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アルバム「MIDIAN」から

「ミディアン」登場人物と映画出演者

()内は演じた俳優。項目最後の活動状況は2009年3月時点のもの。
俳優活動についてなので、他の分野で活動している可能性もある。

ブーン/カバル(クレイグ・シェイファー)
ファーストネームはアーロン。本編の主人公。原作では美形というニュアンスで表現されているが、映画の方は、シェイファーには悪いがその表現には程遠い。小説版では、中盤過ぎまで“ルックスの他にとりえなし”という感じだったが、クライマックスに至ってなかなか頼もしくなった。「夜の種族(ナイトブリード)」達の救世主で、その時は「カバル」という名で呼ばれるが、今作でその名は出てこない。
Craig Sheffer:俳優業続行中。出演作はホラーからアクション、サスペンスまで沢山有り。その中に「ザ・ヴァイキング 魔王復活(原題:BERSERKER: HELL'S WARRIOR)」というのがあって、メタル的にヒジョーに気になる…。
ローリー(アン・ボビー)
ブーンの彼女。小説では「可愛いんだけど、ちょっとさえない」感じの女性として書かれている。忍耐強くて行動派なのは確か。小説では、ミディアンの住人達に対して、最初は嫌悪感を持ちつつ次第に理解していったのだが、映画の方はそういう様子はなし。時間的にそこまでの感情は表現できなかったようである。
Anne Bobby:2007年リリースのゲーム「BioShock」の声出演後は女優活動無し。
デッカー博士(デヴィッド・クローネンバーグ)
最初はブーンの精神的相談役として登場するが、実は連続殺人鬼。自分のやった殺人の罪をブーンに着せて、折良く始末するつもりだった。結果的には彼の思い通りに事が運んだが、ブーンが「夜の種族」と遭遇した事で計画が一部狂った。彼が殺人を犯すときに着用する「仮面」との「会話」が不気味(小説版)。蛇足だが、小説から私が想像した仮面のイメージと、映画で使われた仮面の形状が、ほとんど同じだったので余計に気味悪かった。蛇足ついでだが、SLIPKNOTに、似たような仮面をつけてるメンバーがいて、そっちの方も気味が悪かった。
David Cronenberg:出演者中一番の、映画界的著名人なのであえて説明無し…だけど、実は私は最近まで、氏が「スキャナーズ」「ザ・フライ」の監督だと知らなかった。
ナルシス(ヒュー・ロス)
大層な名前だが、美形ではないので期待しないように。ブーンが自殺未遂(映画では事故)で運ばれた病院にいた。何故いたのかは不明。特に親切な人物ではないが、ブーンを助けにいったり(これは自分の保身もあったろうが)、最後には、ローリーを助けようとして絶命してしまう。(死人なのに死んでしまう!)。映画の方ではイカれたロッカー風の結構気のいいキャラクターで、最後まで生き延びる。
Hugh Ross:イギリスの権威ある賞なども受賞してるベテラン。60代の現在も俳優業続行中。
バベット(キム・ロバートソン)
ローリーが、ブーンを探してミディアンにいったときに助けた、夜の種族の少女。映画の方では、ローリーに夜の種族の過去を見せた他には特に出番がなかったが、小説では、ローリーと精神感応したり、クライマックス近くでブーンに道案内したりと、見せ場が多い。
Kim Robertson :2000年の映画出演後活動なし。英語カタカナ両方でググると、明らかに別人のケルティック・ハープ奏者が検索されてくる。
レイチェル(キャサリン・シュヴァリエ)
バベットの母親。原作にはなかったが、ナルシスとともにブーンを助けに鑑別所に向かう。見張りの警官の精気を吸い取り、ブーン救出に成功。その時何故か上半身ヌードになるというオマケつき。サキュバスのような能力があると思われるが、とりつく島のなかった小説版と違って大活躍。
Catherine Chevalier :1998年のテレビドラマ出演以降女優活動無し
アイガーマン(チャールズ・ハイド)
ミディアンに一番近いところにある街、シェア・ネックの警察署署長。自己顕示欲が旺盛。小説版では生き残り、夜の種族達に借りを返すと心に決めるのだが、映画版ではどうやら死んだらしい。この署長にしろ警官達にしろ、この作品中では、人間がかなりの悪者として描かれている。
Charles Haid :監督業も兼業。俳優としては2006年以降活動無し。90年代にはエミー賞ノミネートなどされているので、そこそこの地位にはあるらしい。
アシュベリー(マルコム・スミス)
小説では女装趣味、映画ではアル中で精神不安定という神父。映画での存在はあってもなくてもいいような感じなのだが、聖書の一説を読ませるのに必要だったのかもしれない。
Malcolm Smith:オフロード・バイク界では“神”と呼ばれているレーサーで、その筋の重鎮。……検索した海外の映画サイトではこのレーサーと同一人物のような表記があるが、彼がこの映画に出演した時は49才のはずで、映画でのアシュベリーは、そういう年齢にはとても見えなかった。どうも信じられない。今度映画を見る事があったら、レーサーのスミス氏と比べてみる。今はいちおう、仮情報という事で。
シェリル(デボラ・ウェストン)
ブーンを探しに行ったローリーが、その途中で知り合った女性。「やっと見つけた理想の恋人」に殺されてしまうのだが、その恋人というのはデッカーだった。話のキーパーソンになると思ったので、あっけなく殺されて、こっちもあっけに取られた。
Debora Weston:2007年の映画出演以降女優活動無し
ライルスバーグ(ダグ・ブラッドレイ)
夜の種族を統括する責任者のような存在。迂闊な行動が自分達をどんな目にあわせるか解っているので「掟」に厳しい。小説では「背広を着た紳士」と表現してあったが、映画はRPGに出てくる老賢者か、魔導師のような扮装だった。
Doug Bradley :クローネンバーグ氏が映画界的著名人なら、この人はある意味メタルのヒーロー、ピンヘッドである。お年を召した現在も、精力的に俳優業続行中。
ペロキン(オリヴァー・パーカー)
ブーンが、ミディアンで出会った最初の夜の種族(二人連れで、もうひとりはジャッキー)。ブーンを餌にしようとして噛み付いたのだが、この傷から感染して、ブーンは夜の種族になった。映画で「最初から仲間にするつもりで(噛み付いた)」というような意味の事を言っていたが、怪しい(笑)。
Oliver Parker:近年は監督業の方が活発。
バフォメット
ミディアンの創造主。ぼろぼろの状態でミディアンの底深くに存在する。恐ろしい存在ではなく、どちらかというと慈悲深い。どういう存在なのかは不明。しかし、映画の方の造型は、もうちょっとどうにかならなかったんだろうか…。
Baphomet:彼はハリボテです…。