨盤療法+柔軟体操等を加えて、更に良好状態へ改善致します。


[シップ&お風呂]
 [ギックリ腰予防の基本的柔軟体操]



★  Q:後遺症&機能的治癒&機能的改善について

A:中川整体は、機能的改善を目標とした施術法です。辛い症状を改善し身体を楽にする事で日常生活が健康回復増進へ導く事になります。施術後、元気を取り戻し活動する場合は身体の動きが大きくなっていますのでコントロールしながら行ってください。少しずつ改善されている場合は、安全な範囲内で&症状の改善を待ちましょう。患者さんとの会話の中で一人一人に適した活動の広げ方を考えたいと思います。また気が付いたら出来ていた&周囲の方から指摘されて気が付いた等、自然と活動範囲が広がっている場合もあります。続ければ回復する、という希望を持って頂ける様に一回一回の施術を行いたいと思います。


★  Q:更年期障害について

更年期障害は、大体40歳以降、ホルモン減退期に発症し、1〜3年を経過して安定します。ホルモンは、内分泌腺という特殊な化学物質(ホルモン)を分泌する器官から直接血管系へ放出さて体循環により運搬され、作用させたい標的器官に働き、神経系と協調して全身の発育&成長&生殖&代謝などを調節します。この内分泌系&神経系は、両者を合わせて「ホメオスターシス(生体恒常性or生体恒常状態)」と呼ばれ、生体を常に良好な活動状態に保つ中心的役割を果たしています。更年期障害は、このホメオスターシスが乱れ、動悸&息切れ&発汗&のぼせ&耳鳴り&胃腸障害&記憶力低下&精神的不安定状態など、様々な身体的精神的症状が出現し、日常生活に支障を来たします。中川整体は、首肩凝り腰痛改善&浮腫改善&バランス改善等、症状を楽にする事から毎日の生活を安定的に導き、ホメオスターシスを整えます。

★ Q:股関節痛について

A:股関節の病変は、先天性股関節脱臼&感染性&外傷性&退行変性等様々です。股関節病変の特徴である歩行困難は「トレンデレンブルグ現象(歩行時の骨盤傾斜)」「股関節可動域制限(歩幅が狭くなる)」「疼痛回避(痛くない様に身体を歪めて歩行)」等があり、関節リウマチ&坐骨神経痛&麻痺痙攣&脳腫瘍&下半身の動脈硬化症などからも現われますので病院の検査&治療は重要となります。中川整体が行っている「骨盤療法+足の長さの診断」は、骨盤を形成している仙骨&寛骨の連結部である仙腸関節の動きを円滑にして軸骨格のバランスを整え、股関節の負担を軽減致します。そして歩行困難による筋肉疲労&筋肉の凝りを改善し、全身的倦怠感を解消しながら施術後の良好状態を維持出来る様に導きます。股関節の術後経過としては大きく2つのタイプに分けられます。
@レントゲン写真に股関節病変があり、歩行時の股関節痛&股関節可動域制限がある場合は、レントゲン写真で確認される股関節病変&股関節可動域制限は現状維持となりますが、全身倦怠感&筋肉疲労&筋肉痛&股関節痛など日常生活の辛さを軽減しながら行動範囲を広げ、様々な辛い症状を少しずつ改善へ導きます。
Aレントゲン写真に股関節病変が無く、歩行時の股関節痛&疼痛による股関節開閉制限がある場合は、疼痛を改善出来れば下半身の動き&関節可動域は元に戻りますので、疼痛が無く日常生活を送れる段階で、座位開脚上半身前屈の柔軟体操が出来れば症状は大分改善されてきていると判断出来ます。

語句の説明:軸骨格は「頭蓋+脊柱(頸椎胸椎腰椎仙骨尾骨)+肋骨+胸骨」で形成されています。手足は上肢下肢と呼ばれ、この上肢下肢は「上肢帯(肩甲骨+鎖骨)」「下肢帯(寛骨)」で軸骨格と付着し、骨格系としての股関節は「寛骨(腸骨+坐骨+恥骨)が形成する寛骨臼+大腿骨頭」により形成されています。そして靭帯により可動域を持った関節として固定され、骨格筋+神経系により一定の緊張を持ち、様々な関節が連結連動する事により人体は運動出来る様になります。


★  Q:  五十肩について
A:40歳〜50歳頃より発症する肩関節運動痛&運動制限は、「発症年齢から(所謂)五十肩」と言われ、病名は「肩関節周囲炎」です。この五十肩は、「肩関節を動かす骨格筋の炎症病変」が「退行性病変」に移行した状態と言え、筋肉が硬くなる後遺症が残り、特に「肩関節後方挙上」が出来なくなる状態が多くみられます。自然治癒する場合もありますが、肩関節運動域が狭くなっている事も考えられ、充分な関節可動域へ回復させる事が大切です。また肩が原因ではなく肘が肩関節痛を発症させている事もあり、この場合は五十肩ではなく肘関節周囲筋の凝りが五十肩症状を現していた事になります。

【五十肩予防の運動療法】

 (1)肩回し指&腕を伸ばして、前回し&後ろ回しを繰り返し行います。遠心力により血液が指先に集まり、指先の血行が改善され温まります。

 (2)肩関節後方挙上(強いストレッチングですので、腕が弱い方&御高齢者は行わない方が良いです)

敷き布団の上に足を前へ出して座ります。身体の後ろ側にある敷き布団の端を両手でしっかり握り、そのまま臀部を前へ移動し、身体&腕でV字を作ります。止まった所で5秒程度静止します。あまり長く行うと肘の過伸展となり痛める可能性もあります。また敷き布団の上で行わず床で行うと両手が滑ってしまう可能性があります。

(3)鉄棒運動orぶら下がり健康法

体重を利用して腕&肩関節を中心に牽引しており、胸椎&腰椎も牽引されています。また両腕の間に足を入れ1回転すると身体&腕でV字となり、肩関節後方挙上になります。

五十肩予防の柔軟体操

★  Q:子供の健康について

A:子供の健康は、健康的な大人になる為の基礎となり、発達成長を促してあげる時期となります。この発育過程は、1人1人異なりますので、その子の発育に適した健康増進が大切になる様です。中川整体は、肩凝り腰痛&手足のだるさ&頭痛&イライラ&集中力低下&持久力低下など様々な症状改善と共に代謝活性化による発育促進へ導き、子供のQOL(生活の質の向上)を実現したいと思います。

【膝下循環&子供の成長】

膝下は、運動を行う事で血液を下から上へ循環させる「第二の心臓」と言えますが、心臓から一番遠い身体末梢部であり人体最下部なので体重を支え歩行運動を行う為に「筋肉が凝り易く&浮腫み易い」という問題もあります。膝下の圧力刺激による循環改善は、水の中に入れたスポンジを握って離すと含んでいた水が排出され新しい水が入ってくる現象と同様、とても効率が良い様です。それは「心臓ポンプ+膝下ポンプ」となり、心臓へ戻る循環を良好にして全身の循環を改善しますので、様々な細胞組織の物質代謝活性化の基礎となります。それが子供の成長を活性化し、健康を増進してあげる一つの大切な要素となります。
(1)新生児期〜乳児期(出生後4週間〜1年)
睡眠期を経過して徐々に生活リズムが整ってきます。スヤスヤと寝ている様ですが、6ヶ月を過ぎると首が安定し寝返りお座りが出来る様になり、様々な事に興味を示す様になります。体重も重くなり抱っこも大変になりますが、成長していく様子が可愛い頃です。「膝下循環改善」は、お座りが出来てから成長促進の為にオムツ交換の時などに遊び感覚で、一緒に楽しく遊んであげましょう!循環を活性化して骨格系&筋系&神経系の発達を促し、処女歩行に備えます。その方法は、オムツを取り替える時など仰向け状態で行い&圧迫方法は手のひら全体で包み込む様に&指先を伸ばしてフワフワと優しく行ってあげてください。僅かな圧力でも体液循環を活性化出来ます。

@膝下:仰向けで寝ている赤ちゃんの両ふくらはぎを両手で包み込む様に持ち&親指をすねの筋肉(前脛骨筋又は足三里)に置いて&両足同時に行います。
A足底:足底を親指の柔らかな肉の部分で行います。
軽くご挨拶代わりに「こんにちは&ご機嫌は如何ですか?」という感じで数回フワフワ圧迫します。僅かな刺激と思えますが乳幼児にとっては十分な圧力刺激となっています。この方法は、夜泣き&疳の虫にも効果があり、機嫌が悪いのは赤ちゃんも足がだるくて眠れないのかもしれません。そして膝下循環改善は、日々発達している赤ちゃんの為に毎日致しましょう。

(2)幼児期(1歳〜5歳)

いよいよ歩き始める頃です。歩き始めても「膝下循環改善」は続けましょう。歩くと直ぐに抱っこを要求する子供は甘えているだけではなく、大人と同様に足が疲れているのかもしれません。未発達な膝下を良好な膝下に発達させてあげましょう。言葉が話せるようになると「気持ちがいい」など感想を言いますので、会話を楽しみながら行えます。そして幼児期後半からは、身体が硬くなる時期でもあります。赤ちゃんの時は、皆さんとても身体が軟らかですが、大人になると硬くなっていますので「座位開脚上半身前屈」の柔軟体操を行ってみましょう。

(3)少年期(6歳〜12歳)〜青年期(13歳〜19歳)
柔軟体操が重要な時期です。「座位開脚上半身前屈」の柔軟体操は幼児期と比べて硬くなっていませんか?少年期〜青年期は、勉強もスポーツも難易度が高度となり無理を重ねる結果、肩凝り&スポーツ障害などが持病となる時期でもあり、人体の中心部を柔らかく維持する事が大切です

★  Q:坐骨神経痛&腰椎椎間板ヘルニア

A:坐骨神経痛の発症原因で最も多いのは、腰椎椎間板ヘルニアです。この腰椎椎間板ヘルニアは、脊柱ヘルニアの発症頻度として最も多く、次いで「頸椎」「胸椎」の順になっており、強い外力により弱くなった椎間関節からクッションの役割をしている椎間板が突出(ヘルニア)する事により神経を圧迫して疼痛&運動障害&感覚障害を出現させます。更に腰椎椎間板ヘルニアは「第4腰椎〜第5腰椎」が最も多く「第5腰椎〜仙椎(骨盤)」「第3〜4腰椎」の順となっています。坐骨神経は、「第4腰椎〜第5仙椎」から発生し、骨盤の「仙腸関節」を跨いでいる梨状筋の下を通過して坐骨外側を経由して下肢へ伸びています。この坐骨神経痛の症状は、坐骨神経経路に沿って現れ、仙腸関節部〜臀部筋〜大腿部〜下腿部の引き攣れ&凝り&疼痛、が起こり、更には患部の灼熱感&激しい運動痛&じっとして居られない強い自発痛が加わる炎症症状となり、「ラセーグ徴候」という坐骨神経の特徴的神経学的症状が出現する事もあります。このラセーグ徴候は、両足を伸ばした仰向け状態から患部側の足を伸ばしたまま上げると坐骨神経の経路に沿って疼痛が走ります。この坐骨神経の疼痛は、足を上げた時だけではなく、自分の臍を見る様に頭を下にした時にも出現する場合もあります。そして坐骨神経痛で注意しなければいけない点は、中毒性&代謝性&関節炎&腫瘍等、どの様な原因から発症したのかを明らかにする事が大切です。

★  Q:姿勢反射&骨盤&整体について

A:
姿勢反射は、体位反射ともいい、姿勢維持の筋緊張が反射的に出現する現象を言います。この現象は、人体各部位の平衡維持の為に人体各部の筋緊張を持続的に調節する作用となっています。この反射を司る神経系は、受容器⇔効果器を末梢神経が連絡し、中枢神経が情報処理しており、受容器からの求心性刺激は、頚筋&体幹部筋&四肢伸展筋&迷路(内耳)から起こり、脊髄中枢を経て脊髄前角に達し、中枢神経系からの遠心性刺激を効果器である骨格筋に伝達すると考えられています。姿勢反射に影響を与える重力(圧力)は、一定方向の刺激となっていますが体位変化により様々な方向性となり、この重力により発生する作用反作用に対して人体は調和しています。人体が直立している場合の作用反作用は「上半身重量の圧力(上から下)⇔それを支える下半身の圧力(下から上)」となっており、それは全身各部に発生しています。特に頸部1〜3番&腰部骨盤部に構造的特徴が見られ、骨格系は神経系+骨格筋の作用により生理的湾曲を形成しています。この様な人体の発達は、身体の先天的要素を基礎として出生時の神経反射&乳児期の首の安定&処女歩行を経て、個々の様々な生活環境&身体運動等の後天的要素を加えながら形成され、11人異なる身体となり形態変化を続けていますので、腰部骨盤部の生理的湾曲という重力に対する理想的形態も様々な影響を受ける事になります。歪みに対しては歪みにより調和する事になります。例えば足の小指が痛いと普段の歩行が出来なくなり姿勢も曲がります。それが続くと様々な筋肉は疲労を起こし凝りとなり、硬く固まった筋肉は神経系の指令を正常な筋収縮として反映出来なくなります。骨格系で考えてみると脊柱の様に縦長に積み上げられたブロックの上部を右にズラした場合、それを補強する為に下部のブロックを右にズラして安定を保ち、更にズレたブロックの上下は少しズレる事により部分的全体的安定を図ります。この様に人体の骨格系+筋系+神経系は共同して歪み対してバランスをとり、全体として直立二足歩行を維持する事になります。この現象を施術として言い換えるならば、一部のズレを改善する事は全体的調和に繋がりますので、患部を直接施術しなくても間接的施術により患部に良好な影響を与えられる事になります。それは「ギックリ腰は痛みの無い首肩背中から開始する」「地面と接する足底膝下を緩めると腰部が軽くなる」という施術法に繋がります。特に骨盤療法は、上半身&下半身を連結している骨盤部を整える事により「骨盤から上下に作用するバランス調整」があり、整体は全身バランスを良好にする事により患部負担を軽減し「全体的健康状態を良好にする」特徴があります。

中川整体では「人体の部分&全体の相関関係」から「重力(常に全身に作用している)&施術(部分的刺激)」を考慮しています。それは重力方向の違いによる施術効果の違いを判断し&安全性のある施術を効果的に実現致しており、特に「身体がスーッと軽くなる爽快感」は、重力に対して人体が合理的に機能している現象と考えられ「骨格系+筋系+神経系の自然治癒力活性化」を引き出しています。

★  Q:持病について

A:持病は、なかなか改善されない病とされる健康上の問題点となっています。持病に対する施術効果は、全体的効果が穏やかに現れます。

体調が安定するまでは、なかなかスッキリしない症状の為に不安を感じられる場合もありますが、焦らず現在の生活リズムを維持して体力を温存する事が、少しずつ改善していく自然治癒力を補助致します。症状が改善してくると活動範囲も広がり、いつの間にか軽くなっている&他人に指摘されて気が付いたなど、回復は無意識のうちに現れてきます。しかし体調の波もありますので、調子が悪い時はゆっくり休養を取りましょう。柔軟体操などの健康管理で、体調を回復出来る様になれば通院間隔を広げる事が出来ます。そして施術は、健康管理の補助となり、様々な活動が健康向上に働きます。


★  Q:自律神経失調症&不定愁訴症候群について

A:自律神経失調症&不定愁訴症候群は、殆ど同義的に用いられますが「自律神経失調症は交感神経&副交感神経」「不定愁訴症候群は心因性」に注目した病名です。不定愁訴症候群の分類には「本態性自律神経失調症(自律神経に問題はあるが心因的には問題なし)」「心身症(自律神経&心因的の両者に問題がある)」「神経症(自律神経には問題はないが心因的に問題がある)」に分れますので、自律神経失調症は不定愁訴症候群の一つになり、両者共に臓器には異常がみられない事が特徴ですが、症状により心臓神経症&胃腸神経症&呼吸神経症の様に臓器の名称が優先的に用いられる場合があります。症状改善効果は直ぐに現れない場合もありますが、「身体全体が楽になった」「今までとは違った良好な感じがある」という症状変化が先行する事があり、施術の継続により爽快感を維持出来る持続性が高め、無理なく活動出来る健康状態へ導きたいと思います。

★  Q:スポーツ障害について

A:スポーツには、個性的な身体の使い方があります。それがスポーツに適した運動能力&身体を形成致しますが、良く使う身体部分が「使い過ぎ」に陥り易くなり、疲労の蓄積が身体を硬くし、各関節可動域&骨格筋の柔軟性&全身的バランスなどに悪影響を与えます。中川整体では、スポーツ障害の状態に応じた施術を行い、症状改善と共に全身状態を回復し、「柔軟体操+骨盤療法」の組合せにより良好な身体作り&良好な体調維持を目指したいと思います。健康管理としてのスポーツを両立させて長く選手生活を楽しみましょう。豆知識

★ Q:脊柱側湾症について

A:脊柱弯曲は、脊柱の湾曲方向により「脊柱前弯症」「脊柱後弯症」「脊柱側弯症」に分れます。「脊柱前弯症&脊柱後弯症」は、この生理的弯曲が強くなった状態を言い、脊柱の生理的湾曲は頚部前弯&腰部前弯、胸部後弯&仙骨後弯があります。「脊柱側弯症」は、側方弯曲&脊柱回旋という生理的ではない弯曲が加わった状態で、原因不明の特発性側湾症&原因の明らかな症候性側湾症に分けられます。原因不明の特発性側湾症は、思春期の女子に多く発症し、肩甲間部右側方弯曲が多く、腰部の左側弯曲が加わり、正座をしてお辞儀をさせると背中の凸弯曲状態を診断する事が出来ます。原因の明らかな症候性側湾症には、各疾患に伴う側湾症&外傷性側湾症&疼痛性側湾症&習慣性側湾症などがあります。中川整体では、骨格系の歪み改善方法として姿勢反射(重力に対して無意識にバランスを整わせる能力)を施術に応用して、骨格筋の歪んだ緊張を左右対称性に緩める手技&骨盤療法等を加える事により改善致しております。



★ Q:妊婦さんについて

A:腹部を圧迫しない横向き&仰向きの体位で、施術を行っております。対象となる症状は、首肩凝り&腰痛&膝下の浮腫改善で、施術法はゆっくりとした弱刺激を浸透する様に行われます。首肩凝り腰痛改善は、横向き体位で行われ、上半身上部の凝り改善が腰部へ波及する間接的効果を中心に行っております。膝下の浮腫改善は、仰向き体位で行われ、下半身のだるさを改善すると共に全身的にスッキリ感が現れます。また出産後の骨盤調整も承っておりますので、バランス改善と共に気になる症状を改善致します。尚、つわりに対する施術効果はありませんのでご注意ください。

Q:寝違えについて
☆  A:寝違えについては、寝ている時に起こる上半身上部の運動障害で、疼痛部位が時間の経過と共に移動する事もあります。そしてこの寝違えは、疼痛部位への直接施術で症状が改善され、症状改善過程に於いても施術部位の移動が現れる様です。施術法



☆ Q:脳卒中について

A:脳卒中は、脳循環が急激に障害される病変で、意識障害&運動障害&言語障害&視力障害が起り、脳血管発作と同義に用いられますが、急性重症型の意味が強く臨床的表現と言えます。最近では、病理学的疾患名として「脳循環障害」と言われ、脳循環を安定させている多種複雑な循環調節機構の病変として幅広く捉えています。
語句の説明



☆ Q:冷え性について

A:冷え性は、身体が部分的or全体的に冷えた状態を感じる事を言いますが、冷えを感じていない場合もある様です。冷え性の原因としては、低温&体温産生低下&体温放散過剰&循環不全が挙げられます。一般的には、身体末梢部である手足が多いのですが、冷たい物を飲み過ぎると腹部が冷え、胸椎上部の冷えは風邪症候群を起こし易く、部分的な冷えが身体全体の様々な症状を現してしまう事もあり、冷えていない様に感じても温めると症状が改善する場合もあります。冷え性対策としては、原因除去&保温加温などがあり、冷えている身体部位に掌を当てて確認すると良いと思います。

〔お風呂のシャワーによる対処法〕シャワーの温度を徐々に上げて身体をシャワー温度に慣らしながら行うと湯船の温度より高い温度で局部的に温める事が出来ます。皮膚が赤くなる程度に行うと良く、血行改善に効果的です。そしてシャワーを気持ちの良い冷たさに調節して冷たいシャワー&熱いシャワーを繰り返すと各人に適した温冷刺激療法となります。
〔竹踏みによる対処法〕圧力刺激の繰り返しにより足底部の体温を上昇させる事が出来ます。竹踏みは、足踏みをすると関節を痛める事がありますので足踏みはせず、両足を竹踏みに乗せたままで左右に体重移動する様に行ってください。体温について




☆ Q:変形性膝関節症について

A:変形性膝関節症は、軟骨の退行変化に続き、それを補おうとする細胞組織の増殖性変化を生じ、次第に形態変化を来たす疾患です。膝関節症の発症は、軟骨の老化現象に加えて&体重負担&血行障害&ホルモン疾患等が考えられ、次の2つに分けられます。@一次性関節症:老化現象で50歳〜60歳代の女性で肥満に多い様です。A二次性関節症:関節形態異常&外傷性&炎症性&代謝性疾患&離断性骨軟骨炎等、様々な原因があります。そして変形性膝関節症を含む変形性関節症は、体重負荷を受ける下半身に発症し易く、他に変形性股関節症等があります。主症状は疼痛で、特に膝痛の場合は階段の昇降時痛&関節可動域制限(正座が出来ない等)&関節水腫(関節に水が溜まる)がありあます。中川整体では、熱感がある場合は炎症患部を避ける間接的施術に於いて炎症に伴う循環障害を改善し、血液循環の体温均一作用から炎症患部の熱感を改善する施術を優先させます。熱感の無い場合は患部に対する直接的施術を行えますが、発熱発症を考慮して直接的施術or間接的施術どちらを先行させるか判断し、全身を軽快に動き易く改善しながら疼痛&関節可動域制限を改善致します。


☆Q:  浮腫みについて

A:体液は、「細胞内液+細胞外液+溶解物質」を総称しています。この体液は、成人体重の約60%を占め、全体液量の比率は「細胞内液60%」「細胞外液40%(血漿1:組織液3)」です。そして細胞内液にはカリウム&細胞外液にはナトリウムが多く含まれ、この体液量&溶解物質は正常時極めて狭い範囲で調整されており、細胞外液は大別すると「血漿&組織液&リンパ液」に分類されます。

(1)細胞外液&多細胞生物

生物が単細胞から多細胞へ進化するに従い、多細胞生物には細胞&細胞の間を満たす「細胞外液」が重要な役割を果たす事になり、ヒトの細胞外液は循環器系の発生により「管内の細胞外液(血管内を流れる血漿&リンパ管内を流れるリンパ液)」「管外の細胞外液(組織液)」に分かれる事になりました。血管内を流れる血漿は、血液を構成し、酸素を含んだ動脈血&二酸化炭素を含んだ静脈血に分かれています。心臓から送り出される動脈には高い血圧がありますが、物質の流通が行われる毛細血管になると血圧はかなり低くなり、血漿は毛細血管から漏出して「組織間を満たす組織液」となります。この組織液は、血圧の無い管外に漏出した為に僅かな移動となっています。そして組織液は、毛細血管に入って再度血漿となる場合&リンパ管に入ってリンパ液となる場合がありますが、組織液が滞留した状態を「水症」と言います。水症は、細胞内又は細胞外(組織間)又は体腔内に貯留した状態を言い、組織間の貯留を水腫、体腔内に貯留した状態を腔水症、皮下組織に貯留した状態を浮腫、と言います。

・血漿は、血液から有形成分(赤血球&白血球&血小板)を除いた透明な液体で、血管内⇔血管外を移動する事により細胞組織間を満たします。そして血漿は有形成分と共に様々な運搬を行いますので、血管内循環⇔血管外循環が良好である事が体液循環による物質代謝の基礎となります。

・組織液は、血漿からタンパク質を除いた液体と考える事が出来、それが「血管内⇔血管外とのコロイド浸透圧」を生み「血漿⇔組織液間の物質移動のエネルギー」となっています。この組織液は、毛細血管静脈に吸収され再度有形成分に満たされた血液循環となる場合&リンパ毛細管に吸収されリンパ球に満たされたリンパ液循環となる場合があります。

・リンパ液は、毛細血管動脈内を流れる血漿が漏出し〜組織液となり〜この組織液がリンパ毛細管に吸収され〜リンパ節を通過〜リンパ管に入りますので、組織液に類似した成分を持ちますが、リンパ球を多く含みます。そしてリンパ液は、最終的に両鎖骨周囲の血管静脈に入りますので、「血管内〜血管外〜リンパ管内〜血管内」という循環経路を辿り、名称も「血漿〜組織液〜リンパ液〜血漿」と変化します。また免疫機構中心としたリンパ液の名称もあり、血液リンパ液&組織間リンパ液&脈管内リンパ液(リンパ管内)と分けられる事もあります。〔リンパ浮腫と組織液〕リンパ浮腫は、身体末梢部分のリンパ管閉塞により管外に漏出し、それが組織間に組織液として貯留します。その発生機序は水症発生と同様で、原発性リンパ浮腫(一次性)&多くは何かの原因から発症する続発性リンパ浮腫(二次性)に分けられますが、両者共に病理学的変化も同様で「リンパ管閉塞⇒リンパ管腔拡大⇔皮下組織への組織液貯留」です。

(2)施術法

浮腫み改善の手技療法は、機械的圧力刺激を応用した「圧力ポンプ式循環」として行なっております。それはスポンジを握って放すと溜まっていた水分が押し出され新しい水分が入り込む現象と同じで、施術による圧力を繰り返す事により軟らかい組織がポンプ式に働き、細胞外液停滞改善と同時に新しい組織液が循環致します。その施術法は、基本的に垂直圧で持続的にしっかり押し込み、深部に停滞している組織液を毛細管へ圧入致します。特に膝下の浮腫改善は「心臓ポンプ+膝下ポンプ」となり、繰り返す事により浮腫みが改善され、膝下が軽くなる事は歩行に対する心臓負荷も軽減出来る様です。この施術法は、「気持ちが良い&治療後の体調が良い事」を条件に安全性が高い施術に挙げられます。


Q:腰痛肩こりについて

A:腰痛肩こりは、疲労の一般症状として挙げられ、骨格筋が原因となっている場合&他の原因で骨格筋の凝り症状を感じている場合がありますので、原因を改善する事が大切となります。その改善には「人体の感受性&耐久性」に適した「効果のある施術の組み立て」を行う事になり、施術法は「原因部位&症状部位&施術部位」を考慮する必要があります。例えば、慢性腰痛の場合3者は、同一部位である事が多く、ギックリ腰の場合は首肩凝りが背中腰全体に波及し弱い腰部に悪影響を与えている事があり&施術は腰部の炎症部位を避けて首肩背中の施術を行う必要性もあり、下肢の施術で背中腰の緊張が緩み一次的に出現した脊柱の歪みを整える様々な施術を行う事もあり、整体施術で全然関係の無い部位を施術していたら症状が改善した症例は耳にされる事もあるかと思います。中川整体では、1人1人に適した施術の組合せを行う為に「施術刺激の量&質」を患者さんの御意見を伺う事により適切に判断しております。

〔腰痛肩こり&ホメオスターシス〕

脊椎動物&直立二足歩行動物という特徴を持った人体は、皮膚で被われた細胞内液+細胞外液という水環境の中で「上半身上部の作業能力」「上半身下半身の連結連動による上半身支柱と移動能力」を持つ事になりました。この人体の大部分を占める「体液循環」「骨格系+筋系+神経系」は、脊柱を中心軸とした「神経系⇔各器官」との連動により「部分&全体」の調和を維持する重要な機能を形成し、ホメオスターシスとして人体の様々な生命活動が統一されています。このホメオスターシスに対して腰痛肩凝りは、辛いという意識を齎し様々な形で悪影響を与えてしまいます。「症状改善&爽快感&組織改善」という施術効果は、脊椎動物&直立二足歩行動物としての構造&機能&物質代謝を良好状態に回復させると共に元気な意識を維持出来る機能的改善へ導きます

〔ホメオスターシス〕

ホメオスターシスは、恒常性or生体恒常状態or安定性とも呼ばれます。その中心は、「自律神経系による神経調節」「ホルモンをはじめとする体液成分による液性調節」となっています。

それは生命現象という常に変動する体内環境は、外部環境変化&体内環境変化に対して安定性を維持する動的平衡状態となっており、この安定状態が乱される時は元の状態へ戻す生理的機序が働く自動調節機構となっています。この自動調節機構は、身体各部分の活動が組み合わさり影響し合いながら個体としての高次機能を営んでおり、また個体全体の統一性が各部分の活動に影響を与えている相互関係にあります。


Q:熱中症について

A:熱中症は、発症前の健康状態も大きく影響しており「健康状態+高温多湿+必要成分欠乏(発汗による脱水状態&口渇感が無い等による摂取不足等)+体温調節が妨げられる条件(密閉&輻射熱&衣服等)」が重なり、体温調節機能障害から生ずる体温異常高温+血液成分バランス異常となった病態を言います。熱中症処置は「救急搬送の判断」「涼しい場所へ移動」「衣服を緩める」「全身冷却」「水分塩分等の補給」です。救急搬送の判断は「自分で水を飲めるかどうか?」が一つの目安となり、熱中症処置を行いながら救急車を待つ事になります。体調回復の様子を見る場合は「原因除去として風通しの良い涼しい場所への移動(日陰+呼吸気化熱正常化)&衣服を緩めて身体の風通しを良くする」「病状対処として全身冷却の空冷水冷(水で濡らして仰ぎ皮膚付着塩分除去+気化熱利用で表面温度冷却、全身体温均一化している血液を冷却する為に大血管冷却→動脈静脈は併走する事により互いの温度も均一化している&頸部腋窩部鼠径部冷却で深部体温冷却)&スポーツドリンク等の電解質補給(水に溶かした酸&塩基&塩等の電気誘導体)」という総合的処置が必要になりますが、症状が改善しない&痙攣意識障害が起き悪化する場合は直ぐに救急車を呼びます。熱中症の原因別としては、熱射病&日射病があります。熱射病は、高温熱源&輻射熱&熱放散障害による熱中症で、日射病同様、上半身の体温上昇が原因となります。日射病は、直射日光による熱中症で、太陽光熱により頭頂部が非常に熱せられ、身体の熱気上昇も加わります。スポーツ中では筋肉の発熱量も多くなり、皮膚露出部の日焼けによる皮膚温度上昇から筋肉温度上昇となるので「頭部顔面部〜上半身上部を冷やす事(頭部&後頭部&顔面部&手足背中直接冷却)」が早急に必要となります。熱中症症状は「意識障害&頭痛&眩暈&耳鳴り&あくび&眼華閃発&視力障害」&発汗停止&四肢痙攣&皮膚高温乾燥(手の甲を摘むと皮膚が元に戻らない)が現れ、悪化すると昏睡から死に至る事もあり、体温が高い程&高温状態が長い程病態は悪くなります(診察段階と推察されますが、熱中症発症時体温が更に15分以内1度上昇する体温調節機構崩壊&体温47℃迄上昇した症例もあるとの事←検温部は不明、救急車は日陰+クーラー冷却が効いている為車内に患者を運び込み搬送する事が出来、搬送時間中に表面温度は下がると思います)。熱中症特有症状は、脳症状です。程度により様々な脳症状が現れ、中枢神経系炎症症状+脳脊髄液圧上昇となりますが、鑑別診断として感染症による発熱があります。熱中症予防として水分摂取がありますが、多めの水分摂取の副作用として浮腫があり、一般症状として「膝下浮腫&背中浮腫」が現れます。この浮腫という循環不全は、血管内循環⇔血管外循環という毛細血管⇔細胞組織(体液循環の最も遅い血管外組織)での物質代謝障害となっている為、体調不良に結び付いてしまう事もあり、足の重たさを感じていない方も「浮腫改善+発汗促進利尿作用促進の施術」を行い「生理的水分代謝活性化」すると足がとても軽くなり身体も軽くなったと感じる様です。

Q:悩みについて

悩みは、身体症状同様に心の症状である場合があり、様々な身体症状が軽く楽になる事で解消される場合もあります。「なかなか解消回復しないな」と感じたら直ぐにいらしてください。身体症状改善+施術後の爽快感で、施術直後に軽くなる感覚が心の症状も軽く致します。早期発見&早期施術で身体バランスを整え体内を活動的にしながら徐々に快方へ向かいます。しかし施術後症状が改善されないようでしたらお薬の服用が必要と考えられますが、施術との併用療法も体内活動を良好にして効果的です。

Q:食べ物が咽喉に詰まった時の救急処置(意識がある状態)

A:最初は、自分で何とか取り出そうと咳をしたりしている状態です。しかし取り出せない。

救急処置は、呼吸が出来ない時間が少し経過してから行う事になります。

その為、一刻を争う事となり様々な救急処置法を選択している時間はありませんので、処置者は「一番効果のある方法を選択する事」が重要となり、この一手で解決出来ないと判断したなら直ぐに119番通報が良いと思います。

『頭を真下に下げて咳をさせ背中を叩く事』→『119番通報』→『様々な方法を試してみる』

重要な事は「重力を利用する事」です。

頭を真下へ下げる事により重力を利用して詰まった物を下へ移動させ口の方へ排出する事が出来ます。

頭を起こしている状態では、重力に逆らう必要があり、少し動く程度では元に戻ってしまい取り出し難い様です。

日本赤十字社HP(気道異物除去)には様々な救急処置法が説明されてありますので、119番通報後、救急車到着まで様々な方法を試すと良いと思います。


Seitai中川整体治療院(出張専門)

〒181-0013
東京都三鷹市下連雀7-14-21-312
TEL 090−1850−0528