Chichester
1998年11月に会社の命により英国に駐在になりました。仕事場はHavant、住んでいるのはChichesterです。上の地図で探してください。Havantは表示されていませんが、Portsmouthのすぐ北の鉄道(実線)が交差しているところです。Chichesterはローマ時代にローマ人によりつくられた町で2000年の歴史があります。ローマ時代にはNoviomagvsと呼ばれて南部の要衝でした。中世以降は商業都市であったようです。今も町のまわりには城壁がありこじんまりとしたかわいい美しい町です。駅のすぐ南から海まで続く運河があります。城壁とそのまわりの円形の道(Ring Road)を4等分するように東西南北に2本メインストリートがはしり(ローマ時代につくられた道のなごりです)、交差点の南西に町のシンボルの大きな教会(大聖堂)があります。
これが町の地図です。家族で住んでいた日本人は私たちだけのようでした。英国人と結婚して住んでいる女性は2、3人いるようです。College(日本では単科大学のことを言いますが、英国では短大に相当するもののほか専門学校もこう呼ばれます。上の地図の左欄外にあります)に留学生用の語学教室があり、そこか語学学校(East Street)に語学留学(たいてい1学期くらい)する日本人は常時30〜50人位はいるようです。
ショッピングはメインストリート(South,North、East、West Street)に集中しています。日曜日は1/4位しか開いていません。平日も5時を過ぎるとほとんど閉まってしまいます。スーパーマーケットは、西の外れにTesco、東の外れにSainsbery,駅の横にWaitroseがあり、これらは日曜日も営業しているほか、平日も割合遅くまで営業しています。町の中心ではEast StreetにTescoの小さな店(小Tesco)とMarks&Spencerがあります。スーパーは日曜日にもたいてい営業しています。コンビニはSouth Streetにあります。
駅からSouth Streetに入ったところにWabisabiというアンティーク風のお店があります。そこでお米(カリフォルニア米ですが)、調味料、乾麺等日本食材をある程度売っています。駅の西側のWaitroseというスーパーにも日本食材風のものがいくつかあります。East StreetにあるMarks&Spencerでは時々お寿司を売っていますが、日本人の口には合いません。Waitroseでもお寿司を売っています。こちらは日本のコンビニ並です。値段は3倍くらいですが。
2002年の3月に帰国しました。